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映画『JAWS ジョーズ2』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『JAWS ジョーズ2』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『JAWS ジョーズ2』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『JAWS ジョーズ2』の結末までのストーリー
  • 『JAWS ジョーズ2』を見た感想・レビュー
  • 『JAWS ジョーズ2』を見た人におすすめの映画5選

映画『JAWS ジョーズ2』の作品情報

JAWS ジョーズ2

製作年:1978年
上映時間:116分
ジャンル:ホラー、サスペンス
監督:ジュノー・シュウォーク
キャスト:ロイ・シャイダー、ロレイン・ゲイリー、マーレイ・ハミルトン、ジョセフ・マスコロ etc

映画『JAWS ジョーズ2』の登場人物(キャスト)

マーティン・ブロディ(ロイ・シャイダー)
前作で人食いザメと対峙した警察署長。再び海で人が襲われる事件が起きたことを知り、人食いザメが復活したと予感する。
マイケル・ブロディ(クリス・レベロ)
マーティンの息子。灯台の近くに、人ではない何かに襲われたと思われるシャチの死体を発見する。
ショーン・ブロディ(ジェイ・メロ)
マーティンの息子。あれだけ父親に止められていたにも関わらず、兄と共に海へ遊びに向かってしまう。
ボーン市長(マーレイ・ハミルトン)
アミティの市長。町の復興のため、人食いザメの再来を訴えるブロディの意見を無視する。

映画『JAWS ジョーズ2』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『JAWS ジョーズ2』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『JAWS ジョーズ2』のあらすじ【起】

時として人間の脅威となりうるサメの存在。そんな鮫に関連した恐ろしい事件が起きたあの日から、あっという間に3年が経過した。次々と人を襲う人食いザメの存在に怯える日々を強いられていた、アメリカの東海岸にあるアミティという街の住人。

しかし、ブロディ、フーパー、クイントといった男達の自らの体を張った戦いのおかげで、アミティには再び平和が訪れた。そして、すっかり観光客も途切れてしまっていたアミティであるが、3年の時が経過し、ようやく回復の兆しが見えてきたのだった。

ここで再び観光業を盛り上げようと、街に大きなホテルが建設されることになる。そして、そのホテルのオープン記念式典が開かれるなど街は賑わいを見せ始めていた。しかし、その頃、警察署長であるブロディの耳にとある事件の情報が飛び込んでくる。なんと、アメティ沖合で3年前サメと対決し沈んだオルカ号の調査をしていたダイバー2人が突如行方不明になったというのだ。

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映画『JAWS ジョーズ2』のあらすじ【承】

ダイバー達が行方不明になった場所が場所だけに、前作でサメと対峙した経験のあるブロディは、再び人食いザメが現れたのではないかという不安に駆られる。そして、念のために周辺の調査を行うものの、人食いザメらしき影は一向に見当たらないのだった。

しかし、事件はそれだけでは終わらなかったのだ。後日、水上スキーをしていた少女が突如姿を消した。目撃者の証言によると、突如転倒したと思われた少女は、そのまま何者かにボートを破壊され海の中に消えていったというのだ。

さらに、ブロディの息子であるマイケルも不思議なものを目にする。灯台の近くに、シャチの死体が打ち上げられていたのだった。そして、そのシャチは腹部を何者かに食い破られていたのだ。もちろん人間にそんな芸当ができるはずもなく、ブロディはとうとう人食いザメが帰ってきたという確信を持つのだった。そして、再び迫ってきている脅威に対処するため、市長に対策を練るよう交渉に向かうのだった。

映画『JAWS ジョーズ2』のあらすじ【転】

しかし、今はアミティにとって、観光客を取り戻し再び軌道に乗るためのとても重要な時期。そんな中再び人食いザメが出た、など発表すれば折角集まった観光客が逃げてしまうことは目に見えている。アミティの復興ばかりに目を向けている市長は、ブロディの話には一切耳を傾けず、この話をなかったことにしようとするのだった。

しかし、人食いザメの恐怖を誰よりも理解しているブロディは諦めなかった。一人でその海水浴場へと向かったブロディは、サメが姿を見せないか見張りを始めたのだ。そして、とうとう水面に影が映った。ブロディは咄嗟に拳銃を引き抜き、その影に向かって発砲した。

しかし、実はその影はサメではなく、ただの小魚の群れだったのだ。騒動を起こしてしまったブロディは、ブロディのことを疎ましく思っている市長から、警察署長の座を解雇されてしまうのだった。そして、ブロディの代わりに、ヘンドリックスという保安官が警察署長の座に就くことになった。

