映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』の概要:金色のカードを手に入れたしんのすけは、アクション戦士として選ばれてしまった。アクション仮面を救い出すため、人間をハイレグ姿に変えてしまったハイグレ魔王と戦う決意をする。
映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』の作品情報
上映時間:93分
ジャンル:アニメ、コメディ
監督:本郷みつる
キャスト:矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、玄田哲章 etc
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映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』の登場人物(キャスト)
- 野原しんのすけ(矢島晶子)
- ヒーロー番組のアクション仮面をいつも見ている。お菓子のチョコビが大好きで、付録についているアクション仮面のカードを集めている。金色のカードを手に入れることで、アクション戦士としてアクション仮面を助ける使命を受ける。
- 野原ひろし(藤原啓治)
- しんのすけの父親でみさえの夫。道が混んでいると細い道に抜け出し、早く到着しようとするせっかちな一面もある。ハイグレ魔王の手下によりハイレグ姿になってしまう。
- 野原みさえ(ならはしみき)
- しんのすけの母親でひろしの妻。しんのすけに対して厳しく教育するが、全く相手にされていない。逃げ足が速く、ハイレグ姿になることはなかった。
- シロ(真柴摩利)
- 野原家で飼われている白色の犬。小さくていつもしんのすけの言うことを聞いているが、スーパー三輪車に乗ることでしんのすけに指示を出す。
- ハイグレ魔王(野沢那智)
- 人間を支配するため、町中の人々をハイレグ姿に変えてしまう。しんのすけが飲み込んでしまったアクションストーンを壊す。普段は柔らかい口調のオカマだが、怒ると態度が急変する。アクション仮面によって倒される。
- りりこ(小桜エツ子)
- アクション仮面に出てくる高校生のみみこの双子の姉。博士の助手を行なっており、しんのすけに三輪車の場所や乗り方を教える。
- 北春日部博士(増岡弘)
- アクションストーンを開発し、秘密研究所を持っている。敵から身を守るバリアや、スーパー三輪車など、レベルの高い開発を行なっている。お腹を下し、野原家に入ることになる。
- アクション仮面(玄田哲章)
- 悪い敵を倒していく、子供たちのヒーロー。アクションストーンを奪われてしまったことで、元の地球に戻れなくなってしまった。しんのすけの力を借りて戻ることができ、ハイグレ魔王を倒す。
映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』のあらすじ【起】
子供たちに人気の番組であるアクション仮面の撮影をしているとき、脚本にはない爆発が起きてしまった。爆発を受けた直後に目を開けたアクション仮面は、目の前に立っているハイグレ魔王に衣装に付いているアクションストーンを奪われてしまった。現場に駆け寄ったスタッフたちは、撮影場所に大きな穴が空いていることに言葉が出なかった。
しんのすけは幼稚園の友達と大好きなお菓子のチョコビを買い、付録に付いているアクション仮面のカードを集めていた。カードにはアクション仮面に出てくるキャラクターが写っており、しんのすけは友達と欲しいカードと欲しくないカードについて話していた。
帰宅したしんのすけは早速アクション仮面を見るが、いつもとは違うアクション仮面に違和感を感じていた。仕事から帰宅したひろしは、しんのすけにアクション仮面の雑誌を買ってあげた。
幼稚園を終え夏休みに入ったしんのすけは、みさえと買い物に行きいつもと違う道に出た。そこには昔ながらの駄菓子屋があり、しんのすけはすぐさまチョコビを手に取った。みさえがお金を払う前に箱を開けたしんのすけは、金色に光るアクション仮面のカードを手に入れた。
映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』のあらすじ【承】
仕事から帰宅しようとしていたひろしは、駅前で海のポスターが光っている現象に釘付けになり家族で海に行こうと提案した。野原一家は海に行こうと車で向かっていたが、道が混んでいたため違う道を進み海に辿り着いた。しんのすけは大きいアクション仮面を見つけて目の前まで行ったが、ひろしとみさえは気味が悪い気がしていた。
野原一家はしんのすけが持っているアクション仮面のカードをお金代わりに、時空の旅に行くことになった。乗り物に乗った野原一家は、子供騙しのアトラクションだと言いながら楽しそうにしていた。
翌朝、ひろしは新聞一面にアクション仮面についての記事を見ながら驚いていた。幼稚園に行こうとバスを待っていたしんのすけとみさえは、30分待ってもバスが来ないことにおかしいと感じていた。仕事に行ったひろしだったが、町中の人々がハイレグ姿であることに驚き、一度家に戻ってきた。
