映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』の作品情報
映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』の登場人物（キャスト）
映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』の感想・評価・レビュー
映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0067319

製作年	2021年
上映時間	95分
ジャンル	アクション
監督	チェン・ファンシアン
キャスト	リュウ・リンチェンシャオ・ユンワン・ホンチェンシュー・ニン
製作国	中国

映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』の登場人物（キャスト）

チェン・ジョン（リュウ・リンチェン）: もと軍人で、蛇を崇める一族「蛇王」の末裔と言われている男。多くの蛇が住み着いている孤島「蛇王島」に、絶滅した大蛇が生息しているという情報を得て、環境保全会議で大蛇を保護すべきだと訴える。
ジョウ・シャオシャオ（シャオ・ユン）: 環境保全会議に出席していた、保護調査員をしている若い女性。チェンの訴える大蛇が本当に蛇王島に生息しているのかを確かめるため、チェンと共に調査に向かうことになる。
ジン・ラオスー（ワン・ホンチェン）: 密漁による蛇狩りで毒蛇を捕まえ、その毒を元に作った蛇薬を売りさばいて儲けを得ている男。チェンの一族とはかつて対立していた間柄で、大蛇の調査を始めたチェンとぶつかり合う。
マー・フェイ（ウェイフェン・ロン）: チェンの友人で、蛇王の末裔であるチェンを慕っている青年。チェンとジョウと共に、大蛇の存在を確認するため、蛇王島へと向かうことになる。

映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』のあらすじ【起】

海洋上に浮ぶ、数多くの蛇の棲家として知られる孤島・蛇王島に、蛇狩りの一員が上陸するが、突如現れた大蛇に襲われ全滅する。その知らせを聞いた、もと軍人で蛇を崇める一族「蛇王」の末裔であるチェン・ジョンは、蛇王島には絶滅したと言われる大蛇・ティタノボアが生息していて、保護すべきだと環境保全会議で訴える。

会議には保護調査員の若い女性ジョウ・シャオシャオが出席していて、チェンは大蛇の存在に懐疑的なジョウと、友人でチェンを慕う青年マー・フェンと共に、蛇王島で大蛇の捜索を始めることになる。

チェンたちがボートで蛇王島に到着すると、蛇の密猟で稼ぐジン・ラオスーとその一味が先に上陸していた。ラオスーは蛇王島をリゾートアイランド島化しようと計画している資産家から援助を受け、毒蛇から採取した蛇薬を売りさばいた金で多くの部下を雇い、島に大規模なキャンプを設営して大蛇を捕まえるつもりだった。

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映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』のあらすじ【承】

蛇王の血を継ぐチェンとラオスーの一族は、かつて対立していた間柄で、チェンとラオスーは島で会った途端に火花を散らす。蛇を守り保護すべきだと主張するチェンに対し、ラオスーは蛇は金儲けのための手段だと言い張り、一歩も譲らなかった。

チェンは蛇王と呼ばれていた祖父が住んでいた小屋を拠点として、大蛇探しを始めることにする。一方ラオスーはスネークハンターとして名高い3兄弟を雇っていたが、そのうちの一人がジョウに興味を示し、夜中に小屋に忍び込んでジョウを拉致する。

3兄弟の一人がジョウを犯そうとしたところで、背後から大蛇が襲いかかり、ジョウはなんとか逃げ延びる。翌日3兄弟の残った2人は、行方不明になった兄弟がチェンに殺されたのではないかと疑い、チェンたちに言いがかりをつけてくる。

その頃ジョウは大蛇の姿を見つけ、1人で密かに後をつけて、大蛇の棲家と思われる洞窟に潜入し、大きな卵を発見する。ジョウは卵をリュックに詰めて洞窟を出るが、その後を大蛇が追いかけて来る。

映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』のあらすじ【転】

ジョウはチェンたちの車に乗って大蛇の追跡を振り切るものの、待ち構えていたラオスーと部下たちに取り囲まれる。そしてジョウは保護調査員の振りをしていたが、ラオスーとは別の蛇を密猟する組織の一員だったことが判明する。

ラオスーは捕らえたチェンとマーをトレーラーの中に吊るし、動物の血を浴びせて大蛇のオトリに使おうと試みる。大蛇は狙い通りトレーラーの中に侵入し、チェンは必死に拘束を解いて大蛇の襲撃をかわそうとする。

その一方、ジョウはラオスーのいるテントに捕らえられていたが、隙をついてテントを逃げ出し、トレーラーの天井に登ってチェンとマーを救い出す。大蛇はトレーラーの壁を破って暴れ出し、3兄弟やラオスーの部下たちを次々に食い殺していく。

ジョウは大蛇の卵を入れたリュックを抱えて、海岸に停めていたボートへとたどり着く。そこにラオスーが追って来て、卵を奪い取ろうとすると、大蛇もまたボートへと襲いかかって来る。

映画『蛇王島キングスネーク・アイランド』の結末・ラスト（ネタバレ）

チェンとマーもボートに到着し、チェンはラオスーに捕まったジョウを助けると、ジョウの持っていた卵を大蛇に差し出す。そこでラオスーは、殺された部下の仇だと大蛇に向かっていくが、あえなく大蛇の餌食となる。

大蛇はチェンの差し出した卵をくわえると、チェンたちを襲わずにそのまま森の中へ姿を消していく。大蛇の存在を証明して先祖の名誉を取り戻そうと考えていたチェンだったが、存在を公表すれば研究者などが大蛇を見つけようとやっきになるはずだとジョウに指摘される。

チェンは祖父が小屋に書き残していた「秘密にすれば、守られるものがある」という言葉を思い出し、大蛇は島にいなかったことにして、その存在を保護することを決意する。チェンの思いにジョウやマーも同意し、蛇王島は「多くの蛇が生息する希少な島」として保護申請をすることを決め、惨劇の起きた島を後にするのだった。

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