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映画『ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション』の概要:ある日、平穏だったムーミン谷に不可解な現象が起こり始める。なんと、彗星がすぐそこまで接近しているというのだ。本当のことを確かめるべく、ムーミンは友人と共に大冒険へ出発する。

映画『ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション』の作品情報

ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション

製作年:2010年
上映時間:75分
ジャンル:アニメ、アドベンチャー、SF
監督:マリア・リンドバーグ
キャスト:アレキサンダー・スカルスガルド、ステラン・スカルスガルド、キャスリーン・フィー、マッツ・ミケルセン etc

映画『ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション』の登場人物(キャスト)

ムーミン(アレクサンダー・スカルズガルド)
好奇心旺盛な少年。密かにスノークのおじょうさんに恋している。
スノークのおじょうさん(ヘレナ・マットソン)
少し夢見がちな、可愛らしい女の子。
ムーミンパパ(ステラン・スカルズカルド)
過去に様々な冒険をしてきたムーミンの父親。
ムーミンママ(キャスリーン・フィー)
心優しいムーミンの母親。非常に聡明。
スナフキン(ピーター・ストーメア)
テントで暮らし、様々な場所を旅している不思議な青年。
ジャコウネズミ(テレンス・スキャンメル)
物知りな哲学者。彗星の接近を予言する。
スニフ(マッツ・ミケルセン)
ムーミンの友人。臆病な性格。
天文学者(テレンス・スキャンメル)
天文台で彗星を観察している学者。

映画『ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション』のあらすじ【起】

ムーミントロールは、パパやママ、大事な家族に囲まれながら平穏な生活を送っていた。彼らが暮らすムーミン谷には、いつもと同じく平和な明日が訪れるはずだった。しかし、ある朝ムーミンが目を覚ましてみると、彼は信じられない光景を目にするのだった。何と、家も花も湖も、ムーミン谷の全てが灰色に変わってしまったのだった。

何故ムーミン谷は色を失ってしまったのか。その天変地異の理由を教えてくれたのは、ジャコウネズミさんという物知りの学者だった。ジャコウネズミさんは、何と彗星がこの星に近づいているというのだ。彗星の接近により世界は滅亡の危機、そのためこのような超常現象が起こっているという。

「空から恐ろしい彗星が地球にやってくる前触れなのだ」、ジャコウネズミさんのその言葉を聞いたムーミンと、ムーミンの友人スニフは恐怖におののく。そんな二人に、ムーミンパパとムーミンママは、彗星について調査してくるよう伝えるのだった。

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映画『ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション』のあらすじ【承】

ムーミンママとムーミンパパは、ムーミン谷から遠く離れたおさびし山にある天文台に行けば、今起こっていることがわかるのではないかと考えた。そして、ムーミン達が川を渡っておさびし山まで行けるよう、ムーミンパパが筏の船を作ってくれるのだった。

そしてムーミンとスニフは、勇気を振り絞りその筏の船で長い旅に出発する。すると旅の途中で、二人は河原の近くでキャンプをしている青年を見かけた。その青年の名前はスナフキン、彼は物などに執着せず、自分の身体と少ない荷物で自由気ままに旅を続けている不思議な人物だった。

スナフキンは、ムーミンとスニフに行き先を尋ねる。ムーミン達が自分達はこれから世界終末の真偽を確かめに行くのだとスナフキンに伝えると、スナフキンは自分もその旅に同行すると提案するのだった。自分達よりもよっぽど大人びているスナフキンが仲間になったことでムーミン達は安心する。そして、3人になった仲間達はその後も旅を続けるのだった。

映画『ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション』のあらすじ【転】

しかし、その旅は決して楽なものではなかった。ムーミン達は途中嵐に襲われ、濁流の中乗ってきた筏が壊れてしまうという困難にも遭遇する。途中、彼らは様々な場所に立ち寄った。

その中には、ガーネットの谷という神秘的な場所もあった。何とその谷には、ガーネットがゴロゴロと落ちているのだ。宝石が大好きなスニフは落ちているガーネットを拾い集めるのだが、何とその谷には巨大な化け物が住み着いていた。スニフ達は何とかその化け物をやり過ごし、とうとう天文台へと辿り着くのだった。

その天文台では、学者が一人夢中で望遠鏡を覗いていた。そしてムーミン達が学者に彗星のことを尋ねると、何と彗星はあと4日と4時間44分44秒でこの星に直撃するというのだ。ムーミンはこのことを世間に公表すべきだと訴えるが、学者は彗星の観察に夢中で全くその気はないのだった。話し終えると再び観察に戻ってしまった学者を諦めて、ムーミン達は急いでムーミン谷へ戻ることにする。家に帰れば、パパとママが何とかしてくれると考えたのだ。

映画『ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション』の結末・ラスト(ネタバレ)

しかし、来た道同様、帰りも厳しい試練がムーミン達を襲う。見たこともないような動物達や景色に驚くムーミン達であったが、途中、何と一人の少女が獣に襲われている場面に出くわしてしまう。襲われている少女は、ムーミンの知り合いであるスノークのおじょうさんだった。可愛らしいスノークのおじょうさんを助けるため、ムーミンは勇気を振り絞って獣を追い払うのだった。

スノークのおじょうさんも仲間に加わり、彼らはムーミン谷への帰路を急ぐ。そして長い道のりを経て、とうとうムーミン達は家へと帰ってきた。ムーミンは自分の見たこと聞いたことを全て親に伝えるが、流石のムーミンの両親も彗星相手には成すすべもなかった。

そしてムーミン一家とその仲間は来るであろう最後の瞬間を待っていた。すると何と、彗星が直前になって軌道修正し、衝突を免れたのだ。そして、ムーミン谷には再び平穏が訪れる。ムーミンはスナフキンやスノークのおじょうさんといった新しい仲間と共に、幸せな日々を送るのだった。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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