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映画『なりすましアサシン』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『なりすましアサシン』の概要:小説家、サム・ラーソンは伝説の暗殺者、ゴーストをテーマにした犯罪小説をノンフィクションとして出版したことにより、国家を揺るがす策略に巻き込まれていく、スタイリッシュコメディ映画。

映画『なりすましアサシン』の作品情報

なりすましアサシン

製作年:2016年
上映時間:98分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:ジェフ・ワドロウ
キャスト:ケヴィン・ジェームズ、キム・コーツ、モーリス・コンプト、ズライ・エナオ etc

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映画『なりすましアサシン』の登場人物(キャスト)

サム・ラーソン(ケヴィン・ジェームズ)
犯罪小説を専門にしている小説家で犯罪オタク。自分の小説をノンフィクションとして出版したことをきっかけに、国を動かす騒動に巻き込まれていく。
ローザ・ボリヴァー(ズライ・エナオ)
ベネズエラで活躍する麻薬捜査官。祖国であるベネズエラを救うため、マソビッチ逮捕に尽力していたところサムと出会い、行動を共にするようになる。
エル・トロ(アンディ・ガルシア)
ベネズエラの反政府ゲリラの首謀者。サムをゴーストと見込んで大統領暗殺を依頼するも、計画が成功すると証拠隠滅のために彼を殺そうとする。
フアン(モーリス・コンプト)
エル・トロの部下でサムを監視していた。根っからの愛国者で国を良くするためにゲリラとして活動していた。大統領失脚後は次期大統領として国を導いていく。
アントン・マソビッチ(アンドリュー・ハワード)
ベネズエラの麻薬カルテルを仕切る売人。サムにエル・トロを暗殺するよう依頼するも、味方だった大統領に裏切られ死亡する。
ミゲル・クエト大統領(キム・コーツ)
ベネズエラの大統領でサムにマソビッチを殺すよう依頼した。サムが暗殺依頼の証拠を手に入れると、逃げ道がないと絶望して自殺する。
アモス(ロン・リフキン)
サムの友人で元軍事アナリスト。ゴーストの件を出版したサムに失望し、彼に自分の人生を生きるよう忠告した。

映画『なりすましアサシン』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『なりすましアサシン』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『なりすましアサシン』のあらすじ【起】

小説家、サム・ラーソンは凄腕の殺し屋を主人公にした犯罪小説を書いていた。彼自身、かなりの犯罪オタクで、様々な事件を追っていたものの、納得のいくラストを書くことができなかったのだった。

元アナリストで多くの軍人を取材してきた友人、アモスに小説のことを相談すると、彼から実在した伝説の暗殺者、ゴーストに関する話を耳にする。

アモスはゴーストに関してはここだけの話にして、絶対に小説に使わないよう忠告するが、サムはゴーストの話を元に小説を書き上げる。

6週間後、サムの元に出版社から不採用の通知が送られて来る。せっかく書き上げた小説がボツになってしまい落胆するサム。しかし、電子書籍を取り扱う出版社から小説を掲載させてほしいと連絡が入る。

戸惑うサムだったが、長年の夢だった作家デビューを果たし上機嫌に。

その後、母の連絡で出版社のホームページを確認すると、自分の書いた小説がノン・フィクションとして出版されていることに気付く。

映画『なりすましアサシン』のあらすじ【承】

サムは出版社に抗議するが、小説は大人気で今更変更はできないと却下。

その後、いつものようにアモスを訪ねると、ゴーストの話を小説に盛り込んだことに関して、他人として生きるのはやめて、自分の人生を歩むよう助言される。

そんなある日、サムは出版社の紹介で、ライブストリーミングのインタビュー番組に出演することになる。

インタビュアーのケイティは彼をゴーストとしてインタビューしていたため、小説家としてではなく元暗殺者としてテレビで紹介される羽目に。

そのことに気付いたサムは、生放送にも関わらずトイレに逃げ込み、難を逃れる。

無事に番組から逃げ切ったサムだったが、帰宅すると何者かに誘拐されてしまう。

目を覚ますと、そこにいた人物はベネズエラのゲリラのボス、エル・トロという人物だった。

エル・トロは彼に大統領の暗殺を依頼するが、サムは困惑。すると「もしゴーストではないなら殺す」と脅迫され、サムは暗殺者ゴーストとして依頼を受けてしまう。

映画『なりすましアサシン』のあらすじ【転】

その後、暗殺現場の下見に向かうが、彼を監視しているエル・トロの部下、フアンに正体を怪しまれる。なんとか逃げようとするサムが警察に駆け込むと、警察は麻薬組織に買収されており、命を狙われる。

そこに麻薬取締官のローザが現れ、彼を救出。今度は二人で組織のボス、マソビッチのもとに向かう。マソビッチは彼にエル・トロを殺すよう依頼。

板挟みになったサムは、またもや何者かに拉致される。目を覚ますと、今度は大統領からマソビッチを殺すよう依頼を受ける。

こうして3つの依頼が重なってしまったサムは、エル・トロを援軍に、大統領が暗殺を依頼した事実を公表しようと考える。

大統領就任パーティー当日、サムは隠しマイクを身に付けて出席。すると会場にマソビッチが乗り込んでくる。マソビッチとローザが戦う中、サムは大統領との会話の中で、彼から暗殺依頼の言質を取ることに成功する。

しかし、サムがマイクをつけていたことがバレると、退路がない大統領は自殺し、マソビッチは大統領の手下に殺される。こうして、結果的に二つの依頼を成功させたのだった。

映画『なりすましアサシン』の結末・ラスト(ネタバレ)

依頼を成功させた二人がエル・トロの元に戻ると、ゲリラの情報を知りすぎているため、口減らしとして殺されそうになるが、アメリカ国務省から救出依頼を受けたCIA に救出される。

しかし、サムはローザをベネズエラに残していくことを後ろめたく思い、CIAから逃げ出し、彼女の救出に向かう。

サムとローザは協力してエル・トロを倒すと、今度は生き残った大統領の部下に狙われる。彼らはもともとクーデターを計画し、国家を乗っ取ろうとしていたのだ。

武器もなく、逃げる手段もない二人。もうダメだと諦めかけた次の瞬間、大統領の部下は何者かに狙撃され、二人は一命を取り留める。彼を狙撃した人物は、サムの友人であるアモスだった。彼はアナリストではなく、ゴースト本人だったのだ。

6ヶ月後、真の愛国者であるフアンが大統領に就任し、ベネズエラは回復の一歩を踏み出す。

サムは今回の一件をフィクションとして出版し、ベストセラー作家の仲間入りを果たしたのだった。

映画『なりすましアサシン』の感想・評価・レビュー

作中、主人公が自分の書いたキャラクターになりきって状況を解決しようとする妄想シーンが織り混ぜてあったため、緊迫した場面でもコミカルでテンポがよかった。

また、主人公が手を下すまでもなく、勝手に依頼が達成されていく点が、コメディア映画として面白いと感じた。

前半で主人公が書いた小説が、後半で映像として完成されていく構成となっているため、全体的に単調になることなく、最後まで楽しむことができた。(MIHOシネマ編集部)

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