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映画『ジーパーズ・クリーパーズ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ジーパーズ・クリーパーズ』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ジーパーズ・クリーパーズ』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ジーパーズ・クリーパーズ』の結末までのストーリー
  • 『ジーパーズ・クリーパーズ』を見た感想・レビュー
  • 『ジーパーズ・クリーパーズ』を見た人におすすめの映画5選

映画『ジーパーズ・クリーパーズ』の作品情報

ジーパーズ・クリーパーズ

製作年:2001年
上映時間:90分
ジャンル:ホラー
監督:ヴィクター・サルヴァ
キャスト:ジーナ・フィリップス、ジャスティン・ロング、ジョナサン・ブレック、パトリシア・ベルチャー etc

映画『ジーパーズ・クリーパーズ』の登場人物(キャスト)

パトリシア・ジェンナー(ジーナ・フィリップス)
通称トリッシュ。ダリウスの姉で金髪の美女。かなり気が強く弟に対しては毒舌だが、弟を助けるべく悪魔と交渉する。
ダリウス・ジェンナー(ジャスティン・ロング)
通称ダリー。パトリシアの弟。ザ・クリーパーが潜伏する教会の地下へ誤って落ちてしまい、奴のコレクションを見てしまう。
ザ・クリーパー(ジョナサン・ブレック)
悪魔か悪霊か分からないもの。身のこなしがかなり軽く、どこへでも出現する。目を付けたものは、何が何でも手に入れコレクションに加えてしまう。
イゼル・ゲイ・ハートマン(パトリシア・ベルチャー)
自称霊能力者。警察の間では頭がいかれた女で名が知られている。実は予知夢を見る能力を持ち、姉弟を助けるべく助言する。

映画『ジーパーズ・クリーパーズ』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『ジーパーズ・クリーパーズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ジーパーズ・クリーパーズ』のあらすじ【起】

大学生のパトリシアとダリウスの姉弟は急に思い立って、春休みを利用し田舎の実家へ帰省。車で走行中に古びたトラックから、かなりしつこくクラクションを鳴らされ、道を譲る形で追い越しをさせる。
姉弟は何だかんだ言い合いつつも仲良しでトイレ休憩後、再び車を走らせた。だが、その途中、先ほど追い越して行ったトラックの運転手が、荷台から何かを運んでいるところを目撃してしまう。奴は死体のようなものを運んでいた。

姉弟はスピードを上げて逃走したが、彼らの車を目にしたトラックの運転手が、驚くべき速さで追いかけて来る。改造でもしているのか、追いつかれた姉弟は、後ろから何度も追突され道路から脇へと追いやられるのである。トラックはそのまま直進して行った。

車のトランクがめちゃくちゃだ。そこで、姉弟はまたも言い合いをするが、ダリーがふと、運ばれていたのがもしまだ生きている人だったら、助けなくてはならないと言い出す。パトリシアは警察に通報しようと進言したが、弟は聞く耳を持たず。姉は仕方なく弟の言い分に従い、先ほど見かけた家まで道を引き返した。

その家はかなり古びた屋敷で、窓は全て板で覆われている。元はどうやら教会のようだった。不吉なことにカラスが多く、不気味な場所だ。姉弟は2人で人が投げ込まれていたパイプのようなものを覗いたが、奥が深くて何も見えない。おまけに下水よりも酷い匂いがした。

ダリウスはパトリシアに懐中電灯を取りに行かせ、自分はパイプの奥へと大声で声をかけた。しばらく経っても返答がないため、去ろうとしたが、声のような音が微かに聞こえる。ダリウスは姉が持って来た懐中電灯を使って、トンネルへ身を入れ込み良く見ようとした。だがその時、急に出て来たネズミに驚いたダリウス。思わずもがいてしまい、それにパトリシアも驚き2人はパニックに。そのせいで、ダリウスがパイプの中へ落ちてしまう。

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映画『ジーパーズ・クリーパーズ』のあらすじ【承】

底までにはかなりの深さがあったが、ダリウスの命に別状はなかった。彼は外へ戻ろうとしてビニールシートに包まれた人を発見。足で蹴っても反応がないため、死体かと思ったが、ビニールシートの中の人が急に動き出しダリウスの足を捕まえる。彼は急いでシートを剥いだ。

中の人は若い男性だったが、腹部を縦に切り裂かれ、それをまた縫い合わせた痕があった。男はダリウスに何事か言葉を伝え、息絶える。弟は姉にすぐに逃げようと言い、抜け道を探した。中を見て回ったダリウスは懐中電灯で天井を照らし、一面に裸の死体が埋め込まれているのを見つけてしまうのだった。その中には二十数年前、忽然と姿を消したカップルも、2人仲良く手を繋いで並んでいる。

