映画『マーキュリー・ライジング』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「マーキュリー・ライジング」のネタバレあらすじ結末と感想

マーキュリー・ライジングの概要:銀行で立て籠もり事件が発生し、FBIのアート・ジェフリーズは囮捜査官として犯人一味の中に潜り込んだ。ジェフリーズは犯人を説得し事件を解決しようとしたが、上司が強行突入を指示してしまう。犯人の1人である若い青年が、銃撃戦に巻き込まれ命を落とした。

マーキュリー・ライジングの作品情報

マーキュリー・ライジング

製作年:1998年
上映時間:112分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ハロルド・ベッカー
キャスト:ブルース・ウィリス、アレック・ボールドウィン、ミコ・ヒューズ、シャイ・マクブライド etc

マーキュリー・ライジングの登場人物(キャスト)

アート・ジェフリーズ(ブルース・ウィリス)
FBIの捜査官。14年間囮捜査官として働いていた。有能な人物。特に子供に対して優しい。
ニコラス・クドロー(アレック・ボールドウィン)
国家安全保障局(NSA)に所属している。中佐。「マーキュリー」と呼ばれる暗号システムの開発に携わる。
サイモン・リンチ(ミコ・ヒューズ)
9歳。自閉症。「マーキュリー」と呼ばれる暗号システムを解読する。
トーマス・ジョーダン(シャイ・マクブライド)
通称トミー。ジェフリーズの同僚のFBI捜査官。ジェフリーズの友人でもある。妻と息子がいる。

マーキュリー・ライジングのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『マーキュリー・ライジング』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

マーキュリー・ライジングのあらすじ【起】

銀行の立て籠もり事件が発生した。FBIのアート・ジェフリーズは囮捜査官として犯人一味の中に潜り込み、人質が殺されないように気をつけながら事件解決に向けて尽力を尽くした。立て籠もり犯のリーダーがジェフリーズの言葉に耳を傾けていたとき、FBIが強行突入してきた。その時、犯人の1人である若い青年が、銃撃戦に巻き込まれ亡くなってしまう。ジェフリーズは突入を指示した上司のハートリーに怒りをぶつけ、殴り飛ばした。

ジェフリーズは上司に刃向ったことで、囮捜査官としての職務から別の部署に異動することになった。14年間囮捜査官の仕事に就いていたため、ジェフリーズは納得ができなかったが決定は覆らなかった。ジェフリーズは無線指示や尾行などの仕事を行うことになった。

自閉症のサイモンは、「シカゴ神経精神科・学習センター」の職員から貰ったパズル雑誌の問題を解いた。そして、答えとなる番号に電話を掛けた。繋がった場所は「パズルセンター」のはずだが、どこか様子がおかしかった。電話の相手(レオ・ペドランスキー)は慌てた様子で逆探知を行い、サイモンの居場所を特定していた。

バンコクのアメリカ大使館にいるニコラス・クドロー中佐は、「マーキュリーが落ちた」との電報を受け急いで帰国した。「マーキュリー」とは暗号システムのことで、アメリカの大半の情報センターで既に起動準備が完了していた。「マーキュリー」を活用することで、敵が情報網へ侵入してくるのを防ぐことができた。レオとレオの同僚のディーン・クランデルが開発に携わっていた。スーパーコンピューターを使ってテストを行うが、「マーキュリー」の暗号システムは完璧で侵入不可能だった。だが、唯一の懸念があった。それは、優れた頭脳を持つ人間による侵入だった。そこで、レオとディーンはパズル雑誌に、クドローに無断で「マーキュリー」の暗号システムを掲載した。サイモンによってパズルが解読されたということは、国家保安が完全ではないということだった。

マーキュリー・ライジングのあらすじ【承】

ジェフリーズは子供が行方不明の事件を捜査することになった。その子供の両親は無理心中で死亡していた。ジェフリーズは現場を確認し、クローゼットの中に隠れていたサイモンを発見する。サイモンを抱えて救出しようとするが、暴れて嫌がられてしまう。ジェフリーズはこの事件が無理心中と断定するまで、サイモンに警備をつけるよう所轄の刑事に指示を出した。

ジェフリーズはサイモンのことが気に掛かり、夜中に病院を訪れた。すると、警備しているはずの警官がおらず、サイモンは違う病室に移動していた。指示したのは亡くなったはずの両親だった。ジェフリーズはサイモンに危機が迫っているのを察知し、急いで病室に向かった。すると、ベッドにサイモンはいなかった。ジェフリーズは医師に話を聞き、サイモンが放射線科に向かったと教えられる。だが、その医師こそサイモンの両親を殺した犯人(ピーター・バーレル)だった。ジェフリーズはサイモンを見つけると逃げ出した。

