この記事では、映画『地下室のヘンな穴』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『地下室のヘンな穴』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0078029
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 74分 |
ジャンル | コメディ |
監督 | カンタン・デュピュー |
キャスト | アラン・シャバ レア・ドリュッケール ブノワ・マジメル |
製作国 | フランス/ベルギー |
映画『地下室のヘンな穴』の登場人物(キャスト)
- アラン(アラン・シャバ)
- 保険会社に勤める中年男性。妻のマリーと郊外の一軒家に引っ越して来る。地下室の奇妙な穴に最初は興味を示すが、仕事で厄介な顧客に悩まされておりそれどころではなくなってしまう。
- マリー(レア・ドリュッケール)
- 夫のアランと地下室に奇妙な穴がある新居に引っ越して来る。日に日に年老いて、衰えていく自分の容姿に悩んでおり、「12時間進んで3日分若返る」不思議な穴にのめり込んでアランを困惑させる。
- ジェラール(ブノワ・マジメル)
- アランが勤める保険会社の社長。アランとマリーの夫妻にある秘密を打ち明ける。女好き。
- ジャンヌ(アナイス・ドゥムースティエ)
- ジェラールの年の離れた若い恋人。女性用の下着店で働いている。
映画『地下室のヘンな穴』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『地下室のヘンな穴』のあらすじ【起】
アランとマリーの中年夫婦は新居を探しており、不動産屋とパリ郊外にある一軒家へ内見にやって来た。二人が契約を決めかねていると、「この家の一番の目玉をお見せします」と不動産屋に言われて地下室に案内される。
地下室にはマンホールのような穴が開いており、とりあえず降りてみるよう二人を促した。マリーは怖がるが、アランは興味本位で「降りてみよう」と言う。結局二人は不動産屋の後に続き、穴を降りて行った。
穴を降りると、そこはなぜか同じ家の2階の部屋だった。しかも夜の8時頃だったはずが、辺りは明るい。二人が困惑していると、不動産屋が徐に語り始める。「穴を降りると時間が12時間進んで3日若返る」と言うのだ。「なぜ下に降りたのに2階に着いたのか?」とアランが聞くが、それは不明だという。驚きを隠せない二人。加えて庭に放置されたままの廃車も気になる。しかし、それ以外に妙なところは何もないので、二人は契約を決める。
引っ越しが終わった後、マリーは穴のことが気になっていた。「もう一度降りてみよう」とアランを誘うが、「疲れている」と言われて断られる。マリーは仕方なく一人で穴に入ることにした。
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映画『地下室のヘンな穴』のあらすじ【承】
二人の新居は、偶然にもアランの友人であるジェラールの家の近所だった。彼はアランが勤める保険会社の社長でもある。引っ越し祝いも兼ねて、ジェラールは恋人のジャンヌと新居に遊びにやって来た。
4人で食事をした後、ジャンヌが面白い話があると切り出す。ジェラールは気が進まない様子だが、ジャンヌに急かされて自分で話し出した。彼はなんと電子ペニスにしたのだと言う。アランとマリーは唖然とするが、ジェラールは「スマホで操作できる。伸縮自在だ」と得意気に話した。ジャンヌも「本物と質感も同じでよくできている」と補足する。
秘密を打ち明けてくれたジェラールに悪いと感じたアランは、自分たちも「何か話をせねば」と地下室の穴の話をしようとする。するとマリーが、「それは秘密にしておいて」とアランの話を遮った。
二人が帰るとマリーはまた穴に降りて行くが、アランは気にせず床に着く。マリーは年老いて日に日に衰えてゆく自分の容姿に悩んでおり、穴に降りて少しでも若返りたいと思っていたのだ。
映画『地下室のヘンな穴』のあらすじ【転】
再び穴に降りて行ったマリーは、「3回降りたので9日若返った」と嬉しそうに話す。それに対してアランは、「9日くらいじゃ何も変わらない」とあしらった。アランが興味を示さないのでマリーは機嫌が悪くなり、「20歳になってやる」と言ってまた穴に入って行く。
ある日、アランは面倒な客に困っていた。するとジェラールから、「気晴らしに射撃場に行こう」と言って連れて行かれる。射撃を楽しむジェラールだったが、ライフルを発射した衝撃で尻もちをついてしまい、そのせいで電子ペニスが故障してしまう。慌てふためくジェラールは、手術を受けるため日本に向けて飛び立って行く。
次の日、マリーが穴から出て来て、「入る前は腐っていたリンゴが元通りになった」とアランに報告する。アランが呆れてそのリンゴを齧ると、中から蟻の群れが湧き出して来る。そして「見た目は若返っても中身は同じだ」と言って、穴に入るのを止めるようマリーを諭す。しかし彼女は「若返ってモデルになりたい」と、言うことを聞かない。
映画『地下室のヘンな穴』の結末・ラスト(ネタバレ)
ジェラールが日本に行っている間に、ジャンヌは他の若い男と浮気する。ジェラールも日本人の女と恋に落ち二人は破局。手術が終わりパリに帰って来たジェラールは、その後も女を取っ替え引っ替えする。ある日、ジェラールが運転していると再び電子ペニスが故障し燃え始めた。慌てている内に運転を誤った彼は、交通事故を起こしてしまう。
マリーはその後も幾度となく穴に入り、ようやく見た目が10代のように若くなり満足気になる。意気揚々とモデル事務所に売り込みに行くが、そう甘い世界ではなく全く採用されない。マリーは徐々に精神が不安定になり家で暴れ始める。手に負えなくなったアランは、仕方なく彼女を精神病院に入院させ、その後すぐに穴を溶接して封鎖した。
マリーは医者の目を盗んで隠しておいたグラスを割って、その破片で掌を切り開いた。すると、そこから無数の蟻が這い出して来た。マリーは壁に貼ってあるアランの写真に向かって、「信じられる?見て」と笑顔で話しかけた。
その頃、アランは趣味の釣りを楽しんでいた。ふとマリーの声が聞こえた気がしたので「ああ、よく分かるよ」と答えるのだった。
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映画『地下室のヘンな穴』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『地下室のヘンな穴』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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