映画『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』の概要:ジャングルに暮らす象のホートンは、小さな声を聞く。その声はクローバーに付いていた小さな埃から聞こえてきた。その埃の上にはダレダーレが暮らす国があった。だが、他の動物達は誰もホートンの話を信じようとはしなかった。
映画『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』の作品情報
上映時間:86分
ジャンル:アドベンチャー、アニメ
監督:ジミー・ヘイワード、スティーヴ・マーティノ
キャスト:ジム・キャリー、スティーヴ・カレル、キャロル・バーネット、ウィル・アーネット etc
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映画『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』の登場人物(キャスト)
- ホートン(ジム・キャリー)
- ジャングルに暮らす象。ハエを殺さないほど優しい。約束を守る律義な性格。
- マクドッド(スティーヴ・カレル)
- ダレダーレの国の市長。妻と96人の子供がいる。仕事熱心だが、ちょっと変わっている。
- カンガルー(キャロル・バーネット)
- ジャングルに暮らすカンガルーの雌。子供がいる。勝手なルールを皆に押しつけ、女王を気取っている。
- ブラド(ウィル・アーネット)
- ジャングルに暮らす邪悪なオオワシ。カンガルーの依頼を受け、ホートンからクローバーを奪おうとする。
映画『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』のあらすじ【起】
象のホートンがジャングルの湖で水浴びをしていると、どこからともなく小さな声が聞こえてきた。ホートンは空耳だと思い、気にせず友人達と遊んだ。そこに子供を連れたカンガルーがやって来る。カンガルーは勝手なルールを皆に押しつけ、女王を気取っている動物だった。カンガルーはホートンのことを馬鹿にしていた。
ホートンの耳元に小さな埃が漂い、小さな声が聞こえてきた。それは、小さな人間の悲鳴のようだった。ホートンは埃の上で誰かが助けを求めているかもしれないと思い、空中を漂う埃の後を追った。
ホートンは埃を捕まえ、呼びかけた。カンガルーはそれに気づき、小さな人がいる訳がないと馬鹿にした。だが、ホートンの考えは正しかった。埃の上には、ダレダーレが暮らすダレダーレ国があった。ダレダーレ国は良いことしか起きない国で、住民達は埃の上にいることも危機が迫っていることも知らなかった。ダレダーレ国の市長のマクドッドは、仕事熱心だがちょっと変わった人物だった。マクドッドには妻と96人の子供がいた。
ダレダーレでは市長の第一子が代々市長を継いでいた。だが、第一子のジョージョーは後を継ぎたくなかった。マクドッドはそんなジョージョーの気持ちに全く気付いておらず、ジョージョーも父に失望されるのを恐れて本心を言うことができずにいた。
映画『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』のあらすじ【承】
ホートンが埃がついたクローバーを動かす度に、ダレダーレの国では大地震のような激しい揺れが起こっていた。マクドッドは国の異変に気づくが、そのことを他の者に伝えるには至難の業だった。なぜなら、ダレダーレは危機感とは無縁の存在だった。マクドッドはダレダーレ100年式典を延期し、国の危機に備えるべきだと議会で発言した。だが、誰もマクドッドの話を真剣に聞こうとはしなかった。
ホートンは埃に向かって呼びかけた。他の動物達はホートンの話を真剣に聞こうとはしなかった。だが、ホートンはマクドッドとの会話に成功する。マクドッドは自分達が埃の上で暮らし、自分達よりも大きな存在がいることを信じなかった。しかし、ダレダーレ国の明るさをホートンが調節してみせると、マクドッドは話を信じた。
マクドッドは科学者のラルー博士に相談した。すると、埃が漂い続ければ、国が滅亡する恐れがあると告げられる。マクドッドはホートンに、ダレダーレ国の人々が安全に暮らせる永住地を見つけて欲しいと頼んだ。ホートンは辺りを見渡すが、ジャングルは動物達が暮らしているため、小さなダレダーレが安全に過ごせる場所がなかった。その時、ヌール山のてっぺんにある、静かで涼しい洞窟の存在を思い出す。そこには一輪のひまわりが咲いていた。ホートンはそのひまわりにダレダーレ国を置くことにした。
映画『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』のあらすじ【転】
子供やジャングルの動物達が、ホートンの真似をしてクローバーを持つようになった。カンガルーは教育上よくないと思い、ホートンからクローバーを奪って処分しようとした。ホートンはダレダーレ国を守るため、クローバーの引き渡しを拒否した。動物達から奇異の目で見られるが、ホートンは気にしなかった。
ホートンは危険な橋を渡り、意気揚々と旅を行った。ダレダーレ国は激しい揺れに見舞われる。マクドッドは自宅に帰ると、壊れ物を片付けることにした。その姿を妻に見られ、不審がられる。マクドッドはホートンの存在を説明するが、妻は信じてはくれなかった。
ジョージョーは父が自分の気持ちを一向に理解してくれないため、孤独の中にいた。深夜に家を抜け出すと、廃屋になっている天文観測台を訪れた。そこは、ジョージョーの癒しの場所だった。
カンガルーはホートンからクローバーを奪うため、邪悪なオオワシのブラドに協力を持ちかけた。その頃、ダレダーレ国では夏なのに雪が降っていた。天候異常が起こったことで、ラルーはマクドッドの話を信じる気になった。マクドッドはホートンに呼びかけた。ホートンは温かい息を吹きかけ、ダレダーレ国の雪を溶かした。
ホートンは友人でネズミのモートンから、カンガルーがブラドに頼ったことを知らされる。モートンはクローバーを手放すことを勧めるが、マクドッドとの約束を果たすためホートンは拒否した。
映画『ホートン ふしぎな世界のダレダーレ』の結末・ラスト(ネタバレ)
ホートンは攻撃される恐れがあるため、地下に皆を避難させるようマクドッドに呼びかけた。住民を避難させるためには議会の承認が必要なため、話を聞いたマクドッドは頭を抱えた。その時、ホートンはブラドからの攻撃を受ける。ホートンが逃げ惑っているせいで、ダレダーレ国は激しく揺れた。
マクドッドは住民達を避難させようとするが、誰も話を信じてはくれなかった。ホートンの声を聞かせ話が真実であることを実証しようとするが、ホートンは呼びかけには応じなかった。その時、クローバーがブラドに奪われてしまっていた。ホートンは追いかけるが、ダレダーレ達が暮らす埃がついたクローバーをクローバー畑に落とされてしまう。ホートンはどれがダレダーレ達が暮らす埃がついたクローバーか分からなかったため、1本ずつ摘み取って呼びかけた。
ホートンは300万本目でダレダーレ達が暮らす埃がついたクローバーを見つける。ホートンの声を聞いた住民達は、マクドッドの話を信じた。ホートンはダレダーレ国の住民達を守るため、ヌール山に急いだ。
カンガルーはホートンが未だにクローバーに呼びかけていることを知り、動物達と共にホートンに制裁を加えることにした。ホートンは逃げようとするが、動物達に囲まれてしまう。ダレダーレ国の住民達は全員で声を出すが、音が小さすぎてなかなか動物達に声が届かなかった。その時、ジョージョーは天文観測台に走っていった。そこには、ジョージョーが作った音を奏でる装置があった。その音と共に住民達は声を出して音を鳴らした。ジョージョーは最後まで諦めることはなく声を出した。彼の声はカンガルーの子供や動物達の耳に届いた。カンガルーはホートンの話が真実だったことに気づき、落ち込んだ。ホートンはそんなカンガルーの傍に行き、仲直りをした。ホートンはカンガルーや動物達と共に洞窟を目指した。
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