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映画『ヒックとドラゴン2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ヒックとドラゴン2』の概要:ヒックとドラゴンのトゥースが出会って5年の月日が経ったバーク島では、人間とドラゴンが共存することが当たり前となっていた。ヒックとトゥースは地図を完成させるための旅に出たが、ドラゴの思惑や冷酷さを知り説得するためにドラゴの居場所を探し出していく。

映画『ヒックとドラゴン2』の作品情報

ヒックとドラゴン2

製作年:2014年
上映時間:102分
ジャンル:アクション、ファンタジー、アニメ
監督:ディーン・デュボア
キャスト:ジェイ・バルシェル、ケイト・ブランシェット、ジェラルド・バトラー、クレイグ・ファーガソン etc

映画『ヒックとドラゴン2』の登場人物(キャスト)

ヒック(ジェイ・バルチェル)
バーク島で暮らす冒険好きな少年。ドラゴンのトゥースを相棒として、常日頃から共に行動している。父親がバーク島の長を務めており、母親とは会った記憶がない。恋人のアスティとは結婚を考えており、良き理解者でもある。真っ直ぐで頑固な性格である。
ストイック(ジェラルド・バトラー)
バーク島の長を務めている。息子のヒックのことを自慢の息子だと思い、ヒックに期待している。村人の幸せを第一に考え、妻のヴァルカはドラゴンにより亡くなったと思っていた。男らしく勇敢な人柄である。
アスティ(アメリカ・フェレーラ)
ヒックの恋人。ドラゴン・レースで優勝したり、積極的に前に進もうとする活発な女の子。ヒックを心配するあまり前に出過ぎることもあるが、友達を気にかけ周りを引きつける力を持っている。
ヴァルカ(ケイト・ブランシェット)
ヒックの母親であり、ストイックの妻である。ヒックが赤ちゃんの頃にドラゴンに連れられ、離れて暮らしていた。ドラゴンの全てを知っており、ドラゴンたちが平和に暮らせる世界を目指している。
エレット(キット・ハリントン)
ドラゴの手下としてドラゴン狩りを行なっていたが、ヒックやアスティと出会いドラゴンの優しさに気付き始める。
ドラゴ(ジャイモン・フンスー)
ドラゴンを支配できるのは自分だけだと信じており、ストイックやヒックの存在を毛嫌いしている。ドラゴンたちを雑に扱い、決して逆らわないように教育している。

映画『ヒックとドラゴン2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ヒックとドラゴン2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ヒックとドラゴン2』のあらすじ【起】

バーク島では5年前からドラゴンとの共存生活が始まり、今日もドラゴン・レースが開催されていた。そこにヒックの姿はなくストイックは残念そうにしていたが、ヒックの恋人のアスティが優勝したことで嬉しそうだった。ヒックはドラゴンのトゥースと空を飛び、行ったことのない島に着き地図に書き足していた。そこにドラゴン・レースを終えたアスティがやってきた。ヒックは村人を幸せに過ごすための、手助けをする村の長になってほしいとストイックから言われていたが、村に留まらず外の世界に出たいとアスティに伝えていた。また母親を知らないヒックは、自分が何者かすら分かっていなかった。

ヒックとアスティはドラゴンに乗り、違和感を感じた島に向かった。そこにいたのはドラゴの手下であるエレットたちだった。エレットたちはドラゴン軍団と呼ばれるドラゴン狩りを行なっており、ヒックたちがドラゴンを奪い去ったと勘違いしていた。

ヒックとアスティは何とか村に戻り、ストイックにドラゴについて話し出した。するとストイックはすぐに村を閉鎖し、村人たちは大騒ぎしていた。ヒックはストイックに村の長として村を守れと言われたが、ドラゴと会うために外へ出てしまった。アスティはヒックの後を追い続いて出て行ってしまった。

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映画『ヒックとドラゴン2』のあらすじ【承】

ヒックとアスティはエレットたちの船に乗り込み、降参すると言い出し武器やドラゴンを手放した。するとそこにストイックがヒックとアスティを迎えに、エレットたちの船までやってきたのだ。ストイックは村に帰ろうとヒックに言ったが、ヒックは聞く耳を持たず自らドラゴを説得すると言い張った。

ストイックは昔、族長の集まりでドラゴン対策について話し合っていた。そのとき、ドラゴン革のコートを着たドラゴが現れた。ドラゴはドラゴンを操ることはできるが、自分に従わない奴は助けないと言い族長たちを焼き殺した。唯一生き残ったストイックはドラゴの冷酷さを知っており、説得しても無駄だとヒックに伝えたがそれでもヒックは聞かなかった。

