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映画『ラストサマー3』あらすじネタバレ結末と感想

この記事では、映画『ラストサマー3』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ラストサマー3』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『ラストサマー3』の結末までのストーリー
  • 『ラストサマー3』を見た感想・レビュー
  • 『ラストサマー3』を見た人におすすめの映画5選

映画『ラストサマー3』 作品情報

ラストサマー3

  • 製作年:2006年
  • 上映時間:92分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス
  • 監督:シルヴァン・ホワイト
  • キャスト:ブルック・ネヴィン、デヴィッド・パートコー、トーレイ・デヴィート etc

映画『ラストサマー3』 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★☆☆☆☆

[miho21]

映画『ラストサマー3』 あらすじネタバレ(起承転結)

映画『ラストサマー3』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『ラストサマー3』 あらすじ【起・承】

独立記念日の7月4日、コロラドの田舎町。
アンバー、彼氏のコルビー、親友ゾーイ、ロジャー、PJの5人は、うしろめたい秘密を持つティーンエイジャーを狙うフィッシャーマンのドッキリを仕掛ける。
しかしPJが運悪く事故死してしまう。
保安官の父を持ち、海兵隊員になったばかりのPJの死で自分たちの未来を潰したくない彼らは、一生の秘密にすると誓いあって証拠隠滅をした。

1年後の7月1日。
大学に通っていたはずのコルビーが地元に帰ってきて、写真家を目指すアンバーに別れを告げる。
その夜、携帯電話に50件のメールが入っているのに気が付いたアンバー。
差出人不明の「去年の夏のことを知っている」という内容に怯え、疎遠になっていた歌手を目指すゾーイの家に逃げ込む。

7月2日。
ロジャーとコルビーに確認するアンバーとゾーイだったが、誰も秘密はバラしておらず疑心暗鬼に。
そしてアンバーが、ゴンドラの中でフィッシャーマンに襲われる。
電話に出ないロジャーの様子を見に行くアンバーたちだったが、彼は死んでいた。
抗うつ剤を服用し、遺書を残し、捨てたはずのかぎ爪まで隠し持っていたロジャー。

コルビーはロジャーが犯人だったと決めるが、アンバーの部屋が荒らされていたことから、彼は殺されたのだとわかる。

映画『ラストサマー3』を無料視聴できる動画配信サービスと方法
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映画『ラストサマー3』 結末・ラスト(ネタバレ)

7月3日。
PJのいとこでアンバーに片思いするランスを疑い、話を聞きにいった3人だったが収穫は無し。
ゾーイは寝ている間にギターを切り刻まれ、かぎ爪で足を怪我するコルビー。
そしてアンバーの前に現れたランスは、PJからイタズラの事を全て聞かされていたと告げるが、彼のバイクにも脅迫文が書かれていたことからランスも狙われていると知る。
4人は相談し、町を出る決意を固めた。

7月4日。
スカウトが来る大事なライブが決まったゾーイは、町を出られなくなった。
ライブが終わったら町を出ようと約束し、コルビーはヤケ酒をあおり、ゾーイはライブ、アンバーとランスは付き合うことになる。

ライブが終わった後、ゾーイはフィッシャーマンに襲われて死んでしまう。
警備中だったPJの父のデイヴィス保安官が駆けつけるが、彼もフィッシャーマン殺され、コルビーも命を落とす。

デイヴィス保安官からの連絡で駆け付けたハウナー保安官は、実はロジャーが自首していた事、アンバーを好きなハウナーがそれを止めたと聞かされる。
そこに現れたフィッシャーマンがハウナーを殺害し、皮肉にも伝説が命を得たと理解するアンバーたち。
アンバーは、ロジャーが持っていたかぎ爪でフィッシャーマンを葬った。

それから1年後。
長距離恋愛を続けていたアンバーが、ランスと電話しながら地元へと車を走らせていた。
途中でタイヤがパンクして困惑するアンバーの背後には、フィッシャーマンが・・・

映画『ラストサマー3』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ラストサマー3』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

一貫性がなくダレてしまったストーリー

シリーズ1作目、2作目は、過去に犯してしまった罪の復讐をされるジュリーと友人たち、そして犯人のかぎ爪の男を描いたスリラー映画だったが、本作ではかぎ爪の男フィッシャーマンがモンスター化されている。
美女が追いつめられて叫ぶホラー映画の要素と、彼らを追い詰めるかぎ爪の男の意外な正体というスリラー映画の要素があったが、本作では伝説が命を得たという設定の不死身のフィッシャーマンが登場。
しかしラスト20分までは、延々と犯人探しをするせいで、一貫性がないストーリーになってしまった。