ジェフリーズはサイモンと電車に乗って逃げるが、殺し屋が追ってきた。ジェフリーズは殺し屋と戦い電車から突き落とした。なぜサイモンが追われているのか疑問を抱きながらも、必死に彼を守った。ジェフリーズは同僚のトミーに助けを求め、彼の家を訪れた。だが、ジェフリーズの逮捕状が出ており、トミーはジェフリーズの話を信じ切ることはできず、サイモンを明け渡すよう求めた。ジェフリーズはサイモンを守るためにも、警察に身柄を渡すことはできなかった。トミーを説得して車を借り、サイモンと家を出て行った。

マーキュリー・ライジングのあらすじ【転】

ジェフリーズは銀行の事件で青年が亡くなったことについて、未だに苦悩していた。安定剤を飲んでおり、サイモンがいなくなったのも気づかずに眠ってしまう。目を覚ましたジェフリーズは後悔し、安定剤を捨ててサイモンを探した。無事にサイモンを発見し、ジェフリーズは優しく声を掛けてドライブに誘い、彼を車に乗せた。

サイモンが家に帰りたがったので、ジェフリーズはサイモンを家に連れて帰った。すると、サイモンがパズル雑誌を見た後、電話を掛けた。ジェフリーズが電話を替わると、相手(ディーン)はメールを使って連絡すると伝えた。

ディーンは「マーキュリー」の暗号システムを使い、ジェフリーズに連絡した。ジェフリーズはサイモンに解読を手伝ってもらい、ディーンが伝えてきた待ち合わせ場所を知る。ジェフリーズはカフェにいた女性・ステイシーにサイモンを頼み、ディーンに会いに行った。ディーンは国家安全保障局(NSA)に所属していること、サイモンが狙われている理由をジェフリーズに話した。上の者がサイモンを狙っていることを話すが、話している途中でピーターに殺されてしまう。ジェフリーズはピーターを追うが、人ごみに紛れて逃げられてしまう。

マーキュリー・ライジングの結末・ラスト(ネタバレ)

ジェフリーズはトミーに頼み、ピーターについて調べてもらった。それにより、特殊部隊員であることが判明するが、彼は既に亡くなっていた。トミーはジェフリーズの言うことを信じるようになる。だが、トミーには家族がいたため、直接動かないようジェフリーズは忠告した。

ジェフリーズはステイシーの住所を探り、助けを求めて会いに行った。始めは不信感を抱いていたステイシーだったが、サイモンのために仕方なく2人を家に招き入れた。一方、エミリーは恋人のレオの自宅を訪ね、彼の死体を発見する。

エミリーはジェフリーズに会い、レオがタイプライターで打った手紙を見せた。1通目はジェフリーズに宛てたもので、2通目は上院の過失審理委宛だった。手紙は消えていて、ゴミ箱に捨てられたカーボン紙だけが残っていた。そこには、「部の部長で直接の上司であるクドローが、サイモンの両親の殺害とディーンの殺害に関わっている」ということが書かれていた。

ジェフリーズはトミーにサイモンの証人保護プログラムを頼み、クドローに会いに行った。サイモンを守るために「マーキュリー」の暗号システムが解読されたことを公表するよう求めるが、クドローは受け入れなかった。ジェフリーズは猶予を与え、クドローの前から立ち去った。

クドローはハートリーを利用し、サイモンに関する捜査権をFBIからNSAに移行した。トミーはクドローが立ち去った後、レオが残した告発文をハートリーに見せ、クドローが黒幕であることを明かした。クドローは証人保護の担当官として、サイモンに会った。ステイシーはジェフリーズがいないことを奇妙に思うが、クドローにサイモンを預けてしまう。そんな彼らの様子を、トミー率いるFBIが監視していた。トミー達は突入し、クドローを捕まえようとした。クドローはサイモンを抱えヘリコプターに乗って逃げようとするが、そこにはジェフリーズが乗っていた。ジェフリーズはサイモンから渡された銃をクドローに突きつけた。だが、一瞬の隙を突いてクドローがサイモンを捕まえてしまう。ジェフリーズは咄嗟に銃を撃った。撃たれたクドローは屋上から落下した。

ジェフリーズは施設にいるサイモンの様子を見に行った。自分のことなど忘れているだろうと思い、パズル雑誌を預けて立ち去ろうとした。しかし、施設の職員に直接渡すことを勧められる。サイモンはジェフリーズのことを覚えており、抱きついてきた。ジェフリーズは涙を浮かべながらサイモンを抱き締めた。

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