映画『マーシャル博士の恐竜ランド』の概要:「俺たち~」の邦題を冠したコメディ作品で日本でも知られるウィル・フェレルの主演作。恐竜やトカゲ人間が登場する異次元の世界を舞台にフェレル扮するマーシャル博士が仲間と共に冒険を繰り広げる。
映画『マーシャル博士の恐竜ランド』の作品情報
上映時間:101分
ジャンル:コメディ、アドベンチャー
監督:ブラッド・シルバーリング
キャスト:ウィル・フェレル、ダニー・マクブライド、アンナ・フリエル、ヨーマ・タコンヌ etc
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映画『マーシャル博士の恐竜ランド』の登場人物(キャスト)
- リック・マーシャル(ウィル・フェレル)
- 時空を移動する素粒子タキオンの研究に取り組んでおり、異次元に移動するためのタキオン増幅器の開発している博士。しかし、その奇抜な学説は世間に受け入れられていない。
- ウィル・スタントン(ダニー・マクブライド)
- 砂漠にある娯楽施設の経営者。マーシャルがタキオル増幅器を実験する場に居合わせたために、一緒に異次元の世界に旅立つことになる。
- ホリー・カントレル(アンナ・フリエル)
- ケンブリッジ大学で、マーシャルの学説について研究していた学生。しかし、それが理由で退学させられてしまう。動物園で働いていたことがあり、霊長類の言葉を介する。
- チャカ(ヨーマ・タコンヌ)
- 異次元の世界に暮らす霊長類の部族の王子。井戸にうんちをして、処刑されそうになっていたところをマーシャルらに助けられる。
映画『マーシャル博士の恐竜ランド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『マーシャル博士の恐竜ランド』のあらすじ【起】
マーシャルは異次元に移動するためのタキオン増幅器の開発に取り組んでいた。ホリーがマーシャルの元を訪れ、異次元の存在を示す証拠が砂漠で発見されたと告げる。その言葉に触発されたマーシャルはタキオン増幅器を完成させる。ホリーは早速、タキオン増幅器を実験するためにマーシャルを砂漠の中の娯楽施設に連れてくる。そこで2人はウィルの案内で洞窟探検のアトラクションに参加する。マーシャルが洞窟内で装置を可動させると洞窟が崩れ始め、3人は激流に飲まれてしまう。
マーシャルらは時空がゆがんだ異次元の世界の砂漠で目を覚ます。3人はそこで、仲間に処刑されそうになった霊長類に遭遇し、救助する。霊長類は自らをチャカと名乗る。マーシャルがチャカを手当しようとしたところで、4人は砂漠の地下洞窟に落ちてしまう。4人は洞窟内でTレックスに襲撃され、懸命に逃げる。途中でマーシャルがTレックスのことをバカにしたため、怒ったTレックスに執拗に追跡されてしまう。しかし、4人は洞穴に飛び込んで何とか身を守る。
映画『マーシャル博士の恐竜ランド』のあらすじ【承】
マーシャルらは洞穴の中で一夜を明かすことにする。チャカは霊長類の部族の王子だったが、井戸にうんちをして処刑されそうになったことを説明する。翌朝、プラズマ光線が輝き、マーシャルは誰かが助けを求めるテレパシーを感じる。マーシャルはテレパシーに導かれるように古代遺跡までやって来る。そこでマーシャルらはトカゲのような姿をしたトカゲ人間の研究者エニックと遭遇する。エニックは悪者が地球征服を企んでおり、そのためにはタキオン増幅器がカギとなると説明する。マーシャルらは異次元に移動した時にタキオン増幅器を無くしており、悪者の手に渡る前に見つけ出すことにする。
マーシャルらは、チャカの案内で色々な物が異次元空間に吸い込まれてくる場所にやってくる。しかし、そこでアロサウルスに遭遇し、追われてしまう。マーシャルは機転を利かせて窒素ボンベをアロサウルスに飲み込ませる。するとアロサウルスは凍結して爆発してしまう。その中からタキオン増幅器が出てくる。マーシャルらが喜んでいると、プテラノドンがタキオン増幅器をつかんで飛び去ってしまう。
映画『マーシャル博士の恐竜ランド』のあらすじ【転】
マーシャルはやる気を喪失し、リサのことを失望させる。その夜、ウィルはチャカと女の話をして仲良くなる。そこにマーシャルがパンジョーを手に現れ、歌いながら皆に謝る。しかし、その最中に虫に刺されて大量の血を吸われ、気を失ってしまう。
翌朝、気を取り直したマーシャルらはプテラノドンの巣がある山に向かう。タキオン増幅器はプテラノドンの卵が並ぶ巣の中にあった。ウィルとチャカは巣の中に入ることを拒み、マーシャルが取りに行くことになる。途中で卵が孵化してしまうが、マーシャルは子守歌を歌って何とか難を逃れる。無事にタキオン増幅器を取り戻したマーシャルとウィル、チャカの3人はプールで泳いだ後、謎の植物の果汁を飲んでハイになる。一方、リサはタキオン増幅器を修理する。そしてタキオン増幅器に導かれるようにして、謎の洞窟にやってくる。リサはそこで、エニックこそが世界征服を企んでいる張本人であることを突き止めるが、トカゲ人間に誘拐されてしまう。
映画『マーシャル博士の恐竜ランド』の結末・ラスト(ネタバレ)
リサの不在に気付いたマーシャルとウィルも洞窟の中にやってくる。そして、トカゲ人間たちがいる古代遺跡までやってくる。そこではリサが処刑されそうになっていた。マーシャルはトカゲ人間たちを退治して、リサを救出するが、そこにエニックが現れる。エニックはマーシャルらをやっつけるためにTレックスを連れて来ていた。マーシャルは1人でTレックスと対峙するが、高飛びをしようとして、誤ってTレックスの口に飛び込んでしまう。
リサとウィル、チャカの3人はエニックを追いかけ、マーシャルの仇を討とうとするが、多勢に苦戦する。するとそこに、マーシャルがTレックスにまたがって現れ、トカゲ人間を一網打尽にする。排泄物として出てきたマーシャルはTレックスと不思議な絆を築いていたのだ。マーシャルはエニックと戦うが、その途中で地球に戻る入り口が永遠にふさがりそうになってしまう。ウィルはエニックを押さえ込んで異次元の世界に残る道を選び、マーシャルとリサだけが地球に戻ってくる。
ウィルはチャカの案内で霊長類の村に行き、美女たちに囲まれて満足する。学説が証明されたマーシャルも著書を出版して有名人となる。
映画『マーシャル博士の恐竜ランド』の感想・評価・レビュー
ウィル・フェレルの笑いや、荒唐無稽な世界観を受け入れられるかどうかで好き嫌いが分かれる作品。はまれば頭を空っぽにしてとことん楽しむことができる。ウィル・フェレルと他の登場人物との掛け合いが面白く、笑いを誘ってくれる。特に脇を固めるダニー・マクブライドが良い味を出している。マーシャルにバカにされて怒るTレックスもかわいらしい。CGが安っぽいのもご愛敬で、異次元の世界を描くにはぴったりだ。(MIHOシネマ編集部)
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