映画『ライフ・イズ・ビューティフル』あらすじとネタバレ感想 | MIHOシネマ
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映画『ライフ・イズ・ビューティフル』あらすじとネタバレ感想

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』の概要:「ライフ・イズ・ビューティフル」(原題:LA VITA E BELLA、英題:LIFE IS BEAUTIFUL)は、1997年のイタリア映画。監督・主演を務めるのはイタリアの俳優、映画監督、コメディアンであるロベルト・ベニーニ。共演はニコレッタ・ブラスキ。「荒野の七人」の”チコ”役で有名なホルスト・ブッフホルツ。本作で脚本・監督・主演の三役をこなしたロベルト・ベニーニは、アカデミー賞で本命のトム・ハンクス「プライベート・ライアン」を押しのけ主演男優賞を受賞した。

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映画『ライフ・イズ・ビューティフル』 作品情報

ライフ・イズ・ビューティフル

  • 製作年:1998年
  • 上映時間:117分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ
  • 監督:ロベルト・ベニーニ
  • キャスト:ロベルト・ベニーニ、ニコレッタ・ブラスキ、ジョルジオ・カンタリーニ、ジュスティーノ・デュラーノ etc

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』 評価

  • 点数:100点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★★

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』のあらすじを紹介します。

1937年のイタリア・トスカーナ地方の小さな街アレッツォ。本屋を開く夢を描いて訪れたユダヤ系イタリア人のグイド(ロベルト・ベニーニ)は、美しい小学校教師のドーラ(ニコレッタ・ブラスキ)と運命的な出会いをする。グイドは生活のため叔父のジオ(ジュスティーノ・ドゥラーノ)に紹介されたホテルのボーイになり、ドイツ人医師のレッシング(ホルスト・ブッフホルツ)らと知り合いながら日々過ごす中、ドーラの前に意表を突いた登場の仕方で、彼女の気を引こうと奮闘する。ドーラは町の役人と婚約していたが、抜群のタイミングとユニークなセンスを持ち合わせるグイドに心を奪われる。ホテルで行われたドーラの婚約パーティで、グイドは大胆にも彼女を連れ去り、二人は晴れて結ばれた。息子のジョズエ(ジョルジオ・カンタリーニ)に恵まれ、一家で幸せな日々を送っていたが、時代背景はムッソリーニによるファシズム政権下で、ユダヤ人の迫害は小さな街のアレッツォにまで及ぼうとしていた。ある日、ドーラが母親(マリザ・パレデス)を食事に呼ぶため外出したとき、グイドとジョズエは叔父のジオと共に強制収容所に連行される。ドーラはその後を追い、自ら収容所行きの列車に乗り込んだ。絶望と死の恐怖が待つ収容所で、グイドは幼いジョズエを安心させるために必死の嘘をつく。収容所生活はジョズエがお気に入りの戦車を得るためまでのゲームであり、生き抜いて“得点”を稼げば、戦車がもらえるのだとグイドは息子を励まし続ける。強制労働の合間に女性の収容所に押し込められたドーラを励まそうと、放送室に忍び込み妻に呼びかけたり、グイドの涙ぐましい努力は続く。そんな中で戦況は進み、収容所は撤退準備をはじめる。グイドはジョズエを秘かに隠しながらドーラを捜す間に衛兵に捕らえられる。グイドはジョズエの隠れ場所を通る際に、おどけるような行進でジョズエに目配せをする。それは悲しくも彼の最後の姿となった。ドイツ兵が去った後、外へ出たジョズエはアメリカ軍の戦車を見て歓喜の声を上げる。戦車に乗せられたジョズエは生きていたドーラを見つけ母子は感動の再開で抱き合った。

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映画『ライフ・イズ・ビューティフル』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

ロベルト・ベニーニの鎮魂歌

アウシュビッツ収容所を舞台に、最後まで父親として、一人の人間として人生を全うした姿に感銘を受ける。主人公グイドが結婚し、息子を授かって家庭を築き上げる話から一転し、ユダヤ人であるために収容されたアウシュビイッツで、生き残ろうとする父親グイドの姿をコメディ調に描いているが、その描き方が忌まわしい収容所での事実を強調するようにイメージさせられてしまう。ガス室にユダヤ人の子供たちが送られていく中で、息子を自分のベッドに隠し通したり、絶望的な状況を決して我が子に気付かせないように気を配るグイドが痛々しく、命がけで放送室に侵入しマイクで妻に愛を伝えるところなども併せて涙を誘うシーンが多い。そしてラストはグイドが言った通りに、息子は収容所の中でドイツ兵に見つからないように隠れん坊をしてたと思っている。母親との再会場面は映画史上でも屈指の名シーンだろう。アウシュビッツに収容された個人の物語という、タブー視されがちなテーマを題材にした部分も賞賛されるところであるが、それをあの忌まわしい事実らしからぬ展開で映画に仕立て、悲惨さを前面に取り上げることなく美しいストーリーとして描き上げられている。戦争の犠牲となった人たちへの思いが切々と込められた、ロベルト・ベニーニの鎮魂歌のようにも思える作品だ。

