この記事では、映画『子供はわかってあげない』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『子供はわかってあげない』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0053413
製作年 | 2021年 |
---|---|
上映時間 | 138分 |
ジャンル | 青春 ヒューマンドラマ |
監督 | 沖田修一 |
キャスト | 上白石萌歌 細田佳央太 千葉雄大 古舘寛治 |
製作国 | 日本 |
映画『子供はわかってあげない』の登場人物(キャスト)
- 朔田美波(上白石萌歌)
- アニメ「KOTEKO」が大好きな高校2年生の女子。水泳部員で、両親と弟の4人家族はいつも仲良し。
- 門司昭平(細田佳央太)
- 美波の同級生で、書道部員。高校の屋上は施錠されており、生徒は立ち入り禁止とされているが、同じ高校出身の兄から屋上の鍵を引き継いでおり、屋上で「KOTEKO」のイラストを描いている。
- 藁谷友充(豊川悦司)
- 美波の実父。美波が幼い頃に離婚し、現在はある海辺の町の治療院で指圧師として働いている。
映画『子供はわかってあげない』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『子供はわかってあげない』のあらすじ【起】
朔田美波は高校2年生で、水泳部に所属している。
水泳部で「この大会が最後」となる大切な大会に出場するのは3年生のみとされているが、今回は、2年生の美波も大会出場メンバーに選ばれた。
美波が背泳ぎのトレーニングをしていると、美波の視界に、屋上で、美波の大好きなアニメ「KOTEKO」のキャラクターを描く男子生徒が映り込んだ。
美波が屋上に駆け込み、それを描く男子に声をかけると、男子生徒は「門司昭平」と名乗った。
同じアニメのファンということも分かり、美波は門司君と仲良くなれると確信した。
美波は休日に門司君の家に赴き、門司君が録画した「KOTEKO」を視聴した。
門司君の父は書道家で、門司君は学業と実家での書道教室の講師を両立していた。
美波はその事実に感動しつつ、門司君に興味を持つようになった。
美波は門司君の家で偶然見つけたお札が、実父から美波に送られてきたものと似ていると感じ、門司君に相談した。
美波の両親は美波が幼い頃に離婚した。
美波の母親は再婚し、現在、美波は母と、母の再婚相手、そしてその間に生まれた弟と4人で暮らしている。
映画『子供はわかってあげない』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『子供はわかってあげない』のあらすじ【承】
門司君の実家は書道家で、彼の祖父がビジネスとして、新興宗教「光の匣」のお札の代筆を請け負っていることを、美波に明かした。
美波は、門司君の兄が探偵であると知ると、門司君に頼んで彼の兄のもとを訪れ、貯金通帳を渡して「全財産を支払うから、自分の実父を探して欲しい」と頼み込んだ。
門司君の兄は、男性として生まれたものの心は女性であり、現在の美波と同じような年齢であった頃、女性の身体になるための手術費を貯めるべく、一生懸命貯金したのだと当時を振り返り涙を浮かべた。
門司君の兄はあっさりと美波の実父を見つけた。
美波の実父は藁谷友充という名で、かつては「光の匣」の教祖であったが現在は教団から離れ、指圧師として、ある海沿いにある「阿堀治療院」で働いているという。
美波は水泳部で親しくしている同級生のミヤジに事情を打ち明けて協力を依頼し、家族に「水泳部の合宿に参加する」と言って家を出た後、友充のもとへ向かった。
友充は美波の突然の訪問に驚いたものの、喜び、歓迎した。
美波は合宿の期間中、友充の家に滞在することにした。
映画『子供はわかってあげない』のあらすじ【転】
美波は友充に、新興宗教の教祖となった理由を訊ねた。
友充は、自分にはひとの心を読み取る能力があるからだと答えたが、美波はそれを、すんなりと納得することは出来なかった。
また、美波にお札を送った理由については、美波が自分の生い立ちを理解できるまで成長した頃に、実父の存在のヒントを与えようと考えていたと説明した。
ある晩、美波が友充に、自分の心を読み取ってみてほしいと頼んだところ、友充がハンバーグを作り始めたので美波は驚いた。
美波はその少し前にミヤジと電話で話しており、水泳部の合宿での夕飯がハンバーグだと聞いていたからだ。
友充は美波に、勤務先の阿堀治療院でお世話になっている阿堀先生の孫であるじんこちゃんに、泳ぎを教えてあげて欲しいと頼み、美波は、ひとの心を読み取る方法を伝授してもらうという条件のもとで、それを引き受けた。
友充は海辺で、水着姿になって美波を迎え、じんこちゃんと一緒に、美波から初歩的な泳ぎのレッスンを受けた。
映画『子供はわかってあげない』の結末・ラスト(ネタバレ)
合宿の最終日、美波は友充と記念写真を撮ったが、その際にスマホを水没させてしまった。
ミヤジも門司君も、美波と連絡が取れなくなったことに焦り、門司君は自分の兄から、美波に伝えた友充の居場所を聞き出し、そこへ向かった。
友充は門司君を家に招き入れ「君は私から、娘をさらって行く」と嫉妬心を垣間見せながら門司君に酒を振る舞う。
美波は合宿終了に合わせて帰宅したが、母は美波が合宿に参加しなかったことに気付いていた。
美波が、友充に会いに行っていたことを打ち明けて謝ると、母は美波を抱きしめ「これからは、嘘をつかずに自由に友充に会いに行っていい」と話した。
2学期が始まり、美波は門司君から、門司君の兄が発行した探偵料の請求書を受け取った。
請求額は0円で「美波ちゃんが大人になったとき、このお金で、若い人に何かしてあげて」と書かれていた。
プール掃除をしていた美波は、屋上を見上げ、門司君の姿を見つけて走り出した。
屋上で門司君と対面した美波は、不器用さ丸出しで、門司君のことが好きだと伝えた。
門司君も、美波のことが好きだと告白した。
映画『子供はわかってあげない』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『子供はわかってあげない』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『子供はわかってあげない』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『子供はわかってあげない』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『子供はわかってあげない』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『子供はわかってあげない』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー