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映画『ホーム・アローン2』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ホーム・アローン2』の概要:昨年のクリスマスに家に置いてけぼりを食らったケビン。今年は家族とフロリダでクリスマスを過ごす予定が間違えてニューヨーク行きの飛行機へ乗ってしまう。ニューヨークを満喫していたケビンは1年前に撃退した2人組の泥棒ハリーとマーブと遭遇する。

映画『ホーム・アローン2』の作品情報

ホーム・アローン2

製作年:1992年
上映時間:120分
ジャンル:コメディ
監督:クリス・コロンバス
キャスト:マコーレー・カルキン、ジョー・ペシ、ダニエル・スターン、ジョン・ハード etc

映画『ホーム・アローン2』の登場人物(キャスト)

ケビン・マカリスター(マコーレー・カルキン)
マカリスター家のトラブルメーカー。みんなが思っているよりも賢く、ホテルで豪遊したり泥棒を撃退する為の罠を仕掛けたりする。悪い噂がある人に対しても鵜吞みにせず自分自身の気持ちを持ってその人と接する優しさがある。
ハリー(ジョー・ぺシ)
2人組の泥棒の知恵袋。1年前にマカリスター家へ泥棒に入るがケビンに罠で撃退され刑務所行きになった。その後、脱獄しニューヨークで悪事を働こうとする際にケビンと再会する。
マーブ(ダニエル・スターン)
ハリーとは対照的なおっちょこちょいな泥棒。何かと痛い目に会う事が多い。自分達を「水撒き泥棒」や「くっつき泥棒」と命名したがる。
鳩おばさん(ブレンダ・フリッカー)
ケビンがニューヨークの公園で出会ったホームレスの女性。昔は結婚していたが離婚してしまい、今は鳩達と暮らす。過去に辛い思いをした為に誰かと接する事を怖がっている。
ピーター・マカリスター(ジョン・ハード)
ケビンの父親。大家族のマカリスター家の主でしっかりしている様に見えるが、目覚ましがセットしてある時計のコードを抜いてしまい寝坊してしまう様な一面がある。
ケイト・マカリスター(キャスリン・オハラ)
ケビンの母親。日頃子ども達に手を焼いている。ケビンがいなくなった事を知ると何が何でも探し出そうとする。
ヘクター(ティム・カリー)
ニューヨークの最高級ホテルであるプラザホテルの給仕。1人でホテル内を歩き回るケビンを怪しむ。
E・F・ダンカン(エディー・ブラッケン)
ニューヨークにある1番大きいおもちゃ屋の社長。クリスマスの売り上げを子供病院に寄付する慈善活動を行っている。ケビンに「友情のキジバト」をあげる。

映画『ホーム・アローン2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ホーム・アローン2』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ホーム・アローン2』のあらすじ【起】

クリスマス直前のマカリスター家は昨年と同じく今年も大騒ぎ。クリスマスをフロリダで過ごす為にみんなが旅行の準備を慌ただしくしている。そんな中、一足早く準備を終えていたケビンはどうしてクリスマスなのにツリーや雪がないフロリダに行くのかと両親に文句を言っている。準備が一段落すると家族はクリスマスのミサの為に教会へ行き、そこで子供達は壇上で聖歌隊として歌を唄っていた。そしてケビンがソロの最中に兄のバズがケビンへちょっとしたイタズラをしたのだ。それに腹を立てたケビンはバズを突き飛ばしてミサを台無しにしてしまう。

家に帰り反省するようにと母親のケイトに言われるケビンだが自分は悪くないと主張する。そしてフロリダへ行きたくないことや家族への不満を吐いて屋根裏部屋へと言ってしまう。外は風が吹き荒れており、多くの物が飛散している。その中に以前にマカリスター家へ泥棒に入った「水撒き泥棒」が脱獄した旨を伝える新聞もあった。

翌朝、家族は再び大慌てになった。父親のピーターが目覚まし時計のコードをうっかり抜いた事が原因で家族全員が大寝坊してしまったのだ。今年は誰も置いていくまいと全員を確認するケイト。空港に到着すると搭乗ゲートへ全速力で走る。ところがケビンがやや遅れ気味だ。おもちゃの音声レコーダーの電池を取り換えるのに手こずっているのだ。父親の背中を追いかけるケビン。それが人違いとは知らずにケビンは家族とは違うニューヨーク行きの便へと乗ってしまう。

