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映画『キリング・ショット』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『キリング・ショット』の概要:ヤクの売人たちとそれを取り仕切るボスの裏切りと殺し合いを描いたクライム・サスペンス。時系列がバラバラになっており、最初は何が何だかわからないが、後半になると話が繋がってくる。

映画『キリング・ショット』の作品情報

キリング・ショット

製作年:2011年
上映時間:94分
ジャンル:サスペンス、フィルムノワール
監督:アーロン・ハーヴィー
キャスト:フォレスト・ウィテカー、ブルース・ウィリス、マリン・アッカーマン、ニッキー・リード etc

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映画『キリング・ショット』の登場人物(キャスト)

テス(マリン・アッカーマン)
表向きはストリップ酒場でウエイトレスをしているが、裏ではメルに雇われてヤクの売人をしている。スリの才能がある。ブロンドのセクシー美女。
ドーン(デボラ・アン・ウォール)
テスの友人。テスに誘われてヤクの売人となり、一緒に仕事をしている。
カラ(ニッキー・リード)
ドーンの異父姉妹。姉のドーンに誘われて仲間に入るが、テスとは気が合わない。
メル(ブルース・ウィリス)
ラスベガスを仕切る裏社会のボス。テスたちの雇い主。冷酷非道な男で、仕事の失敗は許さない。
ロニー(フォレスト・ウィテカー)
7年前からメルに雇われている。ストリップ酒場でテスを見初め、メルに紹介した配達人。密かにテスを見守っている。

映画『キリング・ショット』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『キリング・ショット』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『キリング・ショット』のあらすじ【起】

※あらすじは時系列に沿って書いています。

テスとドーンとカラの3人組は、ボスのメルから仕事を依頼され、ラスベガスの郊外へ向かっていた。最近メルのシマを荒らしている売人が、今晩メキシコの組織と取引をすることになっていた。メルの依頼は“ヤクを押さえて、そいつの正体を暴くこと”だった。

途中の公衆電話で、メルから“140号線を南へ65キロ行ったところにあるダイナーへ行け”という指令を受け、3人はそれに従う。3人は前回の仕事で失敗しており、今回は絶対に失敗できなかった。

同じ頃、メルの部下のロニーは、親切に故障した車を見てくれていた保安官のエルモアを銃で撃ち、パトカーを奪ってテスたちの車を追う。

テスたちはスタンドへ寄り、ガソリンを補給する。テスが店へ入っている間、ドーンとカラは外で話をする。カラはテスのことを信用しておらず、今回の仕事に違和感を感じていた。ドーンはあまり神経質になるなと妹をなだめる。

給油が終わり、テスたちの車がスタンドを出発した後、パトカーがスタンドに入ってくる。

映画『キリング・ショット』のあらすじ【承】

機嫌よく車を走らせていたテスたちは、後方から来たパトカーに止められる。パトカーから出て来たのは保安官に変装したロニーだったが、テスたちはロニーが偽物の保安官であることに気づかない。ロニーはよくわからない言いがかりをつけ、テスたちを足止めする。テスたちはロニーの機嫌を損ねないよう慎重に対応し、なんとか解放してもらう。

スタンドに入ってきた保安官は、店主のランディを呼ぶ。いくら呼んでもランディは姿を見せず、不審に思った保安官は店内を捜索する。ランディはトイレで頭を撃ち抜かれて殺害されており、保安官はすぐに同僚のエルモアに無線で連絡する。しかし応答はなかった。

受傷を負ったエルモアはパトカーのトランクに詰め込まれていた。テスたちを逃した後、ロニーはトランク内のエルモアにトドメを刺す。

テスたちはメルから指定されたダイナーにたどり着く。そこは郊外のうらぶれた店で、カラはやはりこの仕事はおかしいと不安を口にする。カラは仕事をしくじった自分たちに、メルがまた仕事を任せるのも変だと感じていた。しかしテスは、メルが汚名返上のチャンスをくれたのだと反論する。2人は激しい口論となり、興奮して大声で罵り合う。ドーンはわざとくだらない話をして空気を和ませ、2人をリラックスさせる。

