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映画『インクレディブル・ハルク(2008)』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『インクレディブル・ハルク(2008)』の概要:2008年に公開されたアメリカの映画。アベンジャーズシリーズの一作目。マーベルコミックの「ハルク」の実写化。ハルク役にエドワード・ノートン、その恋人役のベティ・ロスにリヴ・タイラーが出演している。

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映画『インクレディブル・ハルク』の作品情報

インクレディブル・ハルク

製作年:2008年
上映時間:112分
ジャンル:ファンタジー、SF、ラブストーリー、アクション
監督:ルイ・レテリエ
キャスト:エドワード・ノートン、リヴ・タイラー、ティム・ロス、ティム・ブレイク・ネルソン etc

映画『インクレディブル・ハルク』の登場人物(キャスト)

ブルース・バナー / ハルク(エドワード・ノートン)
天才物理学者。アメリカの兵を強化する実験をしていた。その実験中に放射線を浴びてしまう。その結果、感情の起伏が激しくなると全身緑色の巨人・ハルクに変身してしまう。普通の人間に戻れる方法を探している。
ベティ・ロス(リヴ・タイラー)
ロス将軍の娘。バナーの恋人であり、共に兵を強化する実験に参加していた。ハルクとなってしまい逃亡していたブルースと再会。ブルースに協力し、彼を人間に戻す手助けをするようになる。
エミル・ブロンスキー / アボミネーション(ティム・ロス)
ロス将軍の部下。中年だが、常に前線で活躍しており優秀な兵士。ハルクとの対決に負け、ハルクの圧倒的なパワーに惹かれてしまう。力を欲する余り、アボミネーションという巨人に変身出来るようになるが、軍の目的よりもハルクを倒す事が目的となってしまう。
ダディウス・ロス将軍(ウィリアム・ハート)
ベティの父親。兵を強化する研究の指揮をとっている。ハルクとなってしまったブルースを、国の戦力として手に入れたいと思っている。ブロンスキーに力を増幅する実験体になるよう説得するなど、手段を選ばない部分もある。

映画『インクレディブル・ハルク』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『インクレディブル・ハルク(2008)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『インクレディブル・ハルク』のあらすじ【起】

ブルース・バナーは天才物理学者として、兵士を強化し軍事力を向上させる実験を行っていた。その研究中に事故が発生し、ブルースは大量の放射線を体中に浴びてしまう。その結果、脈拍数が毎分200を超えてしまうほどの興奮を感じると、全身が緑色の巨人「ハルク」に変身するようになってしまった。ハルクになってしまうと、感情の自制が出来なくなり破壊衝動のままに行動してしまう。体は銃弾やミサイルを弾いてしまうほど頑丈になり、巨体とは思えないほどのスピードで移動する。

ブルースはハルクになってしまう自分に恐怖を感じ、ブラジル・リオデジャネイロに身を隠し元の人間の体に戻れるよう研究を開始した。ロス将軍率いる軍はハルクの力が大きな軍事力になると感じ、ブルースの身柄を拘束しようと探すのだった。

ハルクになってしまう原因が自分の感情の起伏だと分かったブルースは、リオデジャネイロで感情を抑制する方法を格闘技の精神集中から学び、ハルクへと変身しないよう注意を払いながら生活していた。

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映画『インクレディブル・ハルク』のあらすじ【承】

ブルースの居所を掴んだロス将軍は、ブロンスキーをリーダーとした特殊部隊をブルースの元へと向かわせ、身柄を拘束しようとする。それを察知したブルースは特殊部隊が来る前に自宅から抜け出し、自分が働いているジュース工場へと逃げ込む。後を追ってブルースを追い詰める特殊部隊の攻撃により、ブルースは感情が大きく高まってハルクへと変身してしまう。

ハルクとなったブルースに、麻酔銃ではなく実弾で対抗する部隊だったが、手も足も出ないまま撃退されてしまうブロンスキーと特殊部隊。ハルクは特殊部隊を撃退し逃げていく。その結果、ブロンスキーだけが生き残るという事態になる。一人生き残ったブロンスキーは、ハルクの圧倒的なパワーに憧れるようになってしまう。それを感じたロス将軍は、ブロンスキーにブルースが担当していた軍事力強化の実験を受けるよう勧めた。

