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映画『緑の光線』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『緑の光線』の概要:夏のパリ。友人にドタキャンされた一人の女が過ごす一人のバカンス。そこで聞いたジュール・ヴェルヌの小説「緑の光線」についての話。そして、出会った男と見つめる水平線に奇跡が起きる。

映画『緑の光線』の作品情報

緑の光線

製作年:1985年
上映時間:98分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:エリック・ロメール
キャスト:マリー・リヴィエール、リサ・エレディア、ヴァンサン・ゴーティエ、ベアトリス・ロマン etc

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映画『緑の光線』の登場人物(キャスト)

デルフィーヌ(マリー・リヴィエール)
パリで働く女。バカンス前に友人にドタキャンされ一人で過ごすことになってしまう。男に対する理想が高く、なかなか積極的になれない。すぐに気分が変わってしまう気性の荒さを持っている。

映画『緑の光線』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『緑の光線』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『緑の光線』のあらすじ【起】

7月2日のパリ、デルフィーヌの仕事場に友人から電話がかかってくる。デルフィーヌは友人とバカンスに旅行に行く予定を立てていたのだが、ドタキャンされてしまう。

翌日、デルフィーヌは別の友人と会う。しかし、デルフィーヌは昨日のこともあり、ずっと気を落としている。どうしたのかと友人はデルフィーヌに聞き、ドタキャンされたことを告げる。他の人が見つかるから大丈夫と言う友人に対し、デルフィーヌは苛立ちながら一人で旅行に行くと言うのだった。

他の友人達と食事を摂るデルフィーヌ。そこにいた60歳過ぎの男は、バカンスでスイスとの国境にあるジュラ山に行くと言う。パリの暮らしに慣れていると言う男は山が嫌いだと言う。デルフィーヌは、海や緑がないからパリは嫌だと言うのだった。

家族のもとを訪れたデルフィーヌ。彼らは涼しいところにキャンプへ行く予定だと言うのだった。家族からアイルランドに一緒に行かないかとデルフィーヌは提案されるのだった。

映画『緑の光線』のあらすじ【承】

友人からデルフィーヌの自宅に電話がかかってくる。デルフィーヌはアイルランドへ行こうかと思っていると言う。

友人の家へと向かう途中、悩める人は連絡をと書かれた張り紙に目を奪われるデルフィーヌ。デルフィーヌは数人の友人とアフタヌーンティーを楽しむが、一人で行く旅行に反対する友人の一人と言い争いになってしまう。そして、耐えられずに泣き出してしまうのだった。

友人の一人に誘われてシェルブールへとやってきたデルフィーヌ。デルフィーヌは友人達との食事のとき、動物を感じるから肉が食べられないのだと語る。

デルフィーヌは家族と共にゆっくりと一日を過ごす。海へと向かったデルフィーヌだが、泳ごうとはせず、心はどこか上の空な様子を見せる。海からの帰り道、緑の生い茂る方へと足を運んで行く。そこに人気は無く、風による葉の擦過音だけが響いていた。

デルフィーヌは突然帰ると言い出す。そして、友人の一人と共にパリへと戻るのだった。

映画『緑の光線』のあらすじ【転】

パリへと戻ったデルフィーヌは公園で本を読んでいた。すると、一人の怪しい男が後をつけてくる。デルフィーヌはどうにか逃げ出して自宅へと戻る。

今度は山へとやってきたデルフィーヌ。一人で山を登り、遠くを見つめている。下山した後、突然悲しい様子を見せるデルフィーヌはすぐにパリへと戻ってしまうのだった。

デルフィーヌがパリを散歩していると、旧友に再会する。彼女は結婚し、子供がいるのだった。その旧友に、一人でバカンスを過ごしていると伝えると、彼女の義理の兄の家を貸すからそこへ行ったらどうだと提案されるのだった。

結局その家を借り、再び一人で海へと向かったデルフィーヌ。海岸沿いを散歩していると、何人かの老人が集まってジュール・ヴェルヌの小説「緑の光線」について話をしている。その話に耳を傾けるデルフィーヌ。老人達は「緑の光線」を賞賛している。空気が澄んだ美しい日に、水平線へと太陽が沈む瞬間に一周だけ緑の光線は現れる。それは美しく、ヴェルヌ曰く幸運の印なのだ。

映画『緑の光線』の結末・ラスト(ネタバレ)

翌日、再び一人で海へと向かうデルフィーヌ。浜辺で本を読んでいると、隣にいたスウェーデン人に話しかけられる。お互いに一人でバカンスを過ごしていたために意気投合し、一緒に行動するようになる。

スウェーデン人は男を探していると言う。デルフィーヌは、長く付き合っていた人がいたが今は一人で寂しいのだと言う。積極的なスウェーデン人に対してデルフィーヌはどこか消極的だった。

結局パリへと戻ることにしたデルフィーヌ。駅の待合室で一人本を読んでいると、そこへ一人の男がやって来る。家具職人の見習いだと言う男はデルフィーヌに話しかけ、二人はお互いのバカンスについて話すのだった。デルフィーヌは彼に、一緒に連れて行って欲しいと言うのだった。

港沿いのレストランで食事を摂る二人。デルフィーヌは過去の恋愛や、男を信用できないと言う今の状況を彼に語る。二人はレストランを出た後、海へと向かう。そこには「緑の光線」と言う名前の店があった。二人は水平線を見つめる。するとそこに、緑の光線が現れるのだった。

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