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映画『デッド・オア・リベンジ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『デッド・オア・リベンジ』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『デッド・オア・リベンジ』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『デッド・オア・リベンジ』の結末までのストーリー
  • 『デッド・オア・リベンジ』を見た感想・レビュー
  • 『デッド・オア・リベンジ』を見た人におすすめの映画5選

映画『デッド・オア・リベンジ』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0029233

製作年 2015年
上映時間 104分
ジャンル サスペンス
監督 レヴァン・バキア
キャスト スターリング・ナイト
スペンサー・ロック
ディーン・ガイヤー
コーテ・トロルダヴァ
製作国 ジョージア

映画『デッド・オア・リベンジ』の登場人物(キャスト)

クリス(スターリング・ナイト)
友人であるダニエルとアリシアのカップルと共に、ジョージアの山へ登山に来ていた青年。記念撮影をしている時に、誤って埋まっていた地雷を踏んでしまう。
アリシア(スペンサー・ロック)
クリスの友人で、ダニエルの恋人。3人でジョージアの山に登山に着ていたが、地雷を踏んでしまったクリスをなんとか助けようと試みる。
ダニエル(ディーン・ガイヤー)
クリスの友人で、アリシアの恋人。クリスが地雷を踏んでしまったことで、スマホで助けを呼ぼうと考える。
イリア(コーテ・トロルダヴァ)
地雷を踏んで動けないクリスたちの前に現れた、地元の猟師。クリスたちはイリアに助けを求めるが、イリアは意外な行動に出る。

映画『デッド・オア・リベンジ』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『デッド・オア・リベンジ』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『デッド・オア・リベンジ』のあらすじ【起】

アメリカ人のダニエルとアリシアのカップル、2人の友人であるクリスの3人は、ジョージアの山奥へ登山に来ていた。この地域は、ロシアの侵略により数年前まで紛争地帯だったという話を聞いていたが、今はそんな面影もなく至って平和な風景に見えた。

山奥の草地でキャンプをした3人の元に、翌朝近隣の管理者だというデビという男が訪ねて来る。デビはせっかくだからと3人を横に並べ、カメラで記念写真を撮ると提案する。デビの指示で3人が少し横に移動すると、一番端にいたクリスの足元で、「カチッ」という音がする。

するとデビは大慌てで、そこから動くなとクリスに叫ぶ。クリスが踏んでしまったのは、紛争の時に埋められた地雷だったのだ。足を離すと地雷が爆発するとわかり、クリスはその場から1歩も動けなくなる。そしてデビはダニエルとアリシアに、クリスから離れて岩の影に隠れろと指示する。

とりあえずデビが下山して助けを呼ぶことになるが、町までは片道4時間近くかかるという。デビが去ったあと、ダニエルはわずかながらスマホの電波が通じる場所を見つけ、助けを求める。

映画『デッド・オア・リベンジ』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。

映画『デッド・オア・リベンジ』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
映画『デッド・オア・リベンジ』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『デッド・オア・リベンジ』のあらすじ【承】

どのくらいで助けが来るのかとアリシアが聞くと、ダニエルは「アバズレは助けないとさ」と答える。実はアリシアは、ダニエルと付き合い始めてからクリスと浮気をしたことがあって、クリスは良心の呵責に耐え切れず、昨夜それをダニエルに打ち明けていた。

ダニエルはデビと競合して、自分を裏切ったクリスとアリシアに復讐するため、故意にクリスに地雷を踏ませたのだった。ダニエルはシャベルを持ち出し、「これで穴を掘るといい。足を離してすぐに穴に飛びこめば、クリスも命だけは助かるかもしれない」とアリシアに言い残すと、その場を立ち去ってしまう。

取り残された2人は茫然としながらも、アシリアはなんとかクリスを助けようと、シャベルで穴を掘り始める。するとそこへ、犬を連れた地元の猟師らしき男が近づいて来る。

犬は吠えながらクリスに走り寄って来て、アリシアは思わず犬をシャベルで追い払ってしまう。イリアという猟師の男は、犬を乱暴に扱ったアリシアに怒り、持っていた猟銃をアリシアに向ける。

映画『デッド・オア・リベンジ』のあらすじ【転】

アリシアとクリスは必死に今の状況を説明するが、イリアはなかなか信じようとしない。そして、穴を掘るのを手伝って欲しいというアリシアに、「見返りはなんだ?」と問い返してくる。

クリスは手持ちの金とクレジットカードをイリアに渡すが、イリアは「そんなものはいらない」と答える。そしてアリシアに、「欲しいのはあんたの下着だ。俺の前で下着を脱げ」と強制する。

アシリアはイリアの返答に怒りを覚えつつ、クリスのために下着を脱ぎ始める。しかしイリアはそれで満足せず、持っていた無線で助けを呼ぶ代わりに、アリシアに服を脱ぐよう言い渡す。

