この記事では、映画『県庁おもてなし課』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『県庁おもてなし課』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0067213
製作年 | 2013年 |
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上映時間 | 123分 |
ジャンル | 恋愛 コメディ |
監督 | 三宅喜重 |
キャスト | 錦戸亮 堀北真希 高良健吾 船越英一郎 |
製作国 | 日本 |
映画『県庁おもてなし課』の登場人物(キャスト)
- 掛水史貴{錦戸亮)
- 高知県庁おもてなし課の若手社員。高知県出身で、東京への大学進学のタイミングで県を離れたが、卒業後、県に戻り、就職した。
- 明神多紀(堀北真希)
- 高知県庁総務部の、アルバイト。自転車で通勤しており、その速さを掛水に印象付ける。
- 清遠和政(船越英一郎)
- かつて高知県庁で「パンダ誘致論」を展開したが、認められずに異動を命じられた。その後辞職したとされている。
- 吉門喬介(高良健吾)
- 掛水らが注目した、特使候補の人気作家。おもてなし課に電話をかけてきて、辛辣な意見を述べる。
- 清遠佐和(関めぐみ)
- 清遠和政の娘。父に従うかたちで、高知県で民宿を切り盛りしている。
映画『県庁おもてなし課』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『県庁おもてなし課』のあらすじ【起】
1987年、高知県庁の会議室。
清遠という男が、観光客確保のためにはパンダを誘致することが必要だと熱弁をふるっている。
清遠は根拠と展望を提示してみせるが、聞いていた職員は次々と途中退席し、その後異動を命じられた清遠は辞職した。
それから25年が経った2012年、高知県庁に「おもてなし課」が立ち上げられた。
高知県に観光客を誘致するための対策を練り、実行するための部署で、若手職員の
掛水史貴を含む4名で構成されている。
おもてなし課は、観光客誘致のために、県にゆかりのある有名人に、観光特使になってもらうという策を講じた。
人気作家の吉門喬介が引き受けてくれたが、吉門は電話で、おもてなし課の計画には勝算がないことを指摘した。
その後吉門は「外部から職員を雇うこと」と、「パンダ誘致論を唱えた者に協力を依頼すること」を助言した。
掛水は「パンダ誘致論」について調べるが、調査は難航し、総務課でアルバイトをしている明神多紀に調査依頼をした。
明神は、「パンダ誘致論」を唱えた者が、元県庁職員の清遠であることを突き止めた。
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映画『県庁おもてなし課』のあらすじ【承】
掛水は吉門の言っていた「外部から職員を雇う」という提言を思い出し、明神に依頼した。
明神は快諾し、課で働くことになった。
掛水と明神は、課への協力を依頼するために、清遠の家を訪れた。
清遠は不在で、家から出て来た清遠の娘・佐和は掛水に、バケツの水をかけて追い出そうとしたが、何とか名刺は受け取ってくれた。
後日、掛水は清遠と連絡を取ることに成功し、清遠が県庁を訪れた。
清遠は「1つのプラン採用につき500万円」という報酬を要求し、課の職員は戸惑ったものの、課長は受けいれた。
清遠のプランは「高知県レジャーランド化構想」と題されており、県の自然を活用して、県全体を、アウトドアのレジャーランドにするというものだった。
掛水らは清遠のプラン実行のために動き出した。
一方、吉門は清遠の家に向かっていた。
吉門の母と清遠は「子連れ同士の結婚」をしたが、離婚した。
掛水と明神も清遠の家に向かっており、偶然見かけた吉門を車に乗せて清遠の家に行った。
到着後、吉門を見た佐和は、掛水を平手打ちして走り去った。
掛水は、佐和を追いかけた。
映画『県庁おもてなし課』のあらすじ【転】
掛水は、無事に佐和を清遠の家に連れ戻したが、清遠の家から県庁に戻る車の中で、明神から「佐和を連れ戻すのは吉門の役目だ」と指摘され、不穏になった。
掛水と明神は意地の張り合いとなったが、その後掛水に吉門から電話があり、吉門からの助言を受けた掛水は、明神がいるであろう駅に向かった。
駅で再会した掛水と明神は抱き合った。
後日、高知の朝市の実態調査と称して、掛水は明神をデートに誘った。
朝市で偶然清遠に会った2人は、清遠の誘いのままパラグライダーの場所へ向かった。
掛水はパラグライダーを初体験し、高知県の自然に触れた。
明神は、トイレや山道の整備を改善すべきなどの課題を見つけている。
課が、清遠のプラン実行を進めるなか、県庁の上層部から「清遠の名前を外せ」との通達が届いた。
課は清遠にいなくなってほしくないと望むが、清遠自身は覚悟していたことだと言って、潔く去った。
県庁での勤務歴の長い上層部には、過去に清遠が唱えた「パンダ誘致論」による確執が記憶されているようだ。
映画『県庁おもてなし課』の結末・ラスト(ネタバレ)
吉門が掛水の部屋を訪れた。
吉門は、佐和とは兄妹関係だが、血は繋がっていないこともあり、男女としての感情を抱き合っていることを掛水に打ち明けた。
掛水は吉門を鼓舞し、吉門は清遠に「あんたの娘を俺にくれ」と言った。
清遠は「勝手にしろ」と答えた。
人気作家である吉門の新作には、高知県庁の職員が登場している。
そのモデルは、掛水だ。
掛水は、吉門が出演するテレビ番組への出演を承諾した。
吉門は番組の中で、清遠が持っていたプランと、それに賛同した職員が進めていた「高知県レジャーランド化構想」の素晴らしさについてコメントした。
テレビに出演した掛水は、明神に愛情表現のサインを送った。
高知県知事・中浜龍次郎はリアルタイムで番組を見ている。
中浜は、清遠が県庁の会議室で「パンダ誘致論」を語っているのを真摯に聴いていた男だ。
高知県庁では現在も、おもてなし課が、観光客誘致のために活躍している。
映画『県庁おもてなし課』の感想・評価・レビュー
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映画『県庁おもてなし課』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『県庁おもてなし課』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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