伝説が命を得たが、その伝説のフィッシャーマンが使っていた本物のかぎ爪をロジャーがオークションで手に入れたのなら、フィッシャーマンが持っているものは何なのかというツッコミどころもある。

ラストシーンでアンバーの背後に一瞬だけ現れるフィッシャーマンにはドキっとさせられるが、全体的には音と光でビックリさせるだけのホラー映画。
登場人物が追い詰められていく様子も少ないので、緊張感に欠ける。

中途半端な映像の多さにガッカリ

アンバーやゾーイが、フィッシャーマンに殺害される夢を見るシーンが何度か出てくるが、何を言いたいのか意味がわからない。
フィッシャーマンの特殊メイクはゾッとさせられるが、暗い場面のためにほとんど見えないのがもったいなくもある。

残酷描写がはっきり描かれており、コルビーやロジャーが自らかぎ爪で腕を傷つけるシーンもあるので、苦手な場合は注意したい。

空の動きを映したり、日付のテロップを出すことが多い作品だが、同年代のホラー映画には多く使われているので新鮮さは無い。


3となっていますが、1・2とはキャストが全員違い、銃弾の通用しないモンスターまで出てくる迷走作品です。
ストーリーの大筋や終わり方は1と同じですが、亡くなったPJはまったく本作に関係なく、その父親も大して関係ないのでツッコミどころが多いです。同じ設定を変に引き摺りすぎて胸やけを起こしてしまいます。前の2作は犯人が分からない楽しさとジェニファー・ラヴ・ヒューイットの可愛さで何とか観れたのだと気づかされます。
ホラーや残虐な作品が好きな方ならフィッシャーマンは見どころかもしれません。(女性 30代)


シリーズの3作目ということで期待していましたが、前2作に比べるとホラーとしての完成度は正直物足りなかったです。特に、犯人が実は「超常的存在」として再登場する展開には驚きというより戸惑いが強かったです。ただ、“罪の記憶は消えない”というテーマは引き継がれており、スラッシャー映画として最低限の楽しみはありました。(20代 男性)


青春ホラーとしては王道な展開が多く、ジャンルとしては好きでしたが、やはり1作目のような緊張感や犯人の存在感には及ばなかった印象。釣り針男が亡霊のように描かれたのは、ホラーとしてはアリですが、リアリティが薄くなってしまった気もします。ただ、B級感含めて楽しめる人にはちょうどいいかも。(30代 女性)


キャラクターの描き方が浅く、なかなか感情移入できないまま終わってしまいました。特にヒロインの決断や仲間たちとの関係性が薄く、ただ次々と襲われる展開には既視感が強かったです。とはいえ、深夜にB級ホラーとして観るにはちょうどよく、ストレスなく観終われる点は良かったかもしれません。(40代 男性)


正直なところ、「これが本当に『ラストサマー』シリーズなの?」と感じてしまうほど別物に思えました。釣り人の正体が生身の犯人ではなく“何か霊的な存在”になってしまったことで、サスペンス性が完全に薄れてしまいました。ただ、アラスカという舞台設定や雪景色の中での殺人シーンは雰囲気があって好きでした。(20代 女性)


シリーズの中で一番ホラー色が強いとも言えます。幽霊のような存在になった犯人が、じわじわと若者たちを追い詰めていく様は、それなりに緊張感がありました。ただ、その分ミステリー要素が薄くなり、“誰が犯人か?”という面白さがないのは残念でした。ホラーとして観るなら、それなりに楽しめました。(30代 男性)


ホラー映画初心者としてはちょうどいい怖さでした。血の描写はあるもののグロすぎず、ジャンプスケアもそこまで激しくない。ストーリーはシンプルでわかりやすい反面、深みはないかなと。釣り針男の復活も「ああ、そう来たか」という程度で驚きは控えめ。でも気軽に観られるホラーとしてはアリです。(20代 女性)


