この記事では、映画『今はちょっと、ついてないだけ』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『今はちょっと、ついてないだけ』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0076894
| 製作年 | 2022年 |
|---|---|
| 上映時間 | 128分 |
| ジャンル | ヒューマンドラマ |
| 監督 | 柴山健次 |
| キャスト | 玉山鉄二 音尾琢真 深川麻衣 団長安田 |
| 製作国 | 日本 |
映画『今はちょっと、ついてないだけ』の登場人物（キャスト）
- 立花浩樹（玉山鉄二）
- フリーのカメラマンで、施設で暮らす母のもとに度々訪れている。バブル時代に有名カメラマンとしてドキュメンタリー番組に出演していた。温厚な性格で人を批判することは殆どない。
- 宮川良和（音尾琢真）
- テレビ局に勤務する中年男性。母親は施設で暮らしており、娘はバレエダンサー志望。贔屓にしてくれていた大物芸能人の引退をきっかけに左遷された。
- 瀬戸寛子（深川麻衣）
- 女性専用のシェアハウスで暮らす若い美容師。シェアハウスの住民がたて続けに退去し、管理人から男性の入居者の受け入れを打診された。強く主張を述べるのは苦手。
- 会田健（団長安田）
- 落ち目の芸人。再ブレークを目指して、立花に写真集のための撮影を依頼した。身体を鍛えることに興味があり、いつも前向きに自身のプロモーションを行う。
映画『今はちょっと、ついてないだけ』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『今はちょっと、ついてないだけ』のあらすじ【起】
宮川良和はテレビ局に勤める中年男性。
バレエダンサー志望の娘・菜々子と妻・真理恵の3人で都内の一軒家に住んでいる。
宮川を贔屓にしていた大物芸能人の引退をきっかけに、宮川は左遷されてしまい、収入は減り、やりがいのない仕事に追われる日々を送るようになった。
宮川の母は施設で暮らしており、宮川は母に介護が必要となったとき、同居せずに施設に入所させたことに罪悪感を持っていた。
施設内で知り合った女性が、有名なカメラマン立花浩樹の母だと知った宮川は、立花に母の写真を撮って欲しいと頼んだ。
立花は宮川と宮川の母の写真を撮り、宮川は、完成した写真の素晴らしさに驚いた。
宮川は仕事を辞め、自室で酒を飲みながら立花の撮った写真を眺めることが唯一の楽しみとなった。
真理恵は仕事もせずに酒ばかり飲んでいる宮川に苛立ち、菜々子も宮川に呆れている。
宮川は家庭内に居場所がないと感じるようになった。
菜々子は宮川の部屋で、立花が撮影した、宮川の母の写真を見て感動し、立花に自身のダンススクールでの記録映像の撮影を依頼した。
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映画『今はちょっと、ついてないだけ』のあらすじ【承】
瀬戸寛子は20代の美容師だ。
女性専用のシェアハウスで暮らしているが、入居者達は次々と越して行き、管理人は瀬戸に、男性も入居させたいと打診した。
瀬戸は抵抗を感じたものの、断ったらシェアハウスを追い出されるかもしれないと思い、承諾した。
瀬戸は勤務先の美容院を突然解雇され、再就職活動を始めたものの、上手くいかない。
宮川は家を出て、立花のアシスタントとして働いていた。
そして、宮川と立花は瀬戸の暮らすシェアハウスに引っ越して来た。
瀬戸は、宮川と立花とすぐに打ち解けた。
宮川と立花は、ある女性から結婚相談所に出す写真の撮影を依頼された。
メイクは女性本人が行い、宮川と立花は撮影に集中したが、立花は写真の仕上がりに満足できない。
瀬戸は、女性のメイクとヘアセットをさせて欲しいと申し出、女性も宮川、立花も満足のいく写真を撮ることが出来た。
瀬戸はその後、就職のための面接に赴いたが、手応えは良くない。
帰り道には怪しげな勧誘にも遭い、疲れ果ててシェアハウスに戻った。
映画『今はちょっと、ついてないだけ』のあらすじ【転】
瀬戸はシェアハウスで、立花の淹れたコーヒーを宮川、立花と共に飲みながら寛いだ。
会話の中で、瀬戸が幼い頃に好んで見ていた、有名カメラマンのドキュメンタリー番組に出演していたカメラマンが、立花であったことを知り、瀬戸は驚いた。
瀬戸は立花と宮川に、失業中であることを打ち明けた。
立花は瀬戸に、ヘアメイク担当として一緒に働くことを提案し、瀬戸は快諾した。
立花、宮川、瀬戸のチームワークは抜群で、仕事は次々に入って来る。
ただ、写真撮影の仕事だけでは生活費を賄えないため、それぞれアルバイトをしている。
3人のもとに次に依頼を入れたのは、落ち目の芸人・会田健だ。
会田は再ブレイクを狙って筋トレをし、鍛え上げられた肉体を立花の手で写真集にまとめたいと望んでいた。
会田と面接をした3人は、会田の意図を飲んだものの、彼の肌が白いことから、写真映えを憂慮した。
そこで立花と宮川は会田を湖に連れて行き、アウトドアを楽しむ会田の撮影を行い、アクティブな印象で売り込む戦法に乗り出した。
映画『今はちょっと、ついてないだけ』の結末・ラスト（ネタバレ）
会田が望んでいたのは鍛え上げられた肉体を披露することだったが、その写真は評価されなかった。
しかし、会田ら若くない男たちがアウトドアを楽しむ動画をアップしたことが注目を集め、会田は見事再ブレイクを果たした。
そんな中、立花らの暮らすシェアハウスの取り壊しが決まり、今後の暮らしについて、立花たちは悩み始めた。
宮川にはテレビ業界での新たな仕事の話が入り、立花には以前彼が出演していたドキュメンタリー番組のプロデューサー・巻島から仕事の依頼を受けた。
巻島は、立花に借金を押し付けた男だ。
立花は関係者への迷惑を鑑みて、カメラマンの仕事を辞して工場で働き、全額返済を果たした。
その過去から、立花は巻島を許せないと思っていたが、巻島に会うことにした。
巻島に、立花の仲間が資金繰りに悩んで自殺したことなどを責めたが、巻島は立花の実力を認めていたと語った。
立花は巻島からの依頼を断った後、宮川に、これからも一緒に働きたいと懇願した。
宮川は、立花と瀬戸と共に、これからも一緒にやっていきたいとと返答した。
映画『今はちょっと、ついてないだけ』の感想・評価・レビュー
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映画『今はちょっと、ついてないだけ』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『今はちょっと、ついてないだけ』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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