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映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼』の概要:ジャック・アイリッシュは刑事事件専門の弁護士として活躍していたが、元クライアントに妻が殺されたのをきっかけに辞職する。ジャックは借金取りや家具作りを行いながら日々を過ごした。そんな時、元クライアントのダニーから連絡をもらう。

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映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼』の作品情報

不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼

製作年:2012年
上映時間:90分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ジェフリー・ウォーカー
キャスト:ガイ・ピアース、マルタ・デュッセルドープ、アーロン・ペダーセン、ロイ・ビリング etc

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映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼』の登場人物(キャスト)

ジャック・アイリッシュ(ガイ・ピアース)
元は刑事事件専門の弁護士。元クライアントに妻が殺されたのをきっかけに、弁護士の仕事を辞める。それからは、借金取りや家具職人の弟子として日々を過ごす。
リンダ・ヒリアー(マルタ・デュッセルドープ)
やり手の記者。結婚していたが、現在は離婚して独身。

映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼』のあらすじ【起】

ジャック・アイリッシュは刑事事件専門の弁護士である。ある日、元クライアントの男がやってきて、喚き出した。その男は駐車違反を行っただけなのだが、113回も罰金を無視し警官に重傷を負わせたことから逮捕されていた。そして、服役中に妻子に出て行かれてしまっていた。男は自分の話を聞かないジャックに不満を持っていた。ジャックは男性を落ち着かせて話し合いをしようとしたのだが、目を離した隙に妻が射殺されてしまう。その後、男は自殺した。

ジャックは弁護士を辞め、借金取りの仕事を行いながら日々を過ごしていた。ある日、10年前にひき逃げを起こした元クライアントのダニーから、留守番電話にメッセージが入っていた。誰かにつけられていて危険な目に遭っているので助けて欲しいという内容だった。

ジャックはダニーの資料を確認した。ダニーは酔った状態でひき逃げを起こし、2001年6月18日に運転過失致死で懲役10年の判決を受けていた。ダニーは麻薬の前科もあった。被害者の名前は、アン・ジェペソン。アンは公共住宅の保存活動家だった。ダニーはジャックにとって最後の顧客だった。妻が殺されて自棄を起こしているときに弁護を行っていた。資料箱の中には、ビデオテープが入っていた。ジャックがビデオテープを確認すると、ひき逃げ事件のニュース映像が流れた。目撃者のロナルド・ビショップが、アンを撥ねて走り去った車のことを証言していた。

ジャックは家具職人であるチャーリーに弟子入りし、家具の作り方を学んでいた。その一方で、競馬オッズの操作代行を行っていた。

映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼』のあらすじ【承】

ダニーが駐車場で警官に撃たれて亡くなったという記事が、新聞に掲載されていた。ダニーは酔っ払っており警官に銃を向けていた。記事の題名には「麻薬の売人を警官が射殺」と書かれていた。

ジャックはダニーの葬儀に参列し、ダニーの妻に話を聞いた。妻はダニーが銃を持っていなかったと証言した。ダニーは刑務所で学校へ行き、仕事を見つけて麻薬を断っていた。子供もおり、家族は犯罪とは無縁の幸せな暮らしを送っていた。妻は先月、知らない女性から電話があったことを話した。その女性はダニーが嵌められた証拠を、亡くなった夫が残したと話していた。

ジャックはダニーの件を調査することにした。ヤラ・コーブ地区にあるホーグランド公共住宅の件でアンを取材したことがある、記者のリンダ・ヒリアーに会いに行った。アンは汚い倉庫だらけだったヤラ・コーブの開発話が出たとき、「ホーグランドを守れ」と言って反対していた。ヤラ・コーブの保護派は、アンが亡くなった後鳴りを潜めていた。ジャックはアンのことを邪魔だと思った何者かが殺したのではないかと予想する。リンダはダニーの件に興味を示し、調べてみることをジャックに約束した。

ジャックはアドバンスガードという警備会社の経営者である、マーティン・スカリンに会いに行った。マーティンは10年前にダニーを逮捕した元警官だった。しかし、マーティンはジャックの話など気にも留めず足早に去っていったため、何の情報も得られなかった。

次にジャックはロナルドの家に行った。しかし、ロナルドはおらず、行方が分からなくなっていた。ロナルドの母の話によると、警官を名乗る男が家に来てロナルドの鞄を持ち去ったとのことだった。母が暮らすその家は、とても豪華だった。母が旅行中に、宝くじに当たったロナルドが改装を行ったのだ。それは、10年前の出来事だった。それまで、ロナルドは社会福祉士としてグッドハンド基金で働いていた。そして、路上生活児の映画を撮っていた。ロナルドは行方不明になる前、母に「もし俺が死体で見つかったら、誰かに殺されたと思ってくれ」と言っていた。

映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼』のあらすじ【転】

ジャックはレストランでリンダと会い、調査してもらったことについて教えてもらった。開発地の入札を扱ったのは、ピクスリー都市計画大臣だった。ピクスリーは誠実な人物だった。しかし、その後内閣改造でピットマンが大臣になり、ホーグランドは安く売り払われた。ヤラ・コーブ一帯の土地を、数年かけて多くの外国企業が購入していた。ホーグランド公共住宅はヘキソドという名前の会社が購入した。1か月の間に外国企業はヘキソドに土地を売り払っていた。談合が行われた可能性があった。しかし、ヘキソドは8年前に買収で企業登録を抹消されていて、確かなことは分からなかった。買収した会社は、チャリス社。つまり、ヤラ・コーブ地区の開発で富を得るのはチャリス社だった。アンが開発を止めさせたら、チャリス社は6億ドルの損失を受けることになった。アンを殺害する動機は十分にあった。

