映画『メアリーと秘密の王国』の概要:主人公のメアリーが、小さな人間たちの仲間となって、森の平和のために立ち向かうアドベンチャームービー。3Dアニメーションで、臨場感溢れるアニメの世界を楽しめる作品。
映画『メアリーと秘密の王国』の作品情報
上映時間:103分
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー
監督:クリス・ウェッジ
キャスト:アマンダ・セイフライド、ジョシュ・ハッチャーソン、コリン・ファレル、ビヨンセ・ノウルズ etc
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映画『メアリーと秘密の王国』の登場人物(キャスト)
- メアリー(アマンダ・サイフリッド)
- パパと一緒に暮らすため、森の家へやってくる。しかし、研究に没頭してばかりのパパにうんざりしてしまう。なかなか素直になれないが、一緒に楽しく過ごす時間をもっと増やしたいと考えている。
- パパ(ジェイソン・サダイキス)
- メアリーのパパ。森に小さな人間が住んでいると信じており、長年その研究に没頭している。一つのことに集中すると、周りが見えなくなってしまうタイプ。
- ノッド(ジョシュ・ハッチャーソン)
- 森の小さな人間。女王を守るリーフマンという兵士の一員。リーフマンであることに誇りを持っておらず、仲間とチーム一丸となって動くことに苦手意識がある。父親のように口うるさく躾けるローニンにうんざりしている。
- ローニン(コリン・ファレル)
- 森の小さな人間で、女王を守るリーフマンの隊長。人一倍正義感が強く、チームをまとめるリーダーとして活躍している。女王とは幼馴染で、彼女に想いを寄せている。ノッドのことを息子のように大切に思っている。
- タラ(ビヨンセ・ノウルズ)
- 森の小さな人間界の女王。心優しく勇敢で美しい女性。ローニンとは幼馴染で、彼に想いを寄せている。悪の勢力に屈せず、平和で美しい森を守ろうと心に決めている。
- マンドレイク(クリストフ・ヴァルツ)
- 森の小さな人間。王位継承の日を狙って、森を悪の世界に染めてしまおうと企んでいる。
映画『メアリーと秘密の王国』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『メアリーと秘密の王国』のあらすじ【起】
女の子メアリーは、大好きなママを亡くし、研究者として森で生活するパパの元へ行く。パパは、森には小さな人間が住んでいると信じており、長く研究に没頭している。一方、メアリーは、そんなあるはずもないことに一生懸命になるパパに飽き飽きしている。それよりも、一緒に楽しく暮らしたいと願っているメアリーであった。
研究ばかりのパパから離れて、メアリーは一人で森へ行く。すると、メアリーは、森の小さな人間の世界の女王と出会う。女王は、悪い敵に攻撃され、瀕死の状態であった。そして、大切に持っていた蕾をメアリーに渡し、これをニム・ガルーに届けるようにと言って死んでしまう。蕾を受け取ったメアリーは、自分の体が縮んでしまっていたことに気がつく。パパが言っていた通り、森には小さな人間の世界があったのだ。
女王を守るリーフマンという兵士たちは、女王を守れなかったことをひどく悲しむ。しかし、悲しんでいる暇はないほど、森が暗黒の世界へと変わり始める。今日が100年に一度の王位継承の日であったのだ。今日中に蕾を開花させ、新しい女王を選ばなければ、森の未来はないという。メアリーは、リーフマンと共に小さな世界を救うことを決める。
映画『メアリーと秘密の王国』のあらすじ【承】
リーフマンのノッドは、父親のように口うるさく躾けるローマンに嫌気が差す日々を送っていた。リーフマンの兵士たちとチーム一丸となって動くことが苦手で、一人で自由に過ごしたいと考えていた。しかし、今回女王が亡くなってしまったことを知り、リーフマンとメアリーと一緒に敵に挑むことを決めるノッドだった。
