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映画『ホーム・アローン3』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ホーム・アローン3』の概要:8歳のアレックスは雪掻きのお礼でラジコンカーをもらう。その中には国家機密のマイクロチップが隠されており、国際犯罪テログループがそれを狙っている事をアレックスは知り、彼らを捕まえる為に多くの罠を仕掛ける。

映画『ホーム・アローン3』の作品情報

ホーム・アローン3

製作年:1998年
上映時間:103分
ジャンル:コメディ
監督:ラージャ・ゴスネル
キャスト:アレックス・D・リンツ、オレク・クルパ、リア・キルステッド、レニー・フォン・ドーレン etc

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映画『ホーム・アローン3』の登場人物(キャスト)

アレックス(アレックス・D・リンツ)
趣味が発明の8歳の男の子。水疱瘡にかかり学校を休んでいる最中にボープレーの泥棒グループを見かける。ヘスおばさんからラジコンカーをもらい、その中からマイクロチップを発見する。
ボープレー(オレク・クルパ)
アレックスが偶然手にしたマイクロチップを狙う国際犯罪テログループのリーダー。頭が切れるがアレックスの仕掛けた罠に翻弄される。
アリス(リア・キルステッド)
犯罪グループの1人でアクロバティックが得意な女性。変装してアジトを確保したり、ターゲットに近付く為に他人になりすましたりする。用心深さが仇になりアレックスの罠にハマる。
ジャニガン(レニー・フォン・ドーレン)
主に機械関係を取り扱う犯罪グループの1人。グループの中では情報集め役が多く周囲を探索する時は車を使う。
アンガー(デイヴィッド・ソーントン)
犯罪グループの1人で他の3人と比べると体育会系で間抜けな一面がある。アレックスの作戦に引っかかりやすい。
ミセス・ヘス(マリアン・セルデス)
アレックスの家の近所に住む老女。性格が厳しく周りからはあまりいい顔をされない。アレックスの事もあまり好きではなかったが、助け出される事により彼の事を見直す。

映画『ホーム・アローン3』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ホーム・アローン3』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ホーム・アローン3』のあらすじ【起】

国際犯罪テログループのボープレー、アリス、ジャニガン、アンガーの4人は、アメリカ空軍のマイクロチップを裏取引で入手した。だがラジコンカーに忍び込ませてチップを国外へ持ち出そうとした際に空港で誰かに間違われて持っていかれてしまった。チップの行方を探る4人。一方ミセス・ヘスは身体検査と荷物チェックを済ませて出発ゲートへと向かっていた。彼女が間違って手にした荷物バッグこそボープレーが探し求めているチップの入ったラジコンカーだったのだ。ボープレーは出発予定時刻表からチップは誰かと一緒にシカゴへ向かったと推測し、彼らもシカゴ行きの便に搭乗する。シカゴに着いて客を遠巻きにチェックするボープレー達。そこでアリスがラジコンカーの入った袋を持ったミセス・ヘスを発見する。しかし間に合わずミセス・ヘスはタクシーで走り去ってしまう。

一方、家があるワシントン通りに戻ったミセス・ヘスは誰かに荷物を間違われたと思い不満の様子だった。そして外で雪掻きをしていた近所に住むアレックスに雪掻きの褒美として例のラジコンカーを渡す。アレックスはそれを持って家に帰っていった。そこへミセス・ヘスの場所を聞いてボープレー達がやって来た。ところが聞いた情報はどの家にも当てはまり、どこがミセス・ヘスの家なのかが見当が付かない。そして彼らはこの辺りが昼間は誰もいなくなる事を利用して一軒一軒調べる事に決めた。

家に戻ったアレックスは家で悲鳴を上げていた。そんなアレックスをからかう兄のスタンと姉のモリー。アレックスは水疱瘡である事が分かり、しばらく学校を休むことになったのだった。

映画『ホーム・アローン3』のあらすじ【承】

翌日、アレックスは自分の部屋でラジコンやいたずらをして遊んでいた。アレックスの母親であるカレンは電話口で上司と揉めている。息子が水疱瘡にかかっている為、家で仕事をしていたが仕事に支障をきたし、オフィスに行く事になってしまったのだ。色々と心配するアレックスだが、カレンは1時間ほどで戻ると伝えてオフィスへ向かう。

一方、犯罪グループはワシントン通りにある空き家を借りてアジトにしていた。ボープレーは一軒の家に狙いを定めて電子ロックを解除して侵入する。他のメンバーは見張り役としてそれぞれ変装して周囲を見張っていた。

