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映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』の概要:野原しんのすけは両親や友人家族と共に、『アクション仮面 南海ミレニアムウォーズ』の船上試写会を見に行くことになった。豪華客船に乗り込み楽しいひと時を過ごしていると、突然猿が現れ船を占拠されてしまう。

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』の作品情報

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル

製作年:2000年
上映時間:90分
ジャンル:コメディ、アドベンチャー、アニメ
監督:原恵一
キャスト:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ etc

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映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』の登場人物(キャスト)

野原しんのすけ(矢島晶子)
幼稚園児。正義のヒーローであるアクション仮面が大好き。
野原ひまわり(こおろぎさとみ)
しんのすけの妹。赤ちゃんで、まだしゃべることができない。利口で行動的。苛めを許さない優しい性格。
アクション仮面 / 郷剛太郎(玄田哲章)
アクション仮面は、アニメの主人公。正義のヒーロー。映画になる程の人気を誇る。郷剛太郎は、アクション仮面の声優を行っている。身体能力が高い。しんのすけの友人。
パラダイスキング(大塚明夫)
とある島で猿を支配し、王として君臨する。欲張りで気まぐれで残酷な性格。

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』のあらすじ【起】

アニメ映画『アクション仮面 南海ミレニアムウォーズ』の船上試写会が行われると、テレビCMで放送された。野原しんのすけはそれを見て、母のみさえに連れて行って欲しいと頼んだ。

野原一家は友人家族と共に客船ツアーに参加した。皆豪華な船旅の旅を満喫し、のんびりとした時間を過ごした。その頃、春日部の街で暮らす人々は、しんのすけ達がいないことで大きな騒動が起きることがないと、平和で穏やかな時間を過ごしていた。

夕方、アクション仮面役の声優・郷剛太郎が小型機から船に降り立った。子供達は郷の登場を喜んだ。その後、郷と一緒に子供達は映画を見ていた。みさえと夫のひろしは夜の海を眺めていた。すると、不思議な声が聞こえてきた。ひろし達が後ろを振り向くと、猿が船内を走っていた。

しんのすけ達が映画を見ていると、途中で放送が止まってしまう。皆が疑問を抱いていると、試写室に猿が現れる。猿達は大人達を襲い、部屋に閉じ込めた。子供達は外に飛び出て親を探すが、どこにも見当たらなかった。しんのすけが泊まっている部屋にいたのは、妹のひまわりとペットのシロだけだった。子供達は親がいないことを悲しみ、泣き出す子もいた。大人達は近くの島に連れて行かれた様子だった。

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』のあらすじ【承】

しんのすけは友人の風間くん・ボーちゃん・ネネちゃん・マサオくんに、島に行こうと声を掛けた。不安な気持ちはあったが、風間くん達は勇気を出して大人達を助けに行くことにした。しんのすけ達はジェットスキーに乗って島に向かった。しかし、操縦方法が分からず、勢い余って島に乗り上げてしまう。しんのすけ達は怪我をしていなかったため、地面に残されていた猿の足跡を辿って奥に進むことにした。船に残っていたひまわりとシロは、そんなしんのすけ達のことを心配しながら見ていた。

しんのすけ達は暑さのあまり苛々していた。飲み物を飲んで休憩しようとするが、しんのすけが持ってきた飲み物は、全部醤油だった。風間くんはしんのすけに飲み物を頼んだことを後悔した。しかも、足跡を見失っていたせいで船に戻ることもできなかった。しんのすけ達が倒れていると、ボーちゃんが遠くで聞こえる水の音を感じ取った。

しんのすけ達は川を発見するが、そこにはワニがいた。じゃんけんで負けた人が、ワニを引きつける囮役をすることになった。負けたのはマサオくんだった。マサオくんがワニを引きつけている間に、風間くん達は水を飲んだ。しかし、マサオくんがワニに囲まれて身動きが取れなくなってしまう。風間くん達はマサオくんが片思いをしているアイちゃんのために頑張れと呼びかけた。すると、マサオくんは底力を発揮し、ワニの群れから逃げ出した。

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』のあらすじ【転】

ひまわりは戻って来ないしんのすけ達を心配し、シロが止めるのも聞かず、ボートに乗って島に向かった。その頃、しんのすけ達は火を囲み、岩で囲まれた窪みの中にいた。ボーちゃん達が大人達の行方を心配している一方、しんのすけはアクション仮面の映画の続きが気になっていた。皆、空腹に耐えられず沈んだ空気を出していたため、しんのすけは気分を変えて怖い話をした。すると、茂みから物音がしたため、皆恐怖に震えた。姿を現したのは、ひまわりとシロだった。ひまわりはしんのすけの顔を見た途端、泣き出した。しんのすけは必死にひまわりをあやした。ひまわりは哺乳瓶に入ったミルクを持ってきており、皆でそれを飲ませてもらうことにした。

ひまわりを船に戻すこともできなかったため、しんのすけ達は連れて行くことにした。しかし、猿に見つかってしまう。風間くん達は猿に捕まってしまった。だが、なぜか猿達は、泣き叫ぶひまわりを抱えるしんのすけのことは襲わなかった。

