世界中が熱狂するミッション:インポッシブル、通称MIPシリーズの新作がとうとう誕生。コロナ禍による延期が相次ぎ、念願の公開を迎えることとなった。本作では、イーサン・ハントの集大成が描かれる。
- 映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の作品情報
- 映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の作品概要
- 映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の予告動画
- 映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の登場人物(キャスト)
- 映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』のあらすじ(ネタバレなし)
- 映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の感想・評価
- 映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の公開前に見ておきたい映画
- 映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の評判・口コミ・レビュー
- 映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』のまとめ
映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の作品情報
- タイトル
- ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE
- 原題
- Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One
- 製作年
- 2023年
- 日本公開日
- 2023年7月21日(金)
- 上映時間
- 不明
- ジャンル
- アクション
- 監督
- クリストファー・マッカリー
- 脚本
- クリストファー・マッカリー
エリック・ジェンドレセン - 製作
- トム・クルーズ
クリストファー・マッカリー - 製作総指揮
- デビッド・エリソン
ダナ・ゴールドバーグ
ドン・グレンジャー
トミー・ゴームリー - キャスト
- トム・クルーズ
ヘイリー・アトウェル
ビング・レイムス
サイモン・ペッグ
レベッカ・ファーガソン
バネッサ・カービー
イーサイ・モラレス
ポム・クレメンティエフ - 製作国
- アメリカ
- 配給
- 東和ピクチャーズ
映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の作品概要
TVドラマ『スパイ大作戦』から着想を得て、1996年に幕を開けた本シリーズも、とうとう7作目を迎えることとなった。7、8作目は2部構成となっており、同時に撮影を敢行。度重なるコロナウイルスの流行によって公開延期を複数回に渡って余儀なくされていたが、とうとう待望のお披露目となった。しかし、現時点で制作が決定しているのは第8作まで。この2部作がイーサン・ハントの集大成を描いているということもあり、いよいよシリーズ自体も最後を迎える可能性もあるのだ。勿論大人気シリーズ且つトム・クルーズも現役であることから続編が制作される可能性も高いが、これまでの集大成という事実を噛み締めた上で映画館に臨もう。
映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の予告動画
映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の登場人物(キャスト)
- イーサン・ハント(トム・クルーズ)
- あらゆる不可能を可能にしてきた伝説のエージェント。本作では自身の過去と向き合うこととなる。
- ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)
- イーサン・ハントの仲間。ムードメイカー的存在で機械に強い。
- イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)
- 元々はイーサンの敵として登場した女工作員。今ではイーサンを支える心強い味方。
- ユージーン・キトリッジ(ヘンリー・ツェニー)
- かつてイーサンにスパイの嫌疑をかけたエージェント。久方ぶりにイーサンの前に姿を現す。
映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』のあらすじ(ネタバレなし)
これまで、様々な不可能と思えるミッションをクリアして世界を救い続けてきたイーサン・ハントと仲間達。最早生ける伝説とも呼べる存在となったイーサン。そんな彼の前に、1人の男が現れた。彼の名前はユージーン・キトリッジ。かつてイーサンとミッションを共にしたこともある彼は、イーサンに告げる。『君の”大義”のための戦いは 終わりだ』。イーサン達がこれまで成し遂げてきた様々な偉業は、本当に『善』であったのか。そんな大きな疑問を問いかけられ、イーサンはこれまでの自分達の戦いを振り返る。そして、それは新たな戦いの幕開けでもあったのだった。イーサン・ハントという男の集大成をここに迎える。
映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の感想・評価
初の2部作
本作で7作目を迎えるMIPシリーズ。これまで本シリーズではあらゆる挑戦が続けられてきた。コロナ禍の撮影という厳しい環境もそうだが、2部作制という点に着目したい。これは、長いMIPの歴史においても初となる試み。近年、2部作制や3部作制といった作品が増加している。それらの体制の魅力は、やはり物語を無理やり1話完結にする必要がない分、よりストーリーに厚みを出せるといった点だろう。しかし、万が一前作が失敗に終わった場合、構想している、或いは既に撮影を始めている後半が幻のままで終わってしまうというデメリットも存在する。そのため、近年同様のシステムをとっている『ワイルド・スピード』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどのように、予めある程度の知名度がないとやや不安が残る点もある。そういった面では本作はかの有名な『MIP』シリーズ。知名度といった問題では何の問題もない。よりスケールアップしたシリーズを、純粋に楽しめることだろう。
リアルなアクション