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映画『ホーム・アローン2』のあらすじ【承】

フロリダに着いたマカリスター家は空港の荷物カウンターにいた。そして個人の荷物を分配している際にケビンがいない事に気付く。すぐさま警察へ行きケビンがどこへ行ってしまったのか探すのだった。

一方のケビンは飛行機から降りて周りに家族が誰もいない事に気が付く。そして窓の外に見えるマンハッタンや自由の女神を見て自分がフロリダではなく便を間違えてニューヨークへ来てしまった事に気が付く。落胆するかと思いきやフロリダに行くことを拒んでいたケビンにとっては好都合だった。というのも、誰に何を言われることなくニューヨークをひたすら楽しく自由に観光が出来るのだ。一通りのニューヨーク観光を楽しんだケビンは、テレビでもCMをしていたプラザホテルへ泊まることを決めた。小さな子供が1人でいる事に給仕係のヘクターや他のスタッフ数人が怪しんだが、ケビンは上手い事にホテルへ泊まれるようになった。超一流ホテルのルームサービスを満喫するケビン。翌朝は★に乗ってニューヨークで一番大きいおもちゃ屋の「ダンカンのトイストア」へと向かった。そこでケビンはレジに立っている老人(ダンカン社長)から、クリスマスの売り上げを子供病院へ寄付するダンカン社長の慈善活動について聞いた。それに感銘を受けたケビンは僅かながら自分も寄付をする事にした。老人はケビンの優しさのお礼に「友情のキジバト」を渡した。

おもちゃ屋を出るとケビンはある2人組に声を掛けられる。顔を見るとそれは以前撃退したハリーとマーブだった。2人は刑務所を上手く脱獄し、ニューヨークに来ていたのだ。ケビンは絶叫し、2人から逃げてホテルへと戻る。そこではヘクターがケビンにクレジットカードを無断使用している事を突き詰めて追いかける。ヘクターから逃れホテルを出たケビンはハリーとマーブに捕まってしまう。そこでケビンは2人がダンカンのおもちゃ屋へ強盗に入る旨を知る。ケビンは何とか2人を交わし逃げ切る。行く宛てのないケビンは夜道をさまよい、公園で鳩と戯れるホームレスの女性と出会う。ケビンは最初彼女を怖がっていたが助けてもらえたことにより彼女と話すようになる。彼女は以前結婚していたが離婚した事により徐々に人と接する事を恐れる様になってしまったのだ。一方ケビンもニューヨークへ来る前に起きた家族との事を話し悔いていた。お互いに励まし合い、ケビンはその場を後にする。

映画『ホーム・アローン2』のあらすじ【転】

ケビンは鳩の女性と話した後、ハリーとマーブの計画を思い出す。計画を阻止する為にケビンは、父親の弟が住んでいるアパートへと向かった。そのアパートは改装中で、現在は誰もおらず、ケビンはそこに多くの罠を仕掛けた。

計画の時間、ケビンは「ダンカンのトイストア」へと向かった。中を覗くとハリーとマーブが店の売上金をバッグへ詰め込んでいる所だった。ケビンは店に石を投げ込んで2人をアパートへとおびき寄せた。ハリーとマーブは強盗している所をケビンにカメラで取られており、写真を取り返そうと交渉する。しかし、ケビンはレンガをマーブに投げ付けて交渉は決裂。2人はケビンを捕まえて口を封じる事にした。

ハリーは裏口、マーブは正面玄関へと向かう。ハリーは昨年の事もあり、常に警戒しながら進むが、事あるごとに全てが裏目に出てしまい手痛くケビンの仕掛けた罠に掛かってしまう。一方マーブは不注意さがたたり、ケビンの罠にまんまと引っかかっていく。下の階へと落ちたり、上から石灰やペンキを浴びたりと散々である。家の2階で合流した2人はケビンが投げたパイプ管を顔面に食らったり、道具箱に押し潰されたりしながらも徐々にケビンを屋上へと追い詰める。しかし屋上に着くとそこにケビンの姿はなかった。ケビンは2人が罠にハマっている隙にロープで下まで降りてしまったのだ。ケビンを追う為にロープを掴むハリーとマーブ。しかしロープには灯油が浸み込んでいた。ケビンがロープに火を着けたことにより2人は慌てる。結局上るのが間に合わず2人は戸板の上に落ちてしまい更に痛い思いをする事になった。それでも執念深くケビンを追うハリーとマーブ。ケビンは警察へ連絡し、2人を公園へおびき出そうと走る。しかし不運にも氷で滑って転倒してしまう。その間にハリーとマーブに追いつかれて捕まってしまうのだった。