その頃、パトリシアは助けを呼ぼうと車が通りかかるのを待っていたが、トラックの影が見えて焦る。だが、そのトラックは奴の車ではなかった。そこへ、抜け穴を発見してようやく戻って来たダリウスが登場。弟の様子がおかしいことを不審に思いつつ車を発車させる。

姉弟は近くのドライブインへ立ち寄ったが、そこを例のトラックが通過。パトリシアは中に入って店員に警察を呼んでもらうよう頼んだ。だが、ダリウスは恐怖に慄いている。その時、ドライブインの電話が鳴ったため、電話に出たパトリシア。相手は女性で姉弟に教会で猫を見たかと聞いてくる。どうして、教会のことを知っているのか。

電話の女性は、あの教会は“痛みの館”と呼ぶにふさわしいと言う。そして、ジーパーズ・グリーパーズの歌が聞こえたらすぐに逃げろと忠告。奴はザ・クリーパーと言い悪魔か死霊か分からないが、とにかく闇から産まれ出でたもので、目をつけたものは必ず手に入れる。そのためには手段を選ばないため、恐ろしい目に遭うと言うのだった。

警察が到着したため、姉弟は見たもの全てを話した。だが、警官は話が突飛すぎるとかなり疑心暗鬼。ダリウスは必死に事実を言い募った。その時、ドライブインの店員が姉弟の車のところに男が立っていたと叫ぶ。男はダリウスの洗濯物の匂いを嗅ぎ、満足げな様子だったらしい。

映画『ジーパーズ・クリーパーズ』のあらすじ【転】

車のドアに指紋がついていたので、警察が採取し鑑識へ。その後、姉弟の案内で教会へ向かった。しかし、ラジオの放送でジーパーズ・クリーパーズの歌が流れる。すると、姉弟の後ろを走っていたパトカーの天井にザ・クリーパーが出現。奴は警官2名を殺害してしまった。

運転手を失ったパトカーが2人の前に飛び出して来る。車を停止させたパトリシアはパトカーに近づき、警官の生首を目撃。その時、中からザ・クリーパーが下りて来て生首を拾い、それを食い始める。姉弟は恐怖を募らせ、車を猛スピードで発車させ逃走するのだった。

パトリシアは夜にも関わらず民家を訪問。ダリウスは次の町へ進もうと言うが、そこへ民家の住民が声をかける。話によるとこの家には電話がなくそして、猫が沢山いる家だった。住民は老婦人でかなり強気な人物だったが、現れたザ・クリーパーに対しショットガンを発砲。しかし、奴は家の中へ逃げ込み猫たちを追い払っているようだ。老婦人は姉弟を押し退け自宅へ戻るも、ザ・クリーパーに返り討ちにされてしまう。外へ出て来たザ・クリーパーの顔は人の顔ではなく、悪魔のような容貌をしているのだった。

パトリシアとダリウスは車を発車させ逃げようとするが、車のギアが動かない。そこへザ・クリーパーが急接近。姉弟は一旦、バックで距離を取り身構えた。道路の真ん中で仁王立ちするザ・クリーパー。まるで、対決を楽しんでいるかのようだ。
パトリシアは車を発車させザ・クリーパーを轢き殺そうとするも、奴は飛び上がって躱してしまう。これに腹を立てたパトリシアは、近寄って来ようとしたザ・クリーパーをようやく轢くことに成功する。彼女はその後、車を行き来させ、奴を何度も踏み潰した。遺体は最早、バラバラであったが、その背中から蝙蝠の羽のようなものが出現。しかし、飛び立てずに力を失う。

映画『ジーパーズ・クリーパーズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

奴が復活する前に姉弟は車を発車させ、警察署へと助けを求めた。そこから両親へ連絡したが、両親は子供達が警察署にいると知りかんかんである。そこへ、イゼルという女性が2人の前に現れる。彼女がドライブインに電話を入れ、忠告した人物だった。

イゼルは自称霊能者で、失踪事件の捜査に協力しているらしい。彼女は夢で様々なことを見ると言う。姉弟のことも夢に見て知っていた。
ザ・クリーパーは23年毎の春、23日間だけ人間の一部を食べる。目を口にすれば見えるようになり、肺を食べれば呼吸ができるといった具合だ。食べた部位は奴の一部になるらしい。この期間は痛めつけられても、部位を食べれば回復するため、ある意味不死身である。
そして、ザ・クリーパーは人間の中の恐怖の匂いを嗅ぎ、標的を見つけ出すのだ。

警察署が停電した。恐らくは奴がやって来たのだろう。きっと、死なないくらいに心臓を食べたのだ。ザ・クリーパーは地下の留置所へ押し入り、犯罪者の部位を食べて回復。そして、姉弟がいる1階へ向かう。イゼルは騒ぎに乗じ、姉弟を連れて警察署の奥へ。追い詰められた3人だったが、イゼルが残って姉弟を上階へ逃がした。だが、ザ・クリーパーはイゼルを殺さずに姉弟を追いかけるのである。