アレックスは望遠鏡で遊んでいた。そして見慣れない人を見かけ疑問を抱く。見晴らしが効くように屋根裏部屋へ望遠鏡を持っていくアレックス。望遠鏡のアングルを変えてレンズを覗くとそこには他人の家へ侵入したボープレーの姿が映った。急いで警察に連絡するアレックスだが、犯罪グループは痕跡を残さず去ってしまう。その為、警察が突入した時にはもの家の空だった。その後アレックスは警察や帰ってきたカレンから叱られてしまう。

その晩、ボープレー達は誰が警察へ連絡したのかと話し合っていた。侵入した家は多くの家から見える位置であり、郵便配達員も来ていたためその辺りを疑った。しかし、ボープレーは自分たちが見落としている誰かがいるのではないかと話す。

翌日、アレックスは再び1人で留守番することになった。父親のジャックも家の周りは安全だと彼に話して出張へ出かける。アレックスはジャックが離れた後、望遠鏡を覗くと今度はミス・ヘスの家にボープレーが侵入しているのを発見する。直ぐに警察が急行すると周辺を見張っていた他のメンバーはその場を離れたが、ボープレーはまだ家の中に残っていた。アレックスは今度こそと思ったが犯人は見つからなかった。警察が家宅捜索をしている最中ボープレーは身を潜めてやり過ごしたのだ。そしてアレックスは再び叱られてしまい、誰も自分の事を信じくれないと実感した。

映画『ホーム・アローン3』のあらすじ【転】

次の日、アレックスはミス・ヘスから貰ったラジコンカーにビデオカメラを載せて、それを泥棒が入ると予想される家に近づける。アレックスのペットのネズミであるドリスも楽しそうにカメラから送られてくる映像を見ている。そしてカメラはマイクロチップを探すボープレーの姿を捉える。作戦の成功を喜ぶアレックスだがボープレーに見つかってしまう。目当てのラジコンカーを見付けたボープレーは捕まえようとする。アレックスはラジコンカーを急発進させて必死に逃げるが、ラジコンカーは横転してしまう。結果、捕まってしまいカメラのスイッチを切られてしまった。落胆するアレックス。しかしアリスが再びカメラのスイッチを入れると、それを機にアレックスはラジコンカーを再び急発進させる。ラジコンカーに逃げられ、ボープレー達は追跡を始めるが、アレックスの操作があまりにも巧みでなかなか捕まえられず諦めるしかなかった。無事にラジコンカーを手元に戻したアレックスはカメラの中のテープを確認するが、テープは抜かれてしまっていた。

テープを奪ったのに何故執拗に追いかけてきたのか疑問を抱くアレックス。ラジコンのカバーを外すと、そこから空軍と書かれたマイクロチップが落ちてきた。その事をアレックスは空軍の隊員募集事務所へ連絡し専門家へ伝えるように話す。同じ時に、犯罪グループは今日の事を話していた。ラジコンカーを操縦していたのは絶対に子供だと話すアリス。そしてボープレーはラジコンの電波や周辺の家を見渡せる立地からアレックスの住む家に目星を付けた。

アレックス一家が夕食を取っていると電話が鳴った。電話の主はアレックスのクラスメイトの母親らしい。彼女の話によるとアレックスがラジコンカーをクラスメイトから取ったという事だ。その内容からアレックスは電話の主がボープレー達だと気付く。その晩アレックスは翌日泥棒達が来る事に備えて、彼らを迎え撃つ為に罠を仕掛ける。とにかく家にある植木鉢や風船を集めていく。兄が持っている花火も使いたい所だが、部屋にはうるさいオウムがいる。アレックスは口止めとしてクラッカーを渡すのだった。一方のボープレー達もチップの奪還の為に準備を進める。

翌朝、アレックスはペットのドリスやオウムと一緒に罠の仕上げをする。そして間もなくボープレー達がやってきた。しかしその時、ミス・ヘスがカレンに頼まれてアレックスの様子を見に家から出てくる。それに気付いたアリスはミス・ヘスをガレージに監禁してしまう。

玄関にはアンガー、裏にはジャニガンが近づいて来た。「触るな 危険」という札があるのを見つけたアンガーは子供騙しとバカにして紐を切る。すると途端に体中に電圧が流れてアンガーはしびれてしまった。一方のジャニガンもアレックスお手製の電気椅子の餌食となってしまっていた。ボープレーはアンガーが安い手に引っかかっているのを見て呆れる。彼は得意気に玄関のドアの前にある細い糸を指摘する。その先にはバーベルが取り付けられていた。糸を切って一安心するボープレーとアンガーだが、その糸は切られるのを想定されており、その直後に窓を突き破って上から本の詰まった木箱が降ってきたのだ。そしてアレックスが紐を切ってバーベルを更に落とす。