シリーズ続編として観ると失望感は否めませんが、単独のB級ホラーとして観れば、それなりにツボを押さえた内容です。設定や演出は安っぽい部分もあるものの、“過去の罪が若者たちを追い詰める”というモチーフ自体は健在で、それが分かりやすく描かれていたのは良かったです。期待値次第で評価が分かれる作品。(50代 男性)


ホラー映画というよりも、スラッシャー風ファンタジーという印象を受けました。リアルな恐怖というより、幽霊や呪いのような描写が多く、2作目までの現実的な緊迫感が好きな人には合わないかも。でも逆に、B級ホラー好きの自分には、このちょっとチープな雰囲気がむしろツボでした。(40代 女性)


スリルやサスペンスは弱めでしたが、ポップコーン片手に気楽に観るには悪くない作品でした。映像や演出もそこそこで、深く考えずに観られるホラー映画として一定の需要はあるかと思います。ただ、「ラストサマー」シリーズとしての重みはほぼなく、タイトルに期待して観ると肩透かしを食らうかもしれません。(30代 男性)

映画『ラストサマー3』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ラストサマー3』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

スクリーム(Scream)

この映画を一言で表すと?

ホラーのルールを逆手に取った、知的でスリリングな青春スラッシャー!

どんな話?

ある高校生の周囲で次々と起きる殺人事件。ゴーストフェイスと呼ばれる仮面の殺人鬼が、ホラー映画の“お約束”を逆手に取って襲いかかる。生き残るために、主人公たちは恐怖と真実に立ち向かっていく。

ここがおすすめ!

『ラストサマー』と同じくティーンエイジャーが巻き込まれる殺人事件を描いており、ミステリー要素も満載。ホラー映画のパロディでもありつつ、しっかり怖いのが魅力です。シリーズ化されており、長く楽しめる作品です。

アーバン・レジェンド(Urban Legend)

この映画を一言で表すと?

都市伝説が現実に?あなたの隣に“それ”はいるかもしれない…

どんな話?

大学のキャンパスで次々と起きる不可解な殺人事件。それはすべて“都市伝説”を模したものだった。犯人は誰なのか、そしてなぜこんな方法で人を殺すのか。疑心暗鬼に陥る若者たちのサバイバルが始まる。

ここがおすすめ!

都市伝説をモチーフにした殺人方法が斬新で、ホラー好きにはたまらない内容。『ラストサマー』と同様、青春と恐怖が交錯するストーリーが魅力で、犯人探しのサスペンス要素も高い一作です。

ヴァレンタイン(Valentine)

この映画を一言で表すと?

バレンタインが、血塗られた復讐の夜になる――

どんな話?

バレンタインデーの前夜、かつての同級生をターゲットにした連続殺人事件が発生。仮面の男が彼女たちを一人ずつ狙い始める。忘れていた“過去”が、甘い思い出ではなく悪夢となって蘇る。

ここがおすすめ!

恋愛イベントが一転して地獄の舞台となるスラッシャー作品。スタイリッシュな映像とテンポの良い展開で、ホラー初心者にも見やすい作品です。『ラストサマー3』のような“過去の罪”がテーマの作品が好きな方におすすめです。

チェーン・レター(Chain Letter)

この映画を一言で表すと?

“送らなければ、死ぬ。”現代版の呪いが若者を追い詰める!

どんな話?

チェーンメールを無視した高校生たちが、謎の殺人鬼に次々と殺されていく。誰が仕組んだのか?どうすれば呪いは止められるのか?テクノロジーが恐怖の媒介となる現代型スラッシャー。

ここがおすすめ!

デジタル世代ならではの恐怖演出が新鮮。『ラストサマー3』のような若者を狙うスラッシャー展開と、“知らないうちに罪を犯していた”というテーマがリンクしており、相性抜群の一作です。

ファイナル・デスティネーション(Final Destination)

この映画を一言で表すと?

“死”からは逃れられない。運命の連鎖が始まるサバイバルスリラー!

どんな話?

飛行機事故の予知夢を見た高校生が、仲間と共に死を回避。しかし、それを機に不可解な事故死が続発する。“死の運命”から逃れようとする若者たちの運命を描く、サスペンスホラー。

ここがおすすめ!

“死そのもの”が敵というコンセプトが斬新で、従来のスラッシャー映画とは一線を画す内容。『ラストサマー3』のように、不可視の存在に追い詰められる恐怖が好きな人にピッタリの作品です。予測不可能な死に様も見どころ。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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