ヒックとトゥースがドラゴの元へ行こうと空を飛んでいたとき、何者かにヒックとトゥースは引き離されてしまった。トゥースは海に落ちてしまい、ヒックなしでは飛べない状態になってしまった。ヒックはドラゴンたちが沢山いる場所に連れてこられ、ヒックを連れ去った人に誰だと問いかけた。そのときトゥースが別のドラゴンに運ばれ、ヒックの元へ戻ってきた。ヒックとトゥースを引き離した人は、ヒックの母親であるヴァルカだと分かった。

ストイックは友人を連れてヒックを探していた。ヒックのお面を見つけたストイックは、嫌な予感を感じながら後を追った。

映画『ヒックとドラゴン2』のあらすじ【転】

ヴァルカはヒックが赤ちゃんの頃、ドラゴンたちから襲われたと勘違いしていたが、心優しく賢いドラゴンの姿を見て戦争を止めようとしていた。ヴァルカは自分が居ることにより、ヒックとストイックが危険な目に遭うと感じドラゴンたちと別の場所で生活していたのだ。

一方アスティたちはストイックの命令で待機をさせられていた。我慢できなくなったアスティたちはエレットの元へ行き、エレットを誘拐した。

ヒックは一緒にドラゴを説得しに行こうとヴァルカに提案したが、ヴァルカはストイックと同じように無駄だと諦めた。

アスティがドラゴの居場所に辿り着いたとき、エレットたちに捕まってしまった。ドラゴがドラゴンを雑に扱っているのを見たアスティは怒り、ヒックやストイックがドラゴンを連れて叩き潰すことをドラゴに言ってしまった。ドラゴは作業をやめさせ、バーク島を叩きに行こうと奮起していた。

ヒックがドラゴの元へ行こうとしたとき、ストイックと友人がヒックを連れ戻しにやってきた。ストイックはヴァルカと再会し、キスをした。

エレットやアスティたちはドラゴに捕まり、船からダイブしろと脅されていた。しかし隙をついたエレットは、アスティたちやドラゴンを助けてくれた。

ヴァルカとストイックは昔みたいに絆を取り戻し、再び家族になろうとしていた。そのとき、ドラゴを乗せた船がヴァルカとストイックの元にやってきた。

映画『ヒックとドラゴン2』の結末・ラスト(ネタバレ)

ドラゴ率いるボス・ドラゴンと、ヴァルカ率いるボス・ドラゴンとの戦いが始まった。ヴァルカはボス・ドラゴンの戦いの仲裁に入り、ストイックはドラゴと一騎打ちをしていた。ドラゴ率いるボス・ドラゴンが勝利したことで、ボス・ドラゴンはヴァルカとストイックを倒そうとしていた。ヒックとトゥースはドラゴの前に立ち向かったが、ドラゴの命令によりトゥースがヒックを殺そうとした。そのとき、ストイックがヒックを庇ったことにより、ストイックは亡くなってしまった。ドラゴはバーク島へ向かい、ヴァルカやアスティたちのドラゴンを連れ去ってしまった。

ヒックやヴァルカたちはストイックの遺体を目掛け、火をつけた矢を放った。ヒックはストイックの意思を継ぎ、村の長としてドラゴと戦う決意をした。ドラゴの元へ着いたヒックは、ドラゴがバーク島の村人たちのドラゴンを全て連れ去っていることに怒っていた。

ドラゴの命令でヒックを殺そうとしたトゥースだったが、ヒックがトゥースに語りかけたことによりトゥースは正気を戻しドラゴを倒そうとした。ドラゴはボス・ドラゴンに乗りヒックとトゥースを倒そうとしたが、ヒックとトゥースの絆の強い連携プレーでドラゴとボス・ドラゴンを倒すことに成功した。

こうしてバーク島は平和に暮らすことができ、ヒックとトゥースは村の長として村人たちを幸せにすることができたのだ。

映画『ヒックとドラゴン2』の感想・評価・レビュー

ヒックとドラゴンはシリーズものではあるが、途中から見ても内容が掴めれる演出であったため見やすかった。ヒックと母親との再会や、家族としてやり直そうとするシーンが感動的であった。ドラゴの従わせる力の強さに負けそうになっていたヒックだったが、長年相棒として一緒に生活してきたトゥースとの絆の強さが勝った瞬間も、とても感慨深く素晴らしい関係性に心を打たれた。(MIHOシネマ編集部)


前作から5年たち、成長し絆もより強くなったヒックとトゥース。ストーリーは変わらず家族の絆やドラゴンと共に生きていく共存共栄を描いており、今回も子供だけでなく大人も楽しめる展開。加えて、ビジュアルが前作に比べてさらに美しくなっていて感動した。トゥースとヒックが自由に空を飛び回るシーンの壮大さ、そして挿入歌であるヨンシーの『Where No One Goes』がこれ以上ないくらいマッチしていて、思わず涙が出るほど美しかった。なぜ映画館で公開しなかったのか不思議でならない。(女性 20代)

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次作 ヒックとドラゴン 聖地への冒険
前作 ヒックとドラゴン

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