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映画『MEG ザ・モンスター』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『MEG ザ・モンスター』の概要:深海の生態系を調査するべく探査船が未知の海域に入る。だが、そこは巨大サメのメガロドンが生息する海域であった。通信が途絶えた探査船を救出するべく潜水レスキューのジョナスが出動する。

映画『MEG ザ・モンスター』の作品情報

MEG ザ・モンスター

製作年:2018年
上映時間:113分
ジャンル:SF、アクション
監督:ジョン・タートルトーブ
キャスト:ジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、レイン・ウィルソン、ルビー・ローズ etc

映画『MEG ザ・モンスター』の登場人物(キャスト)

ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)
潜水レスキューとして勤務する男。ある事件をきっかけに第一線から離れていたが、海洋研究所で働く元妻が海底で遭難したことをきっかけに現場に復帰する。
スーイン(リー・ビンビン)
海洋研究所で働く研究員。バツイチで子持ち。娘のメイインのために命がけで働いている。
メイイン(ソフィア・ツェイ)
スーインの娘。8歳のわりにはませており、ジョナスと母スーインが良い関係になりそうになっているところを察知し、仲介役を担う。
モリス(レイン・ウィルソン)
スーインたちが働く海洋研究所のスポンサー。金のことしか考えておらず危険を承知で無謀な行動をする。

映画『MEG ザ・モンスター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『MEG ザ・モンスター』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『MEG ザ・モンスター』のあらすじ【起】

潜水レスキューとして働くジョナス。ある時、海洋研究所が深海の調査のために派遣した探査船がトラブルに遭遇していた。海底一万メートル深くで身動きが取れなくなっていた探査船の救助にあたっていたジョナスであったが、謎の生物の存在を察知し全員の救助を断念する。

あれから5年後。マリアナ海溝の底にあると推測される未知の海域の調査に出ることを計画する海洋研究所。その研究施設に対し投資している資産家モリスが視察に現れる。

モリス観察のもと、探査船の動向を見守る。研究者たちの読み通り、マリアナ海溝の海底にはさらに未知の海域が広がっていた。新たな発見に喜ぶ研究員一同。だが、突如探査船とのコンタクトが途絶えてしまう。

探査船の救助のため5年前に深海の救助経験があるジョナスに白羽の矢が立つ。だが、ジョナスは5年前の救助任務の際、謎の生物に襲われたため救助を断念したと提言していた。その言葉をいまだに信じられない医師のヘラーはジョナスに救助の依頼を出すのを渋るのであった。

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映画『MEG ザ・モンスター』のあらすじ【承】

タイにいるジョナスのもとへジャン博士たちが向かう。ジョナスは二度と潜水レスキューとしての仕事をするつもりをないことを伝える。だが、探査船で行方不明になっているのが別れた妻ローリーだと聞いて協力することを決める。

海洋研究所に戻ったジョナスはヘラーからの苦言を聞き流しながら潜水艇にて救助に向かう。先に救助に向かったスーインは探査船を見つけるが、巨大サメのメガロドンの襲撃を受ける。

危機的状況の中、ジョナスの潜水艇も到着しメガロドンの注意を逸らすことに成功する。その隙に探査船のローリーたちの救出にあたる。だが、間に合わないと理解した探査船の乗組員の一人トシは探査船に残りメガロドンの囮となり命を落とす。

トシの勇気ある行動によって脱出に成功したジョナスたち。ジョナスが5年前に言っていたことが正しかったと認めたヘラーは、ジョナスに謝罪し和解するのであった。

その後メガロドンについての会議が行われる。だが、その最中海洋研究所はメガロドンの襲撃を受ける。

映画『MEG ザ・モンスター』のあらすじ【転】

ジョナスはメガロドンにGPS機能付きの発信機を射出しマーキングをつけることに成功する。その後、スーインは防護檻に入りメガロドンに毒薬の銛を撃つ。毒薬を撃たれたメガロドンはスーインを襲いかかるもジョナスの活躍もあり救出される。

