映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』の作品情報
映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』の登場人物（キャスト）
映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』の感想・評価・レビュー
映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0070858

製作年	2020年
上映時間	97分
ジャンル	ホラー
監督	ジェイコブ・チェース
キャスト	アジー・ロバートソンジリアン・ジェイコブスジョン・ギャラガー・Jr ウィンズロウ・フェグリー
製作国	アメリカ

映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』の登場人物（キャスト）

オリヴァー（アジー・ロバートソン）: 自閉症の少年。言葉を発することができず、スマートフォンの音声出力で会話をしている。
サラ（ジリアン・ジェイコブス）: オリヴァーの母。オリヴァーの自閉症について悩み、マーティが非協力的なことに不満を感じている。
マーティ（ジョン・ギャラガー・Jr）: オリヴァーの父。家族のために仕事を掛け持ちしているが、その忙しさが原因でサラとすれ違う。
バイロン（ウィンズロウ・フェグリー）: オリヴァーの同級生。以前は仲が良く、よく遊んでいた。

映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』のあらすじ【起】

自閉症のオリヴァーには友達がいない。さらに、両親のマーティとサラは、自分のことで喧嘩ばかり。ついには父との別居が決まってしまい、オリヴァーの孤独は一層深まった。

ある夜、オリヴァーのスマートフォンに突然現れた「Misunderstood Monsters」という絵本アプリで、オリヴァーはラリーという怪物の物語を読む。そこからやがて、オリヴァーの身の回りで様々な怪奇現象が起き始める。

オリヴァーは喋ることができないため、授業中もスマートフォンの音声出力を使っている。それが気に入らない同級生のバイロンたちは、放課後にオリヴァーを野原へ呼び出し、オリヴァーのスマートフォンを投げ捨てた。オリヴァーは必死に探したが、スマートフォンを見つけることはできなかった。

駐車場係の仕事をしていたマーティは、客が忘れていったタブレットを見つける。スマートフォンを失くしたオリヴァーにあげようと、それを持ち帰った。オリヴァーは喜び、早速タブレットで遊び始めた。すると、顔認証機能が、誰もいないはずの場所で反応する。怖くなったオリヴァーは、タブレットを隠した。

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映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』のあらすじ【承】

オリヴァーが友達を作れるよう、サラはお泊り会を計画する。泊りに来たバイロンたちは、オリヴァーが隠したタブレットを見つけた。タブレットでラリーの物語を読み始めると、次々に怪奇現象が起きた。物音のする方にタブレットをかざすと、画面越しにラリーの姿が見えた。そこへ近づいたバイロンは、ラリーに襲われてしまう。

翌日、サラもタブレットでラリーの物語を読み、ラリーがオリヴァーを連れ去ろうとしていることを知る。危険を感じたサラは、オリヴァーを連れて、別居中のマーティの家に避難する。マーティはサラの話を信じていなかったが、オリヴァーと共に職場で怪奇現象に見舞われると、事態を理解する。ラリーが電気をエネルギーにして現れることを突き止め、タブレットを壊した。

お泊り会以降、家で塞ぎこんでいたバイロンは、久々に学校に来た。そして、オリヴァーと話をすると、以前仲の良かった二人を引き離したのはサラだったと発覚する。サラが「オリヴァーがバイロンと友達をやめたがっている」と、バイロンの母に嘘をついていたのだった。オリヴァーはその誤解を解いた。

映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』のあらすじ【転】

仕事中のマーティのスマートフォンに、突然ラリーの物語が現れる。マーティがそれを読むと、怪奇現象が起き始めた。マーティは車で逃げ出したが、運転中にラリーに襲われ、意識不明となってしまう。

サラは警察からマーティの事故の知らせを受ける。しかし通話中、ラリーにスマートフォンを乗っ取られ、音声が途絶えてしまう。さらに、テレビがひとりでに切り替わり、ラリーからのメッセージが映し出される。サラは家中の電気製品を壊した。しかし、外の電柱や車の電気を辿り、ラリーが出てきてしまう。サラとオリヴァーはベッドの下に隠れた。

喋ることのできなかったオリヴァーが、突然「野原」と繰り返し始めた。そして、家を飛び出し、サラの手を引いて走っていく。着いた先の野原には、電気が何もなかった。これならラリーは来られないと、サラは安堵する。

しかし、茂みの中で何かが光った。バイロンたちに投げ捨てられ、見つけることができなかったスマートフォンだった。

映画『ラリースマホの中に棲むモノ(Come Play カムプレイ)』の結末・ラスト（ネタバレ）

オリヴァーは出てきたラリーに捕まってしまう。ラリーに手を差し出されると、ずっと友達がほしかったオリヴァーは思わず手を伸ばした。しかし、ラリーの手を取ったのはサラだった。サラは「私が友達になる」と、オリヴァーの身代わりになった。すると、一度も目を合わせてくれなかったオリヴァーが、サラの目を見つめた。微笑んだサラの顔が、化け物のように変化していく。サラはラリーに連れ去られていった。

オリヴァーはその後も、少しずつ喋れるようになっていた。回復したマーティは、以前よりも真摯にオリヴァーに向き合い、発語訓練にも付き合うようになっていた。

オリヴァーは、からかってきた同級生とも和解した。そして、「ラリーのような寂しい子をなくそう」と友情の誓いを立てる。

ある夜、マーティは階下からの笑い声で目を覚ました。覗いてみると、オリヴァーが宙に浮いて回っている。不安を感じたマーティは、スマートフォンをかざした。画面越しに映っていたのは、楽しそうに遊ぶオリヴァーとサラだった。マーティは涙ぐみながら、二人を見守った。

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