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映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』の概要:マギー・ハーデンは子供が欲しいと思っていたが、誰と付き合っても長く続かないのが悩みだった。そこで、知り合いから精子を提供してもらい、子供を産むことを思いつく。そんな時、既婚者のジョンと出会い、彼に惹かれていく。

映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』の作品情報

マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ

製作年:2015年
上映時間:99分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:レベッカ・ミラー
キャスト:グレタ・ガーウィグ、イーサン・ホーク、ビル・ヘイダー、マーヤ・ルドルフ etc

映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』の登場人物(キャスト)

マギー・ハーデン(グレタ・ガーウィグ)
アーティスト・コーディネーター。母が家事が苦手だったことから、家庭的な女性に育つ。損得勘定をしない、無邪気な性格。
ジョン・ハーディング(イーサン・ホーク)
新進気鋭の文化人類学者。小説家を目指している。家庭を顧みないジョーゼットに愛想を尽かす。
ジョーゼット(ジュリアン・ムーア)
コロンビア大学の教授。ジョンの元妻。優秀な人物で、バリバリ働くキャリアウーマン。
トニー(ビル・ヘイダー)
マギーの友人。マギーの元彼。結婚しており、子供もいる。
ガイ・チャイルダーズ(トラヴィス・フィメル)
ピクルス店を経営している。数学が好き。

映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』のあらすじ【起】

マギー・ハーデンは子供が欲しいと思っていたが、誰と付き合っても約半年しか持たなかった。そこで、知り合いで数学好きのガイ・チャイルダーズの精子をもらい、自分で注入して妊娠することにした。決行前にガイと話し合い、もし子供が生まれても関わりは持たないようお願いした。

マギーは給料の支払いで間違いがあることに気づき、事務に確認に行った。そこで、給料の支払いが行われていない男性、ジョン・ハーディングと出会う。2人は苗字が似ていて、小切手の取り違いがあったのだ。その後、マギーは友人からジョンの噂を耳にする。ジョンは新進気鋭の文化人類学者として大学側も目をつけるほど有能な人物だったが、彼の嫁である「鬼嫁」のせいで、専任の話を断っていた。

マギーは公園で散歩中にジョンと再会する。ジョンは学者として働く傍ら、小説家を目指していた。マギーは小説を読んで欲しいと頼まれ、それを承諾した。後日、マギーは小説の感想をジョンに伝えるが、公園があまりにも寒くて長時間話すことができなかった。そこで、家に招待することにした。ジョンは本に囲まれたマギーの部屋を見て驚愕する。

マギーはジョンに君のことが知りたいと言われ、自分の家族の話をした。マギーの両親は結婚した後、子供ができないまま離婚していた。だが、ある日パーティーで再会し、マギーが誕生することになる。2人は寄りを戻さず、母がマギーを育てることになった。母は家庭的な人ではなかったため、マギーが家事を行っていた。そして、16歳の頃に母が亡くなり、マギーは父に引き取られることになった。だが、父との関係はとても淡泊なもので、マギーは寂しさを抱えていた。一方、ジョンは怒鳴り合う家族の中で育っていた。

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映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』のあらすじ【承】

マギーがガイから受け取った精子を注入しているとき、ジョンが訪ねてきて好きだと告白される。ジョンは仕事ばかりで家族を顧みない妻との生活に疲れ果てていた。マギーもジョンのことを愛してしまっていたため、拒むことができず一夜を共にしてしまう。

マギーは娘・リリーを産み、ジョンと再婚して彼の子供のジャスティンとポールを引き取って一緒に暮らしていた。ジョンは小説家の夢を本格的に追いかけ、マギーはアーティスト・コーディネーターの仕事を続けた。マギーが家庭と仕事の両立で慌ただしい日々を送る中、ジョンは元妻のジョーゼットの相談役を続けていた。マギーはジョンに粗末に扱われているように感じ不満を抱く。

マギーは友人と共に、ジョーゼットが出版した小説の朗読会に参加した。そこで初めてジョーゼットに会い、彼女が噂通りの鬼嫁ではなく、温かくてパワフルでチャーミングな女性だと知る。マギーは鬼嫁からジョンを守った気でいたのだが、それが事実ではないことに打ちのめされる。

