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映画『ネイビーシールズ チーム6』あらすじネタバレ結末と感想

映画『ネイビーシールズ チーム6』の概要:2012年の映画で、アメリカ同時多発テロの事件をモチーフとしている。首謀者とされた、国際テロ組織アルカイダのビン・ラディンの暗殺作戦、通称ジェロニモ作戦の実話を元に描いていくアクション映画である。

映画『ネイビーシールズ チーム6』 作品情報

ネイビーシールズ チーム6

  • 製作年:2012年
  • 上映時間:101分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:ジョン・ストックウェル
  • キャスト:カム・ジガンデイ、アンソン・マウント、フレディ・ロドリゲス、アルヴィン・“イグジビット”・ジョイナー etc

映画『ネイビーシールズ チーム6』 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

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映画『ネイビーシールズ チーム6』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『ネイビーシールズ チーム6』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『ネイビーシールズ チーム6』 あらすじ【起・承】

尋問を受けるが何も話さない男性。彼は応じ暗殺を計画した犯人を知っていると言う人物で、どうにか脅しの末情報を得る。
彼の情報を元に、CIAは現地に人を送る。
カメラや携帯を使いながら車でビン・ラディンの行方を追跡している。
パキスタンにある一軒のとある建物。そこが怪しいと睨んだ調査員はそこが見張れるような場所の部屋を借り、カメラを設置して情報を探し続ける。

その頃、アメリカの特殊部隊である、ネイビーシールズ、チーム6は捕虜を連行していた。
民間の人間が歩いてきた為、武器を所持していないかチェックしていた所、最後が女性の為タイムロスしていた。
そこでリーダーのスタナーが銃撃を受け、隠れていた武装集団と銃撃戦になってしまう。
銃撃戦の末に、改めて民間人女性を調べようとすると、女性は爆弾を所持していた為、調べようとしたメンバーのDを巻き込み自爆。

CIAのホリンズはビン・ラディンの行方を突き詰めた事を上司へと報告する。
しかし、証拠が無い為、暗殺作戦を実行出来ずにいた。
次の大統領選の再選の為にミスができないのだ。

怪しいと睨んでいた人物をそのまま尾行した調査員だが、その途中パキスタンの警察によって捕まってしまう。
しかしスパイで警察内にいる者によって助けられる。

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映画『ネイビーシールズ チーム6』 結末・ラスト(ネタバレ)

チーム6はCIAの作戦実行部隊へと任命されるものの、証拠不十分の為訓練のみの日を過ごしていた。
家族とも別れを言っておくようにと言われ、メンバーはそれぞれが家族と話す。
しかしスタナーは、自分が原因によって妻が浮気をした事から別れの連絡を出来ずにいた。
しかも浮気相手はチーム6のメンバー。作戦前にケンカになり証左に止められる2人。

一方、確かな証拠を集める方法を思いつき、注射器からのDNA鑑定を思いついた為、調査員は医者にカメラを仕込み、建物へと向かわせる。
内部の映像は見る事が出来たものの、注射は武装警備によって失敗。しかし映像の中に証拠となる銃を見つけ、作戦が施行される事となる。

チーム6にビン・ラディン暗殺作戦の「ジェロニモ作戦」決行が下る。
作戦が始まるが、ヘリの中の1機が操縦不能になってしまい、不時着。
建物に侵入して行き、武装戦闘員との戦いになって行く。
女性や子供は外に逃がし、ビン・ラディンの息子の殺害を確認。
最後にビン・ラディンを見つけ、殺害し、負傷者無くチーム6は作戦を成功させるのだった。

不時着したヘリを壊し、チーム6は無事に帰還する。大統領はビン・ラディンの殺害を発表する。
しかし、テロ組織のアルカイダは、新たな指導者に代わるという映像が流れるのだった。

映画『ネイビーシールズ チーム6』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ネイビーシールズ チーム6』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

事件を元にしている故のリアリティ

ほぼドキュメンタリーに近いと思われるような内容である。
実際の建物に潜伏している様子を探るシーンや、証拠を握るまでの視点が、テロリストとの戦いの緊張感をうまく描いている。
映画らしいのは、やはりチーム6が家族に別れを告げておいた方が良いといわれて各々が連絡していく流れの部分。
ここにも家族との関係がなかなか家に帰れない仕事をする人々のリアリティが出ていて、余計この映画がドキュメンタリーの様に感じる事が出来る。
テロとの戦いの中で、犠牲になるかの様に覚悟を決めていく人がいるのだと言う事実を、この映画から改めて感じる事が出来るし、感謝の気持ちも湧く。
事件を元にしているだけに、淡々と任務を遂行していく様子が描かれているので、場面によってはじれったく感じる部分もあるかもしれないが、事実ゆえに不自然さが無い。

事件や作戦の全貌が知る事が出来る

欲を言うと、時間内に収まらないのはわかるのだが、アメリカ同時多発テロを、どんな目的でなぜこの様に起こしていったかなど、アルカイダ側の意図もう少し映画の中に入っていたら、思いがさらに交錯されて味が深まったのではと思う。
どんな事件でも、年月が立つほど風化されてしまう危険がある。
悲惨な思いを忘れない為にも、映画を通して事件について見つめる事が大事と思える。
ビン・ラディン殺害にいたるまで、証拠不十分でなかなか作戦が実行されなかったと言うのは、人によっては意外と知らない。
この様な段取りがあった事を歴史の中で知る事が出来て良かったと思える作品である。

映画『ネイビーシールズ チーム6』 まとめ

まるでドキュメンタリーの様に、リアルな軍事組織や軍隊の様子が描かれていてなかなか引き込まれてしまう作品である。
国際的な事件を元にしている事と、もはやテロリストの脅威は他国の事とも言い切れる自体ではないので、緊張感を持って観進めていく事をお勧めする。
マホーン捜査官と、凶悪犯の握手シーンは思いがけずぐっと来るものがあるので必見である。
気になるのは協力したイスラエルの人々が捕まっていると言う事実。
色々な思いが湧いてしまう映画である。

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