12000作品を紹介!あなたの映画図書館『MIHOシネマ』

映画『ゴースト・スクール』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ゴースト・スクール』の概要:教師のモデストは、幽霊の姿を見て言葉を交わすことができた。そのことで度々学校をクビになっていた。モデストはモンテドルテ校に面接に行き、無事に採用される。しかし、その学校には1986年に亡くなった5人の生徒の幽霊がいた。

映画『ゴースト・スクール』の作品情報

ゴースト・スクール

製作年:2012年
上映時間:101分
ジャンル:コメディ、ホラー
監督:ハビエル・ルイス・カルデラ
キャスト:ラウール・アレバロ、アレクサンドラ・ヒメネス、アンドレア・ドゥーロ、ハイメ・オリアス etc

映画『ゴースト・スクール』をフルで無料視聴できる動画配信一覧

映画『ゴースト・スクール』をフル視聴できる動画配信サービス(VOD)の一覧です。各動画配信サービスには2週間~31日間の無料お試し期間があり、期間内の解約であれば料金は発生しません。無料期間で気になる映画を今すぐ見ちゃいましょう!
U-NEXT ×
Hulu ×
Amazonビデオ
dTV ×
TELASA ×
TSUTAYA DISCAS
ビデオマーケット ×
Netflix ×

※動画の配信情報は2022年5月時点のものです。配信状況により無料ではない場合があります。最新の配信状況は各動画配信サービス(VOD)の公式サイトでご確認ください。

映画『ゴースト・スクール』の登場人物(キャスト)

モデスト(ラウール・アレバロ)
教師。幽霊の姿を見て、言葉を交わすことができる。そのことで学校を度々クビになってしまう。
ティナ・エスカロニージャ(アレクサンドラ・ヒメネス)
モンテドルテ校の校長。亡き父の跡を継いで校長になった。父の代で起こった火災事件に心を痛めている。
マリヴィ(アンドレア・ドゥーロ)
モンテドルテ校の元生徒。1986年に起きた火災により、妊娠した状態で亡くなった。恋人のことを深く愛している。
ダニー(アレックス・マルニー)
モンテドルテ校の元生徒。1986年に起きた火災により、亡くなった。不良で、生前は問題行動を起こしていた。ある事情により、成仏することを恐れている。

映画『ゴースト・スクール』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ゴースト・スクール』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ゴースト・スクール』のあらすじ【起】

教師のモデストは、幽霊が見え会話することができた。幽霊は生身の人間と見分けがつきにくく、車に轢かれそうになっている幽霊を生身の人だと誤解して驚くこともあった。周囲は幽霊の存在を信じず、モデストは区域の全校でクビになってしまう。

モンテドルテ校では学級崩壊が起き、教師の退職者が増え、教師の自殺未遂者まで現れた。ティナ・エスカロニージャ校長は教育委員長に、今学期中に秩序ある学校に変えるよう指示される。PTA会長のオテギは勝手にティナの助手の座に就き、手助けすることにした。

モデストはティナの面接を受け、モンテドルテ校で働くことになる。学校に出勤するが、生徒にからかわれて使われていない図書館に迷い込んでしまう。そこには生徒の幽霊の姿があった。モデストは驚き、幽霊から逃げて学校を辞めることにした。

ティナはモデストに霊能力があることに気づき、助けを求めた。霊能力者も超心理学者も役には立たなかったが、学校で超常現象が起きることには気づいていた。校門が激しく揺れたり、ゴミ箱が勝手にひっくりかえるのを見たのだ。モデストは学校内で写真が飾られている場所に向かい、彼らを見たことをティナに教えた。それは、1986年に亡くなった生徒達だった。

映画『ゴースト・スクール』のあらすじ【承】

生徒のエルサは友人達と学校でウィジャボード(霊と会話できるゲーム)をして遊んでいた。すると、椅子が勝手に動き出し、友人達は怯えて逃げていった。エルサは幽霊を恐れておらず、名前を尋ねた。エルサに一目惚れした幽霊のホルヘは、ウィジャボードを使って名前を教え会話をした。

ティナの父が校長だった頃、講堂でクリスマスパーティーをしているときに5人の生徒が図書館で居残りをしていた。学校で火事が起こったが、パーティーの音楽で警報器が聞こえず5人は取り残されてしまった。そして、5人全員死んだのだった。ティナは生徒達の幽霊を説得して、学校から追い出して欲しいとモデストに頼んだ。モデストは幽霊と会話できる自分は普通じゃないと悩んでいたが、ティナからあなたはまともだと言われ喜んだ。

モデストは幽霊達に出て行って欲しいと説得するが、拒まれてしまう。セラピストの自殺した幽霊に助言を求めた。すると、この世に留まっているのは、やり残したことがあるからだと言われる。モデストは生徒の幽霊がやり残したことは、卒業することだと気づく。

モデストは幽霊達に高校3年生の勉強を教え、卒業させることにした。しかし、幽霊で不良のダニーの強い反発に遭い、木に股間を打ちつける悪戯をされる。オテギはそんなモデストの姿を見てしまい、娘の目をそっと隠した。オテギの目には幽霊の姿が映っておらず、モデストが自分で木に股間を打ちつけているように見えていた。

