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映画『ニューヨークの恋人(2001)』あらすじとネタバレ感想

映画『ニューヨークの恋人(2001)』の概要:2001年のアメリカ映画(原題:KATE&LEOPOLD)。メグ・ライアンとヒュー・ジャックマン共演のタイムトラベルを軸にした恋愛映画である。

映画『ニューヨークの恋人』 作品情報

ニューヨークの恋人

  • 製作年:2001年
  • 上映時間:118分
  • ジャンル:ラブストーリー、ファンタジー
  • 監督:ジェームズ・マンゴールド
  • キャスト:メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、ブレッキン・メイヤー etc

映画『ニューヨークの恋人』 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

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映画『ニューヨークの恋人』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『ニューヨークの恋人(2001)』のあらすじを紹介します。

舞台は1876年のニューヨークである。
レオポルド公爵(ヒュー・ジャックマン)は本当の愛を知らぬまま、結婚相手を探さなくてはならなくなってしまった。
そんな時、ブルックリン・ブリッジから落下した彼は現代のニューヨークにタイムスリップしてしまう。

キャリアウーマンのケイト(メグ・ライアン)は恋にも仕事にも疲れ果てていた。
ある日、元彼氏の家にひょんなことから転がり込んできたレオポルドと出会い徐々に親しくなっていく。
そして恋心を抱き始める二人。
しかしあるとき会社の上司に食事に誘われたケイトは彼とレストランへ。
そこに現れたレオポルド。
彼もまた彼女を深く愛し始めていたのだ。

次の日、ケイトはレオポルドから誠意の溢れたラブレターを受け取る。
二人は互いに愛を確認し恋仲に発展してくが、レオポルドが19世紀に帰らなければならなかった。
19世紀で花嫁を探しはじめたレオポルド。
しかし彼を諦められないケイトは全てを捨てて19世紀にタイムスリップしてくる。
めでたく19世紀で結ばれた二人であった。

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映画『ニューヨークの恋人』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ニューヨークの恋人(2001)』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

俳優の演技力が映画を引き立たせている

19世紀からやってきたという設定なので、顔立ちも出で立ちも違和感あるものにはしてほしくない。
その感覚からヒュー・ジャックマンの起用はまさにピッタリであった。
メグ・ライアンの疲れたキャリアウーマンの設定もドンピシャではまりやすく、また表情がコロコロと変わる可愛らしい姿は元祖ラブコメ女王の風格が出ている。
主人公2人の演技力はさることながら、脇役を固めている俳優陣もまた素晴らしい。
ケイトの弟役の俳優や元ボーイフレンド役の俳優も、陰ながら良い演技を見せていてこの映画の高評価に一役かっていることは間違いない。

安心してみることができるこれぞ癒し系恋愛映画

いかにも映画らしい時代を超えた恋愛映画。
恋に発展していくスピードも早く、素敵すぎるムードも多い。
しかし映画はこれで良いのだと思わせてくれる演出が随所に散りばめられている。
ベッドシーンやドロドロした感情の起伏も特になく、後味スッキリ爽やかで明るくなれるタイプの作品に仕上げられている。
実際に見たことはなくても、レンタルビデオ店などで良質な恋愛映画のコーナーでディスプレイしているのも目撃していた。
なるほど納得の名作映画である。

メグ・ライアン全盛期のキュートさ溢れる作品

最近はめっきり出てこなくなった彼女。
もちろん年齢的にもラブコメに出演するのも厳しく、母親役などが多くなってきている。
しかし若い世代に知ってもらいたい。
キャメロン・ディアスよりも誰よりも最初のラブコメ女王はメグだったのだと。
顔全体で笑う素敵な笑顔は見ている人を幸せにしたものだ。
前向きで明るい彼女の姿を今は見ることはできないが、ぜひこの全盛期のキュートメグの姿を恋愛映画で見て欲しい。


ビックリな設定のSFラブコメディでこんなにもキュンキュンするなんて思っても見なかった。ヒュー・ジャックマンは上流階級がとてもハマっていてカッコよかったし、ラブコメディの女王であるメグ・ライアンは相変わらず可愛らしい。どんな時代でも、何に対しても誰に対しても誠実であることが大事で女性はそこに惹かれるのだろう。ラストの展開は流石に無理がある気がして若干醒めてしまったが、ときめきがはしい時に十分楽しめる作品だろう。(女性 20代)

映画『ニューヨークの恋人』 まとめ

ファンタジー要素あり、SF要素ありの恋愛王道映画である。
ベタな内容がまた心地よく、ありきたりの映画であるからこそこの作品は映えているように思う。
恋愛映画やラブコメに大どんでん返しなんてやめて頂きたいのが本心なので、これで十分。
これがもっとリアルな作りになっていたら全く魅力を感じずに、評価はかなり低くなっているであろう。
最近はこのような王道ラブコメが意外と少なくなってきているように感じる。
映像が美しく、俳優や物語に懲りすぎているのが良いかと言われるとそんなこともなく求めてもいなかったりもする。
ラブコメを観たいという時は、明るく幸せな気持ちになりたい時が多いのが個人的な感情である。
だから安牌のありきたりが良いのだ。

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