映画『ホーム・アローン2』の結末・ラスト(ネタバレ)

ケビンを捕まえてハリーとマーブは彼の口を封じる為に公園へと向かう。もうダメかと思ったその時、鳩のおばさんが現れた。ハリーとマーブは鳩のエサを投げつけられ、鳩達に取り囲まれて身動きが取れなくなってしまう。ケビンはその間に花火を打ち上げて2人の居場所を警察に知らせる。駆け付けた警察によってハリーとマーブは捕まり、おもちゃ屋の強盗犯として連行されていった。

おもちゃ屋では現場検証が行われており、ダンカン社長も店に来ていた。強盗犯が捕まり、それに一躍買ったのが「友情のキジバト」をあげたケビンであることを秘かに知る。

マカリスター家はプラザホテルに来ていた。ピーターのクレジットカードが不正利用された知らせが届き、ケビンがニューヨークに来ていることを知ったのだ。ケビンを探す為に街を聞いて歩くケイトだが手掛かりはなくなかなか見つからない。そしてある事に気が付く。

ニューヨークでひときわ大きく煌びやかに彩られるクリスマスツリーがあるロックフェラーセンター。ケビンはそこに来ていた。航空チケットをハリーに破られた事によりシカゴへ帰る手立てを失って落胆するケビン。もう一度家族に会いたいと願うケビン。そこへケイトが現れた。ケビンがクリスマスツリーを好きな事を思い出してロックフェラーへ来たのだ。お互いに謝り合った2人はプラザホテルへと戻った。

翌朝、外はホワイトクリスマスで賑わっていた。ケビン達が泊まっている部屋にはダンカン社長からお礼のクリスマスプレゼントが届く。プレゼントを開けるケビンはツリーに飾られている「友情のキジバト」を見て公園へと向かった。公園にはいつもの様に鳩のおばさんがいた。ケビンは彼女に「友情のキジバト」を渡し、彼女の事を決して忘れないと告げる。心が満たされた2人は熱い抱擁を交わす。

映画『ホーム・アローン2』の感想・評価・レビュー

前作、ホームアローンが大作であったことは周知の時事だと思うが2は前作を超える作品であると思う。
舞台は“ホーム”ではないが、主人公が成長したことで起こる更なるハチャメチャな展開に終始、笑いとドキドキが止まらない。

家族愛はもちろんのこと、他人を思いやる気持ちと前作を超え心温まるストーリーになっていることも魅力であろう。
誰もが子どものころ一度は抱いたであろうイタズラ心に火がつき、子どもから大人まで楽しめるのでぜひ家族で見て頂きたい。(男性 20代)


前作の大ヒットを受けて作られた第二弾となる今作。前作が作り上げたホーム・アローンらしさをしっかりと引き継いだ良作である。ホーム・アローンシリーズは、トムとジェリーのようなドタバタ感を実写で表現した作品といえるだろう。
シリーズ物なので前作と比べてしまうが、前作よりもエンタメ性が増し、爆笑するシーンは多かったような印象を受ける。さらに前作よりも主人公が賢くなっている。それゆえに面白いポイントも増えていて、全体的にパワーアップしたと感じる。(男性 20代)


マコーレーカルキン扮するケビンが一人で泥棒を撃退する人気作ホームアローンの続編。2の舞台は、自宅ではなく、ケビンの父親の弟が所有している改装中のアパートとなっている。前作の痛快な撃退シーンはより全体的にパワーアップしており、期待を裏切らない内容に仕上がっている。又、今回はケビンが旅先で出会った鳩おばさんとの友情や、おもちゃ屋を守る為に泥棒と戦うケビンの勇敢さなど、笑いながらも最後にはほろりと来る展開は、前回同様、さすがといえる出来栄えである。(男性 30代)


子供だけで泊まるためにホテルのスタッフを騙したり、泥棒相手にはレンガを投げつけたりした(普通は何回も頭に当たったら死んでますよね?)ケビンが、最後にたくさんのプレゼントに囲まれた時、鳩おばさんを思い出して、キジバトをプレゼントしに行くのが良かったです。
空港でケビンが1人はぐれて、違う飛行機に乗ってしまった経緯には、現在の搭乗チェックだと若干無理があると思いますが、その辺は時代とご愛敬でしょうか?(女性 40代)