映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』のあらすじ【転】

マギーはポール達を家まで送っていったときに、ジョンとやり直す気はないかジョーゼットに尋ねた。ジョーゼットが1日に何度もジョンに電話をかけてくるのは、未だに彼のことを愛しているからだと思ったのだ。それに、マギーは自分勝手なジョンに手を焼いており、別れを考えていた。だが、ジョーゼットに自分勝手だと怒られ、家から追い出されてしまう。友人のトニーからも別れたいなら普通に別れろと叱られる。

マギーはジョンと出掛けホテルに泊まった。楽しい時間を過ごすが、次の日の朝今まで抱えていた不満を口にしてしまい口論になってしまう。そんな時、ジョーゼットが会いに来て、作戦に乗ると言われる。カナダで文化人類学の学会があるため、そこでジョーゼットはジョンと偶然再会する振りをすることになった。

ジョーゼットは仕事に邁進して家庭を顧みなかった後悔をジョンに伝えた。ジョンも小説に煮詰まっていることをジョーゼットに明かした。ジョンは小説家として頑張らなければ、マギーに捨てられるのではないかと怯えていた。ジョンはジョーゼットと話す内に、彼女に対しての思いが溢れ一夜を共にしてしまう。ジョンは家に帰ってからそのことをマギーに話した。2人は涙を流しながら別れる決意をした。

映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジョンはジョーゼットの家に行くが、子供達は寄りを戻そうとする両親を受け入れることができなかった。ジョンはとりあえずその日はトニーの家に泊めてもらうことにした。酔っ払ったトニーは、マギーとジョーゼットが協力してジョンを嵌めたことをバラしてしまう。ジョンはマギーに怒りをぶつけ家を出て行った。

マギーはジョーゼットに会いに行き、ジョンにバレたことを明かした。ジョーゼットはジョンと寄りを戻すのを止めた。マギーは自分のせいで2人の関係を滅茶苦茶にしてしまったと後悔した。だが、ジョーゼットはマギーに恨みを抱いておらず、損得を考えずに動く無邪気な彼女の人柄を好ましく思っていた。

ジョーゼットはカフェでジョンと会った。ジョンは嵌めてられたことを怒っていたが、既婚者だからこうするしかなかったと言われ何も言えなくなる。ジョーゼットはそんなジョンに、小説についてのアドバイスを送った。ジョンは自分のことを一番理解しているのはジョーゼットであると改めて感じ、彼女に対しての好意を自覚する。ジョンはジョーゼットにキスをした。

結局、ジョンはジョーゼットと寄りを戻すことになった。マギー一家・トニー一家・ジョーゼット一家は、皆でアイススケートしに遊びに出かけた。その時、トニー夫妻はリリーが3歳児にも関わらず数学が好きなことに気づき、誰に似たのか疑問を抱く。マギーにも誰に似たのか分からなかった。だが、ガイの姿を見掛けたとき、リリーが彼の子供だという考えが頭を過った。

映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』の感想・評価・レビュー

本作は、2人の女性の間を行き来するダメ男を描いたアメリカン恋愛コメディ作品。
最後のハッピーエンドやダメ男の質の悪さに納得も感情移入もできなかったが、内容の重さを感じさせない程テンポが良く描かれていて観やすかった。
そして必ずしも結婚がゴールではなく、男と女は全く別の生き物だから分かり合えるのは奇跡。自分に会った幸せの形を探したいと感じた。
色々と考えさせられるが、最後はほっこりと優しい気持ちになる作品。(女性 20代)


夫と奥さんと元奥さんのややこしい三角関係がコメディタッチで描かれています。あまりにも特殊な関係過ぎて、主役には誰一人感情移入できませんよ。特に旦那さん。その場の感情に流され過ぎです。恋人同士の話ならまだしも、子供がいますからね。3人の親に振り回される子供達が中々可哀そう。ラストのピクルス屋の男が本当のお父さん説も蛇足に感じました。くっつく流れでしょうけども、それで本当に良いのかなと…(男性 20代)

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