ノッドは、メアリーと同じ鳥に乗り、蕾を狙って追いかけてくる敵から素早く逃げることに成功する。ようやくメアリーたちは、ニム・ガルーの元へ到着する。そして、大切に持ってきた蕾を託すのであった。しかし、ニム・ガルーは使い方を知らないと言う。過去や未来が分かる葉巻で調べると、メアリーが聞き取れなかった女王の言葉が分かるのであった。「ここに来た理由はあるわ、今は見えないだけ」と女王の言葉を聞くが、メアリーは疑問に思うだけであった。
ノッドとメアリーは、ひとまずニム・ガルーに蕾を渡したことで安心する。外に出て息抜きをし、二人は打ち解ける。しかし、二人がのんびり過ごしている間に、蕾が敵に奪われてしまう。
映画『メアリーと秘密の王国』のあらすじ【転】
ノッドは、目を離した隙に蕾を奪われたことをローニンにひどく怒られる。痛いところを突くローニンにノッドは嫌気が差し、喧嘩してしまう。蕾を奪い返しに行くため、メアリーと一緒に鳥に乗って敵を追いかけるノッド。しかし、敵はすぐに闇へと消えてしまう。
メアリーは、パパの元へ行き、一緒に森を守るために戦って欲しいと伝えようと考える。ノッドに協力してもらい、メアリーはパパの家へ到着する。
パパは、メアリーがいなくなってしまったことに気が付き、自分自身を責める。そして、森の小さな住人の研究自体をやめることを決断する。そこへ小さくなったメアリーがやって来てパパに合図を送るが、パパは自分が遂におかしくなり、メアリーが小人になった幻覚まで見るようになったのかと考える。そしてそのまま気を失ってしまう。せっかくパパに助けてもらおうと思ったメアリーだったが、意思疎通が取れずに終わってしまう。いたずらに、パパが広げていた森の地図に敵のアジトの場所があったため、メアリーはそこにピンを刺す。そしてそのままメアリーとノッドは敵のアジトへと出発することとする。
映画『メアリーと秘密の王国』の結末・ラスト(ネタバレ)
ノッドとメアリーは遂に敵のアジトへと忍び込む。ローニンもやって来て、ローニンが敵の視線をそらす間に、ノッドとメアリーが蕾を奪い返すという作戦を実行する。ローニンは、蕾を奪い返すために協力して一生懸命動くノッドに成長を感じて嬉しくなる。
ローニンは、敵のボス、マンドレイクと一騎討ちとなり、負けてしまう。しかし、ローニンの囮により、ノッドとメアリーは蕾を奪い返すことに成功する。そして、蕾を今日中に開かせるため、光の王国へと向かう。
光の王国で、森の平和のために蕾を開こうとすると、たくさんのコウモリがやって来て、光を遮ってしまう。そのせいで蕾は閉じかけてしまうのであった。メアリーは、パパの発明したコウモリが嫌がる超音波の装置を思い出し、再びパパの元へと駆け出す。
気を失った後、起きたパパは、地図の知らない位置にピンが刺さっていることに気がつく。そして、やはりメアリーがいたのではないかと考える。そこへちょうどやって来たメアリーは、パパに自分のことを伝える。驚くパパであったが、森の危険を知って、超音波の装置を鳴らす。すると、超音波の音を聞いたコウモリたちは一気に逃げ去っていった。そして、見事蕾が花開き、新たな女王が誕生する。森は平和を取り戻す。
メアリーは、小さな人間から普通の人間へと元どおりになる。ノッドとのお別れを寂しく思うのも束の間で、パパと一緒に研究した装置で、森の小さな住人たちとコミュニケーションが取れる、楽しい日々を送るのであった。
映画『メアリーと秘密の王国』の感想・評価・レビュー
メアリーが自身の不思議な体験を通して成長し、パパとの絆を深める心温まる物語。メアリーはパパが、パパはメアリーが大好きでほっこりする。ローニンとノッドの関係も、まるで親と子のような愛情が感じられ、子供から大人まで楽しめる優しい作品だと感じた。また、実際に小さな人間の世界があるのではないかと思ってしまうほど、リアリティもたっぷりだった。鳥に乗って森の平和を守るリーフマンを探してみたくなる。(MIHOシネマ編集部)
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