映画『キリング・ショット』のあらすじ【転】

メルからは午前2時30分に取引があると聞いていたが、午前3時を過ぎてもヤクを積んだトラックは現れない。店内にいるのは、女店主と帽子をかぶった男、それからカップルが一組。テスは分け前もなく店で取引はさせないだろうと考え、女店主を脅してトラックの行方を聞くことにする。

3人は銃を構えて立ち上がり、カラが女店主に銃口を向けて“トラックはどこ?”と聞く。女店主はカウンターの下に隠していた銃でいきなりカラを撃ち殺し、それを見たドーンが女店主を撃ち殺す。しかし、ドーンは帽子の男に撃ち殺され、テスがその男を撃ち殺す。そこへビリーというメルの部下が、銃を構えて入ってくる。

ビリーはテスに銃口を向け、銃を捨てるよう忠告する。ビリーとテスは互いに銃を構え、にらみ合いを続ける。そこへロニーは入って来て、カップルを撃ち殺し、2人に“冷静になれ”と声をかける。ロニーはテスに“配達人だよ”と名乗るが、テスはロニーのことを忘れていた。

2年前、ロニーがストリップ酒場で働くテスを見込んで、メルに紹介した。メルはテスの度胸を気に入り、彼女を部下にする。ロニーは“助けてやるから俺と逃げよう”とテスに迫るが、テスはその言葉を信用できない。そして店内に銃声が響く。

映画『キリング・ショット』の結末・ラスト(ネタバレ)

しばらくして、メルが店へ入ってくる。ロニーは首から血を流して座っており、テスとビリーは死んでいるようだった。メルは死体だらけの店内を見て、呆れた様子でロニーの前に座る。

メルは仕事と偽ってテスたちをこのダイナーに呼び出し、ビリーに3人を始末させるつもりだった。女店主と帽子の男はビリーの仲間だったが、無関係なカップルがいつまでも帰らないため、予定が狂う。そうこうしているうちに予想外の撃ち合いが始まり、死体の山が築かれてしまった。

テスに惚れていたロニーはメルを裏切り、彼女を助けようとした。しかしテスは最後までメルを信じて、ロニーを撃とうとする。結局3人は撃ち合いになり、ビリーとテスは銃弾に倒れ、ロニーだけが生き残る。

メルはそんなロニーに裏切り者のカウボーイの話を聞かせ、“7年も一緒に仕事をしたのに悲しいな”と言って、冷酷にロニーの頭を撃ち抜く。

メルはジュークボックスにコインを入れて音楽をかけ、店から出て行こうとする。すると死んだと思っていたテスがメルに銃口を向け、発砲する。メルは抵抗する暇もなく、テスに撃ち殺される。

テスは腹を撃たれていたが、密かに生きてロニーとメルの話を聞いていた。メルの本心を知ったテスは復讐心に燃え、ボスを撃ち殺したのだった。テスはビリーへの報酬を積んだ車を奪って逃走する。その後、店の駐車場にパトカーが入ってくる。

映画『キリング・ショット』の感想・評価・レビュー

そこまで複雑な物語というわけではないが、登場人物が全員くせ者で、誰が本当のことを言っているのか誰のことを信じて良いのか考えながら見るのが楽しかった。作品の中でも特にロニーが良いキャラクターで、テスのことを愛したせいで破滅してしまったのが悲しかった。どうせならテスと一緒に逃亡する結末も見たかったなと思う。突っ込みどころとしては、裏社会のボスにしてはメルがあっさり殺されたのが残念だったなと思う。(女性 30代)


裏切りと忠誠が入り交じったくせ者だらけの今作。ブルース・ウィリスが裏社会のボスを演じるというのはなかなか珍しくて新鮮でした。彼といえば『ダイ・ハード』などのアクションのイメージが強いですが、かなりクセの強い裏社会のボスも違和感無く演じています。
時系列がバラバラなので見ていて疲れますが、後半しっかりまとまってくるので途中で諦めずに最後まで頑張って見て欲しい作品です。(女性 30代)

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