映画『JAWS ジョーズ2』の結末・ラスト(ネタバレ)

しかし、解雇以上にブロディを恐怖させる出来事が起こる。なんと、ブロディの息子であるマイケルとショーンが、あれだけブロディに止められていたにも関わらず、友人らと共にヨットで海に出かけていってしまったのだ。

そのことを知ったブロディは、慌てて彼らの後を追いかける。途中サメに襲われたと思われるボートを見つけ青くなるブロディだったが、それはマイケル達が乗る船とは別の物だった。ブロディは、沿岸警備隊に連絡を入れ協力を仰ぐ。そして、ブロディはとうとうマイケル達を見つけだした。

しかし、人食いザメは既にマイケル達の乗る船を狙っていたのだ。沿岸警備隊もブロディも、恐ろしい力を持つ人食いザメ相手に苦戦を強いられる。しかし、そこでブロディが海底ケーブルで人食いザメに攻撃をしかけたのだ。そのケーブルによって鮫は感電、命を落とした。ブロディはとうとう人食いザメに打ち勝ち、最愛の息子達の命を守ることに成功したのである。

映画『JAWS ジョーズ2』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

サメ映画の金字塔、ジョーズの続編にあたる本作品。前作から3年後を描いた作品となっている。正直、前作ほどの衝撃は薄い印象であり、そこまで続編といった展開はあまり感じない内容となっている。サメの存在を懸念するブロディと街の復興の為、強行する市長が合間みえるといった展開は、様々なパニックホラー作品で見られる伝統芸である。ある意味期待通りの流れではあるので、そのつもりで見ると楽しめるだろう。ただ、前作よりサメシーンが少し減っているような印象を受けた。(男性 30代)


前作『ジョーズ』があまりにも衝撃的で良すぎたため、続編である今作はそれほど驚きも無く、残念な印象でした。前作から3年後を描いていて、舞台は同じアミティ。今作は突然現れたサメと人間の戦いと言うよりも、サメの怖さを知る人間と、その恐怖を甘く見すぎている人間の対立が大きなテーマだったような気がします。
人間は知能が高いと思っていますが、自然界に出たら私たち人間より大きく強い生き物は沢山いて、生き物の力を甘く見てはいけないなと感じる作品です。(女性 30代)


前作の衝撃と比較されがちですが、ジョーズ2は思春期の子どもたちがサメに襲われるという、新たな恐怖の角度を加えたことで十分見応えがありました。マーティン・ブロディ署長が再びサメの存在を警告するも、町の大人たちがまたも無視するという構図も前作の流れを引き継いでいて、妙なリアリティがあります。クライマックスのブロディの電気ケーブルを使った決着は、地味ながら痺れました。(30代 男性)


ジョーズ2は、子どもたちが主に襲われるという点で母として見ていて非常にハラハラしました。特に海上に取り残された少年少女たちがサメに追い詰められる場面は、子どもを持つ親としてかなり心にくるものがありました。前作のような緊張感は若干落ちたかもしれませんが、家族を守ろうとするブロディ署長の姿はとても好感が持てました。終盤に向けての盛り上がりも良かったです。(40代 女性)


初代ほどの新鮮味はないものの、続編としての完成度は高いと感じました。今回のサメはさらにしつこく執念深く、よりホラー色が強くなっていた印象です。海でのシーンが前作より多く、特に若者たちがヨットで逃げ惑う中で一人ずつ襲われていく描写には息を飲みました。人間ドラマが少し薄いのは残念ですが、モンスター映画としては十分楽しめました。(20代 男性)


やっぱり初代ジョーズの衝撃が大きすぎて、それを超えるのは難しいというのが正直な感想です。ただし、ジョーズ2は続編としての責任を果たしていると思います。子どもたちがメインになることで、新たな視点での恐怖が描かれていて面白い。ラスト、サメが高圧電流に触れて感電死する瞬間は地味だけど納得の結末。娯楽作としては合格点です。(50代 男性)


女性目線でいうと、ジョーズ2は少年少女たちの友情や絆にも焦点が当てられていて、パニック映画というより青春サスペンスの要素も感じました。怖いだけじゃない、登場人物の成長も描かれていたのが印象的。サメが襲ってくる場面は何度見ても心拍数上がるし、ラストのブロディの決断力にも惚れました。初代とセットで観たい作品です。(30代 女性)


