映画『ネイバーズ(2014)』の概要:隣に越してきたイケメン大学生の社交クラブと、騒音騒ぎが原因で嫌がらせ対決をすることになった夫婦のおかしな日々を描いたコメディ映画。続編「ネイバーズ2」も公開されている。
映画『ネイバーズ』の作品情報
上映時間:97分
ジャンル:コメディ
監督:ニコラス・ストーラー
キャスト:セス・ローゲン、ザック・エフロン、ローズ・バーン、クリストファー・ミンツ=プラッセ etc
映画『ネイバーズ』の登場人物(キャスト)
- マック(セス・ローゲン)
- ケリーの夫で、ステラの父親。テディと同じ大学の出身。同僚であり、友人でもあるジミーの破天荒な行動に悩まされることが多い。フラタニティの会長テディとは気が合うが、すれ違いによって大喧嘩になる。
- ケリー(ローズ・バーン)
- マックの妻。オーストラリアからアメリカに留学していたところをマックに見初められ、結婚した。産後の母乳の悩みなどを抱えていて、アルコール解禁まであと少し。
- テディ(ザック・エフロン)
- 大学の男子社交クラブ、フラタニティの“デルタサイン”の会長。人当たりがよく人望はあるが、頭はよくない。子供じみた性格で切れやすい。マックとは最初こそ気が合うが、通報されたことで裏切られたと感じ、嫌がらせを始める。
- ピート(デイヴ・フランコ)
- “デルタサイン”の副会長で、テディの親友。テディとは違い、頭がいい。テディの彼女ブルックに気がある。両親は離婚している。
映画『ネイバーズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ネイバーズ』のあらすじ【起】
念願のマイホームを購入し、娘ステラも生まれたマックとケリー夫婦は幸せの絶頂にいた。
久しぶりにポーラからパーティーに誘われ、ステラも連れて行ってしまおうとするが、準備に手間取り行けず仕舞い。
やがて、隣の家にフラタニティ“デルタサイン”のメンバーが越してくる。
フラタニティといえば、毎晩のように行われるパーティー騒ぎに迷惑させられるのが定番だった。
マックとケリーは、さりげなく挨拶に行く。
静かにしてほしいという頼みを、快く聞き入れた会長のテディ。
しかし、初日から当然のようにパーティー騒ぎ。
注意しに行ったマックとケリーに素直に従ったテディは、2人をパーティーに招待する。
パーティーを楽しんだマックとケリーに対して、うるさかったら警察に通報せずに、電話で教えて欲しいと言うテディ。
しかし翌日もパーティー騒ぎが起こり、テディは電話にも出ない。
仕方なく、警察に通報。
裏切られたと感じたテディは、マックとケリーに報復を開始する。
映画『ネイバーズ』のあらすじ【承】
テディたちによる嫌がらせが始まった。
近隣住民は買収され、全財産をなげうった家は売るにも売れない。
大学に直訴するが、聞き入れられない。
水道管を破壊し、家を水浸しにして資金不足を引き起こし、無理やり引っ越しさせる計画を立てた。
だが、テディたちは知恵を絞って商売をはじめ、余ったお金で庭にプールを設置。
ますます騒ぎはひどくなった。
フラタニティが大切にするのは、仲間だと気付いたケリー。
テディの彼女ブルックと、テディの親友ピートをくっつけて、内部崩壊を促す計画を立てる。
マックとケリーは、離婚寸前の夫婦で友人のポーラとジミーを連れて、パーティーに参加。
計画通り、テディとピートの友情は壊れ、怒って暴れたテディは経済学教授に怪我をさせる。
“デルタサイン”は大学側からパーティー禁止令を出され、平和で静かな日が戻ってきた。
テディとピートの友情は復活するが、テディの成績では就職が難しい可能性が出てくる。
マックとケリーも、静かすぎる日々に退屈し始めていた。
映画『ネイバーズ』のあらすじ【転】
弱気なメンバーを買収し、カメラ内臓メガネをつけさせてイジメの証拠映像を撮ろうとするマックとケリー。
しかしテディはイジメどころか、メンバーを心配する。
買収したはずのメンバーはテディにすべてを話し、それがテディの怒りに火をつけた。
エアバックを盗み、マックの職場の椅子に悪戯を仕掛けた。
それが原因で、マックとケリーは離婚の危機に陥る。
両親が離婚しているピートは、いい気分はしない。
ピートと大喧嘩になり、テディの苛立ちは頂点に達する。
仲直りしたマックとケリーは、テディとやりあう気は無くしていた。
しかしテディに挑発され、パーティー禁止令中に、解禁になったと偽装させて自滅させることにした。
そして警察に通報した。
何も知らない一般人も誘い込み、盛大なパーティーを起こさせる。
だが、大学から届いた書類が偽物だと気付いたテディ。
慌ててパーティーを終了させるが、そこにパトカーが到着。
メンバーのガーフを警官がからかっている間に、パーティーが再開したように見せようとするマック、ケリー、ジミー。
映画『ネイバーズ』の結末・ラスト(ネタバレ)
隣の家に忍び込み、ジミーが気を引いている間に2階のテディの部屋に忍び込んだケリー。
マックはテディを力ずくで止める。
花火に火をつけ、パトカーを攻撃したケリー。
協力に来たポーラは、1階のヒューズボックスを使って明かりをつけた。
そしてパーティーは再開。
テディは仲間をかばうために、自分だけが罪をかぶって、警察に連行された。
ポーラとジミーは仲直りして、子供を作ることにした。
マックとケリーは、落ち着いた日々を過ごし始めた。
4ヶ月後。
マックは、街中で働くテディと再会。
お互いにやりすぎたことを謝罪しあい、仲直りした。
仲間たちと大きな家を借りたというテディ。
ピートは建築家になり、テディはきちんと勉強するために夜学に通うのだという。
ステラの写真でカレンダーを作り始めたマックとケリーの元に、旅行中のジミーとポーラからビデオ通話が。
ステラを連れて、旅行先でパーティーをしようと提案するジミーとポーラの誘いを断り、平凡な幸せをかみしめるマックとケリー。
映画『ネイバーズ』の感想・評価・レビュー
壮大なコメディ。隣に引っ越してきたパーティ好きな大学生と、子供が生まれたばかりの静かに暮らしたい夫婦の対立が始まる。騒音がエスカレートしていく中、絶えきれず警察に通報したことがきっかけに嫌がらせが増していく。それに対抗するための嫌がらせが徐々に大きなものへと発展していき、収集がつかなくなってしまう。壮大な仕掛けで相手をねじ伏せようとする滑稽さに、思わす笑ってしまう場面も多いだろう。ただただ笑いたい時に観るのもいいかもしれない。(女性 30代)
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