アリスは北側、アンガーは南側、そしてボープレーは玄関から侵入する事になった。アレックスも罠の準備に入る。まずは南に行き、アンガーが窓を開けた瞬間に石灰が詰まった袋をパチンコの要領でぶつける。次は玄関でボープレーを待ち伏せて、中を覗いた彼の目を黒いスプレーで潰したのだ。アリスとジャニガンはアレックスが事前に仕掛けた罠にどんどんハマっていた。ジャニガンは芝刈り機で髪の毛を駆られ、アリスは全身泥まみれになっていた。

映画『ホーム・アローン3』の結末・ラスト(ネタバレ)

一方、外は大雪でカレンはスタンとモリーの迎えで学校に来ていた。そこにはFBI捜査官も来ており、アレックスがマイクロチップを所持していて国際犯罪テログループに狙われているとカレンに伝える。

家ではアレックスやドリス、オウムが奮闘していた。オウムは歌を唄ってアンガーをおびき寄せたり、ドリスはジャニガンに痛手を負わせたりした。そしてアレックスはドリスを回収した後、屋根裏部屋へ逃げ込んだ。アリス達も彼を追って屋根裏へ来るがそこに姿はない。アレックスは屋根裏にある荷物用エレベーターを使って下へ降り、外へ逃げていたのだ。外にアレックスがいるのに気付いたアリスは、アンガーとジャニガンに外に設置してあるトランポリンへ飛び降りるよう指示する。しかし不運な事にそのトランポリンは古く、飛び降りた瞬間に破けて2人は冷たいプールの中に落ちてしまったのだ。その時、アレックスの仕掛けでエレベーターが作動し、その存在に気付くアリス。彼女はエレベーターを使って下へ降りようとするが下板が外されており、彼女はそのまま下の階へ落ちてしまった。

外へ逃げたアレックスはそのままミス・ヘスが監禁されているガレージへと向かった。しかしそこではボープレーが待ち伏せておりチップを出すように銃でアレックスを脅す。ところが、彼の持っていた銃はアレックスのおもちゃといつの間にか入れ替わっていた。ボープレーはアレックスが取り出した銃が本物だと思い、そのまま逃走する。その後間もなく警察が到着し、アリス、アンガー、ジャニガンの3人は逮捕された。カレンはアレックスを信じてあげなかった事を彼に謝り、強く抱きしめた。一方アレックスの家の庭にある小さな釜倉にはボープレーが息を潜めていた。そこへオウムがラジコンカーに乗って陽気に入ってくる。そしてマッチを取り出し、釜倉に並べられた花火に点火しようとした。それを止めるためにボープレーは1枚クラッカーを取り出すが交渉は決裂。たくさんの花火に一斉に着火し大きな音が鳴り響いたのだった。

夜になってジャックが出張から帰宅するとアレックスは嬉しそうに彼の胸へ飛び込んだ。そして犯罪グループを捕まえたお手柄として6桁もの賞金をもらうという事になっていた。そんなアレックスにジャックはお土産として例のラジコンカーを渡すのだった。

映画『ホーム・アローン3』の感想・評価・レビュー

普段は兄と姉から馬鹿にされているアレックスですが、一人で泥棒に立ち向かう勇敢さと賢さを備えていて、その行動力には感心してしまいます。ホーム・アローンシリーズの子供は皆頭が良いので、大人でも尊敬してしまうような面があります。
今作は泥棒が4人という難解なミッションですが、前作と同じように家中にユニークなトラップが仕掛けられており、家へ侵入することも簡単にはいきません。ペットのネズミとオウムがアレックスに協力する様子も可愛いです。
ラストで、泥棒との戦いを家族に知られ、讃えられるところも、今作の素敵なところです。子供の努力が家族に認められるのは、やはり見ていて気持ちが良いです。(女性 20代)


1、2ではマコーレーカルキンの代名詞となっていたホームアローンシリーズだが、3ではアレックスが主人公となっている。アレックスが元々発明好きという設定や、泥棒では無くテログループとの対決という構図は新しいものだが、留守中に家に仕掛けた大量のトラップに苦戦するちょっとバカな大人達、家族とのハッピーエンドという展開は本作品でも健在なので安心して欲しい。正直、アレックスや、テログループのキャラクターがそこまで強く残らない印象ではある。(男性 30代)


