映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』の作品情報
映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』の登場人物（キャスト）
映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』の感想・評価・レビュー
映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0088835

製作年	2012年
上映時間	71分
ジャンル	ホラー
監督	白石晃士
キャスト	大迫茂生久保山智夏白石晃士
製作国	日本

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』の登場人物（キャスト）

工藤仁（大迫茂生）: 映像制作会社で、現代に起こる怪奇現象を追うビデオを制作しているディレクター。ADの市川やカメラマンの田代などスタッフだけでなく、インタビューする相手に暴言を吐いたり時には暴力まで振るうことがある。
市川実穂（久保田智夏）: 工藤の元でAD（アシスタント・ディレクター）を務めている若い女性。工藤の強引なやり方に反発しながらも、番組制作のために必死に働いている。
田代正嗣（白石晃士）: 工藤の元でカメラマンとして働いている男性。工藤や市川の行動をカメラで撮影することが主な仕事なため、映像に顔が映ることは少ないが、撮影しながら市川と共に工藤の言動に意見することもある。
矢野明（館野豪）: 工藤の会社に映像を送って来たフリーターの青年。友人の北村と共に、1970年代に流行した「口裂け女」のような女性の撮影に成功する。
北村一史（村上ROCK）: 矢野と共に、口裂け女のような女性を撮影した青年。工藤からの依頼で、矢野と一緒に口裂け女を追う番組製作に協力することになる。
ホームレスの男（仁科貴）: 工藤が口裂け女の謎を追っている過程で出会った、ホームレスをしている男性。口裂け女らしい女性と会ったことがあると証言する。
犬井（松本雅子）: 工藤が追っている口裂け女の謎を、解く鍵を握ると思われる女性。呪術などを用いる希少な宗教の流儀を継いでいる。

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』のあらすじ【起】

映像制作会社でディレクターを務める工藤仁は、フリーターの若者・矢野と北村から送られてきた映像に、1979年代に大流行した都市伝説「口裂け女」のような怪しい女性が映っていたことから、「現代に蘇った口裂け女伝説」というテーマで、ことの真相を確かめる番組を制作することを決める。

工藤はADの市川実穂、カメラマンの田代正嗣と共に矢野と北村を訪ね、若者たちが実際に怪しい女性を見た現場に向かう。工藤は映像に映っていた「女性が走るシーン」の現場を検証し、女性が信じられないような速さで移動していたことを確認する。

更に女性が出た住宅地で聞き込みをした結果、近所でも女性を目撃したという証言があり、女性は民家の壁に、意味の分からない文言や絵を書き連ねた紙を貼り付けていることが判明する。

工藤は怪しい女性の服装などから、まっとうな暮らしをしていないホームレスではないかと考え、近隣にある公園でホームレスたちがダンボールハウスやテントなどで生活しているエリアに移動し、聞き込みを開始する。

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映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』のあらすじ【承】

工藤が話を聞こうとした男性のホームレスは、カメラが回っていることに気付き証言を拒もうとするが、工藤はそのホームレスを殴りつけ、強引に口を割らせる。すると男性は、怪しい女性が1週間ほどこのエリアで生活していたと証言する。

更に女性が来たあと、エリアに住んでいたホームレスが変死を遂げるなどの事件が起きていたことも判明する。その後女性はどこかへ去ったのだが、ホームレスは女性からもらったという、髪の毛を束ねたような「お守り」を手首に巻いていた。

工藤はそのお守りが、女性が壁に張っていた紙に書いてあった絵と同じことに気付き、お守りと絵の写真を撮って、民俗学者に鑑定してもらうことにする。民俗学者の南山はお守りの画像を見て、とある希少な宗教で行われる呪術で使う道具で、異界の鬼を呼び寄せるものではないかと回答する。

工藤は市川と田代を連れ、その宗教の流派を継ぐ女性を訪ねていく。田舎の民家に住む流派を継ぐ女性・犬井は、怪しい女性の写真を見ても「知らない」と答えるが、そこで工藤は「滝御砂子はどこにいるんだ」と犬井を問い詰める。

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』のあらすじ【転】

工藤はかつてこの村に滝御砂子という女性がいて、しかも犬井の弟と交際していたことを調べ上げていた。犬井の弟は女性と別れた後に変死しており、滝御砂子が呪術を用いて弟を呪い殺したのではないかと噂されていた。

そこで犬井も重い口を開き、滝は頭のおかしい女だったと語る。そしてホームレスが付けていたお守りの画像を見て、「これを付けている人間は死ぬよ」と言い切る。工藤は滝御砂子＝口裂け女だと睨み、犬井の呪術で滝の居場所を探ってもらおうとするが、犬井は何かに怯えたように、工藤たちを家から追い出す。

都内に戻った工藤たちは、お守りを付けていたホームレスに会おうとするが、ホームレスは工藤たちの目の前で車に撥ねられて死亡する。そこで工藤は、ホームレスの付けていたお守りが、生き物のように動き出したのを目撃する。

その頃矢野と北村は、夜中に何者かが部屋のドアをノックする音に悩まされていた。工藤は口裂け女が来ているのだと考え、矢野と北村に協力を依頼し、矢野が住むアパートの前で張り込みを開始する。

映画『戦慄怪奇ファイルコワすぎ！ FILE-01 口裂け女捕獲作戦』の結末・ラスト（ネタバレ）

張り込みを初めて数日目の夜、遂に口裂け女が部屋の前に姿を現す。工藤は口裂け女を捕獲せんと、走り去ろうとする口裂け女に乗っていた車を衝突させる。しかし口裂け女はそのまま、いずこかへ姿を消してしまっていた。

そして映像を送って来た若者の1人、矢野もこの顛末の後に、行方不明になっていた。工藤たちが、北村と一緒に矢野の住んでいたアパートの部屋に入ると、部屋の床にはホームレスが付けていたものと同じお守りが数個、渦を巻くような形で置かれていた。

恐らく呪術的な目的で置かれたものと思われたが、工藤はそのお守りに手を触れぬよう気を付けながら、ビニール袋に入れて持ち帰る。そして工藤たちは部屋を立ち去るが、田代が撮っていた映像には、部屋の暗がりに佇む怪しい女性の影が、ひっそりと映っていたのだった。

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