この記事では、映画『ヘラクレス(2014)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ヘラクレス(2014)』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0044657
製作年 | 2014年 |
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上映時間 | 98分 |
ジャンル | アクション アドベンチャー ファンタジー |
監督 | ブレット・ラトナー |
キャスト | ドウェイン・ジョンソン イアン・マクシェーン ルーファス・シーウェル ジョセフ・ファインズ |
製作国 | アメリカ |
映画『ヘラクレス(2014)』の登場人物(キャスト)
- ヘラクレス(ドウェイン・ジョンソン)
- ゼウスと人間の子で、12の難業を成し遂げた英雄として崇められている。実際は強靭な肉体を持つだけの、人間の傭兵である。
- アムピアラオス(イアン・マクシェーン)
- ヘラクレスの仲間の1人。自分の死さえ見通すとされている高名な預言者。
- アウトリュコス(ルーファス・シーウェル)
- ヘラクレスの仲間の1人で、スパルタの戦士。荒っぽい性格。
- テュデウス(アクセル・ヘニー)
- ヘラクレスの仲間の1人。言葉を喋ることができない。とある戦場にてヘラクレスに助けられた時は野獣のようであったが、少しずつ人としての振る舞いを身につけた。
- アタランテ(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)
- ヘラクレスの仲間の1人。アマゾネスの女戦士で、弓使い。
- イオラオス(リース・リッチー)
- ヘラクレスの甥で、一行と行動を共にする。話術でヘラクレスに箔を付けたり、戦士たちを鼓舞したりする役割。
- コテュス王(ジョン・ハート)
- トラキアの王。ユージニアの父でアリウスの祖父。反乱軍に脅かされている。
- ユージニア(レベッカ・ファーガソン)
- コテュス王の娘の王女。アリウスという息子を愛している。医者が足りない療養所で働くなど、慈悲深い性格。
- アリウス(アイザック・アンドリュース)
- ユージニアの息子で、未来のトラキアの王。ヘラクレスの伝説を信じている。
- エウリュステウス王(ジョセフ・ファインズ)
- かつてヘラクレスを仕えさせていた王。
- レーソス(トビアス・ザンテルマン)
- トラキアを脅かす反乱軍の首謀者。妖術を操るとされている。
映画『ヘラクレス(2014)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ヘラクレス(2014)』のあらすじ【起】
紀元前のギリシアで、全能の神ゼウスと人間との子であるヘラクレスは、神から与えられた12の難業を成し遂げた英雄として讃えられていた。しかしヘラクレスが神の子であるという伝説は、甥のイオラオスが箔を付ける為に広めた作り話であり、実際のヘラクレスは強靭なだけのただの人間だった。ヘラクレスはアムピアラオス、アウトリュコス、アタランテ、テュデウスといった仲間と共に傭兵として金を稼ぎ、いずれ穏やかな暮らしを手に入れることを夢見ていた。
ヘラクレス一行の前にトラキアの王女ユージニアが現れ、父親であるコテュス王に協力して欲しいと依頼する。トラキアは、妖術を操るレーソスという男が率いる反乱軍に脅かされていた。ユージニアの幼い息子のアレウスを始め、トラキアの民はヘラクレスの英雄譚を信じ、最後の望みを賭けたのだった。
ヘラクレスはまず素人の兵たちを鍛えようとするが、鍛錬が終わる前にコテュス王は出陣を急ぐ。しかし戦場である村に軍が着いた頃には既に壊滅状態で、妖術で操られた村人たちが軍に襲いかかってきた。軍は罠にかかり、誘い出されたのだった。
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映画『ヘラクレス(2014)』のあらすじ【承】
ヘラクレス一行の活躍で何とかコテュス王の命は助かるが、軍隊の半数が戦死してしまう。ヘラクレスも傷を負うが、神の子とされているためその傷を隠さなければならなかった。しかし負傷兵の手当てをするユージニアは、彼が人の子であることを察し、他の兵士と分け隔てなく傷を癒すのだった。
ヘラクレスは繰り返し、妻子が死んだという過去の場面を悪夢として見ていた。その夢にはいつも、妻子たちの血だらけの死体と、頭が3つある地獄の番犬ケルベロスの姿があった。
ユージニアはヘラクレスが妻子を殺したという噂を聞き、確かめようとするが、アウトリュコスたちは誰も真実を知らないと答えるのだった。
ヘラクレスによって素人の兵士たちは鍛えられ、イオラオスの話術によって士気も上がった。しかし仲間の預言者であるアムピアラオスは、自分は一週間以内に地獄のような場所で死ぬと預言するのだった。
レーソス率いる反乱軍とコテュス王の軍が激突する。以前と違い鍛えられた軍はレーソス軍を薙ぎ倒し勝利した。しかし捕虜になったレーソスは、コテュス王こそが暴君であると告発する。
映画『ヘラクレス(2014)』のあらすじ【転】
ヘラクレスがユージニアを問い詰めると、彼女は息子の命を守るためにコテュス王に協力していると告白した。コテュス王は前王を毒殺して王座に奪い、更には民のためを想って反乱したレーソスを、ヘラクレスを利用して押さえ込んだのだった。
真実を知ったヘラクレスはコテュス王を責め立てるが、王は報酬を与えて一行をトラキアから追い出してしまう。
ヘラクレスはトラキアに残り民を救おうと提案するが、アウトリュコスだけが反対し街を出て行ってしまった。
宮殿に乗り込んだヘラクレスたちだったが、ユージニアとアリウスを人質に取られ、地下牢に繋がれてしまう。ヘラクレスの前に、以前の主人であるエウリュステウス王とその飼い犬である3匹の黒犬が現れた。エウリュステウス王は、民に神と崇められるヘラクレスがいずれ王の座を脅かすと妄想し、ヘラクレスの妻子を殺していた。更にはヘラクレスを亡きものにするため、コテュス王と協力したのだった。ヘラクレスは毒を盛られ、意識が朦朧とする中で3匹の猛犬に妻子を食い殺されていた。繰り返し見る悪夢はその断片的な記憶だったのだ。
映画『ヘラクレス(2014)』の結末・ラスト(ネタバレ)
ユージニアが処刑されそうになった時、アムピアラオスの言葉がヘラクレスを奮起させる。鎖を引きちぎったヘラクレスはユージニアを間一発で救出し、素手で猛犬を倒した。そして兵士が放った火槍に貫かれそうになったアムピアラオスをも救い、預言にあった彼の死を回避したのだった。
エウリュステウス王を倒し復讐を遂げたヘラクレスは、コテュス王と対峙する。アリウスが人質にされるが、そこへ1人街を出たと思われていたアウトリュコスが現れて隙を作り、アリウスを逃れさせるのだった。
ヘラクレスが鍛えた兵士たちは精強で、コテュス王の命令でテュデウスが無数の矢に貫かれてしまう。物言わぬ戦士だったテュデウスは、最期にヘラクレスの名を呼んで息絶えるのだった。
追い詰められた一行だったが、ヘラクレスは仲間を守るため人智を超えた力で巨大な女神ヘラの像を破壊する。砕け散ったその像に兵士たちは逃げ惑い、像の頭部はコテュス王を弾き飛ばし軍隊は王を失う。
瓦礫の中からヘラクレスが姿を現すと、その威容に兵士たちは兜を脱ぎ跪いた。邪悪な王を倒したヘラクレスは、伝説通りに英雄となったのだった。
映画『ヘラクレス(2014)』の感想・評価・レビュー
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映画『ヘラクレス(2014)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ヘラクレス(2014)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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