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映画『セントラル・インテリジェンス』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『セントラル・インテリジェンス』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『セントラル・インテリジェンス』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『セントラル・インテリジェンス』の結末までのストーリー
  • 『セントラル・インテリジェンス』を見た感想・レビュー
  • 『セントラル・インテリジェンス』を見た人におすすめの映画5選

映画『セントラル・インテリジェンス』の作品情報

セントラル・インテリジェンス

製作年:2016年
上映時間:107分
ジャンル:アクション、ヒューマンドラマ、コメディ
監督:ローソン・マーシャル・サーバー
キャスト:ドウェイン・ジョンソン、ケヴィン・ハート、エイミー・ライアン、アーロン・ポール etc

映画『セントラル・インテリジェンス』の登場人物(キャスト)

カルヴィン・ジョイナー(ケヴィン・ハート)
会計士として働く社会人。学生時代、文武両道でみんなのヒーローであったが、理想の大人になれていないことに劣等感を感じている。
ロビー・ウィアディクト / ボブ・ストーン(ドウェイン・ジョンソン)
カルヴィンの同級生。学生時代はいじめられていたが、現在はCIAのエージェントとして働く。過去いじめっ子から守ってくれたカルヴィンに恩義を感じている。
パメラ・ハリス(エイミー・ライアン)
CIAのエージェントでロビーの上司。反逆罪のロビーを追う捜査官。

映画『セントラル・インテリジェンス』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『セントラル・インテリジェンス』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『セントラル・インテリジェンス』のあらすじ【起】

優等生カルヴィン・ジョイナーは、高校の全校集会で全生徒の代表としてスピーチをする。その最中、ふくよかな体形のロビー・ウィアディクトはいじめっ子達に裸の状態でスピーチ会場に連れて行かれる。カルヴィンは、着ていたジャケットをロビーに貸してあげ、ロビーはその服で体を隠しその場を去る。

それから20年後、カルヴィンは会計士として働いている。高校時代から交際し結婚した妻のマギーからは高校の同窓会に誘われるが、高校時代の栄光からかけ離れている今の自分に自信がなく参加を渋る。

仕事場へ戻ったカルヴィンはFacebookを開くとボブ・ストーンという名前の人物から友達申請を受ける。気になったカルヴィンはチャット上でボブと連絡を取ると高校時代いじめられていたロビーであることを知る。久しぶりに話したいと誘われたカルヴィンはその日の夜ロビーに会うことにする。

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映画『セントラル・インテリジェンス』のあらすじ【承】

夜、待ち合わせのバーへ来たカルヴィンはロビーに再会する。だが再会したロビーの姿は、20年前とは異なり筋肉質な体形でかっこよくなっておりカルヴィンは驚く。

ロビーは、会計士であるカルヴィンへある人物の不正会計の調査を依頼する。カルヴィンは自分のPCから調査したところ、オークションの支払いという名義で複数のダミー口座を行き来していることを突き止める。詳細をロビーへ聞くが彼は答えずにそのままカルヴィンの家で寝てしまう。

翌朝、カルヴィンの家へCIAのパメラ・ハリスが訪れ、反逆罪のロビーの引き渡しを要求する。すでにロビーは家から逃げており、カルヴィンはパメラに事の経緯を聞く。パメラ曰く、ロビーはCIAのエージェントであり、任務中に同僚のフィルを殺害し、衛星システムの暗号コードを盗んだ罪があり追っているとの説明を受ける。パメラの説得に困惑しながらもカルヴィンはロビーの捜査に協力する。

パメラと行動したカルヴィンだが、直後ロビーに誘拐されパメラの言うことは誤認であり、衛星システムの暗号コードを売ろうとしている黒幕がいるので力を貸してほしいと依頼される。

高校時代唯一助けてくれたカルヴィンだからこそ信頼できるとロビーに説得され、2人は暗号コードをオークションで売ろうとしている取引番号の調査を行う。

映画『セントラル・インテリジェンス』のあらすじ【転】

取引番号を知るのは高校時代、ロビーをいじめていたトレヴァーであった。彼は取引番号を教えてくれたものの20年前と変わらずロビーを侮辱する。CIAのエージェントとして多くの敵を蹴散らす力もあるロビーだが、過去のトラウマからトレヴァーに何も言い返さずにその場を去る。

取引番号を取得した2人だが、パメラからカルヴィンへ電話がかかってくる。捜査協力しないと妻マギーの安全も担保できないと脅されたカルヴィンは、ロビーの居場所をパメラへ教えてしまった結果、2人はCIAに捕まる。

