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映画『悪魔の赤ちゃん』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『悪魔の赤ちゃん』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『悪魔の赤ちゃん』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0013710

製作年 1974年
上映時間 91分
ジャンル ホラー
監督 ラリー・コーエン
キャスト ジャン・P・ライアン
シャロン・ファレル
ジェームズ・ディクソン
ウィリアム・ウェルマン・Jr
製作国 アメリカ

映画『悪魔の赤ちゃん』の登場人物(キャスト)

フランク・デイヴィス(ジョン・P・ライアン)
ロサンゼルスに妻と息子の三人で暮らす、ごく普通の中流家庭の主人。宣伝会社の重役を務める。妻ルノールがようやく第二子を授かり出産を心待ちにしていたが、産まれて来た“悪魔の赤ちゃん”に苦しめられる。
ルノール・デイヴィス(シャロン・ファレル)
フランクの妻。産まれて来た我が子の姿にショックを受けるが、気丈に振る舞おうとして余計に精神のバランスを崩す。
パーキンス警部(ジェームズ・ディクソン)
逃げた赤ん坊の捜査を担当する刑事。フランクの心情を察しながらも、赤ん坊の射殺も辞さない構えを伝える。
クリス(ダニエル・ホルツマン)
デイヴィス家の11歳になる長男。赤ん坊の正体を知らされず、会えるのを楽しみにしている。

映画『悪魔の赤ちゃん』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『悪魔の赤ちゃん』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『悪魔の赤ちゃん』のあらすじ【起】

宣伝会社の重役を務めるフランク・デイヴィスは、妻のルノール、11歳の息子であるクリスとロサンゼルスの郊外で幸せに暮らしている。二人目の出産を控えていたルノールの陣痛が始まり、フランクは友人のチャーリーにクリスを預け、ルノールを病院に連れて行った。

待合室では同じように妻の出産を待つ、父親達が世間話をしている。食品添加物や光化学スモッグ、害虫駆除薬が虫に与える影響…など社会問題の話で持ち切りだ。

分娩室に運び込まれたルノールは出産中に異変を感じるが、やがて赤ん坊は産まれた。

悲鳴が聞こえて分娩室に向かったフランクは、血を流して倒れている看護師を発見。分娩室に入ると現場の惨状に絶句する。医師や看護婦らが皆惨殺されており、ルノールが「赤ちゃんはどこ?」と泣き叫んでいた。

フランクは、何者かが赤ちゃんを誘拐したのではないかと訴える。しかし、駆け付けたパーキンス警部から、犯人が脱出したと思われる窓ガラスは小さく割られており、とても大人が通ることはできないと説明を受ける。病院では、放射能やレントゲンの影響、または遺伝によって奇形児が産まれた可能性が高いという話が囁かれていた。

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映画『悪魔の赤ちゃん』のあらすじ【承】

ひとまずルノールは無事だったため、フランクは一旦帰宅し仕事に戻る。しかし、出社するや否や社長から有給休暇を取るよう勧められる。すでに赤ん坊の事件が実名で報道されており、会社のイメージがあるからと仕事を降ろされてしまった。

ルノールは無事退院するが、病院を出る時も大勢のマスコミ達に囲まれる。何とか掻い潜って帰路に着いた二人は、クリスにはしばらく赤ん坊のことを隠しておくことにする。

しばらく安静にしている必要があったルノールは、自宅で看護師に世話をしてもらうことになった。しかし、赤ん坊のことを聞き出そうと、看護師が密かに会話を盗聴していた。それを知ったルノールとフランクは、怒って看護師を即刻辞めさせる。以後も、一家は世間から好奇の目を向けられ苦悩する。

一方、警察は現場から姿を消した赤ん坊の行方を追っていた。捜索が続く間も、赤ん坊によるものと思われる惨殺事件が次々と発生。ロサンゼルス市警は非常警戒包囲網を敷き、捜査の手を強める。

映画『悪魔の赤ちゃん』のあらすじ【転】

デイヴィス家に大学の人間が訪ねて来る。フランクは、彼らから異常出産の原因を探りたいので親権を放棄するよう求められる。「我が子を実験材料にするのか?」という怒りと、「怪物は自分の子だと言えるのか?」という葛藤の中、書類にサインをさせられるフランク。

密かに話を聞いていたルノールは、ある製薬会社が販売しているピルを何年も飲み続けたせいで奇形児が生まれたのだと察知する。製薬会社は大学と癒着して、新型のピルを政府の認可なしで販売していた。そして、真相が公になることを恐れて証拠隠滅を図ろうとしていたのだ。

警察は赤ん坊が逃げ込んだという小学校を包囲する。それを知りフランクは現場に向かった。赤ん坊はフランクを襲わず、警官を惨殺してまた姿を消す。どうすることもできないフランクは、やるせない思いを滲ませる。

その夜、寝ていたフランクは、ルノールがいないことに気付く。冷蔵庫の食料がごっそり無くなっており、現れたルノールにクリスが戻って来たのかと尋ねる。話をはぐらかすルノールを問い詰めると、赤ん坊が帰ってきたことを打ち明けられ、殺さないでくれと哀願される。

映画『悪魔の赤ちゃん』の結末・ラスト(ネタバレ)

その頃、クリスは異変が起きていると直感し、チャーリーの目を盗んで自宅に向かう。家に戻ると地下室に潜んでいた赤ん坊を発見するが、クリスには襲い掛からなかった。そこへ現れたフランクが、クリスを守るため赤ん坊へ発砲。弾丸が肩をかすめ、赤ん坊は凄まじい叫び声をあげる。そして、丁度クリスを追ってやって来たチャーリーの喉笛を噛み切って、闇の中に消えて行った。

駆けつけた警察と一緒にフランクは赤ん坊を追跡する。血痕は下水道に続いており、数十名の警官と共に下水道へ降りて行く。フランクはついに激痛に耐えかねて泣いている赤ん坊を発見。銃口を向けたが、どうしても引き金を引くことはできなかった。フランクは赤ちゃんを抱いて家に連れ帰ろうとするが、出口には警官達が待ちうけていた。諸共撃ち殺されそうになるフランクを守るためか、赤ん坊は警官に飛び掛かり射殺される。フランクはそれを見て呆然と立ち尽くす。

事件が終わり、パトカーに乗り込んだ警察のもとに「シアトルでも生まれた」という一本の無線が入るのだった。

映画『悪魔の赤ちゃん』の感想・評価・レビュー

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映画『悪魔の赤ちゃん』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『悪魔の赤ちゃん』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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