調書室へ逃れた2人はとうとうザ・クリーパーに捕まってしまう。奴は2人の匂いを念入りに嗅ぎ、ダリウスを標的に決めた。弟を助けたいパトリシアは、ザ・クリーパーに自分を連れて行けと交渉。しかし、奴は迷った素振りを見せながらも、ダリウスを連れて空へ飛び立つのである。彼女は奴の影を追いかけ続けたが、見失ってしまうのだった。

廃工場の奥。ジーパーズ・クリーパーズの歌が流れている。そして、その歌を聞きダリウスが絶叫していた。ザ・クリーパーはご機嫌で何か細かい作業を行っていたが、机の近くには人の全身の皮が吊り下げられている。それは、ダリウスの皮だった。ザ・クリーパーは嬉々として、その皮の中へ入り込むのであった。

映画『ジーパーズ・クリーパーズ』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

人々の恐怖の対象で不死身の人物といえば、ジェイソンやフレディ、イットのペニーワイズなどが挙げられるが、この作品に登場するザ・クリーパーズもそういった新たな恐怖の対象として誕生したいっても過言ではないだろう。都市伝説のように語り継がれ、人々が恐怖することにより、その気配を感じ、食べた人間の一部分を自らの体として反映させる事が出来るというなんとも恐ろしいキャラクターである。キャラクターデザインもおぞましく、又狙った獲物はとにかく執拗に追いかけて手に入れる(食べる)という、まさに悪魔の様な所業を垣間見ることが出来る。夢に出ないように注意しながら見て頂きたい。(男性 30代)


やる気の感じられないパッケージとフランシス・F・コッポラ制作。の売り文句のせいでうずもれてしまったがかなり出来は良いC級映画(とあえて呼ばせてもらいたい)だ。モンスター映画。特に低予算の映画を相当研究しており、様々なジャンルから良いところを組み合わせ作り出された作品でホラー映画をたくさん見ているほどこの映画の真価がわかるはず。おそらく製作者自体この作品をA級映画にしようとは思っておらず、C級作品の集大成を目的にしたのではないだろうか。(男性 30代)


「♪ジーパーズ・クリーパーズ その目はどこに」きっとこの作品を観たらあなたも口ずさんでしまうはず。B級感満載の作品ですが、めちゃくちゃ楽しめます。ある姉弟が帰省中に突然後ろから、不気味なトラックに追いかけられるところから物語は始まります。この土地には「23年に1度、23日間人々が消え続ける」という都市伝説がありました。
もう聞いただけでワクワクしてしまう設定。興味本位で都市伝説を調べると大変なことになります。そして、知らない人の家に勝手に入ったら絶対にだめですね。(女性 30代)


本作は、23年周期で現れては23日間人間を捕食し続けるモンスターにしつこく追い回される姉弟を描いたホラー作品。
どれだけ身体が損傷しても、人間の同じ部位を食べれば修復されるという恐ろしい不死身のモンスターは、ただただ気味が悪かった。
こんな目に遭うなら、アメリカの延々と続く壮大な田舎道など絶対運転したくないと思った。
姉弟に勝利して欲しかったが、救われないラストに虚しさが残った。
シリーズ化されているため、モンスターに追いかけられる恐怖を味わいたい人におすすめしたい作品。(女性 20代)


全体的に見るとホラー映画としてかなり完成度が高いです。序盤のじわじわ来る恐怖から、ラストの絶望感まで、無駄のない構成で一気に観てしまいました。特に良かったのは“見せない恐怖”の演出。地下室の死体や、遠くからこちらを見ているクリーパーなど、視覚よりも心理に訴える描写が多く、恐怖が長引きます。ジャンプスケアだけに頼らないホラーは、やはり観応えがありますね。(30代 男性)


久しぶりに本格的なモンスターホラーを観た気分でした。人間の恐怖だけでなく、怪物的な存在がリアルに描かれていて、ファンタジーとホラーが絶妙にミックスされた世界観が良かったです。兄妹の関係性や、彼らを襲う異常な出来事の連続にハラハラさせられっぱなしでした。あの終わり方は賛否あるかもしれませんが、私は逆に強く印象に残りました。ホラーとして一級品。(50代 女性)


トラウマ映画としてよく名前が挙がる理由がよくわかりました。私は日頃からホラーを観慣れている方ですが、『ジーパーズ・クリーパーズ』の不気味さは群を抜いています。視覚的な恐怖もさることながら、兄妹の逃げ場のない絶望感が本当に怖かったです。最後のラストカットで流れる不気味な音楽と、兄の“穴”を見せる演出は、数年経っても忘れられないレベル。傑作ホラーです。(40代 女性)