前作に引き続きとても面白く、更にレベルアップしていた為、笑いが止まらなかった。家で置いてけぼりにならないようにしっかりと人数を数えて家を出たが、今回はケビンだけ違う飛行機へと乗ってしまい、また家族と離れてしまった場面や、再びハリーとマーブとの対決の場面、鳩のおばさんとの出会いなど、たくさんの見所があり、終始楽しめる内容であった。最後の、親のカードを使いまくった事がバレて、大声で叫ばれるシーンもケビンらしいと感じた。(女性 20代)


マコーレ・カルキン演じるケビンが奮闘するコメディ映画の続編。またしてもケビンはニューヨークでひとりぼっち。何回観ても面白いですよねえこれ。ありえないドタバタな展開にそれに立ち向かうケビンが本当に可愛くて面白い。前作と同じ強盗コンビは相変わらずポンコツでこれまた可愛い。愛着が湧きます。前作よりもグレードアップしたケビンの仕掛けは本当に飽きません。
地域の人との心温まる交流も、今作の見所です。(女性 30代)


大人気ホーム・アローンシリーズの第二弾。今回の舞台はニューヨークに移る。飛行機に乗り間違えて、一人ニューヨークにたどり着いてしまったケビンは、またしても同じ泥棒二人組と格闘するのだった。機転をきかせて泥棒たちを翻弄するケビンの姿は、勇敢そのものだ。おもしろおかしい策を捻り出し、コミカルに泥棒たちに立ち向かう。そこに引っかかる泥棒たちもまた笑いを誘う。笑顔になりたいときに見たい映画の一つだ。エンディングのオチにもつい笑いが漏れてしまう。(女性 30代)

関連作品

次作 ホーム・アローン3
前作 ホーム・アローン

みんなの感想・レビュー

  1. matuge より:

    今回は飛行機の乗り間違えで、ケビンがまた一人ぼっちに!しかしケビンはホテルで悠悠自適なバケーションを楽しみます。なんと言ってもマコーレ・カルキンがめちゃくちゃ可愛い!今回もケビンの作戦に大笑い、ケビンが次はどんな作戦を思いつくのかワクワクしながら見ていました。前作を思い出させるシーンもあり、間違いなしで楽しい作品。そして今作はなんと、あのトランプさんもカメオ出演しておりビックリ。やっぱりクリスマスに見たくなる映画ナンバーワンです。

  2. ふくりん より:

    クリスマス映画の代表作の続編。
    前作を超えるパワーアップした壮大なスケールの内容で、面白おかしく楽しめた。
    頭脳明晰なケビンのいたずらによって、泥棒たちが可哀想なくらい痛めつけられていて最高に面白かった。
    ニューヨークのクリスマスの雰囲気が素敵で、そこでのケビンとおもちゃ屋のおじさんや鳩のおばさんとのやりとりが印象深い。
    特に、ケビンが鳩おばさんに鳩のオーナメントを渡すラストシーンは、母親と再会するシーン以上に感動した。

  3. トウシュ より:

    おもちゃ屋さんに舞台を移した第二弾。前回は否応なく自宅に入られたため応戦する形であったが、今回は子供たちへの寄付金を守るために主人公のケビン少年が一肌脱ぐ決心をする。そこまでホテルでわがままいっぱいだったケビンが成長した瞬間であり、こうなってしまってはいつものお二人にはズダボロになってもらうしかない。人気の割にここでマコーレ・カルキン版はここでおしまい。だって、もうわがままな子供ではなくなってしまったので、次は警察に連れてかれるもんね。優しさとサービス精神のある映画だと思う。

  4. pillow より:

    大ヒットシリーズの第2作目となる本作。ケビンが期待を裏切らずまたやってくれました。本物のトラブルメーカーとは彼のことでしょう。主演は前作から続投のマコーレー・カルキンです。以降も続くシリーズでも、ホーム・アローンと言えば、この2までと思う人が多いのではないかと思います。
    前作に続き悪党たちと戦うことになるケビンの、頭脳の進化が見どころです。この頭の良さは将来有望だと思わざるを得ません。羨ましい限りです。