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映画『パニック・マーケット3D』あらすじネタバレ結末と感想

映画『パニック・マーケット3D』の概要:2012年の映画で、サメで親友を亡くした主人公。1年後に地震と津波により被害を受け、スーパーマーケットから迫り来るサメや紛れ込んでいる殺人鬼から逃げる様子を描いたパニックアクション。

映画『パニック・マーケット3D』 作品情報

パニック・マーケット3D

  • 製作年:2012年
  • 上映時間:89分
  • ジャンル:アクション、ホラー
  • 監督:キンブル・レンドール
  • キャスト:ゼイヴィア・サミュエル、フィービー・トンキン、シャーニ・ヴィンソン、エイドリアン・パン etc

映画『パニック・マーケット3D』 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

[miho21]

映画『パニック・マーケット3D』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)

映画『パニック・マーケット3D』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

映画『パニック・マーケット3D』 あらすじ【起・承】

冒頭からサメが登場し、親友のローリーが殺されてしまう。
その1年後、水難救助隊員をしていたジョシュはティナと婚約していたが、彼女の兄がサメに襲われたことで責任を感じ、その仕事を辞めスーパーで働いていた。

スーパーマーケットではマスク姿の強盗が。
かつての恋人であるティナが今彼とスーパーへと来て動揺するジョシュ。
ティナを人質にとられ動けずにいると、地震と津波が発生する。
気が付くと、津波で死んでしまった人々や、水に半分以上浸かった店内の姿が。

次々人を棚の上に救出していくジョシュ。その他にも自力で棚の上に上る人々や無事だったティナの姿も。水かさが増してきている事に気が付き、ここにいると余震が起きたらさらに危ない、貯蔵室か正面入り口から逃げようと言う話になった。
しかし貯蔵室を見にいったボブが襲われた事で、3mを超えるホオジロサメが水中に居ることを知り、パニックに。

店内では天井から垂れた電線がもう少しで水に浸かりそうな状態で、貯蔵室のブレーカーを落とす為に今彼のスティーブが単独で向かう。
無事ブレーカーは落としたが、酸欠で死んでしまう。

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映画『パニック・マーケット3D』 結末・ラスト(ネタバレ)

一方地下駐車場では、カップル達が車内から外へとサメから逃げる事に奮闘していた。
通気孔から脱出を試みるが、蓋を開けると大量のクモが。
それをよけている内に水中からサメが出て来てまた1人犠牲となってしまう。

駐車場では、犬を犠牲にして助かったカップル達がもう1人と合流していた。
愛犬を囮にした事や頼りにならない事をののしる彼女、しかし彼のカイルは食べられてしまい絶望する。どうにか脱出しようと考えていた際に、死んだと思われた犬のブリーが戻り、どうにか這い出て出口を目指す。

店内では、死体にマスクを被せて素性を隠していた強盗が、サメの囮として女性を利用する。しかし不意打ちで刺され、自分が生餌となる。

駐車場に着いたジョシュは、車の中から銃を探し、水中でサメを射殺。
皆で合流し、車のバッテリーを利用して出口を爆破。
そこから無事脱出に成功する。地上は津波で荒廃していたが、無事生き残れた彼らを待ち受けるのは彼ら次第なのであった。

映画『パニック・マーケット3D』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『パニック・マーケット3D』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

サメパニック映画と言える

マーケット内で、そこから無事生還する為のサバイバル模様を描いているのだが、サメと殺人鬼から逃げるのが話のメインである。
少し音の違和感があるかと思うとサメがここぞと襲ってくる。
そのせいもあり、常に緊張感があったのでパニックアクションとして飽きずに終始観る事のできる映画である。
すごく内容的に特殊さが光る映画では無いが、テンポがとても良い映画である。
開始すぐにサメが登場し、親友のローリーが殺されてしまう。
すぐに1年後へと時は流れ、すぐに地震や津波が発生し、そこからはもう生還の為のサバイバルの為常に緊張を強いられる。
そのテンポの良さがパニック映画にありがちな中だるみを解消させ、楽しめるのだと思う。

いけ好かない度合いに比例

10人くらいの人物が、マーケットからの脱出を図る事になり、その内半分以上は無事に生還する事が出来る。
普通パニックアクションでは大体1人だけ生き残る、または数人、ひどい時は全滅などという結末が多い中、この映画での生存人数は異例である。
場所も店内と、駐車場など2箇所での奮闘を描いている事もあり、場面切り替わりが多いので飽きない。
しかし、性格的にいけ好かない人物程哀れな最期を迎えるので、ひどい話観ていてすっきりしてしまう視聴者も少なくないはずである。
文句を言い続けていて最後に奮闘しようとしたのに、サメに引きちぎられてしまったり、強盗犯も生き餌にされてしまったりなど残酷ではある。
映画の特徴上、死んでしまうシーンや、死体のシーンは、津波やサメの登場により目をそむけたくなる面も多いので覚悟しつつ観る事をお勧めする。

映画『パニック・マーケット3D』 まとめ

パニック・マーケットと言うと何がパニックなの?と言う気持ちが起こるかもしれないが、メインはサメと紛れ込んでいる殺人鬼の存在である。
殺人鬼は、マスクで顔を隠していた事や、カモフラージュをしていた事もあり、最後の最後まであまり危機感は無い。
驚異はどちらかと言うと巨大なホオジロザメである。
サメの登場する頻度が思いの外多いので、サメのパニックアクションと言っても過言ではないかもしれない。
サメ映画ファンは観ていて損はない映画かもしれない。
マーケットと言う物資に恵まれた環境で、元彼、今彼など複雑な人間関係を通してどうサバイバルをしていくかが注目の映画である。

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