この記事では、映画『ミラベルと魔法だらけの家』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ミラベルと魔法だらけの家』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0065428
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 102分 |
ジャンル | アニメーション ファンタジー |
監督 | ジャレド・ブッシュ バイロン・ハワード |
キャスト | ステファニー・ベアトリス マリア・セシリア・ボテロ ジョン・レグイザモ マウロ・カスティージョ ジェシカ・ダロウ |
製作国 | アメリカ |
映画『ミラベルと魔法だらけの家』の登場人物(キャスト)
- ミラベル・マドリガル(5歳:ノエミ・ジョセフィーナ・フローレス / 15歳:ステファニー・ベアトリス)
- マドリガル家フリエッタの娘で三女。陽気で頑張り屋。マドリガル家をとても愛していて、幼いアントニオからも信頼されている。
- アブエラ・アルマ・マドリガル(台詞:マリア・セシリア・ボテロ / 歌:オルガ・メレディス)
- ミラベルの祖母。マドリガル家のロウソクとカシータを授かった人物。温厚そうに見えるが、責任感が強くやや厳しい。
- フリエッタ・マドリガル(アンジー・セペダ)
- ミラベルの母親。アルマが産んだ三つ子の内の1人で、心の優しい人物。食事で、人々の病気やけがを治すことができる。
- イサベラ・マドリガル(ダイアン・ゲレロ)
- ミラベルの姉で長女。美しい容姿の持ち主で、そこら中に花を咲かせることができる。
- ルイーサ・マドリガル(ジェシカ・ダロウ)
- ミラベルの姉で次女。大きくてたくましい肉体を持つ。ロバを何匹も一気に運んだり、ピアノを持ち上げたりできる力持ち。
- ブルーノ・マドリガル(ジョン・レグイザモ)
- アルマが産んだ三つ子の内の1人で、ミラベルのおじにあたる。ちょっと変わり者で未来を見ることができる。
- アントニオ・マドリガル(ラヴィ・キャボット=コニャーズ)
- ミラベルのいとこ。優しくて甘えん坊の男の子。ミラベルを慕っている。
映画『ミラベルと魔法だらけの家』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ミラベルと魔法だらけの家』のあらすじ【起】
5歳になったミラベルは、祖母アルマからこの家の魔法について聞く。若かりし頃アルマは青年ペドロと結婚したが、故郷を追われていた。ある川に行き着いたとき、ペドロは3つ子の赤ん坊とアルマを守るため犠牲になり、亡くなる。絶望のさなかアルマは、ペドロの持っていたロウソクを見つけた。そのロウソクの炎はその後消えることがなく、アルマは安全な土地と魔法の家を授かった。
カシータと呼ばれるその家は、床や壁、天井が自在に動く。5歳になった三つ子にはそれぞれの部屋が用意され、ギフトとよばれる魔法を授かった。そして魔法はその子供たち、すなわちミラベルのいとこにも与えられた。アルマは、ミラベルにもこのロウソクからギフトが与えられるのだと話す。
15歳になったミラベルは、町の子供たちからギフトについて聞かれるが、答えられない。そんな折、最年少のいとこアントニオが5歳になり、動物と会話できる能力を得た。大勢の人に見守られる中、アントニオに用意されたドアは光り輝く。部屋はジャングルのように広く美しかった。
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映画『ミラベルと魔法だらけの家』のあらすじ【承】
盛大なパーティの中、ミラベルは自分の5歳の誕生日を思い出す。ミラベルのときは、ドアが灰色にくすんでしまいギフトが与えられなかったのだ。
アルマはアントニオに「あなたと同じぐらい特別なギフト」と言い、褒めた。しかしこの瞬間から、ミラベルは感情をコントロールできなくなる。アントニオを祝福していたミラベルだが、アルマの言動はあまりにも無神経だった。
町中の人々がパーティを楽しんでいる。しかしミラベルは、家がひび割れロウソクの炎が弱まっていると気づいた。そこで皆にそれを警告するが、信じてもらえない。母フリエッタは、ミラベルをなだめる。
その晩寝付けなかったミラベルは、やはりロウソクの炎が気がかりで、その確認に行った。そこではアルマが「カシータが崩れかけている」と嘆いていた。彼女はこれを誰にも気づかれないように、隠していたのだ。陰からアルマを見ていたミラベルは、カシータを自分が守ろうと思う。
翌日、力持ちの姉ルイーサは、魔法の力が弱ったとミラベルに打ち明けた。頑張り過ぎた彼女は、精神的にも疲れている。
映画『ミラベルと魔法だらけの家』のあらすじ【転】
ミラベルは、この家の崩壊を予言していたブルーノの部屋へ向かう。未来を予知できるブルーノだが、不吉な予言が多いので評判が悪く、今は家族と別に暮らしているのだ。ミラベルは、そこで緑色の光り輝く破片を拾った。これを組み合わせれば、ブルーノが予知したビジョンになるのだが、映し出されたのは崩壊寸前のカシータと自分の姿だった。ミラベルは愕然とする。
その晩の食卓では、イサベラの縁談話が進められていた。しかしブルーノのビジョンが皆に知れ渡ってしまい、縁談どころではなくなる。騒動の中、ブルーノを見つけたミラベルは、彼にもう1度未来を見てもらえないかと頼んだ。ビジョンには黄色い蝶、そしてミラベルとイサベラがハグする場面が現れる。先ほどのビジョンは途中であって、まだ続きがあったのだ。
日頃からイサベラと犬猿の仲であったミラベルだが、家族を思い彼女の部屋へ入った。そこで常に完璧なポーズを取ってきたイサベラの苦しみを知り、ミラベルは彼女と和解する。ミラベルの影響を受けたイサベラは、自由奔放になり毒々しい植物も繁殖させた。
映画『ミラベルと魔法だらけの家』の結末・ラスト(ネタバレ)
これを見たアルマは「ギフトがないからって皆に迷惑をかけないで」と、魔法の崩壊をミラベルのせいにする。ミラベルは遂に堪忍袋の緒が切れ「おばあちゃんがこの家を壊している」と叫んだ。するとカシータにヒビが入り、家全体が崩れだしたので皆は避難する。ミラベルは危険を冒してロウソクを手にしたが、残念ながら炎は消えてしまった。
ミラベルは自分を責め、川のほとりで泣いた。しかしそれを見ていたアルマは、カシータが壊れたのは自分のせいだと反省する。アルマは故郷を失ってから、ずっと1人で頑張って来たのだ。その後黄色い蝶が羽ばたき、アルマとミラベルは抱き合う。
アルマはブルーノとも和解した。皆の元に戻ったアルマは、価値があるのはギフトではなくその人自身だと気づく。これまで魔法に助けられた町の住民が大勢やってきて、マドリガル家を修復した。
ミラベルは魔法なんかなくても、勇敢だった。完成後、皆は彼女に新しい家の玄関のドアノブをプレゼントする。ミラベルがドアノブをはめ込むと、カシータが動き出し魔法の力が蘇った。
映画『ミラベルと魔法だらけの家』の感想・評価・レビュー
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映画『ミラベルと魔法だらけの家』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ミラベルと魔法だらけの家』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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