その実験の結果、ブロンスキーは中年とは思えない身体能力を持つようになり、ハルクとの対決へと更なる執念を燃やすのだった。

映画『インクレディブル・ハルク』のあらすじ【転】

特殊部隊から逃げ延びたブルースは、元の人間に戻るためのデータを取りに行くためアメリカへと渡っていた。ブルースにはネット上で知り合ったブルーという知人がおり、この人物が人間へと戻ろうとするブルースを手助けしていた。ブルースは人間へと戻る実験の鍵を握っているブルーにデータを貰おうとするが、データは消滅したと告げられる。

そうした生活の中で、ブルースは元恋人でロス将軍の娘であるベティと再会する。ブルースとの再会に喜ぶベティ。ブルースが人間に戻る実験のサポートをすることになる。

データが無いと知り打つ手がなくなったブルースとベティは、資料を探そうと大学へと向かう。二人が大学で資料を探していると、ロス将軍とブロンスキー率いる部隊が現れブルースを確保しようと襲い掛かってくる。

ブロンスキーと特殊部隊の攻撃に、またしてもハルクへと変身してしまうブルース。ハルクに対して、容赦ない攻撃を行う特殊部隊。ベティはロス将軍に対して攻撃を止めるようお願いするが攻撃が止まることはなく、その攻撃にベティも巻き込まれてしまう。ハルクはベティを必死に守りながら、共に逃げていくのであった。

ベティと逃げたブルースは人間へと戻る為にブルーに会いに行く。ブルーと会ったブルースは苦しい実験の結果、人間へと戻ることに成功した。

映画『インクレディブル・ハルク』の結末・ラスト(ネタバレ)

人間に戻れたブルースはその直後、ロス将軍に捕まってしまいヘリで連れ去られてしまう。ロス将軍と行動していたブロンスキーは、ブルーにブルースの血液があるか聞き自分へ打ち込むように強要する。ブルーはブロンスキーの人並外れたパワーに、何かしらの実験をされていると気づく。そんな体にブルースの血液を混入させてしまうとどうなるか分からないと伝えるが、ブロンスキーは聞く耳も持たずに血液を取り入れてしまう。その結果、ハルクではないもう一人の怪物「アボミネーション」が誕生してしまう。

アボミネーションとなったブロンスキーは自分の力に酔いしれ、ロス将軍の注意も聞かずにハルクとの対決を望む。街を破壊しながらハルクを挑発するアボミネーション。ブルースはその姿を見て、アボミネーションとの対決を決意する。

人間へと戻ってしまったブルースは、変身出来るか出来ないか一か八かの賭けでヘリから飛び降りる。人間の姿のまま地面に激突してしまうブルース。全員が諦めかけた時、地面から緑色の大きな握りこぶしが現れた。

ハルク以上のパワーとスピードを持ったアボミネーションに苦戦するハルク。激闘の末、なんとかアボミネーションを倒したハルクは、自分のこの力を正義の為に使うと決意し雄叫びを上げるのだった。

場面は変わり場末のバー。ロス将軍が自分の失態を思い出しながら飲んでいると、一人の男が近寄ってくる。アイアンマンであり、大富豪のトニー・スタークだった。トニーはロス将軍に新しく世界を救うチームを作ると話し始めた。

映画『インクレディブル・ハルク』の感想・評価・レビュー

主人公のブルースは心拍数が200を超えると、凶暴な巨人ハルクへ変身してしまうため、日頃から激しい運動は避けたり、感情が昂らないように努めていた。
そんな彼の逃走するシーンは、迫り来る追っ手と、ハルクに変身してしまうのではないかという二重のスリルが味わえる。
また、ハルクに変身していく様や、変身後の戦闘シーンは迫力満点。
ただ、最後の方の戦闘中にいきなり技名を叫んだのには少し興ざめしてしまった。
もしかしたら、自我を保てるようになったことを示しているのかもしれないが、今まで通り息遣いや雄叫びだけの方がかっこよかった。(女性 20代)