2人はCIAの基地に連行された。パメラから拷問を受けるロビーにカルヴィンは後ろめたさを感じ、彼を助けることを決意する。見張りのCIA職員に対し、機転を利かせ退けつつロビーを救出することに成功する。2人を捕まえようと襲ってくるCIA職員に対し、カルヴィンとロビーは協力しながらその場から車で逃走をする。

取引番号は座標の位置を示していることに気が付いた2人は、暗号コードを売ろうとしている黒幕を追うため飛行機でボストンへ向かう。

映画『セントラル・インテリジェンス』の結末・ラスト(ネタバレ)

カルヴィンとロビーは、ボストンの座標位置についた。カルヴィンをその場に残し、ロビー1人で暗号コードの売買の待ち合わせ場所である地下駐車場に乗り込む。だが数分後、駐車場へ向かうパメラの姿を見かけたカルヴィンは、パメラが黒幕だと思い込み、ロビーを助けに駐車場へ向かうことを決める。

地下駐車場では暗号コードの買い取り人とロビー、パメラ、そして死んだはずのロビーのかつての相棒フィルがいた。本当の黒幕はフィルであり、カルヴィンとロビーはフィルを倒すことでパメラとの誤解も解けた。

事件を解決した2人はそのまま同窓会へ行く。かつて醜態を晒しコンプレックスを抱いていたロビーだが、カルヴィンに励まされ、変われたことを同級生全員の前で話す。20年前とは異なり、今度は自分から服を脱ぎ裸になったロビーは、人はコンプレックスを乗り越え内面から変われることを証明し同級生達も拍手喝采を送った。

その後、パメラとロビーから誘われたカルヴィンはCIA職員として働くことになった。初出勤の朝、カルヴィンのところへロビーが迎えに来る。ロビーは20年前に借りたジャケットをカルヴィンに返し、笑顔で2人はCIAの職場に向かうのであった。

映画『セントラル・インテリジェンス』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

これ大好きなんです。高校生のころ、全然目立たなかった子が大人になって久しぶりに会ったらあれ!?ってことありますよね。その逆も然り。この作品は高校生のころ学園のヒーロー「ゴールデン・ジェット」と呼ばれていたケヴィン・ハート演じるカルヴィンと太っちょでバカにされていたドウェイン・ジョンソン演じるボブ・ストーンのドタバタ痛快アクション。
大人になるって良いも悪いも色々ありますよね。子供の頃悩んでいたことも、大人になってみるとすごくちっぽけなことだったりして。でもそれに気づくのは大人になってから。観るだけで元気になれる作品です。(女性 30代)


本作は、高校時代はスーパースターで現在はしがない会計士、元いじめられっ子で現在はマッチョなCIAエージェントの2人が巻き起こす騒動を描いたドタバタコメディーアクション作品。
2人の友情を感じられるコンビネーションが最高だった。
また、本格的な切れの良いアクションシーン、コミカルなテンポの良さ、ハートフルな結末で、いじめ反対のメッセージ性が強く心に沁みた。
学生時代の悩みの小ささに気付くのは大人になった証拠だと思う。
前向きな気持ちになれる作品。(女性 20代)


真面目なシーンもあるのだが、コミカルなシーンが本当におもしろい、テンポ良く物語が進んで行くため、最後まで飽きることなくサクサク見ることができる。アクションシーンも見応えがあって良かった。
カルヴィンが虐められているロビーを救うシーンが好き。とてもさり気なくて、彼の優しさがよく表れている。大人になって自信を喪失している彼が、騒動を通じて変わっていく様子が見られたのは良かった。カルヴィンとロビーの友情に、胸が熱くなった。(女性 30代)


スクールカーストの頂点だった男と底辺だった男が時を経てコンビを組んだドタバタアクションコメディ。全体的に登場人物の魅力がイマイチな印象です。カルビンの人の良さと職場での地位が釣り合ってないのがちょっぴり切ないのですが、同窓会では質問攻めと思いきやモブ並みの存在感になってしまったラストまで切ない。展開的にしょうがないと思いますが、ボブ(ロビー)の高校卒業後の話ももう少し欲しかったです。人間味が薄くて、ただのカルビン信者なのが怖いです(笑)(男性 20代)


ドウェイン・ジョンソンとケヴィン・ハートの絶妙なコンビネーションが最高でした。高校時代のいじめられっ子がCIAの凄腕エージェントになるという設定は王道だけど、予想外の展開も多くて最後まで飽きませんでした。ラストの同窓会でのリベンジも感動的でした!(20代 男性)