前作までハリーが良いボケ役でしたが、今回は女性のアリスが特に警戒しながらも罠にかかる役どころで、前作や前々作同様、子供の仕掛ける罠なのに先読みが当たりすぎていることが笑えました。
これまでの泥棒とは違い、テログループという普通ならば馴染みのない相手だった為か、話は面白いのに共感できる部分が少なかったのが残念でした。ネズミとオウムの手助けも可愛かったけど、現実味に欠けていたせいかもしれません。(女性 40代)


主人公が変わり、大家族でがやがやとしたイメージや二人組の悪者の登場ではなく、また違ったホーム・アローンとなっており、新鮮さがあって面白かった。アレックスの手に渡ったラジコンカーを奪いに来た四人組の犯人を、次々と罠に仕掛け退治していく場面がとても笑えて、気分がよかった。家の前後ろ、また左右から敵が奪いに来る中、八歳とは思えないアレックスの仕掛けが賢く、正確に当たっていた為、普段とは違うアレックスの姿にたくましさを感じた。(女性 20代)


大ヒットシリーズの3作目。登場人物が変わった新生ホーム・アローンです。
とはいえ大筋はやっぱり同じで、賢い少年VS悪党たち。今回はラジコンカーが大活躍で、観ていてスピード感が楽しかったです。敵はテロリストという超危険かつ現実離れした内容ではありましたが、相手のマヌケさは変わらず笑えます。
俳優陣が変わって、この3はあまり観ている人が少ないかも知れませんが、また違った楽しさがある作目でした。(女性 20代)


2までが最高傑作で3以降は微妙だと評価されることも多いが、個人的に今作は1や2と同じ評価を受けてもいいと思っている。シリーズ3作目なので新鮮さが薄れてしまうのは仕方がない。製作側も飽きられないように、思い切って主人公を変えている。それによって新たな魅力も生まれているし、ホーム・アローンらしさというのもしっかりと引き継いでいる。シリーズ物の3作目としては上出来以上の作品である。今作がもし初代の作品だったとしても、同じくらいヒットするだろう。(男性 20代)


『ホーム・アローン』シリーズ3作目。今回はキャストも舞台も一新し、続編と言うよりは設定だけ同じにした全く別の作品です。前作まではお家に入ってきた泥棒とのバトルでしたが、今回は少し規模の大きい話になり、子供と泥棒のバトルというよりかなりの頭脳戦。主人公のアレックスは純粋で可愛いケビンとは違い、かなり悪知恵の働く「悪ガキ」敵も泥棒ではなく犯罪組織の5人組。本当に前作までとは全く違う展開です。
キャストは違えど、やはり『ホーム・アローン』のドタバタなコメディはしっかり残っていて、かなり楽しめる作品でした。(女性 30代)

関連作品

次作 ホーム・アローン4
前作 ホーム・アローン2

みんなの感想・レビュー

  1. yukachi より:

    人気シリーズ、ホーム・アローンの第三弾。主人公は、前2作とは別のアレックス。近所で泥棒を目撃するも、大人に信じてもらえず、自分で解決することを決意した。狙われたのは、近所のおばさんからもらったラジコンの中に入っているマイクロチップだった。一人で泥棒たちに立ち向かうアレックスの機転や、独特の罠にハマる泥棒たちの間抜けさも見ていて飽きない間抜けさも見ていて飽きない大きな魅力だ。思わず笑ってしまうようなシーンばかりで、最後まで楽しめることは間違い無いだろう。

  2. ふくりん より:

    マコーレー・カルキン主演で大ヒットしたシリーズの第三弾。
    本作では主演やテイストが違うところがポイントだが、主人公のアレックスが泥棒たちにいたずらを仕掛けるという設定はそのままだ。
    持ち前の発明の才能を駆使し、先見の明でいたずらを仕掛けるアレックスの、普段の姿とのギャップに驚かされた。
    悪者がまんまと罠に掛かる姿は観ていてスッキリ、爽快な気持ちにさせてくれる。
    いつ観ても面白くて、いいなあと思わせてくれる。そして子どもから大人、老若男女楽しめる作品だ。

  3. トウシュ より:

    実はそんなに悪くない第三作目。さすがに4・5作目は観ていないが3は決してつまらない映画ではない。まず面白いからシリーズも続いたんだろうし。ただやられ役のコソ泥がテロリストに変わった割に小悪党感はそのままという、ちぐはぐさをはじめに全体的に調和がとれていない。ネズミやオウムとの共闘もシリーズの面白さからはずれており、作品としては悪くないんだけどシリーズの後継者としてはちょっと方向性が変わった気がする。映画の構造を云々しなければ十分に面白いんだから映画オタクの出る幕ではないとか。