映画『かがみの孤城』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし) | MIHOシネマ
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映画『かがみの孤城』のあらすじ・感想・評判・口コミ(ネタバレなし)

あらゆる賞を総なめにした、辻村深月の新たな代表作がとうとうスクリーンに。舞台は鏡の中の世界。この世に対して様々な悩みを抱えた少年少女達が、自らの願いを叶えるべく奔走する。

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映画『かがみの孤城』の作品情報

かがみの孤城

タイトル
かがみの孤城
原題
なし
製作年
2022年
日本公開日
2022年12月23日(金)
上映時間
116分
ジャンル
アニメ
ヒューマンドラマ
監督
原恵一
脚本
丸尾みほ
製作
高橋敏弘
沢圭一
岩上敦宏
宮本典博
千葉均
石川光久
茅野洋
只野正弘
加藤智啓
中嶋裕之
小櫻顕
廣瀬健一
製作総指揮
吉田繁暁
飯沼伸之
キャスト
當真あみ
北村匠海
吉柳咲良
板垣李光人
横溝菜帆
高山みなみ
梶裕貴
矢島晶子
製作国
日本
配給
松竹

映画『かがみの孤城』の作品概要

2019年で作家デビュー15周年を迎えた辻村深月が2017年に発表した『かがみの孤城』。第15回本屋大賞を始めとして、多くの名誉ある文学賞を総なめにした話題作がいよいよ映像化。タイトルにもなっている『孤城』とは、『敵に囲まれて身動きがとれなくなっている城』という意味。後述するが、辻村深月の魅力といえば何といっても傷ついた人々の心理描写の巧みさ。そんな彼女にまさに相応しいタイトル、ストーリーのチョイスと言えるだろう。そんな期待作の声優に抜擢されたのは、監督から絶賛されオーディションを勝ち抜いた當真あみ。透明感のある彼女の声がこころに命を吹き込んだ。鏡の中の世界を舞台に、少年少女達の大冒険が幕を開ける。

映画『かがみの孤城』の予告動画

映画『かがみの孤城』の登場人物(キャスト)

こころ(當真あみ)
心に傷を持ち不登校となった中学生の少女。部屋に置いてあった鏡に吸い込まれ、不思議な世界へと辿り着く。
オオカミさま(芦田愛菜)
こころ達を鏡の世界に呼び込んだ張本人。オオカミの仮面を被っている。
リオン(北村匠海)
鏡の世界に迷い込んだ一人。サッカーが得意な好青年。
フウカ(横溝菜帆)
鏡の世界に迷い込んだ一人。全てをピアノに捧げている。
ウレシノ(梶裕貴)
鏡の世界に迷い込んだ一人。惚れっぽい小太りな男の子。
スバル(板垣李光人)
鏡の世界に迷い込んだ一人。掴みどころのない性格をした少年。
マサムネ(高山みなみ)
鏡の世界に迷い込んだ一人。ゲームが好きな皮肉屋の少年。
アキ(吉柳咲良)
鏡の世界に迷い込んだ一人。しっかりもので、みんなのまとめ役。

映画『かがみの孤城』のあらすじ(ネタバレなし)

當真あみは、心に大きな傷を抱え学校に通えなくなった。不登校となった彼女であったが、ある日突然部屋に置いてあった鏡が突如として光り出す。そんな光に吸い込まれるように、彼女は鏡の中へと足を踏み出した。すると、そこには自分と同年代の6人の少年少女達とおとぎ話のような大きな城があった。パニックに陥る彼らの前に、狼の仮面を被った少女『オオカミさま』が姿を見せる。そして、この7人は選ばれた存在であり、この城に隠された一つの鍵を探し出さなければいけないことを彼らに告げた。その鍵を手に入れた者は何でも一つ願い事が叶えられるという。一体彼らはなぜ選ばれたのか。そして、彼らが持つ願い事とは。

映画『かがみの孤城』の感想・評価

辻村作品の魅力

最新作は、数々の名作を世に送り出してきた辻村深月による小説が元となっている。辻村深月は、若い世代を中心に大きな支持を得ている作家。一体彼女の何が彼らを惹きつけるのだろうか。辻村作品の大きな特徴として、青少年らの心の孤独、揺れ動く心模様が多く描かれている。思春期の心模様は繊細かつ複雑だ。多くのことを感じ、多くのことに傷つき、感情を揺らしている。鈍感になるのか強くなるのか、大人になるとその頃の気持ちを忘れてしまいがちだ。だからこそ、大人と思春期の子供はぶつかってしまうのかもしれない。だが辻村深月はその気持ちを忘れずにいる。だからこそ彼女は、若者の代弁者ともいうべき存在なのだろう。本作を通して、若者の心の叫びを聞こう。

