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映画『メッセンジャー(2017)』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『メッセンジャー(2017)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『メッセンジャー(2017)』の作品情報


出典:https://video.unext.jp/title/SID0030418

製作年 2017年
上映時間 101分
ジャンル SF
サスペンス
監督 ロブ・ヨーク
キャスト ブランドン・レイ・オリーヴ
K・ダナー・ジェラルド
ホイットニー・パーマー
ニコラ・ポースナー
製作国 アメリカ
オーストラリア

映画『メッセンジャー(2017)』の登場人物(キャスト)

ロジャー・ネルソン大尉(ブランドン・レイ・オリーヴ)
宇宙飛行士。優秀で仕事熱心な男。地球外生命に出会いたい一心で、過酷な宇宙の旅を引き受ける。
ジェラルド・ベッカー(K・ダナー・ジェラルド)
NASAプロジェクト・ディレクター。やや変わり者だが、ロジャーを気遣ってくれる人物。
アビゲイル・ネルソン(ホイットニー・パーマー)
ロジャーの妻。NASAの関係者。自分の意見ははっきり言うが、ロジャーのことを大切に思っている。
フェルディナンド(マシュー・マーサー)
マゼラン号を管理している、落ち着いた男性の声のAI。ロジャーの規則違反を度々指摘する。
ニール(ニコラ・ポースナー)
陽気な女性の声で話すAI。分離中の時などに稼働。緊急時も生き生きとしている。

映画『メッセンジャー(2017)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『メッセンジャー(2017)』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『メッセンジャー(2017)』のあらすじ【起】

近未来、アメリカのNASAで不思議な3種類の電波を受信した。電波は全て太陽系の星から発信されている。土星の衛星タイタンと海王星の衛星トリトン、そして準惑星エリスからだ。これらの電波は規則的なテンポで発せられ、3つが重ねると和音になった。このサインは、科学者や国防総省からも注目されている。

そこでNASAプロジェクト・ディレクターであるベッカーは、宇宙飛行士のロジャー・ネルソン大尉に、この調査の任務を依頼する。ミッションの内容はタイタンとトリトン、エリスへ行き、信号の発信源を見つけ、標本を回収することだ。出発は2年半後、帰還するまでに10年はかかるだろう。地球外生命体と遭遇する可能性も考えられる。

ロジャーの妻アビゲイルは、ロジャーがこのミッションを引き受けることに猛反対した。生きて帰れないかも知れないのよ、と彼女は泣きだす。アビゲイルは、10年間も夫が自分の人生から消えることに耐えられなかった。

しかし2年半経ち、マゼラン号に乗ったロジャーは、たった1人で宇宙へ旅立つ。

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映画『メッセンジャー(2017)』のあらすじ【承】

18か月後、ロジャーはコールドスリープから目覚めた。船内は、AIのフェルディナンドによって管理されている。その後宇宙船マゼラン号は、最初の目的地であるタイタンに接近した。ロジャーは着陸船に乗り込み、宇宙船マゼランから分離した。分離中とそれ以降のナビゲーションは、陽気な女性の声を持つAIニールに変わった。

タイタンに無事着陸すると、ロジャーは目的の発信源の回収を急いだ。信号は湖から発信されている。信号が強くなる方向に歩いていくと、ビリアードの球程度の大きさの丸い物体があった。ロジャーは急いでこれを回収し、着陸船に戻る。

マゼラン号に戻るとロジャーは、発信源の球体を動画に映し地球に送った。また「オレはやったぞ」とビデオレターでアビゲイルに言う。すぐにベッカーから、祝福のメッセージが届いた。またベッカーは、分析をマニュアル通り慎重にやってくれと言い足した。

実はロジャーはもう既に、発信源の物体に素手で触れていた。そこで追加のメッセージを送る。大胆にも、球状の物体は触れるとトーンや色調が変わったと報告したのだ。

映画『メッセンジャー(2017)』のあらすじ【転】

その後ロジャーはまたステイシスに入り、32か月後に目覚めた。ベッカーからメッセージが届いており、回収した発信源のシグナルに異変があったと知る。ベッカーはロジャーが発信源を触ったことについて言及し、国防長官が激怒していると伝えた。

しかしロジャーは、この直後また故意に球体を触ってしまう。接触中、球は光り輝いた。

次の目的地トリトンでも、タイタンで見つけた球と同じタイプの発信源を無事回収できた。

アビゲイルからの映像が届く。中国の宇宙船が事故に遭い、そのせいで彼女はナーバスになっていた。

またビデオレターが届くが話していたのは国防長官で、内容は主に、勝手な分析を続けるロジャーへの説教だった。もはやベッカーやアビゲイルと話すことは許させず、今後は国防長官が応答するようだ。誰もいない宇宙で、信頼できる人物と話せないのは、ロジャーにとって大きなストレスとなった。

5年半以上経ち、遂に最後の目的地エリスに到着した。そこにもやはり球形の発信源があり、ロジャーはこれを回収する。球の周辺にはドロドロした液体があり、これもサンプルとして採取した。

映画『メッセンジャー(2017)』の結末・ラスト(ネタバレ)

フェルディナンドが液体を分析すると、DNAを持つ自然界の生物が検出された。遂に地球外生命と遭遇できたのだ。ロジャーは嬉しさのあまり、このニュースをベッカーにビデオレターで伝えた。

偉業を成し遂げたのに地球からのメッセージが来ないので、ロジャーはまた球体をいじり始めた。3つの球を合わせると、何百万ものシグナルが同時に届いた。フェルディナンドがこの一部を分析すると、銀河のあらゆる場所の会話データが、この球体を通じて届いているのだと分かる。

新たなシグナルが入った。発信源はオールトの雲で、そこへ行くには38年かかる。

宇宙に仲間がいると感動したロジャーは、アビゲイルにビデオレターを送った。そしてこれまでの自分の身勝手な行いを詫びる。ロジャーは、オールトの雲へ向かうつもりだと言った。

ベッカーから、すぐに帰還するようビデオレターが送られてきた。アビゲイルも、帰ってきて欲しいと懇願する。しかし、謎の使命感に駆られたロジャーを、誰も止めることはできなかった。ロジャーはオールトの雲へ向かうべく、新しいミッションを開始したのだ。

映画『メッセンジャー(2017)』の感想・評価・レビュー

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映画『メッセンジャー(2017)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『メッセンジャー(2017)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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