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映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0069231

製作年 2017年
上映時間 91分
ジャンル ドラマ
監督 T・C・クリステンセン
キャスト ジェイセン・ウェイド
ヘザー・ビアーズ
テイタム・チニキー
製作国 アメリカ

映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』の登場人物(キャスト)

ジェイソン・ハンセン(ジェイセン・ウェイド)
ケネディの父。タフで、頼りがいがある性格。ケネディのことを心から愛している。
ヘザー・ハンセン(ヘザー・ビアーズ)
ケネディの母。優しく、思いやりがある性格。ケネディのやりたいことを全部やらせたいと思っている。
ケネディ・ハンセン(テイタム・チニキー)
中学生になる頃、難病のバッテン病が判明する。キリスト教を深く信仰している。他者への思いやりが強く、感受性が豊かな性格。ドライブが大好き。
アンナ・ハンセン(クインス・スクワイア)
ケネディの妹。病状が進行する姉とは反対に、すくすくと育つ。姉のことを常に心掛け、学校でもサポートしている。明るく、チャーミングな性格。
ボー・ハンセン(ブレニン・ウィリアムズ)
ケネディの弟。大人しい性格。姉の規格外の言動に頭を悩ませている。小さいながら、姉が直面している「死」に恐怖を覚えている。
レキシー・ベラスケス(イボンヌ・ベネット)
ケネディの同級生。最初はケネディのことを敬遠していたが、徐々に彼女の魅力に惹かれていく。冷静な性格。

映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』のあらすじ【起】

ケネディはハンセン家の長女として生まれ、すくすくと成長していた。幼少期には、サッカーチームに所属し活発な女の子だった。ケネディは、誰よりも他人を思いやる気持ちが強く「神の子」のようだと両親は思っていた。

中学生に上がる頃、突然転んだことをきっかけに通院する。目に見覚えなのない大きな外傷があり、精密検査を受けると「難病のバッテン病」だと判明する。治療法はなく、視覚障害や運動失調、てんかん発作を伴う病気だった。

ケネディの両親は病名を聞き、酷くショックを受けた。ケネディに病気のことを打ち明ると、彼女は自身の病気を受け入れていた。体の不調が分かったときから「大丈夫、天国にいけばイエス様が治してくれる」と呟いていたのだった。

ケネディには不思議な力があった。ケネディの祖母、つまり母ヘザーの母はすでに亡くなっていた。しかし、ケネディが小さい頃「祖母が使っていたロッキングチェアで祖母があやしてくれた」と言い出したのだ。両親は、夜な夜なロッキングチェアが揺れる音を聞いていた。

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映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』のあらすじ【承】

ケネディは、夜中の発作や、喋りづらくなる等の病状と戦いながらも、高校生という新しい生活に胸が躍っていた。視力はほぼなく、白杖を使い妹アンナのサポートのもと登校していた。

高校生活ではダンスとチアリーディングに憧れていた。ある日、学校でダンスパーティーが開かれる。ケネディは両親と会場に行くも、なかなか踊れずにいた。しかし、母に連れられてダンスフロアに行くと、クラスメイトの男子たちが次々にダンスに誘ってくれたのだ。その光景をみた父ジェイソンは涙した。

ジェイソンは家族を連れて、高校のアメフト部を観戦しにいく。ほぼ目が見えていない中、全力で応援するケネディは、チアリーディング部のコーチの目に留まった。後日、ケネディは夢だったチアリーディング部への入部の誘いを受けたのだ。

ケネディがチアリーディング部に入部して、初めてのお披露目会があった。ケネディのダンスはお世辞にも、上手だとは言えなかった。しかし、体が思うように動かない中でも踊ったそのダンスは、ケネディの精一杯だった。両親はケネディを誇りに思った。

映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』のあらすじ【転】

チアリーディング部メンバーのレキシーは、ケネディ入部をよく思ってなかった。ある日メンバーは集合が遅いとコーチに叱られると、「私たちにもそれぞれ事情がある」と反論して、メンバーで悩みを共有し始める。思春期の女子高校生たちが家族のことや、些細な日常生活の悩みを打ち明けていく中、ケネディは「何もない。私はチアリーディングとみんなが好き」と言った。一番試練を抱えているはずのケネディが、悩みが何もないといった事にレキシーを含めたメンバーは言葉が出なかった。

ケネディは、同級生のジェイデンのことが好きで、家では彼のことを何百回と話していた。学期末のパーティーにジェイデンを誘った。ジェイデンは快くその誘いを受け入れ、2人はごく普通の高校生のようにダンスデートを楽しんだ。

ケネディは、病状が悪化し学校へ行けない日が続いた。そして最後の力を振り絞って、チアリーディング部最後の発表会に車椅子姿で参加した。ケネディの両親はクラスメイト達に「ケネディが最高の高校生活を送れたこと、決して忘れません」と感謝を述べた。

映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』の結末・ラスト(ネタバレ)

ケネディの最後の日が確実に近づいていた。意識がもうろうとする中、チアリーディング部のメンバーがお見舞いに来た。レキシーもみなと同じく、涙しながらケネディにハグをした。ケネディはその夜、母ヘザーに抱かれてロッキングチェアに揺られながら静かにこの世を去った。

ケネディは、死後1か月後に何かが起こると話していた。そしてちょうど1か月後、ハンセン夫妻はレキシー家族の家に招かれた。レキシーは、ケネディと最後のハグをし、帰宅したあと1時間以上泣き崩れたと話し出す。そして、なんとそこに現れたのは亡くなったはずのケネディだった。彼女は「宣教師の話をきいて、信仰を持って強く生きて。特にお父さんを助けてあげて」と伝えて消えたのだ。実はレキシーの父は、過去に信仰を捨てた過去があったが、その日がん宣告を受けていた。レキシーの父が家へ帰ると、ケネディの予言通り宣教師が家を訪れていたのだ。レキシー家族はケネディのお告げを機に、再び信仰を始めた。

高原で車が止まり、そこにケネディがいる。車に笑顔で家族が乗り込んでいく。そんな日を待ちどうしく思いながら、映画は幕を閉じる。

映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』の感想・評価・レビュー

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映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『ラブ、ケネディ 神に遣わされた少女』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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