映画『愛しのグランマ』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「愛しのグランマ」のネタバレあらすじ結末と感想

愛しのグランマの概要:エル・リードが4か月付き合った女性と別れた日、孫娘のセージが訪ねてくる。セージは妊娠しており、中絶費用を借りに来たのだ。エルは貸してあげるお金を持っていなかったため、セージと共に友人達にお金を借りに行くことにした。

愛しのグランマの作品情報

愛しのグランマ

製作年:2015年
上映時間:78分
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
監督:ポール・ワイツ
キャスト:リリー・トムリン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ジュディ・グリア、ラヴァーン・コックス etc

愛しのグランマの登場人物(キャスト)

エル・リード(リリー・トムリン)
詩人。レズビアン。破天荒で、乱暴な性格。ヴァイオレットという名の女性と、長年パートーなーとして暮らしていた。しかし、病死してしまう。
セージ(ジュリア・ガーナー)
エルの孫娘。高校生。恋人のキャムの子供を妊娠してしまう。出産を望んでおらず、中絶手術を考える。
オリヴィア(ジュディ・グリア)
エルの恋人。4ヶ月付き合っていた。エルの娘と言えるほど、若い女性。
ママ(ミッシー・ドーティ)
エルの娘。エルとの関係は悪い。ヴァイオレットのことを母のように慕っていた。怒りっぽい。仕事人間。

愛しのグランマのネタバレあらすじ

映画『愛しのグランマ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

愛しのグランマのあらすじ【起】

『1.別れ』

エル・リードは4か月間一緒に過ごした、恋人のオリヴィアと別れた。最後に辛辣な言葉を掛け冷たい態度を取っていたが、シャワーを浴びながら1人で泣いた。部屋で感傷に浸っていると、孫娘のセージが訪ねてきた。中絶手術をしたいので、630ドルを貸して欲しいと言うのだ。セージは妊娠したことを母に相談できずにいた。

エルは現在43ドルしか持っていなかったため、貸すことができなかった。借金を返済したところだったのだ。しかし、セージは病院を既に予約しており、それが今日の5時45分だった。現在の時刻は9時のため、時間が残されていなかった。エルは無料で治療をしてくれるところを聞いたことがあり、セージと共に向かうことにした。

無料で治療してくれるところは、喫茶店に代わっていた。セージがインターネットで調べてみると、5年前に閉鎖していた。エル達は喫茶店に入ってドリンクを飲むが、エルが大声で中絶の話をしたため、店主に店を出て行ってくれと頼まれる。怒ったエルは床に珈琲を撒き、店主を責め立てた。セージは祖母を連れて急いで店の外へと逃げ出した。

愛しのグランマのあらすじ【承】

『2.タトゥー』

セージ達は子供の父親であるキャムに会いに行くことにした。キャムは迷惑そうにセージ達を部屋に招き入れ、金が用意できなくなったと伝えた。しかも、自分が本当に父親かどうか分からないと言い出した。エルはキャムを殴り、有り金全部を出させた。回収できたのは50ドルと麻薬だけだった。家を出た後、セージは怒り方が異常だと祖母を責めた。だが、エルは孫娘が馬鹿にされて、平然とはしていられなかったのだ。

エル達は400ドルを借りるため、エルの友人のデシーの元を訪ねた。セージは覚えていなかったが、幼い頃に会ったことがあった。デシーは昔エルに助けてもらったことがあり恩を返したかったが、金欠のため400ドルを貸すことができなかった。エルは予定が外れたため、デシーにタトゥーを彫ってもらいながら計画を立て直すことにした。エルは○のタトゥーを入れた。だが、それはオリヴィアの頭文字であるOにも見えた。エルはかつての恋人で、亡くなってしまったヴァイオレットの名のタトゥーも体に彫っていた。デシーは仕事を終えた後、店から65ドルを借りてそれをエル達に貸してあげた。

『3.類人猿』

エルは「ボノボ・カフェ」の店主であるカーラに初版本を売ることを決め、一旦家に帰った。セージは祖母が売ろうとしている『フェミニン・ミスティーク』という本の値段を、インターネットで調べることにした。その本は、53ドル90セントにしかならなかった。

