この記事では、映画『健太郎さん』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『健太郎さん』の作品情報
出典:https://motion-gallery.net/projects/whoiskentarosan/updates/36024
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 35分 |
ジャンル | ホラー |
監督 | 髙木駿輝 |
キャスト | 龍坐 西川浩幸 宇田川さや香 木下仁 白井友子 |
製作国 | 日本 |
映画『健太郎さん』の登場人物(キャスト)
- 敏夫(西川浩幸)
- 斎藤家の大黒柱。健太郎さんに頭が上がらない様子。
- 和子(宇田川さや香)
- 敏夫の妻。水彩画家。家の中で健太郎さんと2人きりなるのが悩み。
- 賢人(木下仁)
- 高校生の長男。学校ではいじめられている。
- 優愛(白井友子)
- 小学生の長女。家族で唯一、健太郎さんと無邪気に接する。
- 健太郎(龍坐)
- 斎藤家に居座る謎の男。見た目は中年だが、なぜか食べ方が異様に汚い。
映画『健太郎さん』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『健太郎さん』のあらすじ【起】
父・敏夫、母・和子、兄・賢人、妹・優愛。
彼らで構成された家庭は、食卓を囲んでいた。
しかし、「健太郎さん」と呼ばれる奇妙な男も座っている。
和子が健太郎さんに声を掛けるや否や、彼は用意された焼きそばを犬のように食べるのだった。
朝になると、優愛は健太郎さんに挨拶をしてから登校する。
賢人は健太郎さんを無視して、右足を引きずりながら出かけた。
この日は和子が描いた水彩画の個展が開かれる日でもあったのだが、和子は浮かない顔をしている。
家族が全員出かけると、家の中で健太郎さんと2人きりになってしまうからだ。
家を出発した敏夫に近所の女性が、健太郎さんについて『誰ですか?』と聞いてきた。
しかし彼は、答えずにその場を去るのだった。
家族が出払った後、和子は健太郎さんを個展に誘う。
賢人は夜遅くに、泥まみれで帰ってきた。
敏夫は泥については触れず、帰りの遅さをとがめるだけだ。
その後に賢人は健太郎さんとぶつかり、その際に落とした荷物から彼がいじめられていることが分かった。
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映画『健太郎さん』のあらすじ【承】
優愛はその日、描いた絵を先生に褒められたようだ。
だが敏夫はその絵を見ても何も言わず、和子に個展のことを聞く。
優愛と健太郎さんは、顔を見合わせた。
翌日、和子の作品が破れた状態で流しに捨てられていた。
リビングのソファには、健太郎さんが座っている。
敏夫の商談用の書類も破られていた。
2人は、健太郎さんの仕業だと考える。
しかし健太郎さんに直接注意できない敏夫は、仕方なく賢人に向かって怒鳴った。
夕方、優愛は健太郎さんに自分が描いた絵を見せる。
それは健太郎さんの絵だった。
健太郎さんはその絵を見つめる中、和子が『パパとママの絵は?』と聞く。
ただ、彼らの絵を優愛は昨晩見せていた。
優愛は機嫌を悪くして、リビングを出て行く。
ゴミ箱には両親の絵が捨てられていて、それを拾い上げる和子を健太郎さんが見ていた。
夜になると、賢人はいじめに対する怒りをこらえていた。
ふと、窓の外を見ると健太郎さんが道路に立っている。
なぜか彼は、両手に花束を持っていた。
翌朝になると、リビングが荒らされていた。
映画『健太郎さん』のあらすじ【転】
家の車もなくなっていたことから、優愛はある事を思い出す。
家族で車に乗って出掛けていたとき。
車は健太郎さんをはねていたのだ。
優愛が彼にハンドタオルを差し出すものの、和子と敏夫は逃げることを決意。
健太郎さんは痙攣しつつ、優愛のタオルを拾っていた。
車が無くなった日以降、健太郎さんは現れなくなる。
和子はいつもの癖で健太郎さんの分の食事を出していたが、敏夫は『もともといなかったんだ』と家族に言い聞かせるのだった。
早起きした敏夫は、和子が水彩画を描いていることに気づく。
彼女が描いていたのは、4人家族が血まみれで倒れている絵だった。
しかしよく見ると、楽しそうに笑っている一家の絵だ。
朝になると、優愛はいつもの癖で健太郎さんに声を掛けて出かける。
敏夫と賢人も出て行ったあと、家のチャイムが鳴った。
和子が出たのだが、外には誰もいない。
不思議に思った和子だが、リビングに戻ることに。
すると、そこには健太郎さんが立っていた。
彼は『1年経ったので、あの子のことでけじめをつけようとお別れの挨拶をしてきた』と言った。
映画『健太郎さん』の結末・ラスト(ネタバレ)
1年前に斎藤家の車は、健太郎さんだけではなく、彼の娘・由真もはねていたのだ。
優愛は健太郎さんにタオルを渡し、敏夫と和子は彼らを見捨てていた。
由真は死亡し、健太郎さんも意識不明の重体だった。
だが、健太郎さんは病院から姿を消す。
渡されたタオルには「優愛」と書かれていたので、それを頼りに前に進んでいた。
やがて、斎藤家に行き着いた健太郎さん。
土下座する敏夫と和子に対し、健太郎さんは『この家に住まわせてください』と言った。
当初は和子がストレスで体を壊し、敏夫も健太郎さんに謝り続けていた。
健太郎さんは特に反応を示さず、食事を終えると2階に上がっていく。
どうにかしようと思い立った賢人は瓶を持って2階に向かうが、階段で転がり落ちてしまう。
その時に割れた瓶で右足もケガしてしまった。
食事の際も、「健太郎さんが食べ始めてから」という暗黙の了解が生まれる。
ある日の食事の際、優愛が食べ方について和子から叱られた。
それを見つめていた健太郎さんは、優愛と目が合う。
健太郎さんが笑みを浮かべて、物語の幕が閉じる。
映画『健太郎さん』の感想・評価・レビュー
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映画『健太郎さん』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『健太郎さん』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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