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映画『ハードコア』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ハードコア』の概要:サイボーグとして復活したヘンリー。だが、突如秘密結社のリーダーエイカンに狙われたことで戦闘に巻き込まれることになる。全編一人称視点で描くことでより臨場感ある映画となった新しいアクションムービー。

映画『ハードコア』の作品情報

ハードコア

製作年:2016年
上映時間:96分
ジャンル:SF、アクション
監督:イリヤ・ナイシュラー
キャスト:シャールト・コプリー、ダニーラ・コズロフスキー、ヘイリー・ベネット、アンドレイ・デミエンティエフ etc

映画『ハードコア』の登場人物(キャスト)

ヘンリー(セルゲイ・ヴァルヤエフ)
記憶を失ったサイボーグ人間。妻であるエステルを救うべくサイボーグの体を活かし戦う。
ジミー(シャールト・コプリー)
エイカンの元部下で復讐することを誓っている男。クローン技術を活用し、ヘンリーを助ける。
エイカン(ダニーラ・コズロフスキー)
ヘンリーを狙う謎の男。多くのサイボーグマシーンを作り戦闘兵を量産することを目的としている。
エステル(ヘイリー・ベネット)
ヘンリーの妻。ヘンリーを救おうとするがエイカンに捕まってしまう。

映画『ハードコア』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ハードコア』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ハードコア』のあらすじ【起】

ヘンリーは手術台の上で目覚める。自身の体は失っているが、科学者の女性エステルが義手等をつけ、体を補完してくれていた。彼女曰く、ヘンリーの妻だというがヘンリーには記憶がなかった。

声帯機能以外は復活したヘンリーだが、突如エイカンと名乗る男とその部下がヘンリー達に襲い掛かってくる。エイカンは音声エンジニアを宙に浮かせ触れることなく殺す特殊能力で殺害しヘンリーを追ってくる。

基地から脱出ポッドで脱出したヘンリーとエステルだが、直後エステルはエイカンの部下に捕まり連れ去られてしまう。

エイカンの部下に襲われながら逃げると突如、知らない男に救われ、車でその場から一緒に去る。だがその直後、男は銃で撃たれ死んでしまう。

服装を変え人混みに紛れながら逃走し、バスに乗ったヘンリーだが、座った席の目の前に味方だと名乗るホームレスの男ジミーが現れる。彼はヘンリーの内部についていた追跡装置を外し、スマートフォンを渡すと地図の示す場所へ向かうよう指示をする。だがその直後、エイカンの部下が現れ、火炎放射器によってジミーは体を焼かれ、ヘンリーはその場から去り、一旦地図の場所へ向かうことにする。

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映画『ハードコア』のあらすじ【承】

再度1人で行動することになったヘンリーは、ジミーに教えられた地図の場所を目指す。地図はヘンリーの生命維持装置であるバッテリーの在り処を示していた。

地図の場所へ到着したヘンリーだが、1人の男が椅子に座っていた。ジミーは死ぬ前に地図の場所にいる男の心臓の下にあるバッテリーを奪うよう言っていたため、男からバッテリーを奪おうとするが抵抗される。

そこへエイカンの部下たちも援護に駆けつけたため、ヘンリーは銃撃戦になる。一人ずつ着実にエイカンの部下を倒したがその間に対象の男は逃走していた。

ヘンリーは対象の男を走って追いかけようやく男を捕まえる。観念した男は、真相を話そうとしたがその直後、何者かに銃で撃たれ殺害される。

このままではヘンリーは自身に危険が及ぶためバッテリーを抜き取ることを優先しその場を後にする。

一旦避難したヘンリーはスマートフォンに着信がかかり確認すると、死んだはずのジミーからの電話であった。ヘンリーは再度ジミーから電話で指示があった場所へ向かう。

映画『ハードコア』のあらすじ【転】

ジミーが指定した場所は風俗経営をしているクラブであった。ヘンリーは中に入ると、VIPルームでは女性達と行為に励んでいるジミーを見つける。しかし、バッテリーが切れてその場でヘンリーは倒れてしまう。ヘンリーは再度バッテリーをチャージされ気が付くと、そこには先ほどまで裸でいたジミーとは異なり、誠実なジミーがいた。

ヘンリーが復活した直後、ヘンリーの後を付けていたエイカンの部下が侵入し銃撃戦になる。駐車場に追い詰められたヘンリーだったが、先ほど会ったジミーとはまた異なり、好戦的なジミーに救われる。

ヘンリーとジミーはバイクで移動し、道中の敵を銃で倒していく。敵の車の中にいるエステルを見つけ救出にかかるもエイカンが待ち構えており、負けてしまう。

エイカンの部下に引きずられ森に埋められそうになったところをまたジミーに救われる。ヘンリーはジミーが案内する基地へ移動するとそこには車いすに乗った本物のジミーがいた。ジミーは以前、エイカンの部下で研究者として働いていた。だが、研究中にエイカンによって下半身不随の麻痺状態にさせられたことでクローン技術を活用し、エイカンへ復讐する機会を伺っていた。

エイカンはこのまま放置して置くと、死んだ人を活用しサイボーグマシーンを作ってしまうためヘンリーとジミーは阻止するために動く。

映画『ハードコア』の結末・ラスト(ネタバレ)

ヘンリーの視覚情報はエイカンに送られるようになっていたため、ヘンリー達のエイカンに潜伏場所が割れてしまった。早急に対策する必要がありジミーは自分のクローンを総動員させエイカン達を迎え撃つ体制を整える。

エイカン達が潜入してきたことで激しい銃撃戦となった。その結果、ジミーのクローン達を多く失う。残り1人となったジミーのクローンとオリジナルのジミー、そしてヘンリーの3人は、エイカンがいるアジトへ行く。

アジトではエイカン達の部下の待ち伏せに遭い、ジミー達は致命傷を負う。このまま進むことはできないことを察知したジミーは、ヘンリーにエイカンの討伐を託し息を引き取る。

ヘンリーはエイカン達のサイボーグマシーン達を撃退しつつ、彼らからバッテリーを奪いエイカンを追いかける。ようやく屋上でエイカンを捕らえるが、エイカンの特殊能力によって手も足も出ない。追い打ちをかけるように、エイカンだけでなく妻であるエステルもエイカンと共謀し、サイボーグマシーンを作ることに加担していた事実にヘンリーは落胆する。だが、ジミーの犠牲を無駄にできないヘンリーは、エイカンとエステルに立ち向かい倒すことに成功し、自由の人生を得るのであった。

映画『ハードコア』の感想・評価・レビュー

全編一人称視点なので、ゲームをしている感覚になった。ただ、その分酔いやすくて、自分は一度に全て見るのは無理だった。おもしろかったのだが、どうしても気持ち悪くなってしまう。「3D酔い」をしてしまう人には、要注意な作品。
ヘンリーに記憶がなかったことから、なんとなく分かってはいたが、ラストでエステルがエイカンと共謀していることが判明したときは改めてガッカリしてしまった。エステルもなかなか恐ろしい女性だと思う。(女性 30代)


気が付くと巨大な陰謀が動き出し、訳の分からないまま敵に追われる男の話が終始一人称視点で描かれています。知っている人は共感できると思いますが、スタイリッシュな”バイオハザード7”のような作品です。映像は斬新で、奥さんが敵だったというオチも良く、協力者との男の友情も良かった。ですが、ボスは何だったのか。超能力に関しては意味不明で、何も明かされずモヤモヤしました。それと、自分は1時間で酔いました(笑)。(男性 20代)

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