正直言って、ジョーズシリーズの中で2は地味な印象がありましたが、見直すと意外とよくできています。特に海上で孤立した若者たちのサバイバルは、1作目とは違った緊迫感があります。ブロディが再び孤立無援になりながらもサメに立ち向かう展開は王道ですが、やっぱり熱くなります。ホラーというよりスリラーに近い演出も良かった。(40代 男性)


高校生の頃に初めて観て、今見返してもやっぱり怖い!特に、子どもたちが何もできずに怯えている中、仲間が一人また一人と襲われていく展開はトラウマもの。前作に比べて派手さは減ったけど、その分リアルな恐怖があって良かったと思う。ブロディ署長の「町を守る」という強い意志は健在で、彼がいるから安心して観られる作品。(20代 女性)


娯楽映画として見るなら十分楽しめる出来。巨大サメが現れ、人々が警告を無視して被害が出るというお決まりの流れではあるけど、それが逆に安心して観られる要素でもある。ラストの高圧電流での決着は現実味は薄いけど、映画的には悪くない締め方。家族や友達と観ても楽しめる、夏にぴったりな一本だと思います。(60代 男性)

映画『JAWS ジョーズ2』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『JAWS ジョーズ2』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ディープ・ブルー

この映画を一言で表すと?

知能を持ったサメが暴れ回る、スリル全開の海洋サバイバル!

どんな話?

海上研究施設で遺伝子操作により知能を高められたサメが暴走。研究員たちは閉ざされた海中施設で、襲い来るサメと知恵比べの死闘を繰り広げる。スリリングな展開と予測不能な展開が魅力のアクションホラー。

ここがおすすめ!

『ジョーズ2』のような海洋パニックを、さらに進化させた作品。特にサメの「知能」が恐怖を増幅させ、緊張感のあるシーンが連続します。テンポもよく、最後まで目が離せません。意外性のある結末も話題に。

オープン・ウォーター

この映画を一言で表すと?

“そこにいる”というだけで恐怖!リアルすぎる海上漂流劇。

どんな話?

ダイビングツアー中に誤って海に置き去りにされた夫婦が、広大な海で救助を待ちながら、徐々にサメに囲まれていくサバイバル・ドラマ。実話をもとにしたシンプルかつ圧倒的にリアルな演出が光る。

ここがおすすめ!

『ジョーズ2』のようにサメに襲われる恐怖を感じたい人におすすめ。特撮やCGに頼らず、素朴な演出と現実味のある設定で観る者の心理をじわじわと追い詰めてきます。恐怖が“音”や“間”で伝わる傑作です。

アナコンダ

この映画を一言で表すと?

ジャングルの奥で待ち受ける、巨大ヘビの咆哮に絶句!

どんな話?

アマゾン奥地で伝説の部族を探す調査隊が、想像を絶する巨大アナコンダに襲われる。過酷な自然と極限状態の中で、生き残りをかけた闘いが繰り広げられるクリーチャーパニック作品。

ここがおすすめ!

サメではなくヘビが相手だが、未知の巨大生物に襲われる恐怖とスリルは『ジョーズ2』に通じるものがあります。B級感もありながらエンタメ性は抜群で、緊張感ある展開と予測不能な死闘が魅力です。

メグ・ザ・モンスター

この映画を一言で表すと?

深海から現れた“超”巨大ザメが、すべてを喰らう!

どんな話?

潜水調査チームが太古の海溝で発見したのは、絶滅したはずの巨大ザメ「メガロドン」。海上施設や人間たちを次々に襲い、巨大な脅威となって暴れまわる。スケール感抜群のパニック・アクション映画。

ここがおすすめ!

『ジョーズ2』が好きな方にはたまらない、スケールアップ版の“サメ映画”。メガロドンのサイズ感と破壊力が映像的に圧巻で、ジェイソン・ステイサム演じる主人公の活躍も爽快。家族でも楽しめる一本です。

ザ・シャロウズ

この映画を一言で表すと?

孤島でサメと1対1!極限の知恵と勇気が試される。

どんな話?

サーフィン中に負傷し、沖合の岩場に取り残された女性が、周囲を泳ぐホホジロザメとの攻防を繰り広げるワンシチュエーション型のサスペンス。逃げ場のない状況で繰り広げられる緊迫の90分。

ここがおすすめ!

『ジョーズ2』のサバイバル感が好きな方にはドンピシャの作品。主人公が知恵と体力でサメに立ち向かう姿にハラハラしながらも応援したくなります。映像美とスリルのバランスも抜群で、満足度の高いサメ映画です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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