エルは何冊か初版本を持ってカーラの店を訪れた。そして、数千ドルの価値があると嘘を吐き、515ドルに負けるから現金で欲しいと交渉した。だがそこに、病欠の人の代わりに出勤していたオリヴィアがいた。エルは交渉そっちのけで、オリヴィアと喧嘩しだした。最終的にカーラのことも責め、本を買い取ってもらえなくなる。

2人の出会いは、エルの詩にオリヴィアがエッセーを送ってきたことから始まっていた。オリヴィアに珈琲に誘われ、エルは会いに行った。そこで、美しく賢く魅惑的なオリヴィアに恋をしたのだ。

愛しのグランマのあらすじ【転】

『4.鬼』

エルは30年ぶりに友人のカールに会いに行った。セージを庭に行かせ、2人だけで話すことにした。エルはカールと大麻を吸いながら、500ドルを貸して欲しいと頼んだ。カールは了承する代わりに、エルにキスを求めた。2人がキスをしている姿を、散歩から帰ってきたセージが偶然目撃してしまう。セージはそっと引き返した。

セージがカールのことを祖父ではないかと疑ったため、エルは訂正した。セージの祖父は、一夜限りの相手だった。カールは元夫で、ヨットで2ヶ月だけ一緒に暮らしていた相手だった。しかし、エルが逃げてしまったのだ。カールはその後何度も結婚を繰り返していたが、エルに傷つけられたことが忘れられずにいた。カールは金を貸そうとするが、中絶手術に使うと知り、エルを責めて貸すのは無理だと断った。

エルはかつてカールの子を妊娠して、中絶したことがあった。レズビアンであることを自覚したため、夫が不要だったのだ。カールは何も知らされていなかった。セージは祖母達の間にあった出来事に複雑な気持ちを抱く。自分もいつか子供を産んで結婚したいと思うが、現在は大学に行くために勉強をする必要があった。そのため、今産むことはどうしてもできなかった。セージはそんな悩んでいる気持ちを祖母に吐き出した。

愛しのグランマのあらすじ【結】

『5.子供』

セージは祖母と共に、ママのオフィスを訪ねた。ママはセージが妊娠していると知り、取り乱しながら激怒した。そして、無責任な行動に失望していた。自分を頼らずに祖母を頼ったことも、傷ついている様子だった。ママはセージに500ドルを渡すが、仕事のため病院に付き添うことはできなかった。

病院の予約時間に間に合わなそうだったので、エルは荒っぽい運転を行った。そのせいで、車が故障してしまう。ヒッチハイクを行い、何とか6時に病院に辿り着いた。セージはカウンセラーと話すことになるが、エルの同席は認められなかった。それは、外圧や恐怖を感じていないか、つまり1人の決断か確かめるためだった。エルはセージを励まし、見送った。

エルが待合室にいると、娘がやって来る。セージのことが心配で、予定をキャンセルして来たのだ。そこに、手術を終えたセージが戻ってくる。セージは会社で冷たかったママの態度を責め、優しくして欲しいと願った。ママは怒りっぽい自分の性格を自覚しており、セージの気持ちを受け入れた。帰る間際、ママは疎遠な関係だったエルに歩み寄り、セージの件に関して感謝の言葉を伝えた。

『6.トンボ』

エルは車を修理に出した後、タクシーに乗った。自宅に帰る途中、オリヴィアに会いに行くことにした。すると、家の中にはオリヴィアの両親(マイクとフランチェスカ)がいた。フランチェスカはエルの詩を読んだことがあり、『トンボ』が好きだと褒めた。エルは元恋人の両親と会ったことに動揺し、すぐに部屋を出ていった。オリヴィアはエルを追いかけた。エルはオリヴィアに対し、付き合っていた日々がとても大切だったと初めて打ち明けた。そして、輝く未来を掴んで欲しいと願いを伝えた。オリヴィアは静かにエルの話を聞いていた。2人はキスをして別れた。

待たせていたタクシーがいなくなっていたため、エルは歩いて帰った。

この記事をシェアする