この記事では、映画『いなくなれ、群青』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『いなくなれ、群青』の作品情報
出典:https://www.video.unext.jp/title/SID0046574
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 105分 |
ジャンル | 青春 ファンタジー ミステリー |
監督 | 柳明菜 |
キャスト | 横浜流星 飯豊まりえ 矢作穂香 松岡広大 |
製作国 | 日本 |
映画『いなくなれ、群青』の登場人物(キャスト)
- 七草(横浜流星)
- 階段島に迷い込んだ高校生。物静かな性格。階段島でも不満無く暮らしていたのだが、幼なじみの真辺に会うことで変化が訪れる。
- 真辺(飯豊まりえ)
- 階段島に迷い込んだ女子高生。七草とは、小学生のことからの幼なじみ。自分の言いたいことをはっきり伝える性格。階段島の暮らしに納得していない。
- 佐々岡(松岡広大)
- 階段島に迷い込んだ高校生。つまらない現実を少しでも面白くしようとしている。いつもイヤホンで音楽を聴いている。
- 水谷(松本妃代)
- 階段島に迷い込んだ女子高生。ショートヘアの委員長タイプ。階段島でおい真面目に振る舞い、クラスメイトにも敬語で接する。
- 堀(矢作穂香)
- 階段島に迷い込んだ女子高生。人と会話をするのが苦手な性格。そのため、ほとんど言葉を発しない。七草のことを信頼している。
- 時任(片山萌美)
- 階段島の郵便局で働く女性。島の人への手紙を配達しており、魔女への手紙も届けている。魔女に会ったことは無い。
映画『いなくなれ、群青』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『いなくなれ、群青』のあらすじ【起】
男子高校生の七草は、見知らぬ場所で目覚める。そこへ近くにいた少女が、ここが「階段島」という孤島で、「捨てられた人々」が集まる所であると教えてくれる。島を脱出する条件は、失くしものを見つけることだという。
七草は、階段島まで来た方法を思い出せずにいた。それは、島にいた人々は全員同様であった。階段島には、インターネットは繋がるものの、メールは送受信できず、島の外と連絡を取る手段は手紙のみであった。島の住民たちは、このような不可解な状況を受け入れながら、島で生活をしていた。この島の秘密を唯一知っている魔女という存在がいることを七草は、知る。
七草は、学生寮で生活することになり、学校へ通うようになる。七草は、クラスメイトの佐々岡、学級委員長の水谷、無口な堀などと交友を深める。
そんなある日に七草は、海辺を散歩していると、真辺という女子高生の姿を目にする。真辺もまた、島に来る前の記憶が無かった。
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映画『いなくなれ、群青』のあらすじ【承】
先日出会った真辺が、七草たちのクラスに転校してくる。真辺は、他の住民たちとは違い、島に来たことに納得をしていなかった。常に島から出ることを望んでおり、教師や他のクラスメイトたちに常に島から出たいことを伝えていた。それを見た七草は、真辺を宥めるのだが、逆に真辺から一緒に島を出ることを提案される。
真辺と七草は、島の紛失物を扱う灯台の紛失物係の所を訪れる。そこには、配達員の時任がいた。真辺が時任に島を出たいことを伝えると、時任は魔女に手紙を出すことを勧める。
魔女に手紙を出すためには、学校の裏の階段を登った所にある郵便ポストに手紙を出す必要があるのだが、その階段は非常に危険であると、時任は忠告する。
ある日七草は、学校の裏の階段に魔女についてのメッセージや星と銃の落書きを発見する。落書きの犯人が魔女について何か知っていると考えた真辺たちは、犯人探しを始める。その一方で七草は、少しずつ真辺との中学生時代を思い出していった。
映画『いなくなれ、群青』のあらすじ【転】
数日後、学校で再び落書きが書かれる。犯人として、その時に授業をサボっていた七草が疑われる。その一方で、真辺はボートを使って、島から抜け出そうとしていたが、不思議な力が働いて、島に戻ってきてしまう。途中でボートが転覆して、真辺が溺れてしまう。たまたま通りかかった堀に助けられるが、これ以上自分勝手な行動は控えるよう怒られてしまう。
音楽祭の日。豊川は、愛用するバイオリンの絃が切れてしまい、出場辞退を考える。知らせを聞いた佐々岡は時任から絃を受け取り、豊川の元へ届けようとする。佐々岡は、魔女に手紙を書いて、絃を手に入れていたのである。
急ぐ佐々岡の前に水谷が現れ、絃を切ったのは自分であると告白する。佐々岡は、豊川がかつてのトラウマに悩みバイオリンを弾きたくなかったことを知る。それでも豊川は、佐々岡らの励ましを受け、無事に演奏をやり遂げるのであった。その日の夜に、豊川は島から姿を消した。豊川は、失くしものを見つけたのだと思われた。
映画『いなくなれ、群青』の結末・ラスト(ネタバレ)
七草と真辺は、学校をサボって灯台へ向かう。七草は、失くしものや魔女の正体について分かっていたのである。灯台にある電話を使って、魔女と話し出す七草。七草は、人間が成長する中で欠点となる部分や自分の嫌な所が、この島に捨てられて、それが魔女の力で人間の姿になることを伝える。島を抜け出すためには、自分自身を見つける必要があることも伝える。
七草は、真辺を元の世界に戻すべく色々と動いていたのであり、落書きもその一つだった。七草は、落書きで島の秘密を島民にバラすと魔女を脅し、バラさない代わりに真辺を島から出すことを提案する。
七草が真辺を学校の屋上へ連れて行くと、再び会うことを約束して、一人真辺は消滅していった。後日、七草は真辺のことを思い出しながら、海辺を歩いていた。そこには、真辺の姿があった。約束を果たすべく、真辺は七草のもとへ帰って来たのである。
映画『いなくなれ、群青』の感想・評価・レビュー
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映画『いなくなれ、群青』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『いなくなれ、群青』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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