MIPシリーズといえば、何と言ってもド派手なアクション集だろう。トム・クルーズが舞い上がる飛行機にしがみつくシーンはあまりにも有名。その他にも、ビルの壁を伝って走ったりビルとビルの間を走って飛び越えたりと、新作の度に名シーンが生まれ続けている。トム・クルーズの拘りは、スタントを用いず自らアクションシーンを演じること。本作でもその拘りは徹底しており、『俳優人生史上最も危険』なアクションに果敢に挑戦している。還暦を迎えたトム・クルーズだが、その向上心や飽くなき探究心、鍛え抜かれた肉体は衰えを見せない。一体本作ではどのような信じ難いアクションを堪能させてくれるのだろうか。
懐かしいシーン達
この『デッドレコニング』2部作は、前述したようにイーサン・ハントの集大成を描いた物語に仕上がっている。それに伴い『イーサン・ハントの始まり』を知るユージーンも登場する。しかし、それだけではない。他にもイーサンが自身の過去を振り返るに伴い、懐かしい名シーンやこれまでに登場してきた面々が記憶として、そして、実際に甦るのだ。まさにこれまでの集大成としては申し分ない豪華さ。第1作目から本シリーズを応援しているファンにとってはたまらないご褒美だろう。一体どのシーンが登場するのか、今から期待に胸が高まるばかり。懐かしさに浸りながら、前に進み続けてきたMIPシリーズのこれまでを振り返ろう。
映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の公開前に見ておきたい映画
ワイルド・スピード ファイヤーブースト
MIPもワイルド・スピードも、いずれもハリウッドを代表するビッグタイトル。その両者が今集大成に向けて走り出している。そして、作品を盛り上げるため両者が取った手法がこの2部作制。本作に限っては、あまりの大ヒットに本来2部作制だったところを3部作に急遽変更となった経緯を持つ。最大の怨敵を撃ち倒し、平穏を手に入れたはずのドム達。しかし、彼を執拗に付け狙う存在がいた。その男の名前はダンテ。なんと彼は、ドム達がかつて引導を渡した麻薬王レイエスの息子だったのだ。10年に渡って執拗にドムを付け狙っていたダンテ。史上最悪の魔の手がドム達に迫る。
ミッション:インポッシブル
伝説はここから始まった。まさに、そんな言葉が相応しい今作は、記念すべきMIPシリーズの第1作目。本作が公開となったのは、今を遡ること27年前。27年前にも渡ってハリウッドという厳しい第一線の先頭を走り続けてきたのである。そして、本作では何とこの第1作目から懐かしのキャラクターが登場する。その名はユージーン・キトリッジ。第1作目で、イーサンにスパイの容疑をかける同職者という役どころを演じた彼は、本作で一体どのような立ち回りを見せてくれるのだろうか。25年ぶりにカムバックを果たす演者、ヘンリー・ツェニーも、本作に対して意欲的な姿勢を見せている。
トップガン マーヴェリック
スーパースター、トム・クルーズ。そんな彼にはMIPシリーズを含め数多くの代表作が存在する。そして、近年世間に大旋風を巻き起こした作品がこの『トップガン』シリーズ。1986年に公開された作品が、なんと36年ぶりに続編を発表したのだ。あまりの衝撃的なニュースに、当時のファンは大騒ぎ。作品自体も高すぎるハードルを見事に乗り越え、国内外問わずの大ヒットを記録した。その勢いと言えば、トム・クルーズ史上の最大興行収入をマークするほど。トム・クルーズの人気が健在であることを世に広く知らしめた。今や伝説となった凄腕のパイロット、マーヴェリック。現役に拘り続けてきた彼は、今やテストパイロットとして後輩達と関わっていた。
映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』の評判・口コミ・レビュー
「ミッション:インポッシブル デッドレコニングPart1」
トムの限界突破シリーズ大更新!!
鍵の奪い合いだけでここまで面白くなるとは。一瞬たりとも退屈させないエンタメの最高峰が詰まってる。
観客のため、女のため、友達のため、命を顧みず挑戦していく…イーサンの生き様こそトムの生き様ですよ!! pic.twitter.com/5Ld3S4Uvcb— コーダイ (@Gorilla_Island2) July 23, 2023
「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」
難しいこと言ってる風でもストーリーは王道で、膀胱の存在さえ忘れる様な展開の連続で、還暦過ぎのトム・クルーズの人間がギリギリ出来るか出来ないかくらいのアクションが凄かったです。あのエクストリーム乗車は通勤時にいつか真似してみたいです pic.twitter.com/vkzmJCMii5— クララムボン (@gebokuminarai) July 23, 2023
『#ミッションインポッシブル📷 デッドレコニングPART ONE』(2023/米)
劇場にて。面白過ぎて死ぬかと思った。2時間47分という大作だからとはいえ、これほど満足度の高い「前編」を観たのは初めて。当然、物語が完結していないにも関わらず、消化不良の要素はなく、最後に期待感だけが残る大傑作。 pic.twitter.com/DJ9094b4zB— 銀色のファクシミリ (@Iin5cjYdKrAm26D) July 22, 2023
『M:I #デッドレコニング PART ONE』
アドレナリン全開!超興奮!過去作を遥かに上回る迫力満点のアクションでずっと前のめりになってた…これは大スクリーンのIMAXで観られて正解だ。ただ長尺の前半部分を短くしてたらシリーズ最高傑作になってたかも…?#悠汰の映画日記#ミッションインポッシブル pic.twitter.com/EbFaJJOmHm
— 🎞悠汰™ @映画&USJ垢🐶 (@Yuta_USJ) July 23, 2023
#ミッションインポッシブル デッドレコニング
毎度不可能なミッションと敵に「これ以上あるの?」って思わせながら上回ってくる!ギリギリに挑むトムのアクションがやはり最大の面白さ!所々はかなり強引だけど吹き飛ばされた。
列車のシーンは終始目が離せず👀もうPart2が楽しみすぎるよ。最高👍 pic.twitter.com/ZS1t7VUJTY
— ねぎたこやき@映画好き (@tako_movie) July 23, 2023
映画『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』のまとめ
MIPシリーズで主演を務め続け、その他にも殆どが主役としてあらゆる作品への出演を続けるトム・クルーズ。その知名度、人気はハリウッドの顔と断言しても差し支えないだろう。それ程までの存在であるトム・クルーズも、昨年還暦を迎えた。1作目と比較すると、確かに顔に刻まれた皺などが経過した年月を感じさせる。しかし、その魅力は衰えるどころか増すばかり。元々持っていた爽やかさ、愛嬌に加え大人の色気と渋みも手に入れたのだから最早無敵。本作はシリーズの集大成となると共に、トム・クルーズ自身の集大成にもなる。還暦を迎えても挑戦を続けるトム・クルーズに惚れ直すこと間違いなし。
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