あまりの言い分に怒ったクリスは、アリシアに逃げろと叫ぶ。しかしイリアはアリシアを捕まえ、強引に犯し始める。クリスはイリアが置いて行った猟銃を手繰り寄せ、イリアに狙いをつけるが、そこに犬が飛びかかって来て、クリスは地雷から足を離して倒れこんでしまう。

その弾みで猟銃が暴発し、なんとアリシアの体に弾が命中する。イリアは埋まっていた地雷を掘り出すと、「これはニセモノだよ」とクリスに告げると、その場を立ち去っていく。

映画『デッド・オア・リベンジ』の結末・ラスト(ネタバレ)

クリスは自分が撃ってしまったアリシアを抱き起こすが、すでにアリシアは息絶えていた。それから数日後、町外れの一軒家で養蜂を営むイリアの家に、若い旅行者が訪ねて来る。家にいたイリアの妻と若い娘は、道に迷ったらしい旅行者を家の中に迎え入れるが、その若者はクリスだった。

家に入ったイリアは、クリスの顔を見て愕然とし、納屋から猟銃を持ち出して「出ていけ」と脅しにかかる。するとクリスは拳銃を取り出し、イリアの両足を撃ち抜く。イリアを妻と娘に屋内へ運ばせたクリスは、イリアがアリシアにしたように、娘に下着を脱げと命令する。

父親の前で下着を脱いだイリアの娘に、クリスは弾を1発だけ入れた拳銃を向ける。ロシアンルーレットのように弾倉を回し、娘が服を脱ぐよう脅すつもりだった。そして娘が上着を脱いだ後、クリスが拳銃の引き金を引くと、予想外に1発目で弾丸が発射され、頭を撃ち抜かれた娘はその場に崩れ落ちる。

イリアと妻は、娘の死体を見て泣き叫ぶ。そしてクリスもまた、予想していなかった展開に茫然としたように、力なく部屋の隅にしゃがみこむのだった。

映画『デッド・オア・リベンジ』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

ジョージアの美しい自然を舞台にした本作は、冒頭の“地雷”という設定が非常に秀逸。仲間に裏切られ、地雷の上で動けなくなった主人公の絶望感がリアルで、観ている側も息を呑みました。特に地元民の登場からの展開は予想外で、性的暴力シーンを含む描写には目を背けたくなるほど。ただ、終盤での復讐劇にはある種のカタルシスもあり、単なるサバイバル映画では終わらない深みを感じました。(20代 男性)


正直、精神的にかなりダメージを受ける映画でした。友情と恋愛、裏切り、サバイバル、そして暴力と、詰め込まれた要素が濃密で重たい。特に女性としては、ヒロインの扱われ方や暴力的なシーンには強い不快感を覚えました。ただ、それを「不快に感じさせる」こと自体がこの映画のテーマとも思える。エンタメではなく、“問いかけ”としての映画。観るには覚悟が要ります。(30代 女性)


地雷の上で動けないというシチュエーションホラー的な展開が、単なるパニック映画ではなく、心理的な恐怖にまで昇華されている点が素晴らしい。人間の本性が露呈する極限状態を描ききっていて、特に“見殺しにする”ことの恐ろしさを痛感。演出も静けさの中に狂気があり、ラストの復讐の瞬間には背筋が凍りました。B級映画だと思って侮っていたが、侮れない力作でした。(40代 男性)


恋人と親友の裏切りから、ただの三角関係では終わらない異常な展開に突入する構成に驚きました。途中から全く予想がつかず、最後まで目が離せませんでした。特に、後半の主人公の豹変ぶりにはゾクっとするものがありました。復讐を果たしても心が晴れないラストには、人間の暗い部分を突きつけられた気がして、何とも言えない後味が残ります。(10代 女性)


地雷という物理的な拘束と、仲間の裏切りという精神的な拘束、両方から動けなくなる主人公の構造が非常に巧妙。その上で地元住民の登場によって暴力と支配が加わり、人間の非情さが立体的に描かれている。暴力描写に目をそむけたくなるが、それも含めての「リアル」。ラストの冷酷な“復讐”の表情には、もう戻れない人間の哀しさすら感じた。(50代 男性)


ストーリーの予測不能さにハラハラしっぱなしでした。地雷という状況設定が新鮮で、静かな場面が多いのに常に緊張感がありました。最初はちょっと退屈に感じたけど、中盤以降から一気に引き込まれ、暴力シーンには目を背けつつも目が離せなくなる。ラストは悲しいけど「正義とは何か」を問うような展開で、観終わった後もずっと考えてしまいました。(20代 女性)


夫婦で観ましたが、かなりヘビーな内容で見応えがありました。特に暴力の描き方がリアルすぎて、一部は早送りするほど…。でもその中に「信頼の崩壊」や「復讐の連鎖」など、深いテーマが織り込まれていて、ただの衝撃映像ではないことがわかりました。特に最後の主人公の行動には、怒りと哀しさが混じった複雑な感情を覚えました。(40代 女性)


