この記事では、映画『キル・チーム』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『キル・チーム』の作品情報
出典:https://02150526.blog.fc2.com/blog-entry-11633.html?sp
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 88分 |
ジャンル | 戦争ドラマ アクション |
監督 | ダン・クラウス |
キャスト | ナット・ウルフ アレクサンダー・スカルスガルド アダム・ワインフィールド アダム・ロング |
製作国 | アメリカ |
映画『キル・チーム』の登場人物(キャスト)
- アンドリュー・ブリグマン(ナット・ウルフ)
- アメリカ陸軍兵士。アフガニスタンに派遣され、一般市民の武器のチェックを担当する。
- ディークス軍曹(アレキサンダー・スカルスガルド)
- アンドリューの上官。一般市民の中にテロリストが紛れているとして、武力行使で解決しようとする。
- ウィリアム・ブリグマン(ロブ・モロー)
- アンドリューの父親。戦地で過酷な目にあう息子を遠くから支える。
映画『キル・チーム』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『キル・チーム』のあらすじ【起】
アメリカ陸軍兵士のアンドリューは、2009年にアフガニスタンの戦場に派遣された。
一般市民のテロが激化している現地だったので、彼は住民の武器の管理を任される。
上官のウォレスは住民と穏便な関係を望んでいたが、彼は爆破テロで命を落としてしまう。
その後、ディークスという上官が派遣される。
彼はウォレスをはじめとする多くの米軍兵士が、一般市民の爆破テロで命を落としていることに憤慨していた。
テロの首謀者を見つけるべく住民に高圧的な態度で接し、必要とあれば暴力も辞さない人物だったのだ。
そんな中でアンドリューは、ひょんなことからディークスに気に入られる。
ディークスはアンドリューを、チームリーダー候補に抜擢するのだった。
ディークスは、別のチームリーダー候補とアンドリューを呼び出す。
二人でレスリング試合をするように命じ、『勝った方にチームリーダーを任せる』と言うのだ。
アンドリューは試合に勝ち、チームリーダーに任命される。
彼はそのことを、父親のウィリアムに報告するのだった。
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映画『キル・チーム』のあらすじ【承】
ある日、再び爆破テロが発生する。
容疑者は捕らえられ、ディークスはアンドリューに暴行を加えるように命じた。
しかしアンドリューは、その命令を拒否するのだった。
テロリストを一網打尽にするため、部隊は村の一つを襲撃する。
容赦なく軍の銃声が鳴り響き、死者も出た。
中には、「ロシア製手りゅう弾を持っていたから」という理由で殺された少年もいる。
その少年の父親は泣き叫んでいたが、部隊の兵士たちは帰路の中で少年を殺害したことを喜んでいたのだった。
アンドリューはそれを見て、今回の襲撃が正当なものであったのか疑念を抱く。
他の兵士とは違い、浮かない顔をしているアンドリュー。
そんな彼にディークスは、『お前はチームリーダーではなく後方支援に向いている』と言うのだった。
その夜。
アンドリューは、とある兵士がロシア製手りゅう弾を持っていることに気づく。
そこで彼は「兵士がわざと少年に手りゅう弾を持たせ、撃ち殺したのではないか」と考えた。
悩んだ末に父親に相談し、ウィリアムも陸軍の犯罪調査委員会に連絡することにしたのだった。
映画『キル・チーム』のあらすじ【転】
兵士の間では、陸軍の犯罪調査の噂が流れ始めている。
アンドリューは拠点の中で、陸軍の装備品ではない銃を見つけたのだった。
ある日、部隊は再び村を襲撃する。
アンドリューは民家の一つに入り込み、そこで決定的な光景を目にした。
兵士が、無抵抗の住民を銃殺していたのだ。
先に住民が襲ってきたと思わせるために、死体のそばに銃を置く兵士。
その銃こそ、アンドリューが拠点の中で見つけたものだったのだ。
アメリカ陸軍が、一般人を殺害するために偽装工作をしている。
その事実にアンドリューは悩み続けた。
さらに彼は、ディークスの部屋から大量の銃を見つける。
ディークスは住民1人の命と、数十人の兵士の命の優先順位について話し、自らの行為を正当化するのだった。
アンドリューは、他の兵士から嫌がらせを受けるようになる。
そんな彼の部屋を訪れ、自らの行為を正しく思うことの大切さを説くディークス。
さらにディークスは、切り取った住民の指を見せる。
限界を迎えたアンドリューは、泣きながら父に電話するのだった。
映画『キル・チーム』の結末・ラスト(ネタバレ)
部隊が村を襲撃する日がやってきた。
アンドリューは民家の中で老人を見つけるが、テロリストの可能性は低い。
老人を見逃そうとしたものの、ディークスが彼を捕らえた。
老人を正座させ、アンドリューに射殺するように命じるのだった。
ディークスに銃を向けて反抗するアンドリューだったが、結局は命令に従うことに。
老人は死に、兵士たちはアンドリューを英雄と称える。
しかしアンドリューは罪悪感に駆られ、自殺を図るのだった。
しかし、アンドリューの自殺は遂行されない。
彼は、陸軍の犯罪調査員に逮捕されたのだ。
アンドリューには、無実の一般人を不当に殺害した容疑がかけられていたのだった。
なお、ディークスも同じ罪で逮捕された。
逮捕後のアンドリューのもとに彼の両親と弁護士が訪れ、『真実を話せ』と言う。
この映画は、実際に起きた事件を基にした作品である。
モデルとなった事件では5人の兵士が逮捕され、1人の兵士に懲役3年の判決が下された。
ディークスのモデルともなった上官には、終身刑が下されたのだった。
映画『キル・チーム』の感想・評価・レビュー
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映画『キル・チーム』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『キル・チーム』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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