映画『ゴースト・スクール』のあらすじ【転】

モデストは音楽を流したりサッカーのワールドカップでスペインが優勝したことを話したりして、幽霊達と交流を深めた。幽霊達は学校の外に行きたいと思うようになる。ホルヘはバスケやオリンピックなどのスポーツ観戦がしたかった。アンヘラは書店に行って本を購入したかった。妊婦のマリヴィは恋人に会いたかった。酔っ払って死んだピンクフロイドは、お酒が飲みたかった。ダニー以外の4人は学校から出るため、モデストの授業を受けることにした。

ホルヘとエルサはパソコンを使って会話を行い、交流を深めた。ダニーはモデストの影響を受けている仲間達の様子が気に入らず、アンヘラをからかって傷つけエルサが持っているパソコンを壊した。ホルヘは壊れたパソコンを見て心を痛める。エルサはパソコンと共に、ホルヘの写真を持っていた。

ダニーが勉強に興味を示すようになった。そんな時、オテギが教育委員長に連絡を取り、創立記念式典に招待したことが発覚する。幽霊達がいたままでは、問題が起きてティナは学校にいられなくなってしまう。モデストは話を聞き、ティナを慰めた。

学校に居場所がないエルサは、死んでホルヘに会おうとしていた。ホルヘは複雑な思いを抱く。そんな中、皆で卒業試験を受けることになった。他の4人が「優」や「可」の成績を取る中、ダニーは分かっているはずの問題が空欄になっており「不可」の成績を取った。しかし、モデストは授業中の努力を認め、ダニーに「可」の成績を与えることにした。卒業試験に全員合格したのに、ダニー達は成仏しなかった。ショックを受けたダニー達は、学校で暴れ回った。

映画『ゴースト・スクール』の結末・ラスト(ネタバレ)

モデストは自殺したセラピストに再び相談し、ダニーの「罪」がキーになっていることに気づく。そんな中、オテギから学校内の騒動はお前のせいだと責められ、辞職に追い込まれる。ティナは学校を守るため、オテギを止めることができなかった。モデストは学校を去る前にダニーを説得し、抱えている罪を話させた。ダニーは火事を起こしたのが自分だと明かした。黙っていたのは、地獄に落ちるのが怖かったからだった。

ティナは和解しようと電話をかけるが、モデストは出てくれなかった。途方に暮れた彼女は、校内放送を使って幽霊達を旧図書館に呼び寄せ、助けて欲しいと頼んだ。ダニー以外の4人はモデストに会いたいという思いから、行動を起こした。ピンクフロイドが事務員の女性の体に乗り移り、モデストに電話をかけた。そして、ティナがモデストに気があるという嘘を吐き、学校に来て欲しいと頼んだ。

式典当日。モデストが姿を現した。オテギがそのことに不快感を示したとき、大量のボールがどこからともなく落ちてきた。オテギは超常現象を信じておらず、モデストの仕業だと思っていた。ティナはホセ・マリア・オテギの名を呼び、窘めた。それを聞いたマリヴィは、オテギが自分のかつての恋人だと気づく。マリヴィはオテギが自分と別れるために書いた手紙を見つけており、怒りを露わにした。モデストはそのことをオテギに指摘するが、逃げられてしまう。

アンヘラは女性の体に乗り移り、皆の前で歌を歌った。しかし、オテギに邪魔をされてしまう。オテギは教育委員長や皆の前で、ティナは精神を病んでいると糾弾した。ダニーはオテギの体に乗り移り、ドラッグの入手場所を知っているなど滅茶苦茶なことを話してズボンを脱ぎ恥を掻かせた。そして、こっそりマリヴィ達に向けて謝罪の言葉を口にした。ティナはオテギを退場させると、パーティーを復活させることを宣言した。

ホルヘはプールで自殺しようとしたエルサに気づき、モデストに助けを求めた。幽体離脱したエルサに、愛しているから生きて欲しいと思いを伝えてキスをした。エルサは無事に目を覚ました。

モデストはピンクフロイド達とパーティーに参加した。ディスコに行きたがっていたピンクフロイドは喜び、はしゃいだ。モデストとティナ、エルサが見守る中、ダニー達は成仏した。モデストとティナはキスをした。

映画『ゴースト・スクール』の感想・評価・レビュー

音楽も良く、ストーリーも良く、テンポも良い作品だった。始めモデストは幽霊が見えることに疲れ切っていて、無表情でいることが多かった。しかし、ティナに認められ生徒の幽霊達と関わるようになってからは生き生きとした表情をするようになり、先生として頑張る姿は自然と応援したくなった。幽霊ではあるが、ダニー達5人の友情がとても素敵だった。オテギがマリヴィの恋人だったことが一番驚かされた。若い頃のオテギの姿を見てみたかった。(MIHOシネマ編集部)


幽霊とコミュニケーションが取れる先生が学校に取り憑いた幽霊たちを成仏させてあげるコメディ作品。設定からB級作品だろうなと期待していませんでしたが、意外とストーリーがしっかりしていて、ラストには衝撃の真実がありました。
霊感が強いとどこに行っても気配を感じてしまうし、もう面倒臭いと嫌気がさしてしまうモデストの気持ちが物凄く分かりました。幽霊と話せるなんて無気味ですが、モデストを見ていると少し楽しそうだなと感じました。(女性 30代)

みんなの感想・レビュー