リンダはチャリス社の慈善パーティーに招待されたため、ジャックを誘って一緒に向かうことにした。そのパーティーは、グッドハンド基金・新事務所開設の祝賀会だった。会場にはピットマンの姿があった。ジャックはチャリス社のCEO兼会長であるジョセフ・クイットニーと懇意にしているゴーマン神父に、ロナルドのことを尋ねた。事件当時、ロナルドはゴーマン神父の下で仕事を行っていた。ゴーマン神父は何も語ろうとはしなかったが、給士係のフランシスからゴーマン神父とロナルドが喧嘩をしていたことを教えてもらう。ゴーマン神父はロナルドが何かを盗んだと責め、ロナルドは自分に罪を被せるなと反論していた。

ロナルドがギルバートという名の医師に連絡を取っていたことが分かった。ジャックがギルバートの家に行くと、玄関のドアは開いており、机には食事がそのままの状態で放置されていた。ジャックは捜索を進め、ギルバートとロナルドの遺体を発見する。ロナルドはダニーよりも前に殺されていた。

映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジャックはリンダのツテを頼り、ピクスリーに会った。ピクスリーはアンの活動が成功しかけていたことを語った。ピットマンの発案に州首相とピクスリーが同意する形で、ヤラ・コーブの開発は行われることになった。しかし、アンの出現によって反対派が活発になったため、ピクスリーは選挙を考慮して州首相に開発断念を勧めていた。当時、警察庁長官であったピットマンが開発を発案したのは、都市計画大臣になるためだった。ピットマンは相場の半値でチャリス社に土地を売っていた。ピクスリーもアンの死の真相については知らなかった。だが、アンの恋人が要注意人物だったため、州警察の公安課によってアンが常に監視されていたことをジャックに教えた。

ジャックはダニーを撃ったベイカー警官から呼び出しを受け、ガース・ブルース長官と会うことになる。ブルース長官はダニーがロナルド達を殺した犯人であると告げた。ダニーが駐車場で持っていた銃と一致していたのだ。ブルース長官は事件から手を引き、リンダが記事に何も書かないことを求めた。もし、手を引かなければ、ロナルド達が殺された現場の証拠を隠滅した罪で逮捕するつもりだった。

リンダはチャリス社が事前にピックスに教えられ、開発のことを知っていたという手がかりを掴む。そのことを記事にしようとするが、ジャックに止められる。ジャックはリンダが殺されることを恐れていた。ジャックの気持ちを知らないリンダは、ジャックに失望し1人で調査を継続した。

リンダとジャックはそれぞれ別の場所で、何者かに襲われ殺されそうになる。2人は危機を脱し、落ち合った。ジャックはリンダに付き添い家を訪ねるが、爆弾が仕掛けられていた。怪我はしなかったが、家は燃えてしまいリンダの荷物を取ることはできなかった。

ロナルドはかつて児童ポルノの容疑で誤認逮捕されたことがあった。誤認逮捕だと言ったのは当時巡査部長だったマーティンで、逮捕したのは巡査長だったガースだった。ロナルドはこの件で2人を恐喝していた。ジャック達は調査を進め、公安課のP・K・ベインの妻がダニーの家に電話をした人物だと知る。

ジャック達はベインの妻に会いに行った。妻は自分が知っていることをジャック達に話した。ベインの監視中にアンは亡くなっており、ベインはひき逃げの現場を見ていた。ベインは真犯人を示す証拠があると言っていたが、妻には話していなかった。しかし、妻には証拠の隠し場所に心当たりがあった。

ジャック達はベインの妻に教えてもらった家に向かうが、ベイカー警官とマーティンが現れ証拠を出せと脅される。ジャックは暖炉の中に入り、証拠と共にベインが隠していた銃を見つける。その銃を使ってベイカー警官達を撃った。ベイカー警官達が探していた証拠とは写真で、ガースとマーティンが車に乗りアンを撥ねる様子が写っていた。

ロナルドが残したCDジャケットの裏に事件の手掛かりが残っていた。ジャック達はジャケット裏に書かれている場所に行き、書類と写真を発見する。写真にはベッドに座るゴーマン神父とベッドの近くに座る子供達の姿が映っていた。その結果、ガースとピットマンだけではなく、ジョセフとゴーマン神父も複数の容疑で逮捕されることになった。さらに、特捜部はチャリス社を捜索し、何名かを逮捕した。

映画『不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼』の感想・評価・レビュー

場面展開のテンポは良くて、サクサクと見られる作品だった。しかし、説明が足りないなと思うところが多く、推察しながら見なければいけないのは大変だった。ジャックの相棒となるリンダは、記者としての誇りを持っている女性で、一本筋が通っているような真っ直ぐな性格がカッコいいなと感じた。リンダとジャックのコンビの相性も良く、対等な関係を築いているのが見ていて心地良かった。ジャックが利用しているバーにいるおじいちゃん達が、何だか微笑ましくて物語のアクセントになっていて良かったと思う。(MIHOシネマ編集部)

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