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映画『生きる LIVING』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『生きる LIVING』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

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映画『生きる LIVING』の作品情報


出典:https://www.video.unext.jp/title/SID0090732

製作年 2022年
上映時間 102分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 オリヴァー・ハーマナス
キャスト ビル・ナイ
エイミー・ルー・ウッド
アレックス・シャープ
製作国 イギリス

映画『生きる LIVING』の登場人物(キャスト)

ロドニー・ウィリアムズ(ビル・ナイ)
市役所の職員。勤勉に仕事をしている。自身の病気を聞いてからは自分の生き方を考えるようになる。
マーガレット・ハリス(エイミー・ルー・ウッド)
ロドニーの同僚の女性。いつも明るく元気な性格で、後輩への面倒見もよい。あだ名を考えるセンスがある。
ピーター・ウェイクリング(アレックス・シャープ)
ロドニーの職場の新人。仕事へのやる気に満ち溢れ、正義感が強い性格。職場の雰囲気に疑問を感じる。
サザーランド(トム・バーク)
ロドニーが海辺で出会う劇作家。日々楽しく過ごしており、ロドニーに影響を与える。不眠症に悩んでいる。
ミドルトン(エイドリアン・ローリンズ)
ロドニーの同僚。事なかれ主義で、仕事を他の部署に回し、市民の要望に耳を傾けようとしない。
マイケル・ウィリアムズ(バーニー・フィッシュウィック)
ロドニーの息子。妻フィオナとの生活に追われて、ロドニーとなかなか話ができていない状況に悩んでいる。
フィオナ・ウィリアムズ(パッツィ・フェラン)
マイケルの妻。新生活に期待をする一方で、一緒に住んでいるロドニーとの関わり方に不安を感じている。
ジェームズ卿(マイケル・コクラン)
ロドニーの上司。ロドニーのことを気にかけている一方で、市役所の発展を最優先にしようとする。

映画『生きる LIVING』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『生きる LIVING』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『生きる LIVING』のあらすじ【起】

第二次世界大戦後のロンドン。市役所に就職したピーターは、汽車に乗って出勤をする。ピーターが勤務する市役所の上司のロドニーは、淡々と仕事をこなして、定時になれば直ぐに帰宅するような男であった。役所では、毎日のように市民から要望がやってくるのだが、職員たちはその内容を他の部署に回していき、対応しようとしなかった。

ある日、市の女性たちが荒れ果てた公園の整備を依頼しに来る。要望書は、たらい回しをされて、ロドニーの所へやって来る。ロドニーは、その要望書を机上の山積みの書類の上に重ね読むことはなかった。

無遅刻無欠勤だったロドニーは、この日に珍しく早退をして、病院で診察を受けた。そこでロドニーは、医者から末期の癌を診断される。自宅に帰ったロドニーは、診断結果を息子のマイケルと彼の妻フィオナに話そうとするのだが、二人は話を聞いてはくれなかった。

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映画『生きる LIVING』のあらすじ【承】

末期癌を診断されてからロドニーは、職場に姿を見せなくなった。職場の同僚たちは、不思議に思うのだが、なぜ休んでいるのかまでは知ろうとしなかった。

ロドニーは、海辺の町へ行き、大量に購入した睡眠薬を飲んで自殺しようとしていた。結局その試みは、失敗に終わるのだが、現地のレストランで劇作家のサザーランドに出会う。彼は、生き方に悩むロドニーに人生の楽しみ方を伝える。一緒にダンスホールやパブに連れていき、大いに楽しい夜を過ごした。

翌日、ロンドンに戻ったロドニーは、同僚の女性マーガレットと出会う。彼女は、仕事が嫌になり、転職を考えていた。相談に乗ったロドニーは、マーガレットの推薦状を書くことになる。転職話を聞いているうちにロドニーは、マーガレットの明るさに惹かれていくのであった。その後ロドニーとマーガレットは、二人で映画を見たり、食事をしたりと仲良く過ごすようになる。

映画『生きる LIVING』のあらすじ【転】

次第に症状が悪くなってきたロドニーは、マーガレットに自分自身の病気のことや余命が短いことを伝える。ロドニーは、マーガレットの生き方を見て、自分自身の生き方についても考えるようになる。そこで、職場の机上にある一枚の書類を思い出す。それは、市民が要望していた公園の復興であった。

ロドニーは、翌日から職場に戻り、最期の仕事に向けて動き出すのであった。

数か月後、ロドニーが一人静かに、完成した公園で亡くなっているのが見つかる。ロドニーの葬式が開かれて、職場の上司であるジェームズ卿や同僚たち、要望書を出した市民たちが集まる。マーガレットとピーターの前にマイケルがやって来る。マイケルは、ロドニーの病気のことをマーガレットが知っていたのか尋ねてくる。マーガレットが知っていたことを伝えると、マイケルはロドニーが自身に病気のことを伝えてくれなかったことを悔やんだ。

映画『生きる LIVING』の結末・ラスト(ネタバレ)

ロドニーが亡くなったあと、仕事を引き継いだのは、ミドルトンであった。ミドルトンは、同僚に対して、ロドニーのように市民の要望に耳を傾けて職務を全うすることを宣言する。しかしながら時間が経つにつれて、ミドルトンの誓いは忘れ去られ、元のような市役所に戻っていた。

そんな役所に嫌気がさしたピーターは、ロドニーから生前に託された手紙を例の公園で読んでみることにした。手紙の中には、ロドニーからピーターを励ます内容が書かれていた。手紙を読んでいるピーターに、一人の警官が話しかけてくる。警官は、死の直前、公園にいたロドニーを目撃していた。ロドニーは、完成したブランコに乗り、幸せそうに歌を歌っていたのである。ロドニーは、末期癌に侵されながらも、最期の仕事をやり切り、幸せだったのである。その話を聞いたピーターも自身の生き方について考えるのであった。

やがて、春になり、マーガレットとピーターの二人は、公園で仲良さそうにデートをしていた。

映画『生きる LIVING』の感想・評価・レビュー

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映画『生きる LIVING』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『生きる LIVING』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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