そのとき、上からハイグレ魔王の手下たちが野原一家を襲ってきた。危機一髪のところでりりこが現れ、ハイグレ魔王の手下たちを退治した。その後すぐに車から博士が降りてきて、体調が悪そうだったため野原家に入ることになった。
映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』のあらすじ【転】
野原一家はりりこと、町中の人々がハイレグ姿になっているニュースを見ていた。この現状は2週間前から起こり、ハイグレ魔王の手により人間を支配するためにハイレグ姿にし、抵抗しても歯が立たなかった。野原一家はしんのすけが金色のカードを持つことで、アクション戦士に選ばれたのだ。もう一つの地球から地球を救うために戦い、テレビで見ていたアクション仮面は現実に存在する本物だったのだ。
トイレから出てきた博士は慌てながら、アクションストーンがなくなったことに困惑していた。だがアクションストーンは、しんのすけが飴だと勘違いし飲み込んでしまっていた。
幼稚園バスが遅れてやってきた。野原一家とりりこと博士は、避難するためにバスに乗り込んだ。するとバスの目の前に、ハイグレ魔王の手下がアクションストーンを奪いにやってきた。しんのすけが後ろから隙をついたことにより、逃げ出すことができた。みんなを乗せたバスは、危険がなく安全な博士の秘密研究所まで行くことにした。
その頃ハイグレ魔王は、手下たちから町中の人々がハイレグ姿になっている状況を聞いていた。ハイグレ魔王は手下たちに、博士の秘密研究所に行きアクションストーンを作らせないようにしろと命令した。
映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』の結末・ラスト(ネタバレ)
しんのすけたちを乗せたバスは、博士の秘密研究所まで辿り着いた。博士は敵が近づいていることに気付き、バリアを張って対策した。しかし、幼稚園の先生のフリをしていたハイグレ魔王の手下がバリアを解除し、次々とハイグレ魔王の手下たちが突入してきた。逃げ出したりりこ、しんのすけ、みさえは別の部屋に入り、りりこは新宿にアクションストーンを持っていけばアクション仮面がこっちの世界に来られるかもしれないと言った。
しんのすけは持っているカードを部屋にかざし、博士が作り上げたスーパー三輪車を出すことができた。アクション仮面を助け出すため、しんのすけとシロは三輪車に乗り空中を走っていった。次々とハイグレ魔王の手下たちに攻撃されるが、さまざまな形に変わるスーパー三輪車を乗りこなし避けることができた。だがスーパー三輪車が地上に落ちてしまい、しんのすけはシロを置いて一人でアクション仮面を助けに向かった。
しかししんのすけはハイグレ魔王の元に行ってしまい、ハイグレ魔王はしんのすけの首元を掴みお腹の中にあるアクションストーンを取り出し壊してしまった。暴れていたしんのすけはハイグレ魔王の首元にあったアクションストーンを奪うことに成功し、危機一髪のところでアクション仮面を呼ぶことができた。アクション仮面はハイグレ魔王を倒すことができ、しんのすけはアクション仮面の胸元にアクションストーンをはめてあげた。
映画『クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』の感想・評価・レビュー
本物のアクション仮面がいることや、町の人々がハイレグ姿になってしまう現象など、ユーモアセンス満載の内容で笑いながら見ることができた。ハイグレ魔王の部下たちの個性も強く、それに負けてないしんちゃんの面白さもたくさん詰まっていた。三輪車に乗ることで話すことができたシロの可愛い姿や、間近でアクション仮面が戦っている姿を見たしんちゃんの真剣さも見所である。(MIHOシネマ編集部)
久しぶりに本作を見た感想として、アニメ本来のギャグシーンを「動」として、映画独自の、物語をつなぐ情緒感のある風景や人物描写などの、落ち着きのある意味深な「静」といえるシーンの組み合わせがうまく、単なる劇場版という以上に、よりクリエイティブなアニメーション映画として昇華している印象があった。
本作では、悪の親玉ハイグレ魔王の声を、「コブラ」やブルース・ウィルスの吹き替えでおなじみの野沢那智が担当。コミカルながら艶のある演技が癖になる。(男性 20代)
おしゃべりしながらしんちゃんと一緒に冒険するシロが見られる貴重な映画一作目。
劇場版としてのスケールの大きさはもちろん、きちんと普段のギャグアニメとしての持ち味も発揮しているのが流石すぎる。
ハイグレ大魔王、Tバック伯爵、ハラマキレレディース、敵キャラのネーミングセンスは初期からの伝統だったのだなぁと感心してしまった。
剣で勝負する約束だから、と落ちそうになる敵を助けるアクション仮面は、やはりしんのすけの大好きな優しくてかっこいい正義のヒーローなのだなぁと思った。(女性 30代)
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