エドワード・ノートンが演じると、主人公の誠実さがより際立つように感じられた。リヴ・タイラーとのやり取りもより純愛に見える。ティム・ロスは渋くてよかった。

気楽に観られる娯楽作だが、途中すこし飽きてしまった。後半、変身したブルースとブロンスキーのCGによる格闘シーンは技術力を感じたが、動きがやや不自然な感じもして入り込めなかったのが少し残念。最後にトニー・スタークが出てきて、次作への期待を膨らませられた。(女性 40代)


アベンジャーズの戦力としてアイアンマンに並ぶ力を持つハルクの誕生秘話を描いた作品。敵として登場するアボミネーションとの超腕力対決が見物である。ブルースは、抑えきれない感情の開放によりハルクへと変貌するが、元々のブルース自体はとにかく繊細で平和主義な人物なので、そのギャップと二面性がハルクの面白さの鍵ではないだろうか。そういう意味でいえば、エドワード・ノートンが演じるブルースは、ハルクとのアンバランス感が非常に魅力的といえるだろう。(男性 30代)


アベンジャーズと今回の作品はハルク役の俳優さんが違うので最初に見たときは少し違和感があったが、エドワード・ノートンが演じるバナー博士は悲壮感が上手に表現されていてとてもよかった。
ストーリーとしては中盤少し失速したような印象も受けたが安心して観れたので私は好きなストーリーの進み方だった。

これから世界を救うためのアベンジャーズの一員となるハルクの誕生物語なのでアベンジャーズが好きな人は必ず見て欲しい作品だと思う。(女性 20代)


MARVEL作品で一番好きです。エドワード・ノートンがハルクを演じるとは思いませんでした。彼の悲しい表情が良くあっています。ただの正義の味方ではなく、人としての苦悩する姿が描かれていて、感情移入してしまいます。
脇を固めるリブ・タイラーやティム・ロスらも振り切った感じがとても良かったです。特にティム・ロスの悪人っぷりは必見です。(女性 20代)


MARVEL嫌いな私はハルクなんて絶対見ないと思っていたのですが、エドワード・ノートンとリヴ・タイラーということでなんとなく鑑賞です。
想像以上に良かったです。エドワード・ノートン演じるブルースがあるキッカケで「ハルク」になってしまいますが、自分でもなりたくないのになってしまう。ものすごく優しい人だけにとにかく苦しくて可哀想。そんな彼を支えるリヴ・タイラーがとんでもなく綺麗で美しいです。世界を救うとかそういうことを考えていない「ヒーロー」らしくない設定が逆に好感を持てました。(女性 30代)


予想していたより悲壮感漂う物語でしたが、エドワード・ノートンが哀愁たっぷりに演じていました。軍に追われる身であることや、実験に失敗したいきさつなど、ストーリーを大幅に端折っている点が少々気になりました。疑問点が自ずと湧き上がってくると思いますが、視聴者自身で考える必要があります。後半からはアクション盛り沢山で駆け抜けますから、退屈する暇がありません。最大の見所といえる、ヴィランとの対決シーンは大迫力で、満足のいく見応えでした。(女性 30代)


MCUの中では比較的地味な印象を受ける今作。何の説明もなく突然に始まり、冒頭以降展開が比較的単調で間延びしているように感じ、退屈さも覚える。

しかし、エドワード・ノートンが素晴らしいのは言うまでもない。彼の演技が、この映画を最後まで視聴できる意欲を保たせてくれるからだ。悲しいことに今作以降、このシリーズでは彼は降板。

そういうこともあって、どうにもテンションが上がらない作品になってしまった。勿論ロス将軍など、以降のMCUにちょこちょこ顔を出すキャラクターも登場するので、見ておいて損はない。(男性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. ゆゆぽん より:

    分かりやすい善と悪の物語ではないところが、おもしろい作品だと思う。主人公のブルース・バナーは軍人ではなく物理学者であるため、巨大な力を持て余してしまったのではないかなと思った。もし軍人や警察官であったならば、最初からその力を使ってヒーローのように弱い者を助け活躍していたのかもしれない。ブルースを手助けする恋人のベティが、聡明で素敵な女性だった。彼女を演じたリヴ・タイラーが美しく、目を引く人物だった。