ストーリー自体は割とシンプルですが、その分恐怖演出がしっかりしていて好印象です。特に、何度も現れるトラックや、それに追いかけられるシーンは、スピード感がありながらも不穏さを感じさせる見事な演出。クリーパーのビジュアルも気持ち悪くて最高です。ホラー映画好きとしては定番にしておきたい1本ですね。ジャンルを横断するストーリーテリングも面白かった。(20代 女性)


ホラーはあまり得意ではないのですが、友人に勧められて視聴。想像以上に怖かったですが、物語としても面白かったです。特に兄妹の会話のリアルさや、逃げようとするも追い詰められる過程が、感情移入しやすくて引き込まれました。後半の展開はやや飛躍しすぎかなとも思いましたが、それも含めて独特の世界観を作っていて印象深かったです。意外と余韻のある作品でした。(50代 男性)


子どもが大きくなってから、再びホラーを観るようになったのですが、この作品は一発目から強烈でした。冒頭の何気ないドライブから、あんなおぞましい展開に繋がるとは…。教会地下のシーンや、最終的に兄が連れ去られてしまうあたりは、親としてもかなり心が締め付けられました。ホラーとしての完成度は高く、リアルな恐怖を感じたい方にはおすすめです。(60代 女性)

映画『ジーパーズ・クリーパーズ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ジーパーズ・クリーパーズ』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ミスト(The Mist)

この映画を一言で表すと?

霧の中に潜む“見えない恐怖”が心を蝕む、極限心理ホラーの傑作。

どんな話?

ある日突然、街が謎の霧に包まれ、その中には人を襲う異形のクリーチャーが潜んでいた。スーパーマーケットに閉じ込められた住民たちは、外の怪物と中の人間の狂気に板挟みになっていく…。

ここがおすすめ!

モンスターの恐怖に加え、人間の心理的崩壊も描かれており、ラストの衝撃展開は語り草。『ジーパーズ・クリーパーズ』で味わった絶望感や緊張感をさらに深化させたような作品です。濃密な閉塞感と人間ドラマにゾッとします。

ザ・デス・ストレンジャー(Dead End)

この映画を一言で表すと?

終わらない深夜のドライブが恐怖に変わる、スリル満点の心理ホラー。

どんな話?

クリスマスの夜、家族で車を走らせていた途中で、奇妙な一本道に迷い込んでしまう一家。道を進めば進むほど、現実離れした怪奇現象に襲われ、次第に家族が一人ずつ消えていく…。

ここがおすすめ!

不気味な一本道というシチュエーションは『ジーパーズ・クリーパーズ』の不安感に通じます。緊張感ある展開、シュールな恐怖、そしてラストのどんでん返しが秀逸。低予算ながらもアイデア満載で見応え十分です。

13日の金曜日(Friday the 13th)

この映画を一言で表すと?

森に響く叫び声…不滅の殺人鬼が襲い来るスラッシャーホラーの元祖!

どんな話?

クリスタルレイクのキャンプ場で若者たちが次々と謎の殺人鬼に襲われていく。犯人の正体とその目的が次第に明らかになり、観客はスリルと恐怖の連続へと引き込まれていく。

ここがおすすめ!

不気味な田舎道、若者の無防備さ、襲撃者の得体の知れない恐怖など、『ジーパーズ・クリーパーズ』と似たホラーフォーマット。スラッシャー系ホラー好きなら外せないクラシック。ジェイソンの存在感が強烈です!

クライモリ(Wrong Turn)

この映画を一言で表すと?

道を間違えただけで命が危ない…山奥の罠と狂気が襲うスプラッターホラー!

どんな話?

人里離れた山中で道を間違えた若者たちは、突如として異形の人食い一家に追い詰められていく。逃げ場のない森の中で始まるサバイバルは、誰一人として安全ではない…。

ここがおすすめ!

追い詰められる恐怖や“逃げられない”環境設定が『ジーパーズ・クリーパーズ』とよく似ており、よりグロテスクでスリリングな展開を楽しめます。ショック描写多めで、強烈なインパクトを残すホラーです。

イット・フォローズ(It Follows)

この映画を一言で表すと?

どこまでも追いかけてくる“それ”から逃げ続ける、スタイリッシュ心理ホラー。

どんな話?

ある日“それ”を移された少女は、誰にも見えない存在に絶えず追われることになる。その存在は歩いて追ってくるが、決して止まらない…。逃げても逃げても“それ”は必ずやってくる。

ここがおすすめ!

追跡され続けるというシンプルな恐怖を、静かな演出と不穏な映像美で描いた異色作。『ジーパーズ・クリーパーズ』の“しつこい恐怖”が好きな人にはピッタリ。恐怖の質が洗練されていてクセになります。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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