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映画『ドラゴンボールZ 復活のF』あらすじネタバレ結末と感想

映画『ドラゴンボールZ 復活のF』の概要:『ドラゴンボールZ 復活の「F」』は、劇場版第19作目。『ドラゴンボール』の敵の中でも特に人気のあるフリーザを再び敵に迎えるストーリー。原作者鳥山明が脚本を務める完全新作の劇場版。

映画『ドラゴンボールZ 復活のF』 作品情報

ドラゴンボールZ 復活のF

  • 製作年:2015年
  • 上映時間:94分
  • ジャンル:アドベンチャー、アドベンチャー、コメディ、アニメ
  • 監督:山室直儀
  • キャスト:野沢雅子、堀川りょう、鶴ひろみ、佐藤正治 etc

映画『ドラゴンボールZ 復活のF』 評価

  • 点数:40点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

[miho21]

映画『ドラゴンボールZ 復活のF』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『ドラゴンボールZ 復活のF』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『ドラゴンボールZ 復活のF』 あらすじ【起・承】

破壊神ビルスとの戦いを終えてしばらくたった頃。
昔悟空に倒されたフリーザが率いていた軍にいたソルベや部下たちは、フリーザを復活させるべくドラゴンボールを求める。
ドラゴンボールはすぐに集まり、ソルベたちは神龍を呼び出してフリーザを復活させる。トランクスによって木っ端みじんにされたフリーザの体はバラバラのままだったが、フリーザ軍の開発した最新の装置によって元の形に復元された。
地獄の底で花畑と小さな妖精など可愛いものに囲まれ木に吊るされたまま苦痛の日々を送っていたフリーザはこうして蘇る。
フリーザは当然悟空への復讐を目論むが、今のままでは勝てない。悟空を倒すためにフリーザは初めて厳しいトレーニングを積むことに。
半年後、パワーアップしたフリーザは軍を引き連れて地球へ向かう。

一方、銀河パトロールのジャコはフリーザの復活と襲来を知り、すぐにブルマへ伝える。
すぐにでも備えなければならないのだが、その頃悟空とベジータはビルスの付き人であるウイスのところへ修行に行っており、すぐに連絡を取ることができない。

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映画『ドラゴンボールZ 復活のF』 結末・ラスト(ネタバレ)

仕方なく、悟飯、ピッコロ、天津飯、クリリン、亀仙人が迎え撃つことになり、悟空とベジータが来るまでの時間稼ぎにフリーザの新しい軍1000人と戦う。
超サイヤ人の悟飯の活躍で次々と倒していくが、フリーザに「あの時の子供」と目を着けられ、一撃で瀕死の状態にされてしまう。

一方、やっとブルマからの連絡に気付いたウイスは、悟空とベジータを連れ瞬間移動で地球に向かう。
長い時を経て再び対峙した悟空とフリーザ。フリーザはトレーニングの末、進化型の「ゴールデンフリーザ」となった。悟空は圧倒的な強さに驚くが、フリーザの弱点にも気づく。「ゴールデンフリーザ」はその強さの分、持続力がないのだ。
戦闘を見ていたベジータが割り込み、悟空と交代する。以前フリーザ軍にいたベジータ。あの頃は全く歯が立たなかったものの、今では悟空と同等の強さを持つ。悟空との戦いで体力を激しく消耗していたフリーザには勝ち目はないが、負けは認められない。フリーザは地球をまるごと破壊してしまう。

ウイスの周辺にいた者達を除いて、全てが死んでしまい、悟空たちは後悔する。
ところが、ウイスの力で3分だけなら時間を戻すことができるという。地球が破壊される数分前に戻ると、悟空は一瞬の間にフリーザを倒す。

結局フリーザはまた地獄の底の木に吊るされ、花畑や妖精や天使に囲まれる日々に逆戻りすることになった。

映画『ドラゴンボールZ 復活のF』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ドラゴンボールZ 復活のF』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

フリーザ編好きにはたまらない映画

『ドラゴンボール』シリーズの中で、フリーザ編は最も人気があるといってもいいのではないだろうか。
あのベジータよりも強い敵がいるということ、そしてフリーザと戦うことで初めて悟空が超サイヤ人になる。フリーザのカリスマ的キャラクターもすごい。

一度は死んだフリーザが復活して、さらに強くなって帰ってくるというのだから、それだけでわくわくする。
これだけ長く続いているシリーズで、昔のままのノリと勢いをキープできるのはすごいと思う。

オチが残念すぎる

今回の劇場版は原作者の鳥山明の書下ろし脚本ということで期待も高まっていたのだが、ふたを開けて見れば残念な代物だった。
フリーザが戻ってきて、悟空とベジータも新しい超サイヤ人(髪が青)になり強くなった。今回はベジータがついにフリーザを倒すのか!?という流れだったのだが、敗北を認められないフリーザが地球ごと破壊。悟空とベジータはどうするんだと思っていたら、なんとウイスが時を戻し、悟空が不意打ちであっさりフリーザを倒してしまうというオチ。
なんだそれ……。盛り上がってきた最後の最後で時間を戻して解決なんて夢オチくらい残念。
最後までは十分楽しめたからいいけど、これはないんじゃないかと思った。
あと、新しく始まった新シリーズアニメ「ドラゴンボール超」では、前作の『ドラゴンボールZ 神と神』とこの『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が使いまわされている。そこもなんだか納得いかない。
長年続いてきたからマンネリ化は仕方ないけど、最近本当にやる気がないというかつまらないので、頑張ってほしいなあと思う。


子供の頃にドラゴンボールシリーズをテレビで見ていたが、やはりフリーザの登場は嬉しい。自分の中で、敵と言えばフリーザというイメージがある。声優を変わらず中尾隆聖さんが務めていたことも良かった。
フリーザがいた死後の世界がなかなか衝的だった。ファンシーな世界で他の人だったら喜ぶような場所だと思うが、フリーザにとって苦痛に感じるのは納得だった。物語としては、上手く説明できないが正直物足りないところはあった。過去の作品を知っている人は、そう感じてしまう人も多いと思う。(女性 30代)

映画『ドラゴンボールZ 復活のF』 まとめ

ストーリーは残念だし、その年のワースト映画と言われるのもうなずけるのだが、面白い所もたくさんあった。
劇中のバトルソングには、マキシマムザホルモンの「F」が使われている。「F」は、タイトルから分かる通りフリーザ編をイメージして作られた曲。フリーザのための曲である。鳥山明は今回脚本を書くにあたって、この曲にインスパイアされてフリーザの話にしようときめたらしい。
「F」が流れる戦闘シーンは一番盛り上がる所なので、これが観られただけでも良かった。

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