“地雷から動けない”というワンシチュエーションに、こんなに深い物語を詰め込めるとは…。非常にミニマルでシンプルな構成なのに、心理描写と展開のギャップで観客を揺さぶってきます。途中で「どうせこうなるんでしょ」と予想した展開がことごとく裏切られ、最終的には暗い余韻を残して終了。意欲的なインディーズ映画として高く評価したい。(30代 男性)


本作は“地雷”を通じて描かれる「沈黙の暴力」がテーマだと感じました。叫んでも助けが来ない、動けないという状況の中で、ただ傍観するしかない無力さ。ヒロインに対する扱いや、男性の支配欲と暴力性が生々しく、胸が苦しくなりました。けれど、それを「不快に感じる自分」に気づける映画でもあり、作品としての価値は高いと思います。(50代 女性)


最初はただのスリラーかと思いきや、後半の復讐劇で一気にサイコスリラーへと昇華していく展開に圧倒されました。しかも主人公が地雷から解放された後の豹変ぶりが怖い。復讐の手段も容赦なく、同情していたはずなのに、最後には「怖すぎる」と思ってしまった。人間の狂気を描いた作品として、強烈に記憶に残る一本です。(30代 女性)

映画『デッド・オア・リベンジ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『デッド・オア・リベンジ』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ミッドサマー

この映画を一言で表すと?

美しい風景の裏に潜む、狂気と儀式が絡み合う北欧ホラーの傑作。

どんな話?

恋人の死や人間関係に悩む女性が、恋人と一緒に訪れたスウェーデンの村で開催される夏至祭に巻き込まれていく物語。祝祭の雰囲気に包まれた村の“善意”が、徐々に異常性を帯び、恐ろしい儀式へと変貌していく展開が衝撃です。

ここがおすすめ!

陽光が絶えず降り注ぐ「明るいホラー」が新鮮で、心理的恐怖がじわじわと染み込む感覚が秀逸。極限状態での人間の感情や、異文化との断絶を描いた演出が美しくも不穏。観る者の精神にじわじわ迫る“明るい絶望”を体感できます。

エデン・レイク

この映画を一言で表すと?

無垢な自然と残酷な暴力が交差する、胸糞サバイバルスリラー。

どんな話?

週末旅行に出かけたカップルが、湖畔で出会った地元の不良少年たちによって次第に追い詰められていくサバイバル・スリラー。単なるいたずらがエスカレートし、逃げ場のない恐怖が現実になっていく、リアルで痛ましい物語です。

ここがおすすめ!

誰にでも起こり得る“身近な悪意”が恐怖を倍増させ、心理的にも追い詰められる展開に目が離せません。社会問題や教育の崩壊を背景に持ち、後味の悪さが逆に記憶に残る衝撃作。リアルな恐怖を味わいたい人に最適です。

グリーン・インフェルノ

この映画を一言で表すと?

“善意”が通じない地で、人間が食われる原始の恐怖が牙をむく。

どんな話?

環境保護活動の一環としてアマゾンの奥地へ赴いた若者たちが、墜落事故をきっかけに原住民に捕らえられ、想像を絶する過酷な運命に巻き込まれていく物語。文化や価値観の違いがもたらす本能的な恐怖が展開します。

ここがおすすめ!

過激な描写と不快感の演出が話題となった本作は、ただのグロ映画ではなく、“自分たちの正義”が全く通じない場所に行った結果の恐怖を描いています。理不尽さとサバイバルの極限を描く、強烈な一作です。

ファニーゲーム(1997年/オーストリア版)

この映画を一言で表すと?

観る者の「怒り」と「無力感」をえぐる、反エンタメ映画。

どんな話?

ある家族が休暇で訪れた別荘で、突如現れた若者たちに監禁され、暴力と支配に晒される物語。彼らの残酷なゲームに巻き込まれる中で、家族は何もできず、観客もその暴力を“ただ見ることしかできない”苦痛が描かれます。

ここがおすすめ!

暴力の消費とメディアの責任を問うメタ構造が斬新。あえて観客を突き放す演出は不快でありながらも強烈な問題提起となっています。普通のスリラーでは満足できない、深いテーマに触れたい人にぜひ。

アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ(2009年リメイク)

この映画を一言で表すと?

極限の地獄から這い上がる、復讐の化身と化した女の物語。

どんな話?

田舎町に滞在中の若い女性が集団暴行を受けた後、生死の境をさまよいながらも生還し、加害者たちに対して緻密で過激な復讐を遂行していくリベンジ・スリラー。暴力に暴力で立ち向かう姿が圧巻です。

ここがおすすめ!

トラウマ級の序盤を経て、主人公が自らの手で悪を裁いていく後半は、カタルシスと戦慄が同居する復讐劇。弱者が強者に反撃する構図に震えつつも、胸の奥に何かが残る力強い作品です。強烈なリベンジものを求める方に。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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