しんのすけ達はジャングルの中に、カラフルな塗装が施された巨大な船を見つける。そこに、大人達がいるようだった。しんのすけ達が船の中に侵入すると、猿と共に歌って踊る不思議な人(パラダイスキング)がいた。パラダイスキングはアクション仮面と戦うため、郷に戦いを申し込んでいた。パラダイスキングは旅をしている途中で偶然この島を発見し、島で暮らしていた猿達を倒して王となった男だった。大人達を誘拐したのは、猿の手でできないことを手伝わせるためだった。さらに、アクション仮面と戦いたいのは、アクション仮面より強いところを見せて子供達を従わせるためだった。郷は戦うことを拒んでいたが、風間くん達が人質に取られており拒否できる状況ではなかった。しんのすけは一部始終を見て、両親達の元に急いで向かうことにした。

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』の結末・ラスト(ネタバレ)

男性達は猿の指示の元、アニメを作らせていた。アニメで世界中を洗脳するつもりなのだ。女性達はレストランで働き、猿達に食事を提供していた。少しでも反抗的な態度を取ると、集団で襲われてしまうため逃げ出すことができなかった。さらに、巨大なパラダイスキングの像を造らされている大人達もいた。

しんのすけ達は狭いロッカーに閉じ込められていた両親や大人達を救助した。しかし、しんのすけの手では縄を解くことができなかった。そのため、大人達にお尻を使って歩く方法を伝授することにした。猿達はお尻で歩く大人達に恐怖し、逃げ惑った。さらに、しんのすけ達は他の場所に捕らえられていた大人達も救助し、皆で猿達を追い出した。

しんのすけ達はパラダイスキングとアクション仮面のコスチュームを着た郷が戦っているコロシアムに向かった。しんのすけは必死にアクション仮面を応援し、両親にもアクション仮面を応援するよう呼びかけた。他の大人達もみさえ達と一緒になってアクション仮面を応援した。アクション仮面は声援に勇気をもらい、必死に戦った。

大人達はアクション仮面と一緒に戦うことを決意する。すると、パラダイスキングも猿達に声を掛けた。大人達はお尻歩きをして猿達を追い詰めた。猿達を懲らしめようとするが、それをひまわりが泣き叫んで止めた。大人達は猿を痛めつけるのを止めた。その代わり、しんのすけがジャングルで平和に暮らすよう猿達に指示した。

大人達は船へと戻った。島を離れて旅行を続けようとしていると、パラダイスキングがプロペラ機に乗って現れる。パラダイスキングは爆弾を使って攻撃してきた。アクション仮面としんのすけはジェット噴射器を使って空を飛び、パラダイスキングと戦った。しんのすけはパラダイスキングの顔面にお尻を押しつけ気絶させた。このまま放っておくと墜落するため、しんのすけとアクション仮面はパラダイスキングを連れて船のプールに飛び込んだ。みさえ達はしんのすけが無事に戻ってきたことを喜んだ。パラダイスキングは大人達に囲まれ、反撃することができなかった。

しんのすけ達はアクション仮面の映画の続きを見て楽しんだ。

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル』の感想・評価・レビュー

野原しんのすけを始めとした子供達が、猿に襲われて連れ去られた大人達を救うために奮闘する物語になっている。滅多に登場しない郷剛太郎(映画内でアクション仮面の声を担当している)も登場するため、クレヨンしんちゃんファンにも特にお勧めしたい作品である。

船に残ったひまわりが、しんのすけを追ってジャングルに向かうことを決意する。その後、2人は無事に再会を果たすが、ひまわりがしんのすけを見た途端安心して泣き出してしまう。それを見たとき、しんのすけはちゃんとお兄ちゃんとして頼りにされているんだなと感動した。(女性 20代)


猿VS人間というどこかで見たような構図を楽しめる内容となっている。
アクション仮面役の郷剛太郎も登場するが、撮影とは違い、本当に戦う為、なかなかテレビ通りには行かないのだが、子供や大人達の声援を受けて必死に立ち上がる姿に、本当のヒーローとしての気構えを感じられる。
劇場で見ていたら、ついつい一緒になって応援してしまうかもしれない。
個人的には、ひまわりがジャングルでしんのすけと再開し、それまで気丈に振舞っていたひまわりが思わず泣き出してしまうシーンがお気に入りである。(男性 30代)


この映画を見た後は、猿に近づくことは疎か見ることさえ嫌になった。今でこそ当時のトラウマは克服したが、猿にこき使われる大人たちを見るのが辛い。特にひろしが猿に逆らったが故に、滅多打ちにされるシーンが駄目だ。ひろしの顔に付いた赤い液体や流れていく液体が、インクだと分かっていても血を連想させてしまう。

またこの映画は、アクション仮面が活躍する数少ない名作品。迫力ある戦闘シーンはもちろんのこと、しんのすけに振り回されるアクション仮面は必見だ。(女性 20代)


なんとなく他の映画作品の良かった要素を織り交ぜた結果、無難な作品に仕上がってしまったような感じがするが、これと言って何かが悪いわけではなく、普通に面白かった。特に、ジャングルをさまようかすかべ防衛隊のやりとりはめちゃくちゃ笑えるし、改めて彼らのバランスの良さを感じた。シロとひまわりのふたり(?)旅も、台詞はないのに可愛くて微笑ましくて良かった。
しいて言うなら悪役にあまり魅力がなかったかなぁという印象。(女性 30代)

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