危機的状況での「希望」に結びつく嘘

収容所の生活をゲームに見立て、1等を狙う物語の構成が素晴らしい。嘘というものも通してしまえば理にかなうものだという見本である。特にこのような危機的状況に置かれた状態において、何を持って希望を見いだすのかと考えたら嘘をつくというのは、大いなる希望にも繋がるものなのだという見本である。主人公のグイドは常に陽気でいい加減なように見えたりもするが、それは愛と希望というなの下にピエロを演じる優しさという事に他ならず、妻や息子のことを一番に考えて、どんな苦境に立たされても、家族の前では不安を見せずに明るい笑顔でいる。家族がいない場面で見せる弱気な一面が、尚更グイドの想いが強調され、切なさに拍車を掛ける。最後にドイツ兵に捕まったグイドがジョズエにウインクを見せ、笑顔で胸を張り手を大きく振って歩いていく姿は、嘘を突き通しながら最後まで弱さを見せなかった父親の姿として極めて印象に残る。


友達のフェルッチョが途中から居なくなって気になった。グイドが使い走りにしていたし、いつも彼に寄り添っていてくれたのに、どこへ行ってしまったのか疑問に残る。

ホロコーストを描いた作品としては物足りない気がしたけど、父親の妻と息子への愛はとても伝わった。他人にも優しくしてとは言いたくなるが、世界一優しくて愛の詰まった嘘に涙する人もいるに違いない。コメディ要素もあり、重いテーマでも気にならずに観れるところがロベルト・ベニーニの凄いところだ。(女性 20代)


アウシュビッツ収容所という非常に重苦しいテーマを努めて明るく描いた作品です。前半は非常にコミカルですが、後半は収容所生活なのでどうしても辛くなります。
子供のために優しい嘘をつき続けた父親が、ラストでおどけながら連行されていくシーンは涙なしには観れません。親子愛だけでなく、収容された母親を勇気づけにいくところでは男女愛も描かれています。
戦争を背景に美しい家族の愛がテーマになっていて、タイトルの付け方がとても上手いと感じます。(女性 30代)


名作であることは疑うべくもない。だが、胸が掻きむしられる苦しさを感じるため、二度目は決して見るものかと心に誓ってしまう。それでも時々見たくなって同じ感情を抱くのだが。

主人公は子供のためにユーモアを持ち続けるのだが、あまりに過酷な状況下で果たしてそうあれるだろうかと感じる。今は戦争下にない比較的平和な状況なのに、幸福感をそこまで感じているかと問われるとそうではないからだ。だから凄いとは思うが、共感はできないので涙が流れるほどには至らなかった。(男性 30代)


親を体験したことのある、もしくは体験している人間ならば、子供から真の哀しみを遠ざけるために試行錯誤したその矢先に、時に嘘が必要となる、そんな見返りのない愛を感じました。時代設定がそれだけにとてつもなく苦しい悲しみをこちらは味わうのですが、どんな言葉で説明してもあの感情を表現できないほど素晴らしい作品です。「人生は美しい」という尊いフレーズのタイトルに引け目を感じさせることのない、人生の美しさを心の底から受け止めました。(女性 20代)


多くの強制収容所ものは、当然のことではあるがどこか暗く重い空気が流れる。そんな中この作品は父親が子供にそう思わせようとしたように、笑いに溢れている。だが父親のテンションが私には若干高すぎて正直疲れてしまった。
どんな状況でも楽しむ方法はあるというテーマには共感できるが、主人公の行動は非道な相手を前に危機感がなさすぎではないかという印象が拭えない。
忘れて欲しくないのはイタリアの場合は同盟国として自らナチスを受け入れたことだ。そういう政治を許さないところから始めなければ美しい世界は来ないのではないか。(男性 40代)

映画『ライフ・イズ・ビューティフル』 まとめ

同じ年に公開された「プライベート・ライアン」を凌駕してしまった本作は、同じ戦争を背景とした作品ながらも全く違った視点で描かれている。「プライベート・ライアン」は兵士の立場からとして、本作は民衆の立場からとしての違いが大きく評価を分けた理由だろう。スピルバーグの過剰とも言える戦争の描写は、目を背けたくなるほどのリアリティで訴えかけてくるものがあるが、本作は極めて美しい人間ドラマを背景に反戦を描き、それに併せてユダヤ人の悲運も描かれている。作品内容では甲乙付けがたいところではあるが、考えさせられる作品と、感動する作品を同時に生み出した戦争という背景に、いずれにしても言いようのないやりきれなさを残すところでは、忘れてはならないテーマを内包した名作であることに違いはない。

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