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映画『夫婦フーフー日記』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『夫婦フーフー日記』の概要:実際のブログを元に作られた作品。コウタは17年来の友人であるユウコにプロポーズをし、結婚することになった。すぐに妊娠も発覚し、幸せの絶頂の中にいたが、ユウコの体に癌が見つかる。コウタはユウコとの闘病生活をブログに綴るようになった。

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映画『夫婦フーフー日記』の作品情報

夫婦フーフー日記

製作年:2014年
上映時間:95分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:前田弘二
キャスト:佐々木蔵之介、永作博美、佐藤仁美、高橋周平 etc

映画『夫婦フーフー日記』の登場人物(キャスト)

コウタ(佐々木蔵之介)
作家を目指しているが上手くいかず、編集プロダクションで働いている。ウジウジと悩む性格で、上手く書けないときはユウコに電話をして励ましてもらっていた。
ユウコ(永作博美)
17年来の友人だったコウタにプロポーズされ、結婚することを決める。コウタとの間に息子が1人いる。腸に悪性の腫瘍が見つかり、闘病生活を余儀なくされる。明るくて陽気な性格。
エリ(佐藤仁美)
ユウコの親友で、コウタの友人。ユウコの死を受け止めきれず、ユウコ達の闘病生活のブログを、本として出版する話に難色を見せる。
ギテー(高橋周平)
ユウコの弟。ちょっとおバカなところもあるが、姉思いの優しい人物。兄としてコウタのことを慕っている。
KZO(杉本哲太)
ユウコとコウタの友人。自身も11年前に妻を亡くしており、友人としてコウタを支える。

映画『夫婦フーフー日記』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『夫婦フーフー日記』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『夫婦フーフー日記』のあらすじ【起】

コウタはユウコと共通の友人を通して知り合い、大勢の中の友達の1人として遊ぶようになった。作家を目指していたコウタは編集プロダクションに就職し、本が大好きなユウコは本屋で働いていた。ある日、コウタはユウコの本屋で、『小説時代新人文学賞 第一次選考発表』を確認していた。すると、応募していた作品は落選していた。コウタが落ち込んでいると、ユウコからとにかく作品を書けと応援される。

ユウコが福島の実家に帰っても、コウタはユウコに電話を掛けて交流を持った。だが、会えないことに物足りなさを感じていた。そんな時、ユウコからお見合いをすると告げられる。ユウコと出会って17年。コウタはユウコにプロポーズするため、福島に向かった。

福島に向かった日から1年9か月後。コウタはユウコの家族や友人と食卓を囲みながら、ユウコを懐かしんで寂しい気持ちになった。1か月前、コウタの嫁になったユウコは、1人息子を残して直腸癌で亡くなった。だが、コウタには幽霊になったユウコの姿が見えていた。

コウタはユウコとの闘病生活をブログで綴っていた。そのことを本として出版してみようという話が、コウタの前の職場で持ち上がっていた。ユウコは纏められた原稿を見て、売れないなと文句を言った。コウタはその言葉に腹を立て、原稿を見ながらユウコとの生活を振り返った。

コウタはユウコと共に市役所に行き、婚姻届を出した。その時、コウタ達は共に37歳だった。結婚後、すぐに妊娠も発覚した。ある日、ユウコの体調が悪い日があったのだが、妊娠のせいだと楽観視していた。だが後日、検査でユウコの腸に腫瘍が見つかる。その時はまだ深く考えていなかったが、その後の検査結果で悪性だと告げられ、コウタ達はショックを受ける。コウタは友人達にユウコの病気を知らせるため、ブログに書いた。

ユウコは大きい病院に転院することになった。その時、腫瘍がリンパにまで転移しており、ステージ3だと告知される。それから月日が流れ、息子が帝王切開で誕生する。ユウコはそれから本格的に癌の治療をすることになった。

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映画『夫婦フーフー日記』のあらすじ【承】

幽霊になったユウコの姿は、コウタ以外の人間には見えていなかった。コウタはユウコに対して話しているのだが、他の人間には独り言を話しているようにしか見えないため、おかしくなったのではないかと心配される。

コウタのブログが、本として正式に出版されることが決まった。コウタは原稿を纏める間、息子を両親に預けた。ユウコからそれでいいのかと心配されるが、コウタは1週間の間に本を纏め、再就職をしようとやる気に満ち溢れていた。

コウタは本を出版することを友人のエリやユウコの弟(ギテー)などに話すが、微妙な反応をされる。亡くなってからすぐに本を出版するのはどうなのかと言う意見や、ブログの続きを更新した方がいいと言う意見など様々だった。ユウコからも、本を出版するためにブログを書いたと皆内心思っているのではないかと指摘される。コウタは本を出版することを悩むが、ユウコからそのぐらいのことで悩むから小説家にもなれないのだと叱られる。

コウタは転職活動も上手くいっていなかった。知り合いの伝手で編集の仕事を行うが、やりたい仕事とは違うため、身が入らずイライラしてしまう。そんな時、本の出版の話しも無くなってしまう。