毒が回ったメガロドンは息途絶え、捕獲すること成功する。船に縛り付け喜ぶ海洋研究所の一同であったが突如別のメガロドンが襲撃する。

船は半壊し命からがら付近にあったボートに避難する一同。だが、何名かのメンバーは死亡する。その中にはスーインの父親であるジャン博士も命を落としてしまう。

モリスはメガロドンについて周辺諸国へ伝達し研究から手を引くことを一同に伝える。だが、翌日モリスはヘリにてメガロドンの生息地に爆弾を投下する。メガロドンを倒したと思ったモリスであったがクジラと間違えており、メガロドンに食べられてしまう。

翌日モリスの独断行動についてジョナスたちは話し合う。モリスは周辺諸国にはメガロドンの一件は何も伝えていなかった。そのためジョナスたちはメガロドンを討伐することにする。

映画『MEG ザ・モンスター』の結末・ラスト(ネタバレ)

メガロドンは上海のビーチに向かっていた。ビーチではバカンスを楽しむ人で賑わっていた。だが、海中から浮上したメガロドンはビーチにいる人たちを次々と襲い始める。

多くの人の命が奪われる中、ジョナスはクジラの鳴き声をスピーカーから流す。鳴き声につられたメガロドンはビーチからジョナスたちに標的を変える。

ジョナスとスーインは、武装した潜水艦にてメガロドンを待ち受ける。スーインが発射したミサイルは命中する。だが、ジョナスの潜水艦のミサイルは不発となった。

ジョナスは潜水艇に装備してあった鋭利な武器でメガロドンの腹を裂くことに成功する。抵抗するメガロドンによってジョナスの潜水艇は破壊される。ジョナスは潜水艇から脱出し、メガロドンの目に銛を突き刺すことに成功する。

メガロドンを倒し研究所のメンバーに戻ったジョナスとスーイン。ジョナスはこのあとバカンスに行く予定だとスーインとスーインの娘メイインに伝える。独り身のジョナスとスーインの相性が良いことを知っていたメイインは、ジョナスに母スーインもバカンスに誘うことを提案する。ジョナスは笑顔で返しスーインもそれに応えるのであった。

映画『MEG ザ・モンスター』の感想・評価・レビュー

王道のパニックムービー。ストーリーは単純だが、深く考えずに鑑賞できる作品。相も変わらずジェイソン・ステイサムの無双っぷりはもはやお家芸。勿論、ジェイソン・ステイサム以外も良い味を出している。憎まれ役やませた子供等、癖のある登場人物たちのユーモアある掛け合いは、緊張感あるシーンの中の息抜きになっており、バランスが良い。特出した真新しさはないが、安定して楽しめる映画になっているのではないだろうか。(MIHOシネマ編集部)


大昔に絶滅したとされる巨大ザメ「メガロドン」がなぜか中国沖に出現。ジェイソン・ステイサム演じるレスキューダイバー、ジョナスを呼び襲われた探査チームを助けに行くお話。
笑ってしまうほど中国の圧力を感じる今作。クルーのB級感がすごいです。主演をジェイソン・ステイサムにしないとヒットしないから彼を抜擢した感じ。ジェイソン・ステイサムじゃなくても成り立つ作品です。
巨大ザメの迫力はとにかくすごいです。大画面で大音量で見るべき作品でした。(女性 30代)


個人的には所謂「サメ映画」としての造形が深くないので、そのジャンルの他と比べてどうこうは言えないのだが、単純に映画として途中から退屈してしまった。メガロドン対ジェイソン・ステイサムという単純な構造ならまだ楽しめたのだが、色々余計なものを付加していったために非常に薄味のものが出来上がったという感想だ。

ハリウッド映画っぽくしているが、中国映画。アメリカサイズのハンバーガーを注文したら、中華料理をお出しされたという感じ。(男性 30代)


深海の調査を行っているメンバーが深海に眠っていた巨大ザメと格闘するという物語。サメだけではなく、巨大なタコに襲われるシーンもあり、深海生物の恐ろしさを思い知らされる。
個人的にジェイソン・ステイサムもサメ映画も好きなのだが、この作品はあまりパッとしない印象。調査メンバーが襲われるシーンもどこか呆気ないように思う。他のサメ映画に比べ、無理のあるシーンも多いように感じた。海水浴場に姿を現したサメがなかなか人を襲わず集団の下を優雅に泳いでいたり、ラスト小さな船の翼でサメに傷を負わせたりと、違和感が多かった。ジェイソン・ステイサムが好きな方にはオススメだが、サメ映画としてはオススメしない。(女性 20代)

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