7人の中学生達

不登校だった主人公、こころは、鏡の中の国という不思議な世界に迷い込む。しかし、その場に辿り着いたのは彼女だけではなかった。そこに集った7人の存在。いずれもこころと同じ年頃の少年少女達ではあるが、青春全てをピアノに捧げてきた少女、中学に行かず塾で学んでいる少年などその背景はバラバラ。一体なぜ、そんなバラバラな彼らがこの世界に選ばれたのだろうか。実は、彼らにはとある共通点があったのだ。不思議な世界で共に冒険をする内に、隠されていた事実が少しずつ明かされる。その繋がりが明かされた時、物語が大きく動き出す。彼らがそれぞれ胸中に抱く、現実への葛藤にも注目。

鏡の中の世界

本作の舞台は鏡の中の世界。『鏡の国のアリス』や『Dr.パルナサスの鏡』など、鏡の中の世界を舞台にしている作品は多い。単純にファンタジー要素が強く視聴者にウケがいいということもあるだろうが、それ以外にも深いテーマを持っていることが多い。鏡は自分自身を客観的に見つめることができる数少ない手段。しかし、鏡は時に、自分が見たくない現実も突きつけてしまう。だからこそ、『鏡恐怖症』という言葉があるほどに鏡に不安を抱く人も多いのだ。しかし、鏡の中の世界に導かれた彼らはその現実に強制的に直面させられることとなる。一体この鏡の世界で、彼女達は何を見つめ何に気がつくのだろうか。本作を通して、視聴者も自分自身の姿を見つめ直すきっかけになるかもしれない。

映画『かがみの孤城』の公開前に見ておきたい映画

映画『かがみの孤城』の公開前に見ておきたい映画をピックアップして解説しています。映画『かがみの孤城』をより楽しむために、事前に見ておくことをおすすめします。

ブレイブ ストーリー

冒険は人を大きく成長させる。特に、今後の人格の形成期にあたる思春期であれば尚更のこと。本作も最新作も、主人公の子供達が異世界へと迷い込んでしまうところから幕を開ける。そこで大きな冒険を経て、様々な悩みを抱いていた彼らは自分なりの答えを導き出していくのである。また、両作品とも著名な書籍が原作となっており、こちらはあの日本を代表する作家である宮部みゆきが2003年に発表した名作。三谷亘は平凡な小学生だった。しかし、ある日突然父親が昔の想い人と復縁すると言って家を出ていってしまう。打ちひしがれた母親は亘を巻き込み心中を決心。そんな中、亘は『幽霊ビル』に存在する扉から異世界へと旅立つのだった。

詳細 ブレイブ ストーリー

カラフル(2010)

最新作を手がけた原恵一監督。彼が過去に手掛けてきた数々の作品の中でも、本作は耳にしたことがある人が多いのではないだろうか。本作は、森絵都による有名な児童文学書が元となっている。最新作同様、生きることや現実に大きな悩みを持っている少年少女が本作の主人公。「ぼく」はその日自ら命を経った。これで全てが終わる、はずだった。しかし、死んだ彼の前に天使が姿を現し「抽選に当たりました」と告げたのだ。その抽選に当たった彼は、『小林真』の身体に入りもう一度人生をやり直す機会が与えられた。生きることとは一体何なのか。何年経っても答えが出ることのないそのテーマに、優しく温かく迫る。

詳細 カラフル(2010)

鏡の国のアリス

前述したように、鏡の中の世界を舞台に描いた作品は多い。その中でも、ルイス・キャロルによる『不思議の国のアリス』はあまりにも有名。ディズニーからもアニメ映画が発表され、後世に渡り語り継がれている。しかし、その不思議の国のアリスに続編があったことは、それほど知られていない。なぜ前作ほど本作は話題になっていないのだろうか。実は本作はアニメーション映画版『不思議の国のアリス』と合体して制作されているのである。そのため、『鏡の国のアリス』としての知名度はあまり高くないが、実はこれも『鏡の国のアリス』から由来するものだった、ということが多々ある。例えば『ハンプティ・ダンプディ』や『ジャバウォックの詩』など、これらは『鏡の国』からの要素。本作は、そんな『鏡の国のアリス』を初めて単独で映画化した作品。『不思議の国のアリス』とはまた違った面白さに酔いしれよう。

詳細 鏡の国のアリス

映画『かがみの孤城』の評判・口コミ・レビュー

映画『かがみの孤城』のまとめ

アニメ映画は子供が見るもの、昔は特にそういった印象が強かったのではないだろうか。しかし、世界に誇る名監督である宮崎駿、近年では新海誠や押井守などの存在によってそのイメージは大きく変わりつつある。そもそも日本における興行収入ランキングでは、上位5作品中4作品がアニメ映画という圧倒的立ち位置を誇っている。アニメーションだからこそ表現が可能なことも多く、より深くテーマを掘り下げられることもある。本作でも、鏡の中の世界というファンタジー要素の強い設定が、アニメ映画だからこそ十分に生かされている。また、監督もこれまで数多くの名作を作り上げてきた原恵一。自ずと期待感が増してくる。本作も、数々の名作に肩を並べたいところ。

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