女性でもすごく楽しめました!アクションが激しすぎず、コメディの比重が大きいので、笑いながら気軽に観られるのが良かったです。高校時代の栄光に縛られていたカルヴィンが、ボブと出会って変わっていく過程にちょっとホロリ。青春の痛みと再生も描かれていました。(30代 女性)


見た目はガチムチ、でも中身はピュアすぎるボブが最高に可愛かったです。ケヴィン・ハートのリアクション芸も相変わらずキレッキレで、掛け合いだけでも観る価値あり。ラストの裏切りの真相が明らかになるまで、まさかのどんでん返しでハラハラしました。(40代 男性)


女性としては、アクションよりも二人の友情の描かれ方にぐっときました。特にカルヴィンが「お前は変わってない」とボブに言うシーン、泣けました。過去を乗り越えるってこういうことなんだなと。テンポもよくて、休日にぴったりなエンタメ映画でした。(40代 女性)


途中から「実はボブが黒幕なんじゃ?」という疑念も出てきてドキドキしましたが、最後まで一貫して“いいヤツ”だったのが逆に新鮮でした。筋肉モリモリでも心は傷つきやすい繊細ボーイというギャップがたまらない。観終わった後、めっちゃ元気出ました!(30代 男性)


あまり期待せずに観たけど、予想以上に泣けました。特に高校の回想シーンがリアルすぎて、いじめや劣等感に苦しんだ経験がある人なら響くと思います。ラストでみんなの前で自分をさらけ出すボブに、思わず拍手したくなりました。(20代 女性)

映画『セントラル・インテリジェンス』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『セントラル・インテリジェンス』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

『スパイ』(2015)

この映画を一言で表すと?

「地味なCIA職員が、世界を救うスパイに大変身!」

どんな話?

CIAの分析官スーザンが、初めての現場任務でスパイとして活躍することに。ドジでおしゃべりな彼女が、豪快なアクションと機転で事件に挑む、痛快コメディアクション。

ここがおすすめ!

『セントラル・インテリジェンス』同様、予想外のキャラが大活躍するギャップが魅力。コメディ×スパイ要素がバランスよく、テンポの良さと笑いが止まらないエンタメ作です。

『メン・イン・ブラック』(1997)

この映画を一言で表すと?

「地球を守るのは、黒ずくめのふたり組──だけど、どこかユルい!」

どんな話?

異星人が密かに暮らす地球を監視する秘密組織「MIB」の新米エージェントJとベテランKが、地球の危機に立ち向かう。クールでスタイリッシュなSFアクション・コメディ。

ここがおすすめ!

ボケとツッコミの絶妙なバディ関係と、派手すぎないスマートなアクションが『セントラル・インテリジェンス』と好相性。笑いと驚きが詰まった痛快SFです。

『ラッシュアワー』(1998)

この映画を一言で表すと?

「文化も性格も違うふたりが、世界一息ピッタリな名コンビに!」

どんな話?

香港の敏腕刑事リーとおしゃべりなL.A.刑事カーターが、誘拐事件解決のためにタッグを組むバディ・アクション。ジャッキー・チェンの体技とテンポのいい掛け合いが光る!

ここがおすすめ!

性格も行動もバラバラなふたりが徐々に絆を深めていく展開は、『セントラル・インテリジェンス』ファンにはたまらないポイント。アクションもギャグも秀逸なシリーズです。

『ナイスガイズ!』(2016)

この映画を一言で表すと?

「ポンコツ2人組が、70年代のロサンゼルスで難事件に挑む!」

どんな話?

不運な私立探偵と短気な示談屋がコンビを組み、失踪事件の真相を追ううちに巨大な陰謀に巻き込まれていく。レトロで洒脱な雰囲気漂うバディ・ミステリー。

ここがおすすめ!

ユルさとシリアスさのバランスが絶妙で、『セントラル・インテリジェンス』のコミカルさと男の友情に惹かれた方にドンピシャな一作。キャラの掛け合いがクセになります。

『キス・キス・バン・バン』(2005)

この映画を一言で表すと?

「殺人と嘘と皮肉だらけの、最高にスタイリッシュなバディ劇」

どんな話?

泥棒上がりの男が俳優オーディション中に殺人事件に巻き込まれ、ゲイの探偵とコンビを組んで真相を追う。ミステリー仕立てのブラックユーモアが光るバディ・ムービー。

ここがおすすめ!

テンポの良い会話劇と予測不能な展開が『セントラル・インテリジェンス』に通じる魅力。ユーモアとサスペンスが融合した、ちょっと大人向けのオシャレな一作です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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