映画『夫婦フーフー日記』のあらすじ【転】

コウタは原稿を持って他の出版社を回った。家に帰ると、友人達からのメッセージが留守番電話に残されていた。エリは先日の謝罪と共に、本が好きなユウコのために、本を残そうとしているコウタの気持ちが理解できると話していた。ギテーはブログを通じてコウタとの縁を繋げたかったのだと話していた。コウタはメッセージを聞いた後、ユウコが傍にいないことを実感し、寂しい気持ちになった。

コウタは両親から連絡をもらい、息子に会うために夜行バスに乗った。その道中、原稿を読み返した。息子が初めてわが家にやって来た日、コウタは息子の夜泣きに困り果てていた。なんとかその日は義母がいてくれたおかげで事なきを得たが、いつまでも頼っている訳にはいかなかった。コウタは職場の同僚や上司の理解を得ながら、仕事量を調節した。その後、エリとギテーと友人のKZOが息子のお守をしに来てくれた。1人だと一杯一杯になっていた息子の世話も、皆でやると楽しかった。

ユウコが人工肛門をつけた。ユウコはやはり女だったので最後まで人工肛門に慣れず、抵抗を感じていたようだった。だが、人工肛門のお蔭で、口からの食事を摂取できるようになった。ユウコはエリからの差し入れであるスープを美味しそうに飲んだ。ブログではユウコが順調に回復していると綴っていたが、検査の結果、肺への転移が見つかっていた。

コウタは再びユウコの幽霊が見えるようになった。1人で立ち直ろうとしていたが、やはりユウコに会えるのは嬉しかった。ユウコのくだらない嘘を聞きながら、再び原稿を読んで過去を振り返った。

ユウコは家に帰り、薬を服用しながら治療することになった。コウタは1人でいる時間を懐かしく思うときもあったが、家族3人でいる時間を楽しんだ。だがある晩、ユウコの容態が急変してしまう。ユウコは熱を出し、異常なほど寒がった。毛布を何枚も被せてヒーターを点けた。すると、次は異常なほど暑がり出した。コウタは一晩中ユウコの看病に追われた。体調が落ち着いた後、ユウコは最後のとき、大好きだよと言って抱きしめてくれとコウタに頼んだ。

映画『夫婦フーフー日記』の結末・ラスト(ネタバレ)

ユウコが風邪を引いてしまった。大学病院で検査をした結果、再入院することになった。新たな抗癌剤の治療を行うが、反発が激しく、体が思うように動かなくなってしまう。ユウコはショックを受け、抗癌剤の治療を止めたいと呟いた。そして、ユウコは死を意識し、不安に襲われる。コウタはユウコが話す不安な気持ちを、聞くことしかできなかった。コウタはその時のことを振り返り、どう対応してあげるのが一番良かったのか、未だに悩んでいた。

ユウコの両親やギテー達が見舞いに訪れた。ユウコが死を意識した言葉を呟いたため、ギテーが何とか生きる希望を持たせようと言葉を重ねた。その姿を見て、ユウコの父親が病室を出て行った。コウタが様子を見に行くと、ユウコの父親は座り込んで泣き崩れていた。そのことは、ブログに綴ることはできなかった。

ユウコが福島で死ぬことを望んだため、引っ越すことになった。コウタも仕事を辞め、福島に行くことを決めた。コウタは仕事の引き継ぎのため、一旦家に帰った。だが、ギテーからユウコの容態が急変したと連絡を受ける。福島の病院に駆けつけると、ユウコは既に息を引き取っていた。コウタは原稿を読み返しながら、その日のことを思い出して泣きじゃくった。ユウコはそんなコウタを見ながら、息子のために出版できなくても書き続けろと励ました。そんな時、コウタの母から連絡があり、息子が熱を出して救急車で運ばれたと告げられる。

コウタはバスを降り、息子の元へと走った。その時、脳裏にはユウコが最後に残した文章が思い浮かんでいた。それは、「とりあえずみんな(全員)と会えてよい」だった。コウタは病院に辿り着くが、治療のお蔭で息子は無事だった。

コウタはKZOに励まされ、気の済むまでユウコと一緒にいることにした。それから、コウタは息子を育てながら、作家として活動することにした。

映画『夫婦フーフー日記』の感想・評価・レビュー

佐々木蔵之介の演技が好きで観に行った映画です。幸せ絶頂の2人に、奥さんの癌が発覚して他界してしまいます。現実逃避する為に、奥さんとの日々を小説家にしようとする主人公に奥さんが幽霊になって現れてきます。

きっと、長年連れ添ってきた夫婦には、幽霊でもいいから現れてきて欲しいと願うものかなと思いました。歳をとってから、夫婦で観たいなと思う映画です。(女性 30代)


ストーリーは若干ややこしく、すんなりと理解はできないかもしれない。しかし決して悪くはなかった。あまり深みは感じないが、オリジナリティに溢れている。この世界観は嫌いではなかった。
主演の2人の演技は素晴らしい。この演技を見るだけで、お金を払って今作を見る価値はある。2人の洗練されたシンプルな演技には好感がもてる。
今作の予告は本当に良くできている。期待を煽る予告であり、その高いハードルを超えることは難しかった。映画は予告も大切な作品